2023年7月2日日曜日

奥が深い釣り餌はミミズの飼育

 

雨の予報であった昨日の土曜日。
その日中、愛知県北部は曇り空、ムシムシと暑くも雨は時々だけでした。


毎年で飼育している釣り餌の太ミミズ、
昨シーズンは初めて越冬にトライを行い、
春先から大きなサイズでの釣行が叶いました。

・・・調子に乗った小生です、その太ミミズをメルカリで販売。
余りにもの売れ行きの良さに自分で使う分まで売ってしまい、
GW明けまで育成途中は小さめのミミズによる釣行でした。


一見、上手く行っている様にも思える飼育なのですが、
実はまだ新たな発見、どうしてこうなるの?ばかり、
試行錯誤の連続は釣り餌ミミズの飼育なのです。

今回はその後の状況、
爽やかな渓流風景とは裏腹!?
まま現れるグロな記録写真にて、その経過報告となります。


大きめのサイズを売りつくしてしまったGW前、
新たな「尾張米糠酸素太ミミズ」育成のため、飼育土の入れ替えを行いました。

・・・メルカリでの次なる野望?
商品開発は肥料として「ミミズの腐葉土事業」を思い、
適度なサイズのミミズさんを除いた後に、
古い飼育土は2つある飼育箱、その片方に集め保管することに。


我が家の母屋、その北東角は日中を通して日陰で風通しも良く、
そこに置かれた、キャンプの銀マットに覆われた、飼育箱なのです。

まずは、土の入れ替えを行った方の飼育箱、その今現在の様子は斯様な感じ。

昨年から多くの変化点を経てきましたが、これまでの飼育状況通り、
三日に一度の霧吹きでの加水から良い案配に湿気が保たれ、
金魚のブクブクでの酸素補給・空気循環からでしょう、
飼育箱内の温度も25℃前後です。

お料理はパン生地に空気を混ぜ込む感じで、
エサの米糠を加え、飼育土をやさしく混ぜ合わせます。

このエサやりと飼育土の混ぜ合わせ回数だけは昨年と違い、
今年からは2~3週間に一回と回数を減らしています。

決して小生のズボラな性格、その転写という訳では無く、
子供の成長と一緒、
経験上、あまり、あれこれ、干渉し過ぎない方が良いようで。

・・・横に置いたのは蚊取り線香。
この作業、ナゼなのか、毎度で蚊が寄って来るのです。
もちろん、飼育土の中にも小さな羽虫が居て、その除去も兼ねて。

さて、本題でもある、ミミズさんのご機嫌は?

すこぶる、良さそうです。
数匹をサンプルで取り出し、サイズ確認します。

「尾張米糠酸素太ミミズ」の名、それに恥じないサイズが何匹か。
まだその途中ですが、概ね飼育は順調そうです。



・・・実は、よく分からない、なんでこうなるの?は、
古い飼育土を寄せ集めた、もう一方の飼育箱の状況なンです。


いいサイズのミミズは先ほどの飼育箱に集めたのですが、
小さな・細かなミミズの全てを取り出すことは叶わず、
古い飼育土はそのまま、
以降では霧吹きでの加水・エサやりもなく、
金魚のブクブクのみ稼働して「放置プレイ」に持ち込みました。

・・・文献によれば、
ミミズの死骸はその後で微生物に分解され、
それはそれで植物の成育に宜しい栄養分になる、とのことで。

その、今の、状況、なのですが・・・

決して、これ、美味しく甘いチョコレート、ではありませぬ!
ナゼなのか、その後に飼育土はドロドロに液状化しちゃって。

元はと言えば、この飼育土はカブトムシの飼育マットです。
広葉樹の木くず・おがくずが主原料であった飼育土、
今ではその面影が全く感じられない状態です。

これでは温度は適温に保たれるも、
仮説の上でありますが、絶対に酸素など土の中には行きわたらず、
残存した細ミミズさんにはお気の毒、
きっとイイ栄養分になってしまったのでは、と思っていたのですが。

ブクブクの軽石を、そっと除いてみると・・・



驚いたことに、
未だにご存命どころか、結構なサイズに成長、
しかも、その数がおびただしい事、この上ないくらい!

このチョコレート状の土を少しだけ汲み取り、
お料理でのお味噌汁、
その味噌ときの要領で器に張った水の中、
土を解いてミミズだけを取り出して、もう一方の飼育箱に「補充」します。

・・・お料理の腕前が上がりますね。


まだまだ、分からないことだらけのミミズ飼育ですが、
いずれにしても「好釣果&お小遣い」に向けて、
良い方向には転がっているようです。




<渓流風景は春先の庄川から>