2025年3月29日土曜日

ちょっと降り過ぎでした・・・郡上 寒水川渓流釣行

 




<毎度、「読み」が外れて>

お休みを頂いた金曜日の早朝、
目が覚めたころは本降りだった雨、
尾張北部の自宅出立時には小止みでした。

 

郡上への道中も降ったり・止んだり。

道の駅 美並 での休憩の際、横を流れる長良川の形相は・・・

流れ下るは白く濁った流れ、
轟音と共に迫力がありますね!?(笑)


予報よりも回復が遅れ気味 & 意外と良く降った雨。。。

この心配は見事に的中しました。

当初の目的地、
お天気が「斜め」の場合の「安パイ」、
郡上 気良川の特設渓流釣場、そこの流れも怒涛の如く・・・


加えて、土手下の足場・遊歩道も水に漬かり、
こりゃ「安パイ」どころか、
下手すりゃ流され「高め跳満」を刺されます。

せめてもの救いは・・・雲間から差込む陽の暖かさ。

でも、
これも捉えようで、
急速な天候の回復、それは望まない風を呼ぶのです。


<寒水川、ここでもツキが無く・・・>

手に負えそうにない気良川を後にして、
次に向かうは、一旦、せせらぎ街道を後戻り、
川の規模は小さく・大人しくなります、お隣は寒水川へと。

途中、お宮の前にはご同輩の駐車にお姿が。
・・・少しは期待が持てそうか?

いつものポイントはアマゴ養魚場近く。

ところうが・・・

今朝はどこまでも運悪く、
古い家屋は倉庫でしょうか?
川縁に立つその建物の解体工事を実施中です。

雨上がりでの焚火から、
各地で問題の山火事は大丈夫も、
登り立つ煙が吹き始めた風に押し下げられ、
今日の勢いある川の濁流に連れられ、
これが結構、目に染みるのであります・・・



しかしながら、
川に近づくも一苦労、
下り行くは白い雪代の流れの際、
一体全体、どこを刺したら良いのやら?


大岩の裏は流れの渦、
対岸の岸辺は流れの淀み、
限られた立ち位置から竿が届く範囲にて、
強面(こわもて)が一層に強面で川を凝視観察、
ここぞのポイントに絞って、正確無比、仕掛けを打ち込むのですが・・・

結果は残念、全く伴わず。


<漁協の巡回さん、登場!>

増水で河原が沈み立ち位置は僅か、
まずは安全が優先、釣りをする時間より、
川の観察から移動する時間の方が長い本日です。

そんな車道での移動の最中、
後ろからゆっくりと軽ワゴン車が近づきます。

・・・ステッカーから漁協の巡回車です。

「おつかれさまです、券だけ見せて下さいね。」
窓越しの運転席は巡回さんより、お声掛けを頂きます。


・・・毎回なのですが。

気良川と寒水川の漁協の巡回さん、
いつもは午後遅くに巡回され鑑札を確認、
その日、全く釣果の無い小生、彼の一言で「引導を渡される」のです。

「あれ?釣れなかったですか?
 おっかしいな~、そこの下流の方、3匹は釣られていましたよ?」

と、いった具合に。(涙・笑)

見た目は強面(こわもて)も、内心はナイ~ブな小生。
この一言が、とても、刺さるのでした。(笑)

でも、本日の時刻まだ朝方です、
それに、いつもの巡回さんと違い、お若い方です。

「下流は鳥居の前でもお一人見えましたが、
 今朝は水がとても高いから、気を付けて下さいね。」

・・・同じ一言でも、やさしい一言。(涙・涙)


<でも、やっぱり、難しい本日>

巡回さんに元気づけられ、
養魚場の方に一言のご挨拶の後、
その奥にあるポイントへ入渓します。



こちら側に存在する僅かな浅瀬。



そこを立ち位置に、
対岸は流れ込みの落ち着いた近辺を、
岸からせり出す枝木を避けながら狙います・・・


浅瀬に降り立てば斯様な現場の見取り。

・・・既に空は概ね雲は無く、案の定、風が出てきました。


風の止み間は振り込みのタイミング。

感覚だけは戻ってきています、
せり出す枝木の餌食には成らず、
上手くポイントへ着水するのですが・・・

残念、
こんな絶対的なポイントも、
幾度か流しても、手応えはナシ。。。



<車で移動、再チャレンジ>

さて、どうしたものか・・・
ここから下流はお宮の前、ご同輩が居られます。

とは言え、当方も場所替えをしたく、
彼が釣り上がって来られることを考慮して、
お邪魔にならない程度、車で下流へ移動することに。


先ほどまでは明るい空模様でしたが再び雲が支配的に。
予報では午前中、雨が残るとも言っていました。

暖かい朝ですがカッパを着こんでの釣行は、
いつ雨が降り出しても大丈夫なものの、
釣りの条件としては、これ以上の雨は避けたいです。

お天気が持つことを祈りながら、
暫く道を下流に向けて運転すると、
段々瀬からなるポイントが見えて来ました。


増水で竿の出しにくい・川に近づきにくい本日、
それでも、このポイントはイケそうです。

ここでも焚火を為される土地の方、
彼にご挨拶の後に河原へ続く庭先・畑へ入らせて頂きます。

都合がいいことに、川に掛かる赤い橋もあり。

両岸からアプローチが叶い、これは手数が増えます!

「ここで出なきゃ、もう、今日は”詰み”かな?」


珍しくも弱音が漏れる粗忽者、
対岸は大岩の下流側は流れ静かな領域、
そこに完全に戻った「振り込みの感」で仕掛けを刺します。

「線の釣り」ではなく「点の釣り」、
流れが弱い区間は目印の移動も僅かです。

でも、何となく・・・違和感を感じて。

アワセたところ、それは軽い根がかり??

上げた仕掛けが勢いよく根から外れ、
あとはもう、困ったことに、
ご諸兄各位の想像の通りの展開です。。。



「今週は、これくらいで、止めておいてやるぜ・・・」

吉本新喜劇じゃないけれどね。(笑)


<データ>

3月28日 寒水川
エサ    :ミミズ
竿     :6m 天平                 
仕掛    :針 吉村7号
       水中糸 0.4号 4.0m
       ハリス 0.3号 0.4m
       錘 2~1号
釣果    :ボ~ズ         
気温    :12~14℃  
天候    :小雨→晴れ→曇り 風あり
表層水温  :6℃
       ※まだ、厳しいな
月齢    :28.1



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 ~2025年3月30日~

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