2026年9月13日日曜日

釣れる川より、行きたい川へ~秋口の石徹白川

 

雨の多い今年の秋口です。


金曜日の夕方は天気予報から、
翌土曜日の早朝は曇り時々雨とのこと。

安全策は”行き先”を2つまで絞り込んでの銭湯&夕食でした。

これまでの長雨で、
きっと増水しているであろう山の中の流れ。

吉野家で牛丼を食べながら決めるのは、
2つの通い慣れた渓流からの選択、
”石徹白川 vs 馬瀬川上流”
なのでした。

ここは遊び心から、
生成AIに尋ねてみることに。




<天邪鬼 vs 生成AI>

流石は人工知能ですね、
・気象条件
・水の引き具合
・濁り加減
理論整然とご説明を頂き、軍配は”馬瀬川上流”に。


加えて・・・
毎度はお粗末な釣果ではありますが、
これは筆者のキャラでしょうね、
記録だけは詳細な弊ブログ、
その過去ログからも、
釣れる釣り場は馬瀬川上流の方が良さ気です。


それでも・・・
今日の弊ブログのお題は「石徹白川」と。


天邪鬼な名古屋者は小生です。(笑)

迷いから2つに絞ってはいましたが、
何か特別な・大きな不都合でもない限り、
明朝は石徹白川にしようかと・・・

先月は8月に馬瀬川へは行ったばかり。

それに恐らく、
増水から訪れるポイントは、
谷底に降り立っての若干窮屈な河原に。

見晴らしのいい釣り場で、長竿を存分に振り回したい・・・


生成AIには申し訳ないですが、
美濃加茂の吉野家を出た我が軽巡ハスラー号、
郡上八幡から吉田川沿いに折れることなく、
長良川沿いをまっすぐ奥美濃 白鳥まで。



<素敵な初秋の眺望&長竿を振れる川幅>

前回の訪問は3か月前、
梅雨入り前の清々しい初夏でした。

(↑クリック)

その時と同じように、
今回も枯れ沢を伝っての入渓です。


季節が変われば釣り場の様子も変わる。

そう、これです。

この初秋の白山の山々を背景にした遠望が見たくて、
きっと釣れるであろう馬瀬川なのですが、
それを辞して、ここに来たのです。

川の流れも梅雨入り前とは大きく違い、
増水から心配された濁りも無く、
とても期待の持てる状態!


竿の選択は8.5mの軽量本流竿が、
増水の石徹白川はこの近辺、
その川幅に最適です。


お魚に気付かれないよう遠間から、
長竿を大きく振りかぶり、
対岸は石積み護岸の足元に仕掛けを着弾させます。

ところが・・・

初弾では必ずあるアタリ、
でも残念、それが掛けられません。

同じ場所での2投目や3投目では、
見事にそのアタリが感じられなくなり、
ともすれば、エサだけ針先から無くなる始末。

上流に向け少しずつ歩みを進めながらも、
そんなルーティンを繰り返します。

何なんだろう??

いつもは好発進、
枯れ沢を抜けた入渓ポイントなのですが、
釣れそうな雰囲気とは裏腹に、コツを掴みかねます。



<時合が変わった瀬での釣り>

それでも全神経を、
アタリの僅かな最初の挙動、
それに集中してアワせてみれば・・・


やはり、こやつらの仕業か。。。


「もう間もなくで秋本番、
 ここで喰い損なうと後の厳しい冬が死活問題。

 されど、下手な釣り師の流す怪しいエサ、
 それにはご用心、ご用心・・・」

きっと小魚の心境は斯様なものかと。

ほんと、増水で強めな流れの中、
生きるって大変ですね。


最近の大雨で恐らく、ここ石徹白川も荒れたのかと。


6月の訪問では、この中州を挟んだ分流、
とても登り辛い激しい流れでした。

それが本日は・・・

随所で岩が流れの中で顔を出し、
沢を登るのに難しさ・厳しさを感じません。

代わりに、
ここを経由しない、
この上段を流れる分流が広く深くなり、
本日は増水も伴って太い流れになっています。

大きな渓相の変化です。


その上段の瀬まで登り切り、
引き続きは、先ほどの下段と同じ瀬での釣りです。

・・・なのですが、

投入後の直ぐでのアタリ、
そのアワセは空振りでは無く、
そこそこサイズのお魚が掛かりました。



<それでは釣れません>

小魚がエサを突くだけだった下段の瀬、
それとは何かが違います。

振り込んで流れに馴染み始める仕掛け、
凝視する水面ではいきなり、
お魚がジャンプ&落水、ハデに波紋が広がります。

すぐさま、
竿を立てると8寸程度?
白い魚体が水から飛び出します。

でも、何かおかしいです。

お魚の位置が針先ではなく、
ナゼか、その途中は蛍光目印の近辺に??


