10月の初旬に咲くキンモクセイですが、今年は暑かった秋の為でしょう、
2週間ほど遅れての開花でした。
甘い香りがここ、小生の書斎(釣り具だらけの趣味部屋)まで届きます。
毎年はこの季節、
夏の間はやりたい放題であった小生、家族への贖罪の季節なのです・・・
シーズン中は何度も目にした、ひるがの高原から望む大日岳。
秋の高原の牧場テーマパーク、そこに家内を連れ出して。
酷暑であったこの夏と初秋、
初夏までは毎夕方で近所をウオーキングしていた家内ですが、
さすがにあの暑さです、
夏本番になってからそれはおサボり、
ほぼ家におこもり・引き籠り状態でした。
結果・・・
体重計に乗るのも恐ろしい、は彼女の弁です。
また、テレビで動物モノが放映されると必ずチャンネルを合わせる彼女、
諸事情で生き物は飼育していない(ミミズは例外で)我が家です。
と言うことで、今年の秋の連れ出しは、
動物とも触れ合え適度に歩くことの出来る、このテーマパークとしました。
こちらの特徴のひとつは、生きた動物と直に触れ合えること。
いつもの豪快な勢いとは裏腹、
ウシやウマ、アルパカなどの大型動物は流石に怖いようで、
小動物はウサギさんやモルモットさんとの「ふれあいコーナー」、
小学生の子供たちに交じって、五十路まっしぐらの家内が参入です(恥)。
「あまり子供を押しのけて、前にしゃしゃり出るのは、如何なものかと・・・」
斯様な小生の問いかけに、
「何よ!ウサギの方から私に近づいてきたのよ!」
と、いつもながらの強弁を張る家内です。
その後は園内をぐるりと散歩へ。
天気予報では日中は持つものの、夕方からは下り坂とのこと。
それでも、どの場所からも見える大日岳は、
空気が澄んでいるからでしょう、手前の紅葉との対比は碧くてとても雄大です。
コキアという植物ですが、
燃えるような朱が目に鮮やかも、季節的には既に終盤とのことです。
朝方は少し寒かったのですが、もうすぐでお昼時、高原を抜ける風は涼しいです。
引き籠りが続いた体には、本日の歩行は久しぶりの距離です、
レストランで家内はロコ・モコ丼を頂いていました。
その昼食をたらふく頂いた後、
家内のお楽しみの第二弾、おみやげ購入タイムです。
「高原のパン屋さん」の命名はおしゃれなショップも、
人気があり過ぎで、そのお店前には長蛇の列。
「あ~、とてもその気になれないわ。」
いつもなら張り切って列に参戦する家内なのですが、
きっと昼食後は満腹中枢が満たされて?
はたまた、これまでの歩行でお疲れか?
珍しくも並ばずに、諦めの心境の様子です。
お楽しみのショッピングは、並ばずにゆっくり品定めが出来る本館にて。
みやげ物を購入の後は、テーマパークを後にして、郡上八幡へ向かいます。
ワインディングの続く「やまびこロード」を一路、郡上大和に向けて。
途中、鷲見川や阿多岐川など、来シーズンの参考にポイントを拝見します。
・・・この時ばかりは家内、さすがに助手席でお昼寝。
小一時間で郡上八幡に到着。
さあ、運動不足の家内への体力つくり第二弾です!
ここもシーズン中は通過するばかりの観光スポット、
車から降りて町内を巡る事、久しぶりとなります。
いつもはもっと上流でお世話になる吉田川ですが、
ここ、街の中の流れにも、
釣り師が触手を伸ばしたくなる、ある種の趣を感じさせます。
案の定、今でも釣り人が・・・残りアユ狙いでしょうか?
その吉田川の袂は旧 八幡町庁舎、
そこで「郡上おどり」の日本手ぬぐいを購入して。
汗っかきの小生です、
この日本手ぬぐいは現場での業務上、欠かせないのです。
さあさあ、もっと歩くよ。
家内を急かして定番は旧 庁舎の裏側、「いかわ小径」に入り込みます。
足元の用水路には色鮮やかな錦鯉が。
人の気配を感じると、エサを頂けると思うのでしょう、
大きく色鮮やかな魚体が流れを遡りどこまでも追ってきます。
八幡の街中をぐるりと巡り、もう間もなくで夕刻ですが、
ありがたいことに、ここまでお天気は持ってくれました。
本日はとてもよく歩きました、
川沿いのカフェで吉田川を眺めながら、コーヒーを飲んでの一休み。
大きな塩焼きですが、もうアユも終盤ですね。