2015年5月13日水曜日

ナイロン・ウエーダーの水漏れ修理

ご諸兄各位殿

昨年から使用しているナイロン製のウエーダー。
ヤブ漕ぎ、崖の昇降、岩場での入川など、
人並みな使い方と思ってはいましたが、一年半でとうとう・・・です。

と言うことで、ご諸兄殿のブログその他を参考に、我流にアレンジ!
修理してみました。

まずはどこから水が漏れてくるのか。
半日ほど使って左足の靴下のみがじっとりと濡れる程度・・・
大穴では無さそうです。

ウエーダーの中に水道水を注ぎ、どこから漏れてくるのか確認しました。
すると・・・
長靴とズボンの接合部から約20cm位の上から水が染み出ています。


僅かにカスれた痕も・・・場所を記憶に留めウエーダーを乾して、
表面が少し乾いたらマジックで印を付けます。


このところ晴天で風があり、乾いた日々が続きました。
半日ほど逆さまにつるして乾し、長靴からの脱水を試みます。

その後の一日と半日はズボンに空気が入るよう、普通の状態でつるして、
平行な物干し竿2本にバンドを掛けてズボンの口が開く状態で干しました。

完全乾燥です。
         

使用した接着剤はナイロンと合成ゴムに有効なタイプ。
他に穴を塞ぐフタとして2mm厚の合成ゴム板を用意。

少し厚めのゴム板ですが、薄いと劣化が早いのでは?
またそこから漏れてくるのでは・・・と考えこの厚さに。

穴の周りに2cmほどノリ代を設けるため、直径4cmくらいの
円形にゴムをハサミで切ります。

四角のままだとその角から剥がれてくる可能性が。






ウエーダーの穴周りとゴムに接着剤を塗布、数分経ってから貼り合わせます。

すぐに自分の全体重をかけて圧接・・・
その後に本を何冊か重ねてオモシとして2時間。
そのその後はオモシを避けて24時間、お得意の放置プレー。

 
これで貼り付きました。
でもこれだけではウエーダーの表面からゴムが浮き出た状態・・・
何かに引っかけそうです。
それに黒いゴムが目立ちます・・・ゴムの劣化も防ぎたいです。


念には念を・・・追加で補修テープを貼ることにしました。
これだけでも水漏れ修理が可能と有りますが、
流石にテープだけでは不安です。

黒いゴムの上にこの灰色のテープを貼ります。
もちろんテープの角は除去して剥がれにくくして・・・出来上がり!!


板取川・馬瀬川で試行しましたが、今のところは問題はなく過ごしています。

あとは耐久性でしょうかね??
何か変化がありましたら、またお知らせします。



GW後半戦~馬瀬川上流は裏切らなかった

ご諸兄各位殿

「武者修行」じゃないけれど、たまには舞台を代えて臨んだ今年の釣行。
いろいろ場所を変えて経験を積むことには一理ありますが、
こう立て続けにショボい結果で終わってしまうとストレスが溜まります。

・・・今年行った川がダメだ・・・などとは言いません。モチロン。
ダメなのは小生の腕前です、トーゼン。

でも、せっかくのGW、これではいけません・・・


と言うことで、GW最終は行きつけの馬瀬川へ。
皆様より一日早く小生は明日からお仕事。
歳も歳なので翌日に疲れを残したくありません。
と言うことで、早朝出発、昼一時頃には撤退のプランとしました。


午前3時45分、軽巡は小牧を出航します。
昨日の雨は上がっていますが、今朝は冷えます。
途中、犬山で11℃、八幡では8℃、そして清見では何と5℃!
寒いです!!風も吹いていて。

5時45分の到着早々、川の水温を測ると・・・以外にも10℃。
でも、それ以上に驚いたのが・・・風光明媚であったお好みポイントが、
何と護岸工事中!
見るも無惨な状態です。。。ひえ~。


重機を入れるため川が埋め立てられ、絶好の大淵が今は昔の物語!


昨夏の大雨で大きな被害はありましたが、禁漁前の秋口には、
ここで結構な釣果を得ています・・・まさか、こんな状態とは。。。
必要な工事なのでしょうから致し方ないですが、残念。。。

他のポイントに変えようか迷いましたが、まあ、モノは試し。
GWだから工事はお休みでしょう。
それに重機の通路を利用すれば、川へのアクセスは楽です。

半分ほどの大きさになった淵から釣り始めます。
数投後、アタリが・・・でも身に覚えのある鈍い引きです・・・


やっぱり・・・ウグイさんです。    

             馬瀬川よ、おまえもか。。。

でも流石は馬瀬川です。
ウグイはウグイでも丸々と肥えた大ウグイです。。。

気を取り直して淵攻め続行!