近眼に老眼、
加えて緑内障の小生ですが、
ナゼか、動体視力だけは良いのです、
どうもこれ、
お魚の胸ヒレが目印に引っ掛かているだけ?

兎にも角にも、
たも網にお魚を寄せますが、
当然の結果ですね、
あと僅かは目の前でヒレが目印から外れ・・・


水面を流れる目印、
それを虫か何かと勘違いして、
お魚は飛び掛かり、引掛かったのでしょう。

地団太を踏んだ後でも、
視線さえ上げれば、そこには初秋の山景色が。


<これも釣れませんね>

曇り時々雨の予報でしたが、この辺りから雲間には青空が。
その雲も何となく、夏の雲ではなく、秋の雲のような。


そんな青空と雲の下、
足元の悪い急な岩瀬を目の前の山影に向け登ります。

ここにも最近の大雨の影響でしょう、
真新しくも皮の剥がれた大木が、
河原に転がっています。


6月の釣行時にはありませんでしたが、
これを見ると大雨での川の流れ、
そのエネルギーの大きさに驚かされます。



そしてこの厄介な丸太のおかげです、
山影は良いサイズのイワナが釣れるポイント、
そのアプローチは、残念、今回は上流からとなり。


水辺に降り立ち奥の対岸は石積み護岸、
直下のユル流れに振り込みますが・・・

あろうことか、その最中に足元は3mほどの沖合い、
ほんと小生、動体視力だけは良いですね、
茶色い魚体はきっとイワナです、
尺程度の大きなお魚が見事なジャンプ!

これ、
ライズと言うよりも、
小生の姿を見て驚いての挙動かと。。。

拙い経験からですが・・・

こんな”出合い方”をしたお魚は、
どうにも、釣れた試しが無くて。(笑)


空振りで終わった山影のポイント、
そこを後にすれば、
テトラ底は岩崖を登る退渓ポイント前です。


最後の大場所なのですが、
残念、
先ほどから時合が戻ってしまって、
ここでの釣果は小ヤマメさんのみでした。


それでも、
見上げれば石徹白川の遥か上流、
白山の山々は素敵な遠景が見て取れます。


<やはり千客万来 石徹白川>

川から上がり下流に向けて林道をテクテク、
腰とリュックは体の前後から、
結構な音量で林の中を熊鈴が鳴り響きます。


ようやく見えてきました、軽巡ハスラー号です。


そのお向かいの路肩には、
今朝の入渓時には無かった車が。

石徹白川のこのポイント、
前々回の訪問まではご同輩とのバッティングが常でした。

歩みの遅い小生の釣技、
それでも追いつかれなかったところを見ると、
きっとこちらのご同輩はここに駐車後、
更に徒歩で林道を下られたのでは?

小生が歩いた以上に瀬が中心の区間となり、
そのご釣果を伺いたかったのですが、
残念ながら、
小生の着替え&出立準備までに戻られることが無く・・・


昨夜の生成AIからのアドバイス、
その真偽の程は解りかねますが、
難しいです、秋口の渓流釣り。

間違いなく足元に居るオオモノ。

これを如何に釣り上げるのか、課題の残る石徹白川釣行でした。



<データ>
9月12日 石徹白川
エサ   :ミミズ、ブドウ虫
竿    :8.5m  渓峰本流
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘  1、B、2B号
                    天井糸 0.7号 3.0m 
                    水中糸 0.3号 4.5m
釣果   :ヤマメ  6    
                           寸以下    数匹
気温    :18~24℃
天候    :曇りのち晴れ、昼前から風
表層水温  :17℃
月齢    :1


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2026年9月6日日曜日

奥飛騨 高原川で秋を感じて

 

季節の歩みは早く、奥飛騨の渓流釣りは9月9日までです。


「そんなに早く、店仕舞いしなくても・・・」

残暑の厳しい尾張北部に住む小生なぞは、
そのように思ってしまうのですが、
改めて奥飛騨で一日を過ごすと・・・

二足ほど早いここでの秋の訪れ、
目に映る景色からも、早仕舞いには納得です。


<奥飛騨 上宝へのルート>

暑さ厳しい7月にも訪れた奥飛騨は高原川。

帰り際は駒止橋を望む坂道の途中、
「この夏に、もう一回くらい・・・」
そんな思いを抱きながらも、気付けば既に秋口は9月。


同じような距離の宮川下流には毎年のこの季節、
大きなニジマスを期待して訪れるのですが、
(結果は毎度、大きなウグイが現実で・・・)
高原川には足が向かなかったのです。

