石徹白川。
薄っぺらい知識でのうのうと世の中を渡ってきた小生。
「いしてつしらかわ」と読むものと思っていたら「いとしろかわ」とのこと。
地名の読み方は難しいです・・・改めて日々勉強。
ここ石徹白、場所は岐阜県なのですが、この川は九頭竜川の支流。
九頭竜川は日本海に注ぐと言うことは、何と今日の釣行、
はるばる分水嶺を越えてきたことになります。
北濃から14km、まあ20分くらいかな?とタカをくくっていたら、何のこと無し、
白鳥から都合一時間近く掛かりました・・・これまた過酷な峠道。
我軍の軽巡「ネイキッド」は過給器無し、坂を登らないんです、ハイ。
峠の手前、眼下には郡上の山々・・・何となく内ヶ谷を思い起きさせます。
それでも6時には河原に降り立てました。
朝の渓流、川面から登り立つ蒸気。昨夜は少し雨が降った様子です。
もう少し上流に「お待ちかね」の淵らしきモノが見えます!さあ、イザ!
が!・・・ここで驚愕の事実が発覚!
河原の砂をよく見ると既にたくさんの足跡が・・・
毎週毎週、早朝からの小生の渓流釣行。
我ながら、よーやる、と思いますが、上には上の方が居られます。。。
だいたい、山奥・山影の渓流、これ以上早く来ても老眼の身の上には、
悲しいかな目印が見えるわけもなく・・・無念です。
案の定、この淵では全くの無反応・・・今日もやむなく、川をさかのぼります。
最近、お魚が釣れないと、景色を楽しむ・撮るという癖が板に付いた小生。
せっかくのお休みです、何か収穫がないと。。。
カメラのモードをこねくり回して・・・渓流では被写体に事欠きません。
良い感じの淵にたどり着きました・・・ここで少し粘ります。
落ち込みの向こう側に反転流、上流に立ち入って8.5m竿なら届きます。
エサはブドウ虫、目印下は2mと深めに・・・ビンゴです!
先週に続き本日も22cm、珍客のイワナさんでした。
家内におねだりして買ってもらったデジカメ、
オリンパスSTYLUS TG-860 Tough。
防水機能付き、と言うより、水中撮影がこれの一つのお家芸。
マクロモードでタモ網のイワナさんを水中撮影します。
時刻は午後1時、明日はお仕事、そろそろ帰るとしましょう。
今日の釣果は小アマゴ3匹にイワナさん、潔く全てリリースです。
長時間、川に浸かっていても苦でもなく・・・水温が上がってきたのでしょう。
今年も徐々に渓流釣りには厳しい季節となってきました。
<データ>
エサ :ブドウ虫、ミミズ
気温 :23℃~29℃
表層水温 :13℃~16℃