2015年7月20日月曜日

石徹白川釣行

ご諸兄各位殿

石徹白川。
薄っぺらい知識でのうのうと世の中を渡ってきた小生。
「いしてつしらかわ」と読むものと思っていたら「いとしろかわ」とのこと。
地名の読み方は難しいです・・・改めて日々勉強。

ここ石徹白、場所は岐阜県なのですが、この川は九頭竜川の支流。
九頭竜川は日本海に注ぐと言うことは、何と今日の釣行、
はるばる分水嶺を越えてきたことになります。

北濃から14km、まあ20分くらいかな?とタカをくくっていたら、何のこと無し、
白鳥から都合一時間近く掛かりました・・・これまた過酷な峠道。
我軍の軽巡「ネイキッド」は過給器無し、坂を登らないんです、ハイ。
峠の手前、眼下には郡上の山々・・・何となく内ヶ谷を思い起きさせます。

それでも6時には河原に降り立てました。
朝の渓流、川面から登り立つ蒸気。昨夜は少し雨が降った様子です。
もう少し上流に「お待ちかね」の淵らしきモノが見えます!さあ、イザ!
が!・・・ここで驚愕の事実が発覚!

河原の砂をよく見ると既にたくさんの足跡が・・・
毎週毎週、早朝からの小生の渓流釣行。
我ながら、よーやる、と思いますが、上には上の方が居られます。。。
だいたい、山奥・山影の渓流、これ以上早く来ても老眼の身の上には、
悲しいかな目印が見えるわけもなく・・・無念です。

案の定、この淵では全くの無反応・・・今日もやむなく、川をさかのぼります。

最近、お魚が釣れないと、景色を楽しむ・撮るという癖が板に付いた小生。
せっかくのお休みです、何か収穫がないと。。。


カメラのモードをこねくり回して・・・渓流では被写体に事欠きません。

 

良い感じの淵にたどり着きました・・・ここで少し粘ります。

落ち込みの向こう側に反転流、上流に立ち入って8.5m竿なら届きます。
エサはブドウ虫、目印下は2mと深めに・・・ビンゴです!
先週に続き本日も22cm、珍客のイワナさんでした。

家内におねだりして買ってもらったデジカメ、
オリンパスSTYLUS TG-860 Tough。
防水機能付き、と言うより、水中撮影がこれの一つのお家芸。
マクロモードでタモ網のイワナさんを水中撮影します。

 

時刻は午後1時、明日はお仕事、そろそろ帰るとしましょう。
今日の釣果は小アマゴ3匹にイワナさん、潔く全てリリースです。
長時間、川に浸かっていても苦でもなく・・・水温が上がってきたのでしょう。
今年も徐々に渓流釣りには厳しい季節となってきました。

<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
気温    :23℃~29℃  
表層水温 :13℃~16℃