「金曜業務後の車中泊派」な小生が、
宮川に向かえても高原川を避けてしまう理由、
それは高山盆地の北側にそびえる山々の存在でした。


1,000m近い峰々は、
その麓に至るまでで、既に3時間を要します。

それを超えるルートとしては3つ、
いずれの経由も小一時間以上を要して、
業務後の疲れた老体?には酷なのでした。


そのひとつは、
R158で平湯峠を回るルート。

蒲田川や高原川上流を目指すならこのルートは最適なのですが、
行きつけのポイントは高原橋から浅井田ダム近辺から、
このルートはとても大回りなのです。


もっとも・・・
高原川での釣果が不調の折り、
逃げ場でもある双六川が近いことも理由かな?(笑)

高原川上流で深耕開拓も必要かな?


二つ目のルートは、
高山本線杉崎駅から登る県道75号線のルート。

飛騨市街を抜ければ道幅も広く葛籠折れは一か所のみです。

途中、神岡町山田から農道へ折れれば、
浅井田ダムの直ぐ下流の高原川に出られます。

峠を少し下った柏原での車中泊に、
あえて難点を申せばR41の抜け道から、
夜中でも交通量がそこそこあることでしょうか。


そして三つ目のルートは、
7月にも、また今回も使いました、
国府町から荒城川を経て大坂峠を登る県道76号線です。

鬼門は大坂峠の幾つかの曲道。

改めて今回は夜間に葛籠折れの道を登りましたが、
フロント・ガラスが立ったハスラーの弱点は、
運転席から右側Aピラーまで距離があり、
結果、峠道の急な右カーブ、その先が見えにくいこと。

ルートとしては最短距離なのですが、
運転には一層に気を使います。


<ターボ仕様の恩恵>

そんな酷な峠越えの存在からこれまで、
高原川釣行には一念発起?が必要でしたが、
今回の訪問ではあまり苦労を感じませんでした。

その大きな理由は・・・

Aピラーの問題はあるものの、
ハスラーのターボ、このお陰ですね。

峠道の登りは踏み込みが必要であったNA車(自然吸気車)、
そこに至るまでに約3時間の運転が必要ですが、
その長距離運転もターボ車は楽ですね。

今回の釣行に限らないのですが、
今シーズンは長距離の遠征が多かったです。


同じように、
行くには気合いを要した”木曽の渓”、
天竜川や遠山川、行っただけですが南佐久など、
長距離の運転は特に高速道路や峠は登りの多い道など、
そこでのターボの効果は絶大なのでした。


・・・まだシーズン途中ですが、
何となくでの今シーズンの”振り返り”。


秋の到来を感じさせる奥飛騨 高原川の景色、
それが斯様な心持にさせるのかも知れません。

この新型ハスラーのインプレは後日に改めて。


<釣り自体は実力です(笑)>

金曜夜の運転はがんばりました。

大坂峠を越えて入った奥飛騨は上宝、
農産物直売所での車中泊の朝は、
既に秋の気配でした。

雨上がり、朝霧の中で向かうは高原橋の下流です。


止水の分流を超えて至る高原川本筋、
入渓点から距離のある”落込み”への道程、
そこへの思いはひとつのみの”一発オオモノ狙い”。

秋雨前線と台風の影響は当初、
今週末は釣行自体を諦めかけていましたが、
予報が”良い側”へ大きく外れ、
目の前は渓流釣りには絶好、期待の高まる青く鋭い流れです。


着きました、
予想通りの状態は激しい流れの落込みです。


状況的には釣れるハズなのですが・・・

結果だけを先に申し上げると、
この落ち込みでの釣果は、お外道様を含めてゼロ!

