今週末は馬瀬川の上流へ。
人家の全くない、老谷橋から多釣橋手前までのルート。
夏の渓流釣り・・・釣果からすると、今回の釣行は(も?)厳しいモノでした。
夏の時期に通い始めて3年目の馬瀬川上流。
当初はもっと上流の楢谷、赤谷近辺がお好みでした。
当時のその辺り、渓流独特の薄暗さは無く、日の注ぐ少しだけ開けた河原。
6mもしくは7m竿で。
6mもしくは7m竿で。
初心者の小生でも一日糸を垂らせば、小アマゴさんは言うに及ばず、
そこそこサイズさんが数匹も、とても良いポイントでした。
そこそこサイズさんが数匹も、とても良いポイントでした。
一昨年の水害の少し前から、ここ老谷近辺にも通い始めたものの、
事後は暫く楢谷方面は通行止め、以降の行き先はもっぱらこちら老谷一辺倒に。
頭上が開けた明るい渓流。
数は出ないものの、楢谷より少しだけサイズUPが狙える楽しさ。
8.5mの本流竿がピッタリ。
でも今日は・・・
3年間の様子の中では、
最も水が少ない状態です。
最も水が少ない状態です。
一昨年の水害はこの老谷近辺にも影響。
先の写真の老谷橋下流には大淵があったのですが、残念ながら今は消滅。
そして橋の直下、護岸工事で大岩が河岸に敷き詰められ、そのうちの幾つかは、
未だに「浮いた状態」。
今日も足を掛けた大岩が転がり・・・危機一髪でした。
ご訪問予定のご諸兄、くれぐれも「浮き岩」にはご注意を。
危険な「大岩区間」は草木の生えた「浮いていない」ところを歩き迂回、
そこさえ過ぎれば今でも3年前と変わりはありません。
今の時期での攻めどころは瀬でしょうか?
早瀬の後で流速が落ちたたるみ、大岩の前後周囲、流心から僅かに外れたスジ。
これらを中心に。
流量の少ない本日。
長竿8.5mを活かして水辺から離れて長距離攻撃。
やむを得ずでの川へのアプローチ、それも慎重に・・・抜き足、差し足、忍び足。
・・・別段、悪事を働く訳では無いのですが・・・
・・・別段、悪事を働く訳では無いのですが・・・
いつもなら対岸の積石の手前。
せり出した木陰の下に反転流、緩めな流れが形成され好ポイント。
そこからイワナさん、アマゴさん、時には大ウグイさんがこんにちは・・・なんですがね。
今日ばかりはそのポイント、
浅くて干上がり気味。
魚信も寂しく。
やはり今日は流心に近い流れから・・・アマゴさんです。
エサはミミズさん。
何匹か、ウグイさんも遊んでくれます。
随所で渡河が可能な今日の馬瀬川。
若いアユ師さん達ががんばって見える隧道下の落ち込み淵。
ここと小生の立ち位置である崩落斜面横の淵。
この間をコケるか、コケないか・・・冷や冷やしながら渡る流量がいつもの馬瀬川。
本日は余裕のヨっちゃん。
天気予報では曇時々晴れまた雨。
そんな予報なら、
ド素人の小生でも下せます・・・
いや、予報士さん、失礼を。
一雨欲しいです。
いつもの大場所は期待薄。
テキト~に探りを入れて、手応えが無ければ見切りを早く。
代わりに、瀬でのポイントを一つずつ丁寧に攻略します。
こまめこまめに。
本日の最大となるアマゴさん。
足場の悪い渓流の河原、そこを長距離・長時間でテクテクと歩きます。
メタボなおじさんには少しハードな運動、水分が汗になりお茶が減ります。
このトロ場を川に沿って右に曲がれば、錆びて古びた鉄橋があるハズ。
この辺りから、今日はお肉を焼く美味しそうな香りが河原一面に。
木立の向こう側、鉄橋の袂で若者達がタープを張ってBBQ。
Tシャツ一枚、夏姿のお嬢さんも何名か・・・
ニッコリとご挨拶の後、おじさんはその横を通り過ぎ、国道に上がります。
お天気も怪しくなり、本日はここまで。
渇水での夏の渓流釣り、難しいですね。
装備をまとめ国道を歩きながら下ると、河原では先程の若者達が水遊び。
夏の渓流・・・若い歓声が山々にこだまします。
<データ>
エサ :ミミズ、ブドウ虫
釣果 :目測23cmアマゴ1匹 同20cmイワナ1匹
小アマゴ、ウグイ数匹
全リリース
気温 :20~27℃
天候 :曇時々晴れ
表層水温 :17℃