土曜日は朝8:30。
下呂温泉はもう少し先の飛騨萩原。
R41沿いのコンビニ休憩では、風が気になりました。
昨夜半は短時間ですが、名古屋方面は雨が降り。
それから急速に天候は良くなり、今は雲の隙間から青空がチラホラ。
それに伴い長竿には厄介な風が・・・
萩原からR257、日和田のトンネルを抜ければ、そこは馬瀬名丸です。
馬瀬川が形成する狭い谷間。
未だ空は曇天ですが、幸い、思ったほど風は感じません。
身支度を整えて早速にも始めます。
<2年ぶりの馬瀬名丸>
それに伴い長竿には厄介な風が・・・
萩原からR257、日和田のトンネルを抜ければ、そこは馬瀬名丸です。
馬瀬川が形成する狭い谷間。
未だ空は曇天ですが、幸い、思ったほど風は感じません。
身支度を整えて早速にも始めます。
<2年ぶりの馬瀬名丸>
川の様子を見ていると、遙か下流にルアーさんが。
どうも釣り下っているご様子です。
・・・と言うことは、ここのポイントは残念、既にお手入れ済み??
おまけに久しぶりのこのポイント、以前はこんなに砂が多かったかな?
水中の岩に付着した、ヌルいコケも気になります。
案の定・・・
カユい所に手が届く、10m竿を振り回しても、大場所は音沙汰無し。
砂地のユルいポイントからは、小ウグイさんがお出まし。
こりゃ、今週末も、日本の原風景を追う!「渓流撮影紀行」??
そんな気配が漂い始めます・・・
どうも釣り下っているご様子です。
・・・と言うことは、ここのポイントは残念、既にお手入れ済み??
おまけに久しぶりのこのポイント、以前はこんなに砂が多かったかな?
水中の岩に付着した、ヌルいコケも気になります。
案の定・・・
カユい所に手が届く、10m竿を振り回しても、大場所は音沙汰無し。
砂地のユルいポイントからは、小ウグイさんがお出まし。
こりゃ、今週末も、日本の原風景を追う!「渓流撮影紀行」??
そんな気配が漂い始めます・・・
<脇筋でのチョウチン戦>
大場所の淵、その落ち込みを作る荒瀬。
対岸の低木はその向こう側、木陰下の脇筋があります。
いつもは先の大場所で、山の神様からそこそこの釣果を頂けて、
余り目を向けない流れなんです。
・・・どうでしょう?長さにすれば50mくらい。
風も出てきて、開けた本筋での長竿が使いづらくなってきました。
竿抜けを期待して目標変更、7m竿に糸4.5mを垂らして。
樹木が覆い被さる狭い脇筋の流れ。
余り広くもないポイント、慎重にアプローチをば・・・
川横の低木に身を寄せて、木化け・石化けは忍びの術。
サイドスローで仕掛けを繰り出します。
何投目かの振り込みの後、流し終えた仕掛けを揚げようとした瞬間、
僅かにアタリ、手応えが。
・・・ん?小物かな??
が、しかし・・・反発の抜けた竿先の向こう側、目印の先は川底。
そこでは何と、大きな銀影がギラリ!!
<迂直之計 (うちょくのけい) は長期戦>
あの影は優に尺越え・・・ホントかよ??
揚げた竿の針先には、半分ちぎれたブドウ虫が。
「アカン、こりゃ、居るわ。デカいのが。」
こんなところに、こんなのが・・・侮れないのが、ここ馬瀬川。
一旦、川から離れて一服を所望、その後はポカリをチビチビ飲んで再び。
低木の背後から、静かに、しかし鋭く、
神経を集中して振り込み・取り込みを繰り返します・・・
しかし、何度流してもアタリは得られず。
「さて・・・どうするか?
時刻もお昼過ぎ・・・もう少し間を置くか。」
腹が減っては何とやら。
再々度で川から離れ、コンビニのおにぎりを頂くことに。
長メシ、長風呂、長トイレの小生、
おまけに、はやる気持ちを抑えて渓流撮影。
どうでしょう?その間はおよそ30分くらい?
我ながら、良く耐えました・・・さあ!今一度、チョウチン戦に。
おまけに、はやる気持ちを抑えて渓流撮影。
どうでしょう?その間はおよそ30分くらい?
我ながら、良く耐えました・・・さあ!今一度、チョウチン戦に。
先ほどとは目先を変えて、川に立ち込んで対岸際の流れを集中砲火。
その数投目・・・来ました!アタリです!
十分過ぎるくらいに、竿を送り込んで食わせます。
そして揚がってきたのが・・・
目測では7寸弱・・・違うな、この子じゃない。
もう少し、ポイントを下流に移動して。
そのまた数投目・・・来ました!
竿から伝わる引き具合、手応えは十分です。
元気いっぱい、走ります!
元気いっぱい、走ります!
しかも、速い流れに潜り込まれ・・・慎重に、慎重に浮かせて。
重量のある相手。
竿が撓んでチョウチン仕掛けでも、たも網を使っての取り込み。
そこに収まったのは・・・
どうでしょう?目測では8寸くらい、
どってりと横幅のあるアマゴさんです。
「いや~、あの川底で翻った影、ありゃ尺はあったぞ。」
諦めきれず、今少し、今少しで粘るのですが・・・
”まあ、そのくらいで、良いじゃろうに。”
こんな山の神様の声が聞こえたような。
不用意に上げてしまった7m竿、その先の仕掛けと木の枝が絡んだ光景、
それをぼんやりと見上げながら・・・
「いや~、あの川底で翻った影、ありゃ尺はあったぞ。」
諦めきれず、今少し、今少しで粘るのですが・・・
”まあ、そのくらいで、良いじゃろうに。”
こんな山の神様の声が聞こえたような。
不用意に上げてしまった7m竿、その先の仕掛けと木の枝が絡んだ光景、
それをぼんやりと見上げながら・・・
食うときは、一発目で食う。
食わないときは、何度も流せば、それなりの結果が。
しかし、ヤリ過ぎるとスレて警戒、ウンもスンも食わなくなる。
・・・この見切り時の難しさ、かな。
そんな風の強い、青空が眩しい、5月の一日でした。
<データ>
5月19日
エサ :ブドウ虫、ミミズ、川虫
竿 :・本筋 10m SG LONG
・脇筋 7m 渓峰尖
仕掛 :・本筋
針 吉村7号 天井糸0.6号 4.5m
水中糸0.3号 4.5m
錘 B2号
・脇筋
針 吉村7号 水中糸 0.3号 4.5m
錘 B1
釣果 :・本筋 小ウグイ 1匹 ・・・泣けてきます。
・脇筋 アマゴ 25、20cmが各1匹
気温 :18℃
天候 :曇りのち晴 徐々に風強し
表層水温 :12℃
帰路は和良の鯉のぼり、強風に煽られています。
夕まずめは長良川でサツキ狙いでしたが・・・やはり、風で断念でした。