2020年5月6日水曜日

防水 Bluetooth スピーカー




家で過ごす、なが~いGWのお休みです。

お上のご要請、その解除後の釣行に繋げられることが、
何か今のうちに出来ないだろうか??

・・・しかし、小生、ほんと、貧乏性ですね。


山の中での渓流釣り、心配事のひとつに熊さんが挙げられます。



以前、何かの折に記しましたが小生の熊対策は、
1.腰元で大き目な熊鈴をチリンチリン
2.林道では大きな声で歌を歌う
3.はたと立ち止まってタバコを一服
4.極めつけは銃刀法に触れない程度のナタを装備

誠にお寒い限りです・・・


鋳鉄製の熊鈴は音色がよく、かなりやかましい風鈴です。

林道や河原を歩けば周囲にその涼やかな音色が響き渡りますが、
すぐ横の川の流れが激しとせせらぎに負けてしまったり、
立ち止まっての釣行中は残念ながらダンマリに・・・


ふと思い出すと、
どこかの河原でご同輩が携帯ラジオを鳴らしているのを見たことがあります。
確かにあれなら、熊さんへ送る「気付き」には良いのでは?

ただ・・・
果たして馬瀬川、六厩川、石徹白川の深い山中・狭い谷間に電波が届くのか?
少なくとも、いつものポイント、そこは携帯電話は不通のエリアです。


「ラジオでなくても、何か大きな音の出る音響機器なら良いのでは。
 どうだろう、例えば Walk Man に外部スピーカーを付けては?」

そんなアイデアを抱えながら、不要不急ですが、
混雑しないであろう午前中を狙って、近所の「K」の付く家電量販店へ。

「・・・そうですね。
 Walk Man でも良いのですが、それスマホでも出来ますよ。」

・・・この家電量販店さん、いつも、とても親切で、
いつぞやは、今、使っているノートPCを買いに行ったのですが、
”そのメーカーの機種なら、あっちの「Y」さんの方が安いですよ” と。

いやはや、商売っ気があるのか・ないのか・・・
今回もWalk Man をムダに買うことなく、良いアドバイスが頂けました。


ご伝授を頂きました方法は、
スマホに装備されている Bluetooth 機能を使用して、
ワイヤレスで外部スピーカーを鳴らす、というものです。

親切な家電量販店さんからはスピーカー(防水)のみを購入して。



さて、クリヤーしなければならない課題は、

1.スマホに音源データを入れる
 粗忽者は小生、紛失を心配してスマホでモノを購入したことが無く。
 もちろん、音楽配信・お財布ケイタイなんて皆無、
 PCからデータを転送する必要があります。

2.スマホとスピーカーのBluetooth設定
 恐らく、これは難しくないのでは?
 購入してから早3年のスマホですが、寄る年波に勝つことが出来ず、
 残念、おじさんは使いこなせていないのです、ハイ。

それから、もうひとつ。
PCには音楽CDのデータが入っているのですが、いずれもナツメロ。
決して悪くは無いのですが・・・

音楽をかけるタイミングは林道歩行中が主です。
それなら、いっそ、行進曲が良いのでは?
勇ましい曲なら、熊さんへの威嚇にもなると考えて。



さて、課題の1.ですが、自宅にあるWi-Fiを経由、
PCからスマホに音源データを送りました。

使用した無料アプリは「Air Droid」というもので、
PCおよびスマホの双方にインストールします。
おじさんにも、操作はとても簡単でした。


課題2.についても・・・
何のことは無し、スマホの設定画面で外部スピーカーを検出させるだけ。
Bluetooth の横文字に怖気過ぎ!案ずるより産むがやすし、でした。


そして、選曲した行進曲ですが・・・

一曲目、これは行進曲ではないのですがワルキューレの騎行
映画の影響ですね、ヘリに乗った空挺部隊がやってきそうです。

二曲目は正統派の行進曲「錨を上げて」。

洋楽が続きました、三曲目はアジアン・テイストで「CEDDIN DEDEN」

こんな調子で何曲か・・・トリは「軍艦行進曲」です。


・・・山の中の流れの袂、強面(こわもて)でグラサンのおじさんが、
大音量で行進曲を鳴らしていても、決して政治結社という訳ではなく。



ステイ・ホームで気の滅入る毎日ですが、この作業で感じたことは、
それは行進曲を聞いていると、不思議に元気が湧いてきて・・・

がんばりましょう。