今シーズンは3回訪れた揖斐川支流は根尾川。
経路はいつも木曽川を越え各務原から関へ、武儀川沿いはR418から。
早朝出立、自宅から概ね一時間ちょい。
その途中は、岐阜県山県市は谷合の集落に至ります。
どことなく風情を感じるバスが停まる、美山支所前の停留所。
お年頃の小生、ここで若干の堪え気味であったトイレを済ました後、
交差点を越えた雑貨屋兼釣具店で釣券を購入なのです。
その美山支所の横、橋の下には雰囲気の良さげな渓が流れて。
武儀川から分岐した神崎川です。
以前から名前は聞いていたのですが、未だ竿を出したことが無く。
今季最終での釣行も考えたのですが、神崎川は9月中旬で禁漁と残念。
このところ、週末は諸事・風邪引きさんで外出が叶わず、心がうずうず。
「久しぶりに川でも見て癒されるか・・・」
来春は解禁での釣行に期待と散策かねがね、神崎川を下見です。
いつものオリンパスと、押し入れから久々、一眼のEOSを取り出して。
美山支所横、落合橋は上流の河原にて。
上はオリンパス TG-860、プログラム撮影はポップアート・モード。
個人的には好きな色合い、明るめな演出です。
下はCANON EOS Kiss D N、f8は1/160秒 三脚使用。
色調整なし、見た目は素直で冬景色、寒々・・・
神崎川はこの辺り、瀬あり淵あり、渇水気味ですが良い感じです。
どうでしょう、竿は6mあれば。
冬の渓流、澄んだ水が流れていきます。
ハスラー号でここから少し上流へ、瀬見橋から瀬見峡遊歩道を歩き。
川沿いに遊歩道が整備され、随所で入渓が可能なこの辺りの神崎川。
漁協さんの看板、案内も至れり尽くせり。
ただここ、「下りられます」と言われても、ロープで岩場を降下・・・
ただここ、「下りられます」と言われても、ロープで岩場を降下・・・
こりゃ、師匠がシャッター・チャンスを作ってくれそうなポイントです!
小生の一眼レンズは安価で明るくないレンズ。
奥行きのある絵を収めようと、露出を絞ればシャッター速度が遅くなります。
ましてや日影の多い谷底での冬景色。
f11 1/5秒
流石に1/100秒より遅くなると、息を殺してシャッターを押しても、
ブレブレのピンぼけ・・・
横着をして三脚を使わなかった、EOSの写真は半分近くがボツでした。
f8 1/6秒
f11 1/8秒
瀬見峡遊歩道を歩いた後は、また車で上流へ移動です。
片狩橋から片原の集落を望みます。
この辺りは流れの緩やかなトロ場が続きます。
集落近くは川との段差も少なく・・・昔から人が川と共存してきた証?
もう少し上流は神崎集落の入口、神崎川が直角に曲がるポイント。
今でも紅葉が綺麗でした。
f3.5 1/30秒
神崎の集落に入ってから円原に向け右折します。
オリンパス モノクロ・モード
円原川は小渓流、川面を枝木が覆い被さり、エサ釣りは難儀?
まま開けて顔を出す区間も、4.5m竿で十分なご様子です。
f11 1/5秒
河原はあるのですが、そこを流れ下るお水はなく。
その乾いた河原を背景に、斯様な漁協さんの看板が・・・
シャレでしょうか?
・・・網も何も、あったもんじゃ、ございませぬ。
そうこうしている内に、今年も早、年末です。
長いようで短い禁漁期間。
あと2か月半もすれば、気の早い川では禁が解けます。
今ここ暫く、静かな季節が、時間が、川を流れていきます。