・・・昨日は冬至。
ゆっくりと、銭湯でゆず湯に浸かり。
今年もいよいよ暮れていきます。
爽やかな朝の渓流、小気味よいアマゴの引き具合、
その最後の感触は秋口、既に幾久しく感じる昨今です。
年の瀬のこの時期、
今シーズンを振り返りながら、来シーズンに想いを馳せる、
そんなタイミングでもあります。
私事ながら、今シーズンはオオモノ、
いわゆる尺越えサイズとは、残念、ご縁がありませんでした。
それはそれとして、今シーズンは飛騨 庄川へ幾度か通い、
木曽の渓にも初めて足を運び・・・そして車中泊も。
代わりに、行きつけの馬瀬・吉田川への回数が減ったような。
渓流釣りの楽しみとして、釣り全般のそれとして、
小生は一つに「意外性」が含まれていると思います。
いつもの渓でもポイントを変えてみると、
「へ~、いつもと若干、違うね、おもしろい!」
「え? こんなところで、こんなお魚・大物が?」
これが顕著に表れるのが新規開拓で、
初めての川を訪れたい理由でもあります。
・・・もちろん、残念な結果、の場合もありますが。
お魚のライズや清流・浅瀬で目視の釣りも面白く。
でも、基本は深く見えない川底へ、
糸と目印、その挙動を五感を頼りにしての探索。
意外や意外、鬼が出るか蛇が出るか?
正に神のみぞ知る!?
来年はどこへ開拓に出かけようか・・・
そんなことを考えながら、装備の手入れをボチボチと、
先々週から装備の買い足しに。
そして散歩や工作の合間、延べ竿の修理も。
以前に渓峰尖7m、そのズーム機構の修理を行いましたが、
今回は5本ある竿の中では付き合いが最も長い渓秀6mを。
修理前の渓峰尖と同じく、2カ所あるズーム機構がスカスカ。
つなぎ目の黒い部分が見えるほど酷くはないのですが、
ともすると、勝手にズームが伸び出してくる状態でした。
・・・節の若干で太い部分がすり減ったのでしょう。
今回はここのみ、プラモの塗料で厚みを回復させます。
丁寧にマスキングを行い、そしてタミヤのスプレー缶で塗装を。
一週間の乾燥放置の後は、コンパウンドで塗面を慣らして完成です。
渓流写真と尺モノのアマゴさんは一昨年の馬瀬川から。
このポイントは初めてでしたが、その時は正に桃源郷!
今回修理した渓秀が活躍、まさかこんな細い流れで・・・
その後、何回か同じポイントに探りを入れたのですが、
ついぞ桃源郷の再来とは至らず・・・
それは、まるで「おとぎ話」です。
でも、こんなアタリ・ハズレも釣りの楽しみ!
さあ、冬至も過ぎてお日様はこれから長くなるばかり!
来シーズンはどんな発見・お楽しみが待っているのやら!?
*竿の修理詳細は以前の小生ブログ
「新工法? 渓流竿 伸縮機構の修理」
を参照下さい。