さて、どうしたものか・・・
毎年はこの時期になると、渓流釣りの年券を購入します。
ご存知のように、川で釣りをする際には、
その川を管轄している漁協に遊漁料を支払わなければなりません。
大きく分けて、支払いの種類は2つ。
1つは、その日だけ有効な日釣券を購入する方法です。
その漁協が指定する釣具店やコンビニ、はたまた商店や個人宅で買えます。
お値段は概ね1,000~2,000円ナリ。
あまり訪れる機会の少ない河川では、もっぱらこの方法で。
もう一つは・・・年券です。
読んで字の如く、そのシーズン、はたまた一年間の有効。
日釣券と同様に、漁協が指定するお店・お宅で購入が可能でして、
お値段は5,000円くらいから、高い漁協は10,000円近くもします。
・・・でも、よく訪れる渓流は、こちらの方がお得です。
コロナ禍の昨今、お店・お宅に立ち寄る必要もなく・・・
仮に、券を持たずに釣りをしていると・・・
早朝から河川を巡回している漁協のおじさんが、
降りるのも大変な急峻な崖を下り、その有無を河原まで確認に来られ、
追加料金(1,000円くらい)込みでのサクサクと現金払いになります。
・・・漁協の巡回さん、おつかれさまです。
最近は「つりチケ」「フィッシュ・パス」など、
ネットやスマホを利用した便利な購入方法もありますが、
まだまだ、全ての漁協が対応している、と言うワケじゃなく・・・
いずれにしても、遊漁料は事前に支払った方が、気持ちが良いですね。
その釣り券なんですが、今年の悩みと言うのは・・・
さて、どの河川の年券を購入しようか?
一昨年までは郡上、馬瀬上流、庄川と3つの年券を購入していましたが、
昨年はコロナ禍での自粛、出陣回数は控え目に。
それを察知してなのか、虫の知らせなのか、
コロナが騒がれる少し前の昨年は今頃、馬瀬の年券だけは未購入でした。
・・・読みが当たり、結果、馬瀬川釣行は一回だけ。
金曜の仕事終わりはその足で、車中泊を兼ねて向かう小生の渓流釣り。
向かう方面的には、この3つの河川になるのですが、
「各々5回の訪問で元が取れる」
の計算と、
シーズン約30回の釣行とくれば、
3つの河川のみで機会の半分を費やす、それも我慢が出来そうになく。
・・・武者修行の身の上、はたまた、これは単なる浮気性?
本ブログのLabelを見ての通り、毎回で河岸を渡り歩く気分屋な小生、
きっと3つのうちのどれかが、投資未回収となってしまうでしょう、ハイ。
そんな素性・気性もありますが、コロナの影響も予断ができません。
しかし、みみっちい、ケチなお話ですね。
年券購入でも釣行は一回こっきり!
漁協さんよ、釣りは要らない、取っときな!
河川管理と放流事業、それで有効に使たってちょ~!
・・・くらいの太っ腹・お大尽になれたなら。
いっそ、今年の年券は買わずにおいて、
いずれの河川も日釣券で賄ってしまおうか。
それもアリなんですが、一方で庄川はコンビニ販売は無く、
個人商・個人宅での購入が主なんです。
会社帰りの深夜や車中泊明けの早朝、
その時間でのお宅のご訪問は、さすがに気が引けますよね。
いつぞやは六厩の集落、そこに一軒しかない発券所、
ノンタンさんとの宵の口での訪問に、ご主人はイヤな顔ひとつなく、
親切丁寧にご対応を頂け・・・ありがとうございました。
・・・え、え、え??
庄川の年券、今年から1,000円値上がりって、
そりゃ、あんた・・・
早春、小市民の悩みは尽きません。
<渓流風景は初夏の奥矢作 達原渓谷から。
このポイントも最近はご無沙汰です。>