先々週は郡上まで年券購入の旅でした。
その小旅でのサブ・ミッションはミミズさんの郵送実験を。
・・・数年前には飼育・繁殖には成功、
どうしたら釣り餌としてオオモノ狙いが叶う、
太くて長くて活きの良いミミズさんを育成できるのか?
試行錯誤の繰り返し、全滅の憂き目を乗り越え、
最終的に完成したのが、こちらの生物兵器?
「郡上気良天然ミミズ」転じて「尾張米糠酸素ミミズ」なのです(笑)。
「ウソつくな!
あんたのズボラな性格が災いして飼育に失敗、
たまたま金魚のブクブクを使ったら結果オーライ、だけじゃないか!」
・・・ご諸兄から、こんなお叱りを頂きそうですが、イイのです。
結果オーライでも肥大化・長大化したミミズさんは事実なのです、ハイ。
じゃあナゼ、ここで日本郵便様にご協力を頂いての実験なのか?
本流でのオオモノ釣り、その醍醐味をお裾分けしたく。
いえいえ、ただ単に金の亡者は欲眩み?
またしても、
メルカリで巨大・肥大なミミズさんを販売してみよう、の魂胆なのです!?
実験に際して、以下の懸念点がありました。
・公共のシステムでもある郵送です。
ご一緒する他皆さまの郵便物に汚損を残しては一大事。
→ミミズさんはビニール袋に完全密封、そして小箱へ梱包を。
・完全密封すると酸欠でミミズさんは死んでしまうのでは?
→ある「気体」を充填して密封することに・・・
何の気体なのか?もうお解りですよね。
ここで今少し、ミミズさんの生態について、改めて調べてみました。
どうもミミズさんは皮膚呼吸を為されている様子、
飼育経験からも上記資料の記載は合点がいきます。
・・・金魚のブクブクで空気が溶け込んだ水、
それを加えて水分たっぷりのカブトムシ飼育土を同封しました。
果たして、
郵送期間並びに到着後は何日くらい、
ミミズさんはこの厳しい環境下で我慢を頂けるのか?
さあ、実験開始です!
投函個所は郡上への道すがら、
お隣の岐阜県は坂祝町のコンビニ、郡上八幡駅前、金山の道の駅、
以上の3か所の郵便ポストから2月18日(土)午後に小生宛で発送しました。
愛知県の小生宅への到着、それは2月21日(火)の午後、
投函場所に距離差を設けたものの、結局はこの日に3つ全ての到着でした。
3つある小箱の内、一個目を恐る恐る開封してみます。。。
透明なビニール袋、その中でミミズさんは元気そうです。
密封の為に空気穴を塞いでいた黒テープ、
それを剥がして2月25日(土)まで、この袋の中で状態を維持します。
結果、全くの問題なし!
袋から取り出したミミズさんはピンピンのニョロニョロ!
この時点で2つ目の小箱も開封、テープを除去、
小袋内の状態を2月29日(水)の午後まで維持しました。
結果、2つ目の小箱も問題なし!
更にこの時点で3つ目の小箱を開封、テープ除去、状態を維持。
・・・3つある中、一番で密封状態が長い・厳しいグループです。
これを昨日は3月4日(土)に確認、OK、生存は問題なし!
目出度くも全て実験成功です!!
まとめますと・・・
湿った飼育土とある「気体」で完全密封された30匹の大型ミミズさん、
10日間の密封状態に加え、3日間の空気穴による環境下、
無事に問題なく過ごすことが可能。
・・・以上の結果となりました。
しかしながら・・・
最後の厳しかった3つ目のグループ、
ビニール袋に開けた空気穴、それが大きすぎたのか、ノコノコと袋から。
小寒い玄関は靴箱下での保管でした、
幸いにも逃げ出したミミズさんはいずれもご存命で。
万が一を予想して大型タッパでの保管実験でしたが、
しょ~もなくも小生、経験があります、
もし、これが、ご家庭の冷蔵庫内であったなら、家内から大目玉!?
・・・空気穴の開け方は、改善の余地がありますね。
今回の実験は初春の寒い季節での実行でした。
盛夏は暑い季節で、果たして同様の結果が得られるのか?
・・・こちらはまた、追加実験が必要ですね。