2018年9月23日日曜日

とうとう秋分・・・郡上高鷲鮎立 長良川釣行

ご諸兄各位殿


雨の上がった土曜日の夕方。
夕まずめは様子見、長良川と別れを告げて直ぐの鷲見川。
ここで竿を出してみました。



初めての川。
頭上を覆う木立が粗忽者キラー。
小一時間の釣りで3本も仕掛けを枝に取られ・・・


それでも小アマゴさんながら、ポツポツと。
雨上がりの増水は、既に引き水に転じ・・・調子は良さげ??


<ウエットにしようか?ドライにしようか?>

道の駅 あゆパーク での車中泊。
秋分の朝は冷え込みました・・・
ハスラー号の窓は露で真っ白。


以前にもお話ししましたが、私事ながら、お尻の強度が低い小生。
実は、加えて、もう一つ、お悩みが。


事あるたびに、直ぐにお腹が下るんです、ハイ。

重大な会議での発表前、綺麗なおねえさんとのサシでの会話、
そして極めつけは・・・細糸に掛かった尺モノとの対峙。
ああ、チビりそう、ほんと。

その早さは鉄道技術の頂点、
中央本線、名古屋方面の下りは振子特急「しなの号」!
回りクネった鉄路は木曽川沿い?高速でキュ~と下っていくのです。

こんな冷え込んだ朝に、よもや、尺モノが掛かろうモノなら・・・


お腹の下り防止、
履き物はドライのウエーダーにするか?
はたまた、ウエットのパンツにするか?
決断の時刻(とき)です。。。

「予報では昼前は暑くなる様子。
 それに初めてのポイント・・・どうせ、河原を歩き回ることだろう。
 釣りはスポーツ、暑くなるが常、ここはウエットにしよう!
 よもや、尺モノの時は・・・草葉の陰に、しゃがむで良し!」

決まりました、本日の装備。


<一旦、長良川をさか下り>

正ヶ洞のお宮の対岸、中州にはゲートボール場が。
そこに掛かる橋の下は、良い雰囲気の流れと大淵。

・・・でも、よく見るとここの流れ、川底は砂地。

案の定、揚がってくるのはお外道様ばかり。


集落の中を流れる長良川。
ここは一旦、川を行けるまで下ります。


山に囲まれ、長良川は変曲点、そこを過ぎるとチョとした堰堤が。
・・・ここまで、雨後の砂地にご同輩の足跡はナシ。


まだ山影の堰堤は大場所、少しここで粘ります。
大イワナさんがお出ましになるのでは??

・・・しかし残念、揚がるは小アマゴさん、ばかりナリ。


遙か遠くはその下流、切立へ通ずる橋が見えてきました。


この淵でもガンバります。
まかり間違って、ここまで登ったサツキさんが??

・・・ここも残念、揚がるは小アマゴさん、ばかりナリ。


朝が早く山影は寒々とした風景。
でも、お腹は大丈夫そうな・・・小アマゴさんじゃ、ね。


ここから反転、長良川をさかのぼります。



<日向は暑く、でも、釣れる!>

行きのさか下りの時には日影だったポイントも、
今は真っ青な晴天、登る秋の陽の中、まぶしいくらい。


この辺りから、忙しいくらいに掛かり始めます。
・・・いずれ、小アマゴさんとお外道様が。


行きはパスしたお得意の人工護岸壁。
その直下は本筋から少し距離があり、緩め&反転流。


それでも、やはり、小アマゴさん・・・
こりゃ、今日はこれで、終わりかな~??


掛かり初めて、背に日が差して・・・
案の定、身も心も、暑くなってきました。


と!
来ました、本日一番の引き加減!
流し終えて、仕掛けを揚げようとした直前。

下流に向けて姿勢を立て直し。
竿を岸に向け、寝かせて、浮かせて、ヨイこらしょ!


見る角度でパーマークが無くなる7寸モノ。
いぶし銀の魚体がきれい!

季節柄、お口の様子からメスでしょうか?
ハゲかけたウロコが秋の深みを物語ります。


リリースした直後、水中は足下の岩陰に身を潜め・・・


お尻隠して、頭を隠さず。


・・・かくして、シーズン終了はその二週前。

これ幸い?
無事、チビることなく?
長良川上流を後にする小生でした。



しかし、特急「しなの号」か・・・
何事も無ければ来週末は今期最終。

こりゃ、「木曽の渓」だな、うん、行き先は!



<データ>
9月23日 
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
竿     :8.5m 渓峰本流
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 3.0m 
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 B2~B3号
釣果    :アマゴ 7寸 1匹
       小アマゴ ツ抜け
       ウグイ  数匹
       皆さま、川へ、お帰り遊ばし。
気温    :15~25℃  
       ウエットパンツで正解でした。
天候    :晴
表層水温 :14℃