「今年のインフルの予防接種、お尻に打った方が良いそうだよ。
なんでも、予想されるコロナのワクチンとDNAの塩基が重なるそうで、
なるべく離れた個所に打った方が良いンだって・・・」
なんでも、予想されるコロナのワクチンとDNAの塩基が重なるそうで、
なるべく離れた個所に打った方が良いンだって・・・」
家ではこんなふざけた冗談ばかりの小生。
昨日は午後から家内と一緒にインフルの予防接種でした。
・・・どこかで聞いたような単語をあつらえ拾い、
さも、ありそうに組立てて法螺(ほら)を吹く。
それはどことなく、下手な詐欺師の手口。
こんな冗談、小さな子供は騙せても、流石に大の大人は。
やっぱり、我が家内、冷ややかな目線で返すセリフは、
「へ~そうなの?じゃあ、下着を替えていくわ。」
・・・これならお歳を召されても、「オレオレ」には大丈夫ですね。
冗談が先に立つ曲者・偏屈な旦那と、直線的・しっかり者の家内、
案外、良い組み合わせなのかもしれませんね。
<越美は難所、油坂峠を越えて>
先週末の日曜日は北陸は加賀、手取川の上流まで様子を見に伺いました。
初めての川は手取川、アサシンさんからのお勧めのポイントです。
来シーズンに備えての下調べはその撮影紀行となるのですが、
我が人生は五十有余年、いつもは今庄・敦賀経由で訪れる越前・加賀方面。
今回のように郡上経由で至ること、実は初めてなんです。
奥美濃は郡上の谷から山越えで抜ける道は何本かあります。
しかし八幡以北では、その数、抜ける方面が限られてきます。
北へはR156と東海北陸道、長良川沿いはひるがの高原を越えて飛騨庄川へ。
・・・あまり「厳しい道のり」ではないような。
しかし西に向けて抜ける道は、そのいずれもが厳しいのです。
大和から内ヶ谷を経由しての板取方面・・・ここは途中で通行止めだったかと。
いつもの道は前谷川沿い、細道曲道の桧峠を越えて石徹白へ。
そして白鳥から登る油坂峠です。
思うに、西へ抜ける道、それには並走する川が無いこと。
山と谷があれば、川はその谷底を流れ、道は尾根もしくは中段を走るものです。
絶妙なるは川と道との組み合わせ。
比較的に長良川沿いのR156は走りやすく、比べてR158の油坂峠は・・・
中部縦貫道を通ったのですが、それでも山を貫いての大きなループ・トンネル、過給機の無い我が軽巡ハスラー号は長い登りでヒイヒイです。
峠を抜けては九頭竜湖沿い、道は長くゆるりと下り坂が続き、暫く行けば越美北線の終点は九頭竜湖駅でした。
その昔は戦略上の理由で、今は長良川鉄道の越美南線と、この越美北線を繋げる計画だったそうですが、現代の技術でも難工事の中部縦貫道、至る所でR158は片側通行、一体どのように繋げるつもりだったのか・・・
いずれ、油坂峠~九頭竜と山深く険しい越美越えでした。
<手取川、その入り口は白峰の集落>
大野盆地に出てからはR158を逸れて、県道・農道を渡り継ぎます。
勝山に入ってからはR157に合流して。
ここから手取川は白峰まで、信号のないR157、距離がある割には時間的に短く感じられます。
自宅を出てからおおよそ200km、やはり距離があるな~。
白峰の集落は温泉総湯を中心に、ちょっとした観光地。
古い町並みを表現した、落ち着いた感じの民家群。
コンビニは無く、食堂はありますが、夕方までの営業です。
都合よく、駐車場の近辺には、とてもきれいな公衆トイレが幾つか。
・・・車中泊するなら、食料持参でここだな。
<白峰から登る手取川>
さあ、いよいよ、ここから手取川を白山登山の登り口、市ノ瀬まで登ります。
未だ緑が支配的ですが、ちらりほらりと混じる紅葉。
昨日は土曜日の雨も加勢して、手取川の流れはダイナミックです。
・・・こりゃ、エエわ!
川の流れとしては、どうでしょう、直線的で落差もあり、大岩・小岩が流れに絶妙な変化を与えています。
・・・釣れるでしょう、これなら。
ただ、この直線的、ド・ストレートな流れが玉に瑕?
至る所に大きな堰堤があり、折角の流れを分断しています。
ポイントとしても、どうでしょう?
竿を出すなら、急斜面で樹木の多い道側より、河原のある対岸からかな?
いずれにしても、期待の膨らむその流れは手取川です。
<市ノ瀬はアウトドア天国>
白峰から手取川沿いを車で登ること30分くらい、市ノ瀬に到着です。
赤い屋根の登山者用休憩所、その屋根の向こう側に霊峰 白山が。
ここはその登山口に当たります。
白山温泉として旅館が一軒ありますが、見たところそれ以外の宿泊施設な無し。
その代わりに・・・
休憩所の裏にはキャンプ場が広がっています。
日曜日の昼下がり、皆さまボチボチと帰り支度を。
・・・盛夏の暑い時期は、ここまで登っての車中泊も。
して、肝心のこの辺りの手取川は・・・
川幅がかなり絞られてきましたが、川中の大岩が絶妙な変化を。
ここでも良い流れ具合、6mかな?竿は。
対岸へ渡れる吊り橋もあります。
ゆっくりと一日を掛けても有り余る川の規模、来期が楽しみです。
時刻は14:00少し前、これから帰路について自宅到着は17:30でした。
帰り道は白峰まで手取川に沿って下る県道。
若干で曲道細道な区間もありますが、直ぐ横は直線的に流れる手取川が。
見晴らし・ポイント探しには好都合でした。
・・・どこかのご家庭では無いですが、良い組み合わせなのかも??