どんよりと曇った土曜日の朝でした。
いつもの週末は山の中の道の駅、
はたまた、未電化単線区間は田舎の駅前広場、
いっそ、ポツンとおトイレだけの駐車場で迎える朝なのですが、
今週末は珍しくも街の中、大都会は東京のビジホで迎える朝なのでありました。
・・・残念、お仕事での週末出張、
先週末に続き今週末も「川漁師」はお預けです。
でも、このどんよりとしたお天気、長く続く雨模様が過ぎ去れば、
そこには青いお空の下、眩しい太陽の季節が待っています。
そんな夏本番での渓流釣り、
先のGWの南アルプスは早川じゃないけれど、
今年は(も?)どこか、今まで訪れたことの無い谷川に行って見たくて。
幾つか既に候補は挙がっているのですが、
メチャ暑い夏です、
嗜好的には本流よりも、山深くも涼しい渓流・源流かな?
そんなことから、
釣りに行けない今週末はその準備に、春日井の登山用品屋さんまで。
買って帰って来たものは、これ、ヘルメットです。
渓流釣りをしていて頭を負傷したことは、幸いにもこれまではありません。
ただ、粗忽者は河原での岩の上、大きく転倒したことは幾度か。
・・・いずれも肘・膝の打撲程度で。
油断をしていれば平らな本流釣りの河原でも、
転倒して岩に頭を打ちつけることもあるのでしょうが、
まだその場合は油断(根本原因)をしないよう、
長袖で肌の露出は控えるも、
頭も含めて体全体は通気性が良く乾きやすい衣服で臨んだ方が。
しかしながら、
渓流でも落差の大きい大岩区間や、
切り立った崖が身に迫る源流に近づけば、そうも言ってはいられないような。
毎度の一人釣行は、行く・行きたいと思う手前、
転ばぬ先の杖の意味も含め、今回は購入・準備をした次第です。
夏山の雰囲気に満ち溢れた登山用品店、
その棚に何種類かのヘルメットがありました。
いずれもEN規格やUIAA規格を取得した品物ばかりも、
やはりヘルメットは身に着けるもの、
実際に被ってみないと。
・・・メルカリでミミズを商う頭の中身がおかしい小生。
どうも、その外ツラも、至っておかしい・規格外のようなのです、ハイ。
若かりし頃はバイク乗りでヘルメットを着用したのですが、
SHOEIのフル・フェイス型は合いませんでした。
頭の両側端は頭蓋骨が若干で膨らんでいるようで、
長時間のヘルメット装着では頭が痛くなっちゃって。
SHOEIに対してアライのジェット型は大丈夫でした。
そんなことから今回も何点か「被り比べ」をしたのですが、
その中で唯一、
違和感を感じなかったのが、これ、老舗はGRIVEL製なのです。
・・・「JAPAN FIT」とあるものの、
思うに、他と比べて、
横方向の間口が少し大きめに作られている?
・・・いや、規格外の小生のオツムのカタチ、
今どきの八頭身とは程遠く、ただ単に「旧人」なだけ??
釣行時は偏光グラスの効果発揮から、
ツバの付いた普通の布帽子を被るとして、
長距離遡行や岩登り時のみでの使用を鑑みて、
リュックサックへのヘルメット・ホルダーも用意しました。
夏の渓流釣りの「下回り」はファイントラック製のウエット・パンツに、
シマノのウエーディング・シューズとスパッツを装着する小生、
スタイルだけは既にいつも「沢登り仕様」なのです。
・・・粗忽者の釣行、後の準備は「膝あて」くらいかな?
早くも待ち遠しく思えるは「梅雨明け宣言」ですね・・・
<渓流風景は初夏の美濃 神崎川支流は門原川から>