今週中ごろからめっきりと寒くなりました。
ご機嫌は如何でしょうか?
週末の冒険者。
師走の渓流巡りの第二弾は馬瀬川 岩屋ダム上流の弓掛川です。
7月に初めて訪れた、ここ弓掛川は簗谷山登山口近辺でした。
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2015/07/blog-post_5.html
梅雨終盤のあの時は天気予報に振り回され、不覚にも朝も遅がけの出立。
しかも、残念ながら夕方からの団地組長の寄合までに帰参する必要もあり、
あまり十分な時間をこの場所で費やせませんでした。
もちろん、周囲の探索も・・・
今年の汚れ、今年のうちに。
じゃないけれど、
今年のやり残し、今年のうちに、です。
実は、本日も午前中、今年の組長は団地公民館の年末大掃除があり、
出発はお昼過ぎから・・・
ご近所、町内会長の手前!サボるわけには・・・
この苦しかった?組長業務もあと3か月、我慢、辛抱、忍耐です!!
R41経由、飛騨金山の岩屋ダムから馬瀬川をさかのぼります。
途中、馬瀬大橋を明宝方面に左折で渡ります。
もし橋を渡らずまっすぐ進めば、そちらはいつもの馬瀬川上流。
冬の晴天、風が強いですが、青空がまぶしいです!爽快そのもの!
弓掛川。
地図を見ると、登山口より上流も暫くは県道沿いに渓谷が続き、
行政区としては、下呂市から郡上市に移り、明宝小川の集落まで至ります。
憩いの家もみじ前。
河原へ降りられる階段があり、アプローチしやすいです。
渓相はトロ場、川遊び、遊泳にはもってこい!
少し上流に早瀬と落ち込みが見られます。
小さなダムの手前、あと数百mで登山口の地点。
ここも河原へは降りやすく、水際の砂場にはシカの足跡が無数に。
やっぱりここ、竿は6~7mくらいかな?
やっぱりここ、竿は6~7mくらいかな?
時刻は午後3時少し前ですが、早くも周囲は山陰にとっぷりと隠れ・・・
青い空が川面に写り、青主体の景色・・・そこからも寒々さが伝わってきます。
でも、川の水は透き通り、変化のあるいい流れです。
登山口を超えると県道は高い場所を走り、河原へは降りにくくなります。
車を止めて窓を開ければ、谷底からはせせらぎの音だけが聞こえてきます。
渓谷も終盤、あと少しで小川の集落です。
金山の町からダムを超えて遠く離れ、管区としては郡上市明宝の小川。
行政区の郡上の町に至るには、急峻な小川峠を越えなければ・・・
谷底の静かな集落に冬の夕暮れが迫ります。
その小川峠、細くくねった急な登坂、ワインディングロードが続きます。
登り切った峠手前の展望台、遥か東の彼方に雪に覆われた真っ白な御嶽山が。
今居るここは、木曽川水系の西のはずれ。
では、その東のはずれは・・・あの白い御嶽山の遥かに向こう側・・・
さすがは大河、木曽川ですね。
もうすぐ峠の頂上、夕日が覗き込んでいます。
小川峠を越えると眼下には吉田川が・・・そう、ここはもう長良川水系。
峠の東側より、ここ西側のほうが急坂・・・でも西日が入り明るい感じが。
峠道を降りきると・・・そこはいつもの気心が知れた吉田川。
明宝は畑佐、高橋近辺に降り立ちます。
もう少しで冬至、これからますます寒くなります。
でもこれ、考えようによっては、今が底。
これから、少しづつ、少しづつ陽は長くなり、来シーズンに向かっていくのです。