2022年3月20日日曜日

渓流釣り年券購入の旅

 

諸事いろいろあり、今年は今まで購入できなかった釣りの年券(鑑札)です。

郡上の川の様子見たさもあり、遅まきながら足を運んでみました。

R156を長良川沿いにさかのぼり、最初の休憩は郡上美並の道の駅で。

昨日は雨が一日中でよく降りました。
道の駅横の長良川、その流れも勢いがよく、
これで眠っていた川のお魚達も目が覚めるでしょう。


ここに至るまで、今年の年券はどの河川にしようか?
毎度、釣れない釣り師&凡庸サラリーマン、彼の悩み多き季節は春なのです。

昨年は、これまた諸事を鑑み、購入したのは庄川と郡上のみ。
ご存知の通りの社会情勢、それはそれで正解でした。


・・・深戸駅前の桜並木、まだまだ蕾は固そうです。


今年は叶うことなら、浮気者は今まで以上に振り幅を大きく、
今日は渡良瀬、明日は鬼怒川と、
新規開拓に勤しみたいところなのでありますが、
二ユースを見る限り未だに混沌とした世情、果たして如何なものなのか・・・

R156はこの桜並木の蕾の下、心は固まりました。

「よし!今年は郡上、庄川、馬瀬上流で。」

・・・なんのこっちゃ??
いえ、目覚めた川のお魚の如く、遠出・銭湯・管釣りを抑えたこの冬です。

お父さんの懐具合、この春先は若干で宜しく、
冷え込んだ日本経済に先の読めない世界情勢、
そこに一筋の光、活路を開く出資と思えば!?


郡上八幡は町の南外れ、長良川鉄道のガードを潜る手前の釣具屋さん、
入手先の限られる庄川漁協の年券、いつもこちらでお世話を頂きます。
そのついでに、郡上と馬瀬上流の年券も。

「あれ?年齢って54歳ですか?56歳ですか?」

一枚目の馬瀬を書き終え、二枚目の郡上を書き始めてから、
釣具屋さんの女将から斯様な問いかけが。

一昨年から購入していなかった馬瀬上流、
そこでの記載からの転記です、
女将さん、小生の年齢を54歳と書かれてしまい・・・

イイんです、老けて見られるより、若く見られた方が!



その後、八幡は街中、城南のもう一軒の釣具屋さん、
そこで「郡上天然ミミズ」を仕入れます。

ところが、女将さん曰く・・・
「ごめんなさい、今年はまだ未入荷なんですよ。」

入荷の予定はあるものの、期日までは判らないとのこと。
さあ困りました。
拘りのミミズさんが無ければ、以降の作戦が成立しません。

「まてよ・・・」

先ほどの年券を購入した釣具屋さん、
パウチ作業の時間に店内を拝見していたら、

斯様なミミズさんを扱っていました。
一旦で逆戻り、町はずれの釣具屋さんへ再び。

今年は「郡上気良の天然ミミズ」、
出自・出身のしっかりした、こちらのミミズさんで行ってみましょう。


その後は川の様子見へ、吉田川に沿って、せせらぎ街道を北上します。


明宝高橋も雨上がり、とても良い流れです。
お昼過ぎのこの時間、橋の袂ではご同輩が帰り支度を。

・・・持ってきても良かったかな?釣り道具。
まあ、焦っても詮無き事。
川のお魚は起きたばかり、逃げることはありませぬ。


明宝畑佐から小川峠に向けて、せせらぎ街道と別れ和良方面へ。
開通したばかりの「めいほうトンネル」は左折です。

ここは直進して、長い長い「相谷トンネル」を潜ります。


この辺りは深い山の中、道端にはまだ雪が残っています。
この具合だと次週、馬瀬上流は時期尚早かな?

暫く進むと和良川の上流、鹿倉川の流れが道沿いに。


橋の欄干にはアマゴの絵が。

流れ具合を見ていると、確かに「アマゴの渓」でしょうかね?
のんびりとした里川の趣です。

この明宝~和良のルートは初めてですが、流れはとてもイイ感じ。

帰路は和良川本筋を金山に抜けR41から。
久しぶりの郡上の風景でした。

・・・渡良瀬・鬼怒川も良いけれど、まだまだ足元には知らない渓が。


そんな素敵な渓を、今年は幾つ、廻ることが出来るのでしょうか?