2025年4月20日日曜日

初夏の陽気の中、散り行く桜・・・馬瀬川上流 渓流釣行

 

先週の長良川高鷲での釣行は、
河原の日陰に未だ雪が残っていました。

白鳥や大和では桜が満開。

ようやく、心地良い季節の到来・・・
と思っていたら、
今週土曜日は尾張北部の最高気温、それがなんと30℃!?


移ろいゆく季節、
その余韻を感じたい小生なのですが、
もうこうなると、ロマンもヘチマも無いですね。。。



<飛騨萩原から入った馬瀬川上流>

早朝のR41沿いは下呂や萩原の桜、それは概ねが既に葉桜。
長い新日和田のトンネルを抜ければ、そこは南飛騨 馬瀬名丸。

桜の様子はトンネル前の萩原より、まだ幾分か「盛り」でした。

いつものポイントはあえて避け、
今少し下流は道を塞ぐ野獣柵、
それを開けてでの馬瀬川への入渓です。


R257から見えた馬瀬川には、
距離を置かず2つの連続した大きな落込みが伺え、
そのポイント脇の堤防の上には、今が見納めの見事な桜が。

いつになく、暖かい朝です。
今日はまず、この桜の木の下で、がんばることに。

竿を出し始めて直ぐ、
対岸下流にご同輩のお姿を確認します。


今年は季節の歩みが遅く、
好釣果の聞こえが遠い昨今なのですが、
今朝のような暖かい朝なんかは、
もう、都合が付けばジっとはしてられないですよね。

今シーズンは今現在、小生、何と、4連敗の身の上です。。。
ここらで、なんとか、しなければ(汗)。


さあ、川虫ちゃん、がんばって、ちょ~だい!


<条件は宜しくも・・・>

暖かい朝で水温は12℃。
良い条件ですが、お魚は未だきっと、冬から目覚めたばかり。

ここは落ち込みから距離を取り、
自分が思う今の季節のお魚が潜むであろうポイント、
流れが落ち着き白波がうねりに変化、
そのまた数m下流の淀みは、深い川底の近辺を重点的に。


幾度か振り込み・引き上げ、
僅かにスジを変えながら繰り返しますが、
残念、手応えはなく・・・


気が付くと下流に見えたご同輩、彼のお姿もいつしか無く。

今週もまた、こりゃ、キビしいのかな~??
背後を見上げると綺麗な桜、なのですが・・・


<河岸を変えます!>

さて、どうするか?
このまま、ここに居ても、得られる情報は少ないです。

こんなときはジタバタするに限る!?

竿を畳み仕掛けを仕舞い、
咲き誇る桜の下はハスラーに乗り込み、
まずは馬瀬川、その上流に向けて走り出します。

本日、ポイントらしき場所、そこにはご同輩のお姿が。

漁協前により一層、たくさんの釣り人が。
放流があるのでしょう、きっと。

更に上流へ進むと・・・

橋の下に良い頃合いの淵が。
その橋の脇は土手に、これまた桜が盛り!

・・・こうなりゃ、ダメならダメでも、
せめて、綺麗な桜を堪能出来れば。。。


橋の下は日陰で深場、
対岸の岩壁の直下、流れがユルく、宜しいのでは?

ポイントを絞っての集中砲火!

流し終えた仕掛けの引き上げ、
下流側へ首を振ったら・・・そこにもまた、ご同輩のお姿が。


思うに、橋桁の下流側、それは反転流狙いでしょうか?
う~ん、最盛期なら・・・

しかし、ポイントを絞っての攻め、
咲き誇る桜とはうらはら、これも手応えはなし。(涙)

再再度の河岸変えに、
竿を仕舞う小生の背後を、
下流側に居られたご同輩が通られます。

「どうです、釣れましたか?」は小生。

「う~ん、ぼちぼち、だねえ。」はご同輩!?

ええ?
釣れてルの??
釣れてナいのって、小生だけ???


<南に針路を・・・「置いてけ堀」からの脱出!?>

実はこのポイントに入る直前、
漁協の巡回さんと幸運にも遭遇していました。

近辺の状況を伺うと、
この辺りも本日はポチポチ釣れ始めたと。
加えて、下流に向かえば、より釣果が期待できるとも。


・・・今シーズンは何と、4連敗の身の上は小生。
そして今、自分だけ「置いてけ堀」な状況です・・・

何とかしなければ!


馬瀬川を下流に向かって車での移動です。

巡回さんのお話では下流の方が釣れている、
とのことでしたが、
う~ん、釣り人は上流より少ないような。

釣り券を扱っている旗を掲げた民家、
その先の新旧で2つある橋の袂に入渓口を見つけました。

・・・ここも釣り人は皆無、果たして。。。



赤く新しい方の橋も川面からの距離がないのですが、
茶色くさびた古い方の橋はトラス構造、
それ以上に川面から距離が無く、
結果、「振り込み」と「流し」の区間が限られます。

橋下の日陰は程よい深場、流れは緩くも押しが強そう・・・
最盛期のポイント、
そんな気もすれど、もう、竿抜けを期待して。

橋に穂先を当てて折らないよう、
粗忽者は慎重に竿を振り、仕掛けを振り込みます。

・・・流れに乗って、ゆっくり移動する目印。

古い橋の下、
既に竿を素直に上げられない場所、
半年ぶりは久々の感触、間違いなくアタリです!

アワせますが、何と、痛恨の空振り・バラシ!?

焦り怒る自分自身、
我を諫め、さあ、気を取り直して。

エサのミミズを交換、間を置いて再度・・・
先ほどとは若干手前側は違うスジ、ここでもアタリが!

きっと眠りから覚めたばかりのお魚です、
刹那の間を置いてのアワせ、
今度は掛かりました。

それでもやっぱり、喰いが浅いのでしょう、
たも網に納まった段階で針ハズレは手間いらず?


若干の細身ですが6寸モノ、
う~ん、これこれ・・・久しぶりの引き加減は手応え(喜)。

その後に、また少しズラしたスジから。

今度は5寸を少し超えるサイズ、
先ほどと同様、たも網の中でひと暴れ、それでオートで針ハズレ?

やっぱり、喰いが浅いことから、まだまだ本調子では無いような。
それでも、出たポイントは最盛期のそれ。

・・・今日のお天気では無いですが、
釣れるポイントも一足飛びに次の季節へ。
それが掴めず・判らずでの今朝からの釣果不調は小生!?

いずれ、楽しい季節、その入り口が開いたかと。



釣りを終え、これも、久しぶり、
日なたは暑く、橋下の日陰は涼しい河原、
その大岩に腰かけて、コンビニの調理パンを頂きます。


思えば、次週からもうGWです。
季節の移ろい、時の流れ、本当に早いですね。


<データ>
4月19日 馬瀬川
エサ   :ミミズ、川虫
竿    :8.5m  渓峰本流
仕掛   :針 吉村7号 
      錘  B1~B2号
                    天井糸 0.7号 3.0m 
                    水中糸 0.3号 4.5m
釣果   :アマゴ    6    
                                 5    1匹
          リリースです。
気温    :12~26℃
天候    :曇り のち 晴れ
表層水温  :12℃
月齢    :20.7



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 ~2025年4月20日~

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