う~ん、これぞ、世界の七不思議(笑)。


その上段から続く瀬は、
川中の岩の裏や流れの隙間に出来る淀みから、
ようやくの釣果が・・・


とても”一発オオモノ狙い”の状況には程遠く。。。


雲間から少しずつですが、青空が覗き始めました。

それからは上流に向け歩みを進め、
激しい流れの合間に点在する”緩め”なポイント、
そこからの瀬釣りでポツポツの拾い釣りなのでした・・・


<穏やかな日差しの下>

その後は場所を7月と同じ、
川魚料亭の脇から入渓する浅井田ダム上流のポイントへ移して。


”一発オオモノ狙い”の野望、
その時は未だ心の底にあったものの・・・


石河原で雲間から届く日光に晒されるのですが、
7月の状況とは大違い、
背に差す9月の陽差しはとても優しくて。


♬優しい 日差しの秋がくれば~
 あなたを 忘れられるでしょうか~♬

お外道様を釣り上げた辺りから、
いつしか抱く野望もどこえやら。

秋の日差しは人の心を穏やかにします。(笑)




<アユ釣りはこれからが佳境>

竿を納めハスラーに戻り帰り支度、
その最中、一台のトヨタ車が降りてきました。


着替えを済ませた小生に問いかけられます。

「もう上がられますか?
 どうでしたか、調子は?」

「ウグイの釣果だけでしたよ。」

「はあ?」

お話が通じないハズです。

ご同輩はアユ師さん、
垢の飛んだ神岡の状況から、
ここまで登ってこられたとのこと。

「ウグイが居れば、アユも居ますね。」


お気を付けてのご挨拶の後、小生は河原を出立します。

駒止橋の袂から高原川を望めば、
とても良い塩梅に見受けられるのですが・・・


残念なことがもうひとつ。

いつもお世話になっていた駒止橋横のコンビニ、
秋の訪れとともに閉店のご様子です。


9月は秋の気配、
人の心は”おせんち”になるようですね。(笑)

今シーズンはこれまでの奥飛騨 高原川、
また、来シーズンまで、さようなら。



<データ>
9月5日 高原川
エサ   :ミミズ、ぶどう虫
竿     :10m SG ファイン・スペック
仕掛   :針 吉村8.5号
                    糸 0.7号トオシ9.5m
       錘 5B号
釣果   :ヤマメ    6    2匹
         5寸以下 数匹                                    
                       ウグイ         数匹
気温    :17~20℃  
天候    :曇り 後 晴れ
表層水温  :16℃
月齢    :23.4


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2026年8月30日日曜日

皆さま、お考えは一緒のようで・・・奥矢作 達原渓谷釣行



線状降水帯と言う言葉、
いつのころから使われ始めたのでしょう。

大雨をもたらす積乱雲の群れ。

木曜日は石川県と富山県で、
今朝に至っては福井県での発生です。



<雨量数値と実際の体感>

以前ですが馬瀬川上流での釣行時に大雨に遭いました。

降り始めはそれほど酷くも無く、
カッパを着込んでの釣行継続でしたが、
徐々に雨脚が強くなり吊り橋の下へ退避することに。

橋下への避難の途中は大粒の雨。

カッパ越しに体に当たるのですが、
それが”痛い”とは行かなくもその激しさ、
自然の繰り出すランダムなリズムに恐怖を感じました。

後から確認すると、その際の雨量が13mm/時間。

もちろん、
吊り橋の下にその雨量計が在った訳でもなく、
場所に依って降り方の差や、
数値と実際の乖離があるにせよ、
近辺のたった13mmであの感覚でした。

線状降水帯での、
時間雨量が100mm超って・・・

幸いですが小生は未だ、経験したことがありません。



<雨を避けての奥矢作>

どこで・いつ・どれくらい、
大雨が降りだしても不思議では無い今週末、
金曜日の晩は無理を避け、いつもの車中泊は取り止めに。

さて、
この不安定な空模様の中、
どこなら安全に竿を出せるのか。

肝心な行き先は釣り場の選択なのですが・・・

自宅から早朝出立は近場に限られます、
その行き先は前線に近い北への進路を避け、
東の方角は久しぶり、
恵那山の南側は奥矢作へとしました。


ネット全盛の時代でありますが、
ここは相変わらず、とてものんびりです、
今でも釣り券の販売は現地の店舗か個人宅のみ。


この時間で個人宅のチャイムを押すことは憚られ、
致し方なくは早朝から開いている釣具屋、
今の季節はアユの囮屋での購入です。

・・・実はこれが場所選びの2つ目のポイント。

ネットで釣り券が購入できない釣り場、
それは、きっと皆さま、
面倒っちくって敬遠されるのでは?

策士はそんな目論見の元、
購入した釣り券を手に、
上村川沿いは達原渓谷へ酷道418号を登ります。


<花崗岩の河原はチョット当てハズレ>

先週の週半ばは、
ここ奥矢作も雨でしたが、
その雨の降り方は若干控え目。

加えて花崗岩からなる渓谷は、
恐らくですが濁りも少ないのでは?


