金曜日は春の嵐のような雨でした。
予報では今週末、季節外れの暖かさになるとのこと。
「さて、今週末はどこにしようか・・・」
釣れる・の条件だけなら吉田川。
しかし今年の小生の「釣り運」から、
また腕のいいご同輩とバッティングやも?
同じく長良川の本流沿いも激戦区で厳しそう?
石徹白や馬瀬川はチト早すぎる、
さりとて宮川や高原川は遠すぎる、
小坂川も良いけれど、釣り券代がなあ・・・
そんな事を考えながら、
つらつらと郡上を北上したら、
ここ、庄川の一色川に着いてしまいました。
<庄川支流の一色川 キャンプ場前>
正直なところ、
ここも若干、季節的には早過ぎかも知れません。
里の庄川本筋の桜は蕾で固め、
キャンプ場周囲の色彩は茶褐色からも。
日中は暖かくなる、
とは言うものの、お空は怪しい雲が支配的です。
気温は10℃。
・・・疑うことを知らない、
子供のように素直な心のおじさん。
彼は朝も早くて小寒い風が吹く中、
動けば、そして、釣れれば、きっと熱くなろうと、
長袖シャツ一枚に釣りジャケットのみの軽装で出陣します。
本当に良く降る雨でした、
普段は枯れ川の分流ですが、
本日はそこにも水の流れがあります。
<手ごたえが、あるような、ないような>
分流と本筋が交わる場所、
このポイントはいつも試金石で、
ここで釣れれば今日の一色川は大丈夫なのです。
水温は9℃、ちょっと低めかな?
その水温を参考に白波と白波の間は、
緩めの流れに仕掛けを刺します。
2~3投目の後、
僅かにアタリのような感触が!
でも残念、
アワせに竿を上げても糸の先にお魚は無く。
活性が低くて、喰いが浅いのかな?
こんなやり取りが何回か。
で、
そのうちに反応も無くなり・・・
う~ん、
今日はイケるのか、イケないのか?
試金石からの判断、それが難しいところです。
いずれ、今少し一色川をさかのぼることに。
<お作法・常識が通用しない時代?>
渓流釣行ではまま、
行く手を岩などの障害物で阻まれ、
一旦、川から上がりヤブを抜ける場合があります。
入渓の場合もそうですが、
再びヤブから河原へ降りる際、
落差が大きい場合は木や枝に手を掛け慎重に降下します。
ここでの留意点は、
春先なら手を掛ける枝木に、
芽が吹いているかを確認します。
芽吹いていれば大丈夫、
その枝木は生きています、折れません。
もし芽吹いていないなら、
それは枯れた枝木です、体を委ねるには不適格。
斜面を降りかけの途中でも、
手を掛けるのは他の枝木にするか、
もしくは降下ルート自体を咄嗟に見直し、判断します。
ただ最近のニュースを見ていると・・・
都会の公園で折れた桜の大木は、
枝先には見事に花が咲いているのですが、
その付け根である幹のところから大きくポッキリ。。。
写真は後程で訪れたグランド横の土手の木から。
管理された公園と違い?
厳しい自然の野山では早々に淘汰され、
そんな樹木は存在し得無いのかもしれませんが、
雪の重みで弱った枝木も考えられ、春先は一層の要注意ですね。
<寒いっす、釣れないっす、もう、ダメ!>
その後はヤブを抜け、
改めて再度の竿出しですが、
枯れ川との合流点で得られらた僅かなアタリ、
ここに至っては、全くの「手応えゼロ」となってしまい・・・
加えて、
ヤブ漕ぎは結構な運動で体が温まっているハズですが、
予報を信じて元気よく薄着で飛び出たおじさん、
彼は未だに寒さを覚える始末なのです。
・・・やっぱり、ちょっと、早すぎたか。
早め早めの決断と行動が肝要と、
一色川上流から場所を移動することに。
次の場所は一色川の下流はグランドの裏に。
僅かな標高差ですが開けたこの地域です、
キャンプ場近辺では11℃だった気温がここでは13℃に。
膨らんだ桜のつぼみが春を感じさせます。
それでも水温は変わらずの9℃、
開けた土地を抜ける風は強くなり、
体感的に寒さ加減は上流よりも一層と・・・
浅めの瀬が中心のこの近辺、
流れから水の入れ替わりが早いのでしょう、
暫く粘ってみましたが、やはり時期尚早の手応えなし。。。
かくなる上は、
川虫の調達のみでも・・・
でも残念、増水が激しい本日です、
手の届く川石をひっくり返しても虫は取れず終い。
う~ん、全てが裏目、裏目。。。
メゲずに、もういっちょ、移動しましょう!
<起死回生は反転流にて>
朝一番は一色川上流での「アタリ損ない」、
そこでのヒントは流れが緩め・深めなポイントでした。
どこか、そのようなポイントは・・・
毎年は初夏以降の訪問なのですが、
おなじみの車中泊ポイントです、治郎兵衛のイチイ前へ。
いつもは蛍が飛ぶ水田も、
今の季節は静かな泥水に青空が映えていますね。
寒くて支流で釣れないのに、果たして本流で釣れるのか?
まあ、辞めましょう、
常識に捕らわれ過ぎることは。
知る限りの深場・弛みの大場所はここのみ。
それに昨日の増水から、
向こう側の激しい本筋に比べ、
こちら側は流れが上流へ反転しています。
流れはありますが、ある意味での滞留・・・ここに期待!
川面にセリ出た枯れ草に注意しながら、
岸に近い穏やかな水面に仕掛けを振り込みます。
沖の本筋に吸われ、
目印は目の前を通過して下流に。
でも本筋に本気で乗らない程度に手前に寄せれば、
あるポイントから目印はゆっくり反転、
今度は上流に向けて流れます。
そんな周回軌道の2回目くらい、
ほんと、僅かですが、アタリらしき手応えが。
低いであろうお魚の活性です、
ここは慎重に、2テンポ遅らせ、アワセます・・・
読みが当たって、ようやくの一匹。(嬉)
<続かないですね、お跡が>
二匹目を期待して暫く粘りますが、ダメですね。
その後はもう一か所、
緩め・深めの覚えのある、今少し上流のポイントへ。
昨シーズンの夏の終わり、
意外にも良く釣れたポイントは、
今日の増水で様子が大きく変わっています。
・・・水が引いたら、元に戻るのかね?
それでも予想通り、
この右側は日陰にも反転流が。
ネチッっこくも粘るのですが・・・残念、ここまで。
天気予報の通りには行かず、
風もあり小寒い4月の上旬は飛騨庄川。
それでも、
釣りを終えて治郎兵衛のイチイ前の駐車場、
日差しの元は車内で昼食を頂けば、ほっこり眠くなってきました。
まったりとお昼寝、その後は帰路に就きました。
ひるがの高原を超えた直ぐ、
郡上高鷲では16℃と桜も良い具合。
天気予報は間違っていなかった様子ですね。
<データ>
4月11日 一色川・庄川
エサ :ミミズ、オキアミ
竿 :6m 天平
仕掛 :針 吉村7号
水中糸 0.3号 4.5m
天井糸 0.7号 0.7m
錘 1号
釣果 :ヤマメ 6寸 一匹
気温 :10~13℃
天候 :晴れ、風あり
表層水温 :9℃
月齢 :23.1
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