すると間髪を入れず、また何かが掛かりました・・・強烈な引き!
これはウグイさんでは無いです・・・
川底で大きな銀影が見え隠れ、元気よくバタつきます!!

やった!大アマゴ!ありがと、馬瀬川さん・・・

と思いきや、引き抜くと・・・ニジマスでした。。。
後で計測したら25cm。。。


暫くすると工事のおじさんが・・・今日、工事するんだ。

おじさん 「おはようです。何が釣れます?」
小生   「結構なニジマスが釣れました。」
おじさん 「え?ニジマス??」
小生   「今日は工事をされるんですか?」
おじさん 「まあ、その先の下流で、少しだけ。」
小生   「じゃ、立ち退いた方が良いですね。」
おじさん 「まあいいよ。大した作業じゃないから・・・」

釣っている横で重機が往復されてはプロでも釣りになりません・・・
ましてや中年初心者。。。

それに工事で濁りが入ると・・・寒水川の二の舞です。
残念な「半淵」を後にして、徒歩で上流の瀬に向かいます。



工事区間はハッキリしていて、橋からその上流は昨秋のまま。



良い雰囲気の瀬が続きます。
陽も既に昇り、徐々に暖かくなってきました。
空が青くて綺麗です。緑とのコントラストが・・・渓流は良いです、ほんと。
相変わらず風は強め・・・長竿は扱いが難儀です。

淵での釣りの時から上流をチェックしていましたが、
ここの上流、河原は袋小路の行き止まり。先行者なしです!


でも・・・釣れません。
水温は14℃、瀬で釣れてもおかしく無いような・・・
ここに至って、ウグイさんさえ掛かりません・・・

              やはり、馬瀬川よ、おまえもか・・・

その距離およそ数百メートル。
ポイントらしきポイントを抑えましたが・・・
昼食のおにぎりを食べたら撤退予定時刻の午後一時。

「え~い、予定変更!撤退は午後1時半!!」

1時半までかけて河原の終点まで行き着きましたが・・・
全くの釣果ゼロ。。。GWはニジマス一匹で終わるのか??

「え~い、戻って再度、淵攻めじゃ!撤退は午後2時半!」

淵に戻ると既に工事の様子はありません。
・・・釣れてもウグイさんくらいでしょうが・・・



半ば投げやりで流すこと数回・・・来ました!明確なアタリが!
引きもウグイとは違います・・・アマゴでした、20cm超!

「居るんだ、アマゴが。この水温で、こんな半淵に。。。」

いつものパターン、居ると解ればやる気が出ます!
時刻は2時、あと30分あります。
どうも淵の駆け上がりに居る気配です。

続く数投目・・・また来ました!
これまでに無いズッシりとした重み・・・と、ラインブレイク!?

天井糸が切れました・・・
水中糸は根掛かりでマメに交換していたのですが、
天井糸はノーチェックでした。。。無念です。。。
でも、やっぱりポイントは駆け上がりでした。

糸を変えて再度アタック!
そのまた数投目・・・またまた来ました!アマゴ23cm!

よし!もう一匹・・・と、時間いっぱいまで粘りましたが、ここまででした。


今年初のお持ち帰り・・・山の神様に感謝です。
と同時に、今年は大雨にならないことを切に願うばかりです。。。
明日は眠いのを我慢して仕事、がんばります!


<データ>
竿      :シマノ 渓峰本流 8.5m
天井糸   :ナイロン 0.6号 
水中糸   :フロロ  0.3号 トオシ仕掛け
目印      :蛍光オレンジ2個とムラサキ1個
    *人工護岸が背景だとオレンジは日中見づらい。 
オモリ     :淵 1号、瀬 2号
針      :吉村7号 もしくは7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
釣果    :アマゴ2匹 23cmと21cm
        ニジマス1匹 25cm
        ウグイ多数 20cm超
気温    :5℃~20℃
表層水温 :朝10℃~昼14℃
 
   *今日はエサ箱を忘れてコンビニ袋を代用、手返しが悪かった。