<毎度、「読み」が外れて>
お休みを頂いた金曜日の早朝、
目が覚めたころは本降りだった雨、
尾張北部の自宅出立時には小止みでした。


郡上への道中も降ったり・止んだり。
道の駅 美並 での休憩の際、横を流れる長良川の形相は・・・
流れ下るは白く濁った流れ、
轟音と共に迫力がありますね!?(笑)
予報よりも回復が遅れ気味 & 意外と良く降った雨。。。
この心配は見事に的中しました。
当初の目的地、
お天気が「斜め」の場合の「安パイ」、
郡上 気良川の特設渓流釣場、そこの流れも怒涛の如く・・・
加えて、土手下の足場・遊歩道も水に漬かり、
こりゃ「安パイ」どころか、
下手すりゃ流され「高め跳満」を刺されます。
せめてもの救いは・・・雲間から差込む陽の暖かさ。
でも、
これも捉えようで、
急速な天候の回復、それは望まない風を呼ぶのです。
<寒水川、ここでもツキが無く・・・>
手に負えそうにない気良川を後にして、
次に向かうは、一旦、せせらぎ街道を後戻り、
川の規模は小さく・大人しくなります、お隣は寒水川へと。
途中、お宮の前にはご同輩の駐車にお姿が。
・・・少しは期待が持てそうか?
いつものポイントはアマゴ養魚場近く。
ところうが・・・
今朝はどこまでも運悪く、
古い家屋は倉庫でしょうか?
川縁に立つその建物の解体工事を実施中です。
雨上がりでの焚火から、
各地で問題の山火事は大丈夫も、
登り立つ煙が吹き始めた風に押し下げられ、
今日の勢いある川の濁流に連れられ、
これが結構、目に染みるのであります・・・
しかしながら、
川に近づくも一苦労、
下り行くは白い雪代の流れの際、
一体全体、どこを刺したら良いのやら?
大岩の裏は流れの渦、
対岸の岸辺は流れの淀み、
限られた立ち位置から竿が届く範囲にて、
強面(こわもて)が一層に強面で川を凝視観察、
ここぞのポイントに絞って、正確無比、仕掛けを打ち込むのですが・・・
結果は残念、全く伴わず。
<漁協の巡回さん、登場!>
増水で河原が沈み立ち位置は僅か、
まずは安全が優先、釣りをする時間より、
川の観察から移動する時間の方が長い本日です。
そんな車道での移動の最中、
後ろからゆっくりと軽ワゴン車が近づきます。
・・・ステッカーから漁協の巡回車です。
「おつかれさまです、券だけ見せて下さいね。」
窓越しの運転席は巡回さんより、お声掛けを頂きます。
・・・毎回なのですが。
気良川と寒水川の漁協の巡回さん、
いつもは午後遅くに巡回され鑑札を確認、
その日、全く釣果の無い小生、彼の一言で「引導を渡される」のです。
「あれ?釣れなかったですか?
おっかしいな~、そこの下流の方、3匹は釣られていましたよ?」
と、いった具合に。(涙・笑)
見た目は強面(こわもて)も、内心はナイ~ブな小生。
この一言が、とても、刺さるのでした。(笑)
でも、本日の時刻まだ朝方です、
それに、いつもの巡回さんと違い、お若い方です。
「下流は鳥居の前でもお一人見えましたが、
今朝は水がとても高いから、気を付けて下さいね。」
・・・同じ一言でも、やさしい一言。(涙・涙)
<でも、やっぱり、難しい本日>
巡回さんに元気づけられ、
養魚場の方に一言のご挨拶の後、
その奥にあるポイントへ入渓します。
こちら側に存在する僅かな浅瀬。
そこを立ち位置に、
対岸は流れ込みの落ち着いた近辺を、
岸からせり出す枝木を避けながら狙います・・・
浅瀬に降り立てば斯様な現場の見取り。
・・・既に空は概ね雲は無く、案の定、風が出てきました。
風の止み間は振り込みのタイミング。
感覚だけは戻ってきています、
せり出す枝木の餌食には成らず、
上手くポイントへ着水するのですが・・・
残念、
こんな絶対的なポイントも、
幾度か流しても、手応えはナシ。。。
<車で移動、再チャレンジ>
さて、どうしたものか・・・
ここから下流はお宮の前、ご同輩が居られます。
とは言え、当方も場所替えをしたく、
彼が釣り上がって来られることを考慮して、
お邪魔にならない程度、車で下流へ移動することに。
先ほどまでは明るい空模様でしたが再び雲が支配的に。
予報では午前中、雨が残るとも言っていました。
暖かい朝ですがカッパを着こんでの釣行は、
いつ雨が降り出しても大丈夫なものの、
釣りの条件としては、これ以上の雨は避けたいです。
お天気が持つことを祈りながら、
暫く道を下流に向けて運転すると、
段々瀬からなるポイントが見えて来ました。
増水で竿の出しにくい・川に近づきにくい本日、
それでも、このポイントはイケそうです。
ここでも焚火を為される土地の方、
彼にご挨拶の後に河原へ続く庭先・畑へ入らせて頂きます。
都合がいいことに、川に掛かる赤い橋もあり。
両岸からアプローチが叶い、これは手数が増えます!
「ここで出なきゃ、もう、今日は”詰み”かな?」
珍しくも弱音が漏れる粗忽者、
対岸は大岩の下流側は流れ静かな領域、
そこに完全に戻った「振り込みの感」で仕掛けを刺します。
「線の釣り」ではなく「点の釣り」、
流れが弱い区間は目印の移動も僅かです。
でも、何となく・・・違和感を感じて。
アワセたところ、それは軽い根がかり??
上げた仕掛けが勢いよく根から外れ、
あとはもう、困ったことに、
ご諸兄各位の想像の通りの展開です。。。
「今週は、これくらいで、止めておいてやるぜ・・・」
吉本新喜劇じゃないけれどね。(笑)
<データ>
3月28日 寒水川
エサ :ミミズ
竿 :6m 天平
仕掛 :針 吉村7号
水中糸 0.4号 4.0m
ハリス 0.3号 0.4m
錘 2~1号
釣果 :ボ~ズ
気温 :12~14℃
天候 :小雨→晴れ→曇り 風あり
表層水温 :6℃
※まだ、厳しいな
月齢 :28.1
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