初めての川は期待と不安が交錯します。
どんな風景が待っているのか?
釣れるのか・釣れないのか?
釣らなければ・・・なんて、スケベ心なんか持たずに、
今日一日、素敵な山河風景を観て、風に吹かれてのんびりできれば吉!
これくらいに考えれば「不安」なんか、どこ吹く風、なんですがね・・・
スケベで貧乏性な小生、なかなか、そこまでの達観が出来かねます。
まだまだ、人生修行が足りませぬ。
思ったほど増水・濁流でも無く、良い感じの案配です。
本日もこのお方、お外道様はウグイさんの天下でした。
折角にも日本海側までやってきたのですが・・・
しかし、お外道様に罪は無いですね。
むしろ、あるのは当方。
気持ちよく、涼やかな流れの中、流下してくるご馳走を待っていたのに。ごめんなさいね、ほんと。
でも・・・この小鳥川、渓流なんですよね?山の中の??
成金趣味なお屋敷はそのお池、では無く。
生物学的にはお外道様はウグイさんの親戚なんでしょうが、
なぜ、ここに斯様に巨大な、色鮮やかな錦コイが、しかも悠々と・・・??
頼むから、小生の流したエサに掛からないでね!
長竿片手に麦わら帽子。
腰まで水に浸かり、岩肌護岸の急流を慎重にさかのぼり。
コイ科のお魚では無く、マス科のお魚を求め幾千里。
そして、ようやくのお目もじ・・・
そうです!小生は君を待っていたのです!
お魚との出会いの場、そこを見上げれば、遙か頭上を高速道路が・・・
これには、お魚もビックリ、でしょうね。
たまに聞こえる車の走行音。
それに負けない、
川のせせらぎ&ツクツクホウシの蝉時雨。
河原のススキが涼しい風に吹かれていました・・・
川のせせらぎ&ツクツクホウシの蝉時雨。
河原のススキが涼しい風に吹かれていました・・・
本日は当初、長良川は前谷川の出合ポイントの予定でしたが、
折からの豪雨で奥美濃の川はカフェオレ状態。
思い切って分水嶺を越えたら、そこは秋の入り口。
今週末も、のんびり、出来ました!
・・・今宵は尾張北部も涼しい夜です。
<データ>
8月26日
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :7m シマノ 渓峰尖
仕掛 :針 吉村7号
水中糸 0.3号 4.5m
天井糸 0.6号 1.5m
錘 1~B1号
釣果 :ヤマメ 7寸弱 1匹
6寸以下 小ヤマメ 4匹
ウグイ 8匹
全リリース
気温 :18~28℃
天候 :薄曇りから晴
表層水温 :18℃