相も変わらず小生、今年も春先からミミズの飼育を行っています。
どういう訳なのでしょう・・・
昭和初期のエロ・グロ・ナンセンス、
そこからエロだけ除いたような小生の人生、
それを模したが如くの「ミミズ・ねた」なのですが。
コアな読者が居られるようで、
ナゼか毎回、訪問者数が伸びるンです、ハイ。
今年は郡上八幡は城南の釣具屋さんから「郡上天然ミミズ」が手に入らず、
R156沿いは長良川鉄道ガード脇の釣具屋さん、
そこで購入した「郡上気良の天然ミミズ」での養殖です。
改めてナンセンスとは・・・
「くだらない、ばかばかしい、意味がない」の様です。
思うにこの釣り餌ミミズの飼育も、
僅かでもサイエンスの香りが立つような、
科学的・学術的なアプローチを取り入れれば、
若干なりとも「センス」の「ある」ものになるのでは?
浅はかな小生の知恵、そんなことから、
今年の飼育からは計数とか分量を明らかとすることに。
購入した「郡上気良の天然ミミズ」は斯様な容器に入っていました。
昔懐かしい、駄菓子屋での「小豆氷」の入れ物かな?
中身はもみ殻が混ざった土、意外と湿り気は少なかったです。
ミミズの数量は双方で36匹と42匹でした。
大小入り混じったサイズから、重量で封入量を決めているのでしょうかね?
検疫上?はたまた飼育中の小虫・小バエの発生、
その防止の観点から一旦、
もみ殻土を除くため洗面器に水を張ってミミズさんを洗いました。
・・・毎年の郡上天然より、明らかに小振りで細めな気良天然ミミズ。
これは巨大化・肥大化、そのヤリ甲斐が、ふつふつと湧いてきます・・・
35cm×25cm×深さ11cmのタッパ容器、
その中に4cmでカブトムシの飼育マットを入れます。
加える水量は350mlのバドワイザー缶、それ2本分は700ml。
・・・ゲコな小生です、ビールの銘柄、これはあくまでも家内ご用達。
これをよくかき混ぜて、飼育土は出来上がり。
ミミズのエサとしては、
昨年までは「お茶の出頭&コイン精米の無料米糠」でしたが、
今年からは米糠オンリーで、毎週は一握りほどパラパラと土に混ぜます。
この米糠を振り掛けた後、よ~く土と混ぜ馴染ませます。
・・・米糠がダマになっていると、いずれそれが固まりで発酵、
お手入れを怠り失敗した糠味噌が如く、
とてもとても強烈に香り立つ、白いウ〇チのような代物が・・・
いえ、ミミズさんは喜ぶのでしょうが、
そこに手を入れて釣行準備の小生にしてみると、
如何にMな性分と言えども、やはり抵抗があるのです。
米糠の保存も虫が湧かないよう、ジップ・ロックで厳重に密閉します。
恐らくですが、この米糠が発酵して酸素不足・容器内高温となるのでしょう、
その対策は金魚のブクブク、エアーポンプで強制空冷・強制酸素送りです。
もちろん、容器内が高圧にならないよう、空気が循環するよう、
タッパ容器の蓋にはメッシュ・サイズ#40のステンレス網
それをΦ30丸穴を十数個も均等に開けて接着です。
・・・小虫の侵入防止も兼ねて。
して、飼育開始から一か月後の結果です。
あくまでも、飼育箱からのランダム・サンプリング。
写真に比較の対象が無くて判り辛いかもしれませんが、
購入当初より、太さ・長さも段違い、上手く成長しています。
大きめなサイズだとこれくらいに。
あまり大きなミミズだと、お魚も警戒して喰いが悪くなるのでは?
そんな心配をされるご同輩もお見えと思います。
・・・これも経験上ですが、
ミミズ通しに目一杯で通る長さ、7~8cmなら全く問題ないですね。
写真のミミズさんはもう少し長め、それでも喰われました。
むしろ小さめ・細めのものよりアタリの出方が良くて、
小アマゴ・小外道様は突くばかりで好都合です・・・
昨年は見られなかった小さなミミズも増え始め、
5月下旬には繁殖にも成功しました。
・・・あまりにも小ミミズが増え過ぎちゃって、
土の入れ替えと同時に、先週、何割かは箱庭に無罪放免を。
・・・エロ・グロ・ナンセンス。
今年も「郡上気良の天然ミミズ」転じて「尾張米糠強制酸素ミミズ」、
その巨大化・肥大化を目指して順調に飼育は推移しています。
オジサンはエロは無くてもセンス有り!?
でも、グロだけは除けそうにありませんね。
<おまけ>
秘技・ウエーダー内部の乾燥!
晩春から大活躍の透湿ウエーダーでした。
涼しくなる秋口から、また活躍です。
それまでは、ひと時のお休み。
梅雨のこの時期、内側を洗濯すると、乾きが遅くって。
<渓流風景は庄川から>