策士のその読み、半分は当たっていました。

全く濁りの無い上村川は、
もう少し流れに太さが欲しいところ、
残念ながら、魚影は薄い予感が漂います・・・

本日は背負うリュックにカッパを備えて重装備、
今にも降り出しそうな雲行きは湿った空気、
ただ、暑さが凌げる所だけは幸いです。

以前のように明治用水事務所横からの入渓です。


大岩を乗り越えての遡行は、日光の照り返しが無いことも助かります。


<沈黙の好ポイント>

入渓点から続く大岩区間は、
木立下に幾つかの”落込み&受け”が存在も、
ここからの手応えは本日と同じく以前も皆無でした。


この区間を登り切れば・・・


前方に見えてきました、
木陰下に深く入り込んだ落ち込みと小淵が。


10年前と変わらない渓相は小淵、
以前はここで必ず”結果”が得られました。

ただ本日、気になるのが・・・


木曜日はここ奥矢作も大雨でしたが、
金曜日に降雨は無く、
また、ここに来る途中、
駐車車両はご同輩の気配も無く。

さすれば、
懸念されるこのご同輩の足跡、
その痕跡は影響の少ない昨日のものかと。


セリ出す枝木を避け、
「竿を出すには、ここしかない」
のポイントには、まず、ご同輩の足跡が・・・


「う~ん、心得ているな、この釣り人。」

残念、往年の好ポイント、
そこからは手応えを得られず終いでした。


<限られた砂地、そこに続くは・・・>

その後も遡行を続けますが引き続きの無反応。


ただ、まあ、正直なところ・・・

夏の終わりの奥矢作 達原渓谷です、
その標高も数百mと抜群に高くも無く、
それを裏付けるように水温も20℃と高め。

無釣果は無くても、好釣果は望めない、
それを承知の上での入渓なのでしたが・・・


夏の厳しい陽は差さずとも、
風も無く湿度と気温の高い渓谷での釣り。

進むにつれ、
心の奥底に「ボ」の字がチラチラ見え隠れ。(笑)

・・・と申しましょうか、
花崗岩の隙間で目にする狭い砂地、
ほぼ漏れなく、そこにはご同輩の足跡が。


ここに至っては何と、
シカさんの足跡と入り乱れているじゃないですか!

結構、ハッキリ・クッキリな足跡、
ほんとに、これ、昨日のモノ??


<毎度、策士は策に溺れて>

手応えの無いままの遡行は、
前方にR418に掛かる達原トンネルが見えてきました。


先ほどから小雨でしたが、
この辺りから急に雨粒のサイズが大き目に。

確かここからトンネルの手前まで、再びの巨岩区間だったかと。
また、カッパを着込んでの今日の釣りは、
蒸し暑くて汗が止まりません。

「無理は止して、ここまでにするか・・・」

幸いにもR418へよじ登る体のいい退渓口も見つけられ、
残念ですが、本日の釣りはここまでとすることに。


R418をハスラーに向け、
上村川を下る方向で歩みを進めます。

すると、その路肩に・・・ヤラれました。(笑)


どうも、
駐車スペースの横を流れる沢、
そこからご同輩は入渓された様子です。


やはり、
あのハッキリ・クッキリな砂場の足跡、
それは昨日のモノではなく、今日はついさっきのモノ!

「自分より上流に停められた日にゃ、
 ほりゃ、気付かんわな・・・」


加えて、
もう少しでハスラーという、
明治用水事務所前の端の袂では・・・


入渓時には無かった駐車車両、
そこで釣り具を扱われるルアー・マンさんが。

「これから入られますか?」
の小生の問いに、

「いえ、上流に車を止めて、ここから入ったのですが、
 今日は水が低くてダメですね。」

な~るほど、
これで合点が行きました。

策士が皆無と思った先行者、
それがふたりもお見えとなれば、
小生が如き腕前では、ダメダメですわ。(笑・笑)


渓谷の湿った空気と岩を踏む感触は、やはり心を整えてくれます。

夏の終わりの渓流釣り、ほんと、難しいですね。



<データ>
8月29日 上村川 
エサ   :ミミズ、ブドウ虫
竿    :7.0m  翡翠 冴 硬調 
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘 2号
                    天井糸 0.7号 0.7m 
                    水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :ボ~ズ
気温    :20~22℃  
天候    :曇り まま 雨
表層水温  :20℃
月齢    :16.4


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