・・・のっけから、汚いおやじの足裏で恐縮です。
写真中央、
右足の親指は裏側に出来てしまった固い皮膚組織・・・
渓流釣りに限らず釣りをなされる方なら、
その日の釣果が残念にもまったく無かった場合、
「ボ~ズだった」とか「タコを食らった」の表現をされます。
小生もシーズンに何回か斯様な憂き目に陥るのですが。
そんな日は決まって、
石河原を歩き倒し、川中で踏ん張り気味、
肉体的にも精神的にも、とても疲れる一日なのです。
この夏ですが、拝読しているアユ師さんのブログに、
「死んだ足指の爪」のお題がありました。
この方は豪快なアユ師さんのようで、
荒瀬での大アユ釣りを得意とされています。
そんな荒瀬での立込みは、川中での踏ん張りが肝。
よって足の親指の爪が死んでしまうようです。
・・・冒頭の小汚い小生の足の親指の裏、
潔くも「爪が死ぬ」と、並ぶ武功に及びませんが、
釣れぬ・釣れぬで徘徊・探索の末は立派な渓流釣りの勲章?
ボ~ズならぬ「足裏のタコ」なのです。
シーズン中は夏に出来たタコ。
秋口・晩秋と気にはならなかったのですが、
冬本番は寒さがメチャ厳しくなってきた今日この頃、
冷えたつま先、
シーズン・オフでの体力つくりは長距離ウオーキングで若干の痛みが。
そんなことから、
些細な理由ではありますが医者通いの今週末でした。
近所の外科内科を称する、小生かかりつけの医院。
先生は小生より少しお若い50歳前後?
新コロナやインフルの予防接種から、
風邪などでいつもお世話になっています。
「今日はどうされましたか?」
「夏に足の親指の裏に出来物ができたのですが、
それが少しずつ大きくなって、若干、痛いんです・・・」
きれいな看護師さんがご同伴の元、
ご無礼にも小生は柑橘系?の香り立つ靴下、
それを脱いでご両方に親指の患部を見て頂きます。
「ははん~、これはイボですね。
この部分を冷やして人工的に凍傷させます。
いわゆる火傷の状態にして、しばらくすれば直りますよ。」
先生のご説明が終わり切る前に、
看護師さんは「炭酸ガス」と書かれた緑色のボンベ、
それが乗った台車をコロコロと引っ張ってこられました。
ボンベの先からは丈夫なゴムチューブが延び、
その先端には「半田ごて」のような器具が。
先生はこての先端を患部に当てて。
ボンベのバルブを開くと、こて先はみるみる白くなっていきます。
冷たくて結露しているのでしょう。
同時にタコから一層の痛みが・・・
その間は約一分ほど、ここは、ガマンです。
バルブを閉じて、こてを幹部から剥がし、治療が終わります。
「普通に生活をしてもらっても大丈夫ですが、
人為的でも凍傷ヤケドだから、今晩は少し痛むかも知れないですね。」
帰宅して足裏を確認するもハデな火傷の跡は無く、
歩いてもさほどの苦痛は無い状態でした。
そして昨夜も特に痛みは無く、ぐっすりと寝られて。
先生のお話では10日くらいでポロリとタコが取れるそうな。
とは言うものの・・・
不具合が無ければ精進してしまうのが人情。
今朝のトレーニングはこれくらいで。
あまり無理はしない方が良さそうですね。
<渓流風景は真夏の石徹白川から>