お天気に恵まれ、正月は静かな三が日。
どこへ行くでもなく、近所のお宮・お寺へ家内と初詣へ。
今年は久しぶり、三日間をのんびりと過ごしました。
「貧乏暇無し」と言われますが、
三日間ものんびりしていると、小生は貧乏虫がウズいてくるンです。
そこで・・・
普段から気になっていた、家内からの要請もある、
シーズン中はほったらかし、箱庭のお手入れを行うことにしました。
二十ウン年前に中古で購入した我が家、その当時の箱庭は芝生でした。
前のオーナーさんのご趣味でしょう、青々とした芝生が心地良く、
柔らかなその上に寝転がった記憶があります。
しかし、諺(ことわざ)で「隣の芝は青い」とはよく言いますが、
それは、お隣がよ~くお手入れをした賜物(たまもの)かと。
翻って、Mな小生の得意技は「放置プレー」、
青々とした素敵な芝生はいつの日か、ぺんぺん草に覆われる始末に。
そんなことから10年ほど前、
素敵な芝生を諦めて、半分はレンガ敷きに、
残り半分は防草シートを敷いて玉砂利を入れることに。
でも、防草シートも全くの放置プレーが続くと、効果が薄れるようですね。
特に夏なんか、斯様な案配で酷いものです・・・
きっとシートと玉砂利の間に年月を重ね、土砂が堆積しているのでしょう。
玉砂利を避けてシートを確認すると・・・
やっぱり。
さて、ど~したものか・・・
やはり原因から潰し込まないとダメでしょうね。
一念発起。
玉砂利をどかして、シートの上に溜まった土をシャベルで避けて。
しかし・・・
植物は非力な生物と思いがちですが、
シートに溜まった土の中、根がびっしりと生えています。
すさまじい生命力です。
玉砂利もシャベルですくって、ふるいに掛けて土落としを。
箱庭とは言え、しゃがんでの作業、大変です。
少しずつ、少しずつ、繰り返して・・・ああ、腰が痛い。
まま、ふるいに掛けた土の中から、ミミズさんが。
渓流釣りシーズンが終わる秋。
釣り餌として飼育していたミミズさんを、この箱庭に「釈放」するのですが、
きっとこのミミズ、生まれは郡上、育ちは尾張!?
ゆっくり、ムリせず・・・時間はあります。
年明けからは寒気も退散、暖かいお正月、のんびり土いじり。
今年はツツジの花がたくさん咲いて、そこそこに赤い花びらが。
そして気が付けば、梅の窄みも膨らみ始めています。
この梅の花が咲く頃、待ちに待った今シーズンの到来!
もう少しですね・・・