早いもので、もう間もなくで秋分です。
一時に比べて日の出の時刻も遅くなりました。
<下栗の里で迎える朝>
標高1,000mは高地での車中泊、
その朝は少し冷え込み、とても静かでした。
夜中にトイレで車外に出た際、下栗の里は深い霧の中。
日の出前は4:30の起床時、
夜半には集落を包んでいた霧も、
朝には谷へと降りていったのでしょう。
朝食後の今に至っては、その霧もポツリ、ポツリ。
霧が晴れるのを見計らった訳ではないですが、
信玄公ゆかりの遠山郷、 さあ、当方も出陣です。
<メチャ混みは芝沢ゲート>
今シーズンも残すところあと2回の釣行、
今週末はそのおさらい?も込めて、
南信州は遠山川への釣行です。
5月の末にも訪れた遠山川は下栗の里の直下、
その際の顛末は以下の様子なのでした。
(↑クリック)
今回はもう少し奥へ、
遠山川上流のポイントを目指し、
芝沢ゲートから林道を徒歩で分け入る所存です。
その思いは・・・もちろん「鬼アマゴ」!
霧の晴れた下栗の里から芝沢ゲートに向けて、
細道曲道な林道赤石線を進むのですが、
これがまた結構な下り坂の連続。
標高をかなり下げました、
30分ほどで北又沢に沿ったU字路に。
・・・以下は芝沢ゲート近辺の描写ですが、
急転直下な出来事に、
故あって車から降りられず、
気が付けば写真の撮影は皆無でした。
長ったらしい文章のみで恐縮です・・・
車窓から覗くこの北又沢なのですが、
本日は、ものっすごい、急流です(汗)。。。
それでも意外なことに、
きっとこれは釣り人でしょう、
U字路の一番奥は沢に掛かる橋の袂、
浜松と豊橋ナンバーの車が2台も駐車しています。
その今少し先は北又渡の橋の手前、
何とここにも、
釣り人のものらしき駐車車両が!
これも運転席の覗き込みから、
その北又渡の橋の下、
陣笠を被った釣り人がひとり早くも、
小生と同じくエサ師が竿を出されています。
問題なのは・・・
その彼の脇を流れる遠山川、
怖いくらいの激流なンですが(汗・汗)!
轟音の流れ上に掛かる北又橋、
それを渡ると道は細く未舗装に。
暫く進むと芝沢ゲート・・・のハズが、
その手前から林道の脇は駐車車両でいっぱい、
あろうことか、
何これ?駐車場には入れません。(涙・笑)
それにしても異様な光景は、
林道の最果ては深い山の中、 しかも時刻は朝の6時前です。
地元のボランティアでしょう、
タクシーの運転手と一緒に駐車場を整理されるお兄さん、
運転席から聞く彼のお話によると、
この車両のほとんどが光岳の登山者のもの、
申し訳ないけれど、駐車はダム手前にしてほしい、と。
台風で悪天候が予想される連休、
お天気が持つであろう本日を有効に、
きっと皆さま、斯様な思い、なんでしょうね。
そして続けて彼曰く、
中には数グループの釣り人も含まれ、
すでに大挙して遠山川を登って行かれたと!
・・・長宗我部氏では無いですが、
これ、完全なる「出遅れ」です。。。
それに加えて、
激流の遠山川は山岳渓流、
とてもそこからお魚を捻り出す技量、
残念ながら小生は持ち合わせていないです。。。(笑・汗)
<辿り着いたは上村川>
さて、どうするか?
まずは次々に登ってこられる車両、
それを避けて林道を下栗の里まで退却です。
「5月に訪れたポイントは、
距離にすれば僅か数km下流か・・・
こりゃ、5月以上にあそこも激流かも?」
いずれ、
5月のポイントに至るとするも、
通行止めから下栗の里を下りる必要があります。
林道をR152まで降り、
その横を流れるのは支流の上村川。
そのご様子は・・・
ここも結構に激し目な流れ。
でも、
先ほどの恐ろしい激流に比べれば、
さては我が目はそれに慣れてしまったか?
・・・何となくですが、イケそうな気がします。(笑)
そうと思うなら、
早速にも着替えを済ませ、
激しい流れの際に降り立ち、
ブドウ虫をエサに仕掛けを振り込みます。
思った通り、
結果は早かったです、
流れる水の色と同じ白い小アマゴが。
出た場所は斯様なポイント。
遠山川も青白く濁っていましたが、
こちら上村川の濁りは白が一層に際立つ感じがします。
<サイズは小柄も魚影は濃い上村川>
あくまでも、
小生が入渓した区間は増水の上村川・・・
場所を選べば、そんな本日でも渡河は可能。
流れは速いのですが深さは浅く、
先ほどの一匹目が出現したような深めなポイント、
それがあまり見当たりません。
概ね流れは本筋と分流に別れ、
釣果が上がるのは、こちらの分流側から。
ここぞ、と思われるポイントからは、
小場所ながら、まずまずの手応えアリです。
いずれも上がるは小モノのアマゴ、色がとても白い魚体です。
中州を隔てて並走する本筋。
見た目の流れ具合はこちらの方が良さげ、
なのですが、
いくら重錘で仕掛けを沈めても手応えナシ。
少しユル目な流れ、
そこに仕掛けが差し掛かると、
分流と同じく小アマゴさんのお出ましです。
<ひがな、のんびり、秋の渓流>
曇りが優勢であった朝方ですが、
お昼近くになり、
ここ、山に挟まれた遠山郷にも陽が差し込んできました。
それでも、
流石にお彼岸近くの暦、
川っぺりをつつら歩くには良い気候。
近づく台風の加減でしょうか?
川面を抜ける風は一頃と違い、とても涼しいです。
お魚の出るポイントは限られ、
それ以外の場所はのんびりと通過します。
激し目なせせらぎの間、草むらから届くは虫の音、
ほんと、秋の渓流釣りです。
気が付けば仕掛けの目印より、
竿の穂先は器用に止まるトンボ、
そちらに気が行き出したりなんかして。(笑)
行く手を阻むかのように、
大きな堰堤が目の前に迫ってきました。
丁度、お時間となりました、今週末はこれまでかな?
短い時間でしたが、
お付き合いを頂いた小アマゴには、
青白い流れの上村川にお帰りを頂きます。
「鬼アマゴ」を期待しての「小アマゴ」。(笑)
来年のことに触れると鬼が笑う、
と申しますが、
遠山川での「鬼」は来シーズンまでお預けですね。
道の駅の温泉に立ち寄りひと風呂。
負け戦の尾張勢、
その帰路は毎度のR418沿い、
天龍~売木~平谷~上矢作~瑞浪なのでした。
<データ>
9月19日 上村川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :6.0m 天平
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 B~B2号
仕掛 :針 吉村7.5号
錘 B~B2号
天井糸 0.7号 0.7m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :アマゴ 6寸 2匹 5寸以下 ツ抜け
気温 :18~22℃
天候 :曇りまま晴れ
表層水温 :16℃
天候 :曇りまま晴れ
表層水温 :16℃
月齢 :8
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬

