ご諸兄各位殿
私事ながら故有って、毎朝は5時起床の小生。
・・・いえ。
決してお魚屋さん・八百屋さん、と言う訳では無く、
至って普通なサラリーマンは、しがない宮仕えの身。
今時分、日の出の時刻は冬至と余り変わらず7:00ころですが、
日暮れの時刻は着々と延びています。
・・・音はせねども、確実に春の足音がします。
この寒い冬の時期、近づく渓流釣りシーズンの準備として、
毎週末の朝、家の近所をエイこらと散策します。
・・・山の中の河原での立ち仕事は渓流釣り。
2~3時間は平気に、立ち・歩き続けられなければ。
数年前のまだ渓流釣りを始める前、小生はひどい腰痛持ちでした。
今でも若干、腰に「違和感」を覚えるのですが、
出勤前の早朝は冷え込んだ洗面所で洗顔、
腰をかがめると、ビリッと大電流が・・・
は、さすがに無くなりました。
釣れない釣り師は山の河原をさまよい歩き、
また、それに向けての体力作り、
その効果でしょうか?
この冬はいつもの長距離散歩に加え、
懸念が残る腰に対してもう一つの「加療」を。
・・・それが「スーパー銭湯」なんです。
週末の午後は数百円を支払って、2~3時間はのんびりと。
まず、飲めるだけ水分を補給して、綺麗さっぱり体を洗い。
続けてシャワーの後は白湯へ。
長湯は避けて1~2分のみ浸かり。
その後は湯冷まし、ベンチに腰掛け・・・
この繰り返しです。
お好みのお湯の温度は、少し低めの39度台は後半。
白湯がこの温度なら申し分なし!
サウナにも入るのですが、
いわゆる洋式の乾式サウナ、これは自分には合わないようで・・・
その代わり、室内が蒸気で充満した湿式・漢方サウナ、
これが、個人的には良いンですわ~、大好きです!
お湯が流れ、暖まったタイル席、そこに座って深呼吸。
ほんのり、漢方の香りがする蒸気。
それが体に染み渡ります。
極めつけが・・・
もう「うたた寝湯」、これです!!
これが無いスーパー銭湯には、小生は決して行きませぬ。
湯船は一畳分の広さは人一人が横になれる大きさ。
お湯の深さは数cm、そこに仰向けに寝転がります。
・・・お粗末くんからお腹に掛けて、タオルで一応は隠して。
横になっていると、暖められた槽底で腰はポカポカ。
半面、お湯から出ているお腹は、少し冷え気味・・・
丁度で良いバランス!
名前の通り、ここで寝てしまうンです、ハイ。
気が付けば、もう夕方。
お湯から上がり、湯冷めをしないよう、しっかりと着込んで家路に。
その晩はいつまでも、体の芯までホカホカ・・・
夜は早めに就寝、良く眠ることが出来ます。
・・・渓流写真は昨夏、信州は安曇野の奈川から。
雨に祟られ、流れ着いた奈川でしたが、とても良い渓流でした。
もう少し、ダムに近い下流でも。
木曽の渓流に初めて訪れた昨シーズン。
今年はまた是非、木曽の渓へ。
そして南信、遠州、駿河にも足を運びたく・・・
もちろん、行きつけは郡上、飛騨にも。
早くこんな季節にならないか・・・
今の時期、夢・思いばかりが募ります。