<ナゼ、お口元がヒン曲がる?>
秋のアマゴは鼻曲がり。
遠い親戚はサケもご一緒です。
この体型の変化、オスのみに生じる現象とのこと。
調べてみると・・・
メスを守るとき、他のオスと”格闘”する場合に有利とか。
産卵期を間近に控え、準備万端!
と言ったところでしょう。
全てのオスのアマゴがこのように”屈曲”した”面構え”になるのか?
どうもそこには個体差もあるようです。
写真下側は先ほどの
”鼻曲がり”は28cm。
(惜しい!!)
上側も同じくオスでしたが、
それほどヒン曲がった様子
でも無く・・・
サイズにも依るのかも?
・・・しかしこれ、人間様も似たようなところが。
「ヒロくん(小生の名前)、本当にカワイイお顔だね~。」
その昔、小生は幼稚園の頃、親戚のおばさんの言葉。
9月生まれは乙女座。
おとなしく素直、若干オチャメでカワイかったヒロくんも、
人並みに社会の荒波に揉まれ、いつしか”毒を吐く”ように・・・
おおよそ、メスを守る、などとロマンチックな理由でも無く。
先日は免許証(ゴールド!)の書き換えに、
警察署でお写真を撮ったのですが・・・ニッコりと笑って。
これがウラ目でした。
流石に”鼻曲がり”では無いにせよ、
お顔が明らかに左右非対称、卑屈な薄ら笑い・・・
左右でヒン曲がった口元、不自然な人相。
”強面(こわもて)”の自負はありますが、ホント、イヤになっちゃいます。
<お魚のたまり場>
根尾川は西谷川。
前回は暑さ厳しい7月の中旬に訪れました。
アサシンさんにご紹介されたこの川。
夏の厳しい季節でしたが、小物中心でもそこそこ数が出て。
勝手な小生の思い込み。
夏期以降、東海地方の標高の低い川ではオオモノは釣れない・・・
この立証確認の釣行です。
今回、瀬・淵から小物のアマゴさんはポツポツと出るのですが、
先回に8寸級が出た落ち込みからは、全くに反応が無く・・・
逆に先回は見過ごした、木陰の落ち込みから先の”鼻曲がり”が。
当初は、また小物か・・・と軽く即アワセをしたのですが、
川底で翻る銀影は結構なサイズ!
続く手応えも重量級、間髪入れずに本艦「対潜警報」の発令です!
細糸、スレ針。
慎重に、張らず・緩めず・・・いつもの短くも長い、おチビりな時間。
釣り上げた後、この落ち込みを凝視してみると・・・
朝の斜陽に映し出された淵底。
これまでの淵と違い、ケッコーなサイズさんが未だ淵尻に何匹か!
こりゃ、たま、お魚の桃源郷!
即、臨戦態勢継続です!
それから続く四投目。
これまた川底で大きな銀影がキラリ!
が!
先の”鼻曲がり”で疲れが溜まっていたのか?
アワセの直後、先ほどより一層の重量感の後、チモトからプツり。。。
クッショ~!!
アセった挙げ句、針付けの後の五投目は、淵頭上の小枝に引っ掛けて。
・・・よくあるお話しです。
朝の斜陽に映し出された淵底。
これまでの淵と違い、ケッコーなサイズさんが未だ淵尻に何匹か!
こりゃ、たま、お魚の桃源郷!
即、臨戦態勢継続です!
それから続く四投目。
これまた川底で大きな銀影がキラリ!
が!
先の”鼻曲がり”で疲れが溜まっていたのか?
アワセの直後、先ほどより一層の重量感の後、チモトからプツり。。。
クッショ~!!
アセった挙げ句、針付けの後の五投目は、淵頭上の小枝に引っ掛けて。
・・・よくあるお話しです。
迂直の計、
空城の計(詳細はまた今度)、
キツツキの戦法(これもまた今度)・・・
戦国群雄割拠が試みた、
浅知恵な小生が知る限りの知略兵法を巡らしたのですが、
残念ながらそれ以降、24cmを揚げたのみ、ウンもスンもなく。
小生、まだまだ修行が足りませぬ・・・
秋の青空。
爽やかなそよ風に、白い雲が流れていきます。
少し強めなその風が、
釣りをするにはまま厄介、
残る暑さを凌ぐには好都合。
いずれ、難しいかな、渓流釣り。
今回の釣行で、
夏場以降は標高の低い川では釣れない、が間違いと知りました。
アサシンさん、ありがとうございます。
<データ>
9月9日 7~12時
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :8.5m シマノ 渓峰本流
仕掛 :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
天井糸 0.6号 3m
錘 B1号
釣果 :アマゴ 28cm 1匹
24cm 1匹
小アマゴ 5匹は リリース
気温 :15~27℃ 寒暖差が激しく
天候 :晴 流れる雲
表層水温 :17℃