お正月は二日目。
家内は実家へ新年会。
しめしめ、鬼の居ぬ間の何とやら・・・
小生が台所を使うと、細かな禁止令・お小言を発する我が家内。
やれ、汚すな、散らかすな、ニオイを残すなと・・・
ありゃ絶対に子供の自由な発想・発達を妨げます。
台所を使うことのみ申し述べ、不安げな様子の家内が出立した後、
解凍しておいたニジマスさんアマゴさんを冷蔵庫から取り出して、
さあ、燻製造りの開始です!
とは言え、長い工程に加え初めての作業。
本日は「下ごしらえ」と「つけ込み」「塩抜き」まで到達すれば及第点。
「乾燥」と「燻煙」の工程はまた後日に。
ここで、本ブログをお読み頂いている、各位様にお断りですが、
燻製つくりのレシピ・材料・詳細について、今回は触れませぬ。
そこはご諸兄先輩諸氏の緻密・委細・丁寧なブログに道を譲り。
順を追っての写真掲載のみと、新年早々の小生の戯れ言のみに、
ご容赦・お付き合い頂ければ幸いです。
まずはお魚の下ごしらえを。
今季の終盤は根尾川で釣り上げたアマゴさん。
・・・いい引き具合でした。
それに12月の中旬は雪降る中の管釣り、
そこで釣り上げた、ニジマスさんにブラウンさん。
色とりどり・・・いずれも25cm前後と型が揃っています。
ソミュール液は事前に作成。
まずは解凍したお魚のヌメりと汚れを塩でもみ落とします。
・・・昨日の元旦も近所の田県神社へ初詣。
毎年の如く、本殿と奥宮へ参拝の後は、お守りと破魔矢を購入です。
そして、おみくじも。
小生は田県神社と相性が良いのか?毎年で「大吉」です。
かたや、我が家内は良くて「吉」、ほとんどが「末吉」。
小生との比較で引いた後、まず毎年で落ち込んでいます。
小生 「今年も懲りずに引くの??」
家内 「と~ぜんよ~!」
・・・がんばって下さい。
家内に気を使って、今年は小生、ここではおみくじは引かず。
かの家内は200円をおみくじ箱に収め軽く左手でサクっと。
この ”左手で最初に手に入ったものを素直に引く” は、実は小生の作法。
・・・妙なジンクスがあり、小生、これでいつもクジ運が良く。
家内はよほど、ここ尾張田県神社での「大吉」に拘っている様子。
で、引いたおみくじは14番、今年もまたもや「末吉」を!!
が、そこに書かれた「天の声」、これが全く的(まと)を得て。
”いっぱいに詰め込むと、いずれ袋は破れる・・・”
神様はお見通し、笑っちゃいました。
要するに、欲を張らないこと、でしょうね・・・
「乾燥」「燻煙」の作業はお休み後半を予定。
それまで日持ちをさせるため、ソミュール液につけ込む前に、
濃度の高いアルコールに浸します・・・余っていたテキーラを使用。
ほぼほぼ飲まれることも無く、大量に残っていました。
良い香りなんですがね・・・30分ほど浸します。
その後、アルコールから取り出して、ペーパーで拭いた後、
今度は既定路線、ソミュール液にお魚を漬け込みます。
ソミュール液もテキーラも同じ褐色、でもつけ込み時間は半日と長めです。
冷蔵庫で、待つこと数時間。
そしてつい先ほど、ソミュール液を捨てて流水で「塩抜き」の工程に。
このまま2時間の放置プレーの後、水気を切って冷蔵庫に保管です。
明後日が乾燥、その次の日が燻煙・・・
おいしさに向け、作業は続きます。
<渓流写真は昨年の6月 高原川・双六川にて・・・今年も行きたい!>