2015年6月27日土曜日

梅雨の合間 馬瀬川&吉田川釣行

ご諸兄各位殿

土曜の朝、午前3時起床。
路面は濡れていますが、案の定、昨夜の雨は上がっています。
途中、東海北陸道からチラりと見える長良川は思いの外に増水。
濁った水が川幅いっぱいで流れています。
前日の上流で積算50mm以上の雨・・・の場合、このような仕儀。

心配しながらも午前6時、馬瀬川に到着・・・やっぱり。

いつもの気心知れた馬瀬川の表情ではありません。
勢いよく流れる濁流、たたずめそうな河原も今日はありません。
何となく・・・川から湯気も上がり、怒っているような感じです。

先週のデジカメをお釈迦にした益田川での水没の後、
もう少し川とか山に畏怖の念を持って接しなければ、左様に反省した小生。
さあ、この状況を見て、ど~したモノか・・・山の神様が静まるまで。

国道脇の安全な路肩に駐車して、暫く仮眠することにしました。
一時間後・・・残念ながら、お怒りは静まる気配もなく・・・決断の時です!

こんな時は新規開拓・・・ではありません。
岐阜県北部全体が結構な降雨だった昨日、どこの川もいつもとは違うハズ。
その違いの見極めが、判断が、こういうときはまま狂います。危険です。
馬瀬川に挨拶(?)をした後、通い慣れた吉田川の高橋に向かいました。

ここ吉田川も、いつものご機嫌では無さそうです。
でも、つきあいが馬瀬川より長いためか、これくらいの怒り加減は承知済み。
水の色も馬瀬川よりは澄んでいます・・・笹濁り、逆に良い感じです!

ただ、残念ながら、お気に入りの淵へと続く中州へは・・・
流石に渡れそうにありません。今日は瀬でがんばることにします。

中央の岩の前後で小アマゴが入れ食い!
笹濁りはミミズでバッチリです!

どうも岸に近く浅くて流れが緩やかなところには小物が、
流芯のド真ん中はペケ、その際でそこそこサイズが揚がってきます。
川の向こう側の流芯際にも振り込みたいのですが、
今日ばかりは流石に川幅が拡大、ムリ目です・・・

この少し上流から、いつもと違い今日はいわゆるガンガン瀬の状態・・・
残念ですが、これを攻略する技能を小生は持ち合わせていません。
結果、釣りが出来る区間が橋から100mくらいと限られます。

やむなく、今度は橋の下流側へ。
いつもは中州に渡る浅瀬も、今日は程よい深さ、瀬の弛みとなっています。
橋の直下に投入、流れに馴染ませ・沈ませ、良い頃合いで弛みに到達。
ここで本日の最大、手の平に僅かに及ばぬ20cmジャストをゲットです。

この後、11時くらいから雨脚が激しくなり、高橋の下に一時待避、
雨宿りがてら昼食のおにぎりを頬張ります。

暫くすると、この雨の中にご同輩達が上流で竿を出し始めます。
どうも鮎釣りのご様子。
小生、鮎は勝手が解らず、はたして、この笹濁り状態で釣れるのでしょうか?
解ることと言えば・・・ますます釣りが出来る区間が狭くなりました。

雨が上がり、限られた区間で粘りますが、揚がるのは小アマゴばかり・・・

・・・やむなく、場所替え。
橋を渡り、いつもの「攻めやすい大淵」へ取りかかります。

でも、ここも立ち位置が今日は激流、先週の反省、ムリは禁物。
流れに気が取られます・・・案の定、糸が淵に迫り出た木に枝掛かり。
・・・撃沈です。
時刻は1時30分、天気も気になり、少し早めですが竿納めとしましょう。

勝手の解る吉田川は明宝の高橋。
明日になり、もう少し水かさが減れば、また違った展開もあったのやも。。。

でもまあ、その日その時の条件で、自分の持てる成果を出すのが釣り。
猪突猛進のイケイケおバカが控えることを覚えた・・・
これが本日の釣果でしょうか??

<データ>
竿      :シマノ 渓峰尖7m
天井糸   :ナイロン 0.6号
水中糸   :フロロ   0.3号 合計6m
目印      :蛍光オレンジとムラサキ 3個
オモリ     :2~1号  
   *流れが速く重めで・・・   
針      :吉村7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
   *圧倒的にミミズに軍配
釣果    :アマゴ1匹 20cm  他小アマゴ多数  
   *1匹は家族ケンカの元・・・持ち帰りは0匹
気温    :19℃~21℃
表層水温 :13℃~14℃


カミさんを拝み倒して購入したデジカメ、オリンパス TG-860 Tough。
防水に堅牢、マクロからアートまで機能が豊富!
こちらは釣果に反比例・・・ご機嫌です!