昨日の夕まずめは庄川の本流でした。
明けない梅雨とよく降る雨。
しかし、ここ最近の降雨のタイミングは、
東海地方に住む小生には良い頃合いです。
普段はふつ~のサラリーマンは週末でのお休み。
お仕事中の水~金曜日に雨が降り、週末は概ね曇天です。
されば、尚のこと、良い釣果に恵まれると思いきや・・・
<川霧は釣れないサイン?>
時間の限られた夕まずめ、その釣果はパっとしないものでした。
数はそこそこ出ました、でも・・・
ほぼ入れればアタリなのですが、何の因果かノルことがなく、バラシばかり。
釣れても斯様なサイズは小ヤマメさん。
吉村7号では大きすぎ?
その小物でもアタる・アタらないのタイミングが・・・
果たして、これが、関係あるのか??
何故か決まって、アタリが出るのは、この川霧の前後。
水温と気温の差で生じる川霧。
むしろ霧が掛かった方が、当方の気配も失せて良いように思えるのですが、
不思議と昨夕は川霧が来る前・行った後のアタリでした。
<本流にするか?支流にするか?>
道の駅は 桜の郷 荘川 での車中泊。
駐車場のお隣さんは岐阜ナンバーのワンボックス。
気の良さそうなおじさん、ハッチバックを開けての一人夕食は自炊です。
う~ん、見るからに男のロマン!
翌朝、ご挨拶をすると、やはり釣り人、フライマンさんとのことでした。
昨日は寺河戸川だったとか。
「水量が多くてフライは難しかったけど、エサ釣りなら良いでしょう。
・・・今日は近場を流して帰ります。」
情報をありがとうございます。
パっとしなかった昨日の庄川本流は夕まずめ。
気分は支流に傾き掛かっていましたが、これで決心です。
今シーズンは早3度目の一色川の上流。
このところ、決まってキャンプ場はその下流がお気に入りです。
釣り始めてすぐ・・・
おはよう、と小イワナさんがお出迎え。
こりゃ、さい先が良い・・・と思っていたら、今朝も川霧が。
「トロくせ~、ただのジンクスだわ!そなもん、蹴破っちゃるで!!」
と、名古屋弁で息巻いて励むのですが・・・
無念、結果が伴わず。
いやほんと、川霧と釣果って、関係あるのかな??
下流から登ってくる川霧。
突破するか・・・
掟破りですが、ここは一旦、釣り下ります。
・・・と!
下流からルアーさんが上がって見えました。
「いや~、釣り下り、申し訳ありません。」
「いえいえ、川のあちら岸は探っていませんから。
橋の横に駐車しましたが、後続もいませんよ。
どうぞどうぞ・・・」
優しいルアーさんのお言葉に甘え、さらに釣り下ります。
とはいえ、痒いところに手が届く、短竿はルアー釣り。
その先行者の後です、大場所・ふつ~の場所は期待薄。
かくなる上は、長竿エサ釣り・粗忽者泣かせ、
木陰下の薄暗がりは斯様なポイントを中心に。。。
天井糸を取り外し、4.5mの水中糸のみでサイドスロー。
木釣り・枝釣り、何のその。
で、ようやく・・・
ブドウ虫が着水とほぼ同時にガブリ。
小ぶりですが色黒で、良い引き具合のイワナさんでした。
その後、小ヤマメさんを何匹か・・・
<人気の絶えない一色川>
釣り下がり・不調の本日、何となく我が人生が重なります。
そして、とうとう、橋が、ルアーさんのお車が。
しかしまあ、今日は日曜日。
明日の業務を考えて、少し早いですが、ここまでと。
川から上がり、県道をキャンプ場まで歩いていると、
向こうから先ほどのルアーさんが。
「どうでしたか?釣果は?」
「あれから上でニジマスを二匹、掛けましたよ。
何かのイベントの後でしょうかね?
途中でもう一人、釣り下る方を見ましたよ・・・」
そんな県道上での会話の横、
通り過ぎる・合図のクラクションは岐阜ナンバーのワンボックス。
にっこり笑顔、道の駅でのフライマンさんです。
アサシンさんも言っていました、
「一色川はメジャーな川」。
本日の不調、川霧でもなく、小生の腕前の無さでもなく、
ただただ、人気の一色川、とさせてくだされ。
<データ>
7月20.21日 庄川・一色川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :庄川 8.5m 渓峰本流
一色川 6.0m 秀渓
仕掛 :・針 吉村7号
・錘
庄川 2B号
一色川 B~1号
・糸
庄川 天井糸 0.6号 3m 水中糸 0.3号 4.5m
一色川 水中糸 0.3号 4.5mのみ
釣果 :庄川 ニジマス 6寸 1匹
小ヤマメ 数匹
一色川 イワナ 7寸 1匹
小イワナ 数匹
全リリース
気温 :18~22℃
天候 :曇り
表層水温 :14℃