小生の宮川下流釣行、その車中泊の定宿?は高山本線打保駅前、
今日も朝一番は5:31発、下呂行が発車します。
当方も出立の時、支度は整いました。
旅の空から・・・さあ、出発です。
<アサシンさん、おはようございます!>
ここ、宮川下流の釣り場は、
弊ブログにいつもコメントを頂ける、アサシンさんからのご紹介でした。
昨年もこの場所で落ち合う約束をして、
実際にはご本人と言葉を交わしていたのですが、
SNSでのあるあるは、その節はお顔を知らない者同士、
帰宅後のメールでそのことを知る限りでした。
ナリテ山のポイント。
今朝もアサシンさんは既にご到着の様子です。
今回は彼の車だけがここに駐車、これなら間違いありません。
・・・しかし、デリカはデカい!
太平洋波高し!
旧海軍の観艦式じゃないけれど、
奥は戦艦 大和、手前は軽巡 矢矧・・・そんな感じですね。
装備を身に着け河原に降りると、竿を操るアサシンさんが。
ご挨拶のあと、直ぐに釣果を伺いましたが、既に何匹か掛けられたとのこと。
ニジマスやブラウンに混じって、
大き目なヤマメをバラしたことを悔しがっておられました。
アサシンさんも小生も、昭和は40年、1965年の生まれ。
・・・なのですが、
朝はからっきし調子が上がらない小生。。。
で、既にエンジン全開は好釣果の彼、一体全体、何が違うのか?
もう、流石の一言です、ハイ!
暫く釣りの手を休め、お互いの身の上話に花が咲きます。
渓流釣りから始まって、装備や釣技、河川について、
体調や健康からお仕事や子供・両親の様子、
果ては新調されたダイワの竿が、コロナ禍で入手が難しかっとことまで。
改めて、昭和40年生まれ。
子供も独り立ちして、もう間もなくで定年です。
次なる人生の歩み方や活躍の場、生き方を考える歳なのです。
アサシンさん、ありがとうございました。
その後は宮川のもっと下流へ、
そして高原川へ転戦されるとのことでしたが、
下り坂の天候は、ご体調・ご釣果は如何でしたでしょうか?
小生はと言いますと・・・
あれから、もう、
おチビりそうなくらい、ウハウハでした!!
<渇水気味、されど好調、初夏の宮川下流>
都合3回程度の宮川下流での釣り。
その過去に比べると、本日は流量がかなり少な目、渇水気味です。
でも、通い慣れたアサシンさんに依れば、
これくらいが丁度良い案配、
天候も曇り空でお魚の活性も高いハズ、とのことでした。
確かに、彼の言われる通りです。
朝一番のご挨拶の後は、
彼のポイントから今少し下流のポイントに入ったのですが、
一投目からアタリあり!
・・・朝は絶不調の小生なのですが、こんなこと、久々です。
そのアタリも、ハデにひったくる、犯罪の臭いがするようなアタリ具合!?
初夏は小渓流では、小アマゴさんの食い着きが同様なのですが、
今日のそれは8寸程のニジマス、
それが繰り出す鋭いひったくり、暗い夜道はご用心!?なのです。
ひったくった後のニジマス、今日のそれは脱兎の如く、走る事、走る事!!
その勢い・速さは8寸程度とは思えません。
いきなりのトップ・ギヤは全速力!
しかも、仕掛けを入れたら即!
渇水気味の川幅から、振り込みだけを考えれば7m竿でも十分なのですが、
その後の引き具合・走り具合から、
彼らの逃避行を抑え込むには、本流長竿でなければ対応は不可能!
もう、ほんと「入れ食い」の状態。。。
・・・入れ食い、と言えば、
釣り師のご諸兄にも暗証番号や車のナンバーに、
ゲンを担いで「1091」とされている方々も居られるのでは?
小生もハスラーを「1091=イ・レ・グ・イ」としたかったのですが、
家内とスズキのディーラーでの商談中、
このことを告げたら、
「1091って、ほんと、スケベね~、ダメよ、絶対にダメ!!」
と、ウチの家内が。
??一体全体、何がスケベなのか、1091の??
彼女が「1091」を、どのようにゴロ合わせされたのか、
全く不可解なのですが、
彼女の予想をいつも超える(下回る?)言動を繰り返す旦那、
今回もその手の類と思われたのでしょう。
いずれにしても、残念、イレグイ・ナンバーは却下でした。。。
<今回も尺上2匹、とオオモノの取り逃がし>
振り込んだら、まず、空で竿を挙げることの無い本日。
その釣果の殆どは7~9寸サイズなのですが、
中にはもちろん、名物のお外道様も。
このトボけたお顔の大ウグイさん、
上顎に上手くかかった吉村渓流8.5号を外す際、
テコの原理が効いたのか、指でつまんだ針が曲がっちゃって。
こんなデカ・外道も、ここ宮川下流の楽しい余興ですね。
この段階で、間違いなく尺上サイズのニジマスさんが2匹、
友舟に納まっていました。
・・・我が小さな友舟。
9寸以下の御仁には本日、悲しいかな、川へお引き取りを頂いている始末です。
ナリテ山のトンネル手前、
その下流は落ち込みと平棚が3つ程、
大淵前は最後の落ち込みでの出来事でした。
ブドウ虫のエサに、本日は幾度と繰り返された、何の変哲の無いアタリです。
アワセの反動も、本日はいずれも強烈だったが故、異常は感じませんでした。
その直後でのお魚の走り出し・・・
ここからが、今までと違ったのです(汗)。
2匹挙げた尺上、その引き加減とは、明らかに一段違う速度と勢い。
浅めの川底で見え隠れする銀映、そのサイズも異様なほど。
昭和40年生まれ、
耐える小生、寄る年波に腰と腕が・・・
気付けばパワースペック、それもギャン曲がり。
サイズだけなら昨年、庄川と犀川で40cmオーバーを経験済ですが、
本日は晩春・晩秋の活性と全く違います。
・・・と、音色の低いバイオリン?はたまたビオラ??
せせらぎの音に混じって、
僅かにそんな音を聞いたような、
と思ったら、ぷっつン、で、音沙汰なしに。
もう少し、
単調でも趣のある楽曲、それを聞きたかったのですがね・・・
下手くそな釣技の小生でも、
どうでしょう、年に1回か2回、斯様なバカの付く好釣果日が。
・・・いや、
これは、アサシンさんからの釣果運、きっと、その御裾分けなのでは?
小生にとって、遠い釣り場は宮川下流です。
でも、少し無理をしてでも、毎度、行く価値はありますね。