今年も晩秋は信州 犀川への釣行です。
巨大なニジマス&ブラウンで夢のある犀川。
でも小生に限ってのお話では、
毎年一泊 or 二泊の釣行で釣れても最大2匹まで。
もちろん、
そんな自主規制を掛けている訳はなくも、
この壁を超えることが、
残念ながらなかなか出来ないのです。
言ってしまえば・・・数釣りは難しい犀川釣行。
それでも、
僅かな可能性は夢やロマンを求めて、
今年も250kmの彼方に足が向かってしまうのです。
<東電 平ダムのお加減は>
雨の多かった今年の秋でした。
きっと平ダムからの放水量はダダ漏れ・・・
と思いきや、意外にも少量の放水なのでした。
「こりゃ、今年は良い案配なのでは?」
ダムから下流を望む晩秋の景色も、
今年は気持ち、期待を感じる様相です。
<犀川での釣りは情報戦?>
まず最初に向かったポイントは深耕開拓、
児玉橋の上流は犀川の左岸でした。
通称「たけやぶ」と呼ばれるこのポイント。
平日は木曜日の午後ですが、
やっぱりここは晩秋の犀川です、
ポイントから上がられるご同輩の姿が。
すれ違いざまでのご挨拶では、
お話を伺うと30cm程度のニジマス、
一匹とのことですが釣技のフライで掛けられたと。
でも、期待したサイズでは無かったとのお言葉も。
次のポイントへ向かうその後ろ姿に、
何となく哀愁が感じられます。
入れ替わりで入ったそのポイント。
名前の通りです、背後にはず~っと、竹藪が続きます。
早速にも9.5mの剛竿に1.5号の仕掛を結わえ、
犀川での今年の釣り、いざ、開始です!
写真ではのっぺりとした、
変化の読みづらい流れに見えますが、
左に大きく湾曲した犀川のこの近辺の流れ、
左岸に立つと10m程度の沖合に流れの境界線、
手前はゆっくり目、沖合いは早めの流れ具合なのです。
その丁度は境界線辺りに、
繰り返しは仕掛けを振り込み、
少しづつ上流へ、上流へと移動します。
・・・と、
上流から釣り人が下ってこられました。
普段の渓流で”釣り下り”をされた日にゃ、
あまりイイ気分にはなりませんが、
なにせ、この広大な流れの犀川です、
上に向かうも・下に進むも、釣果に影響は無いような。
むしろ、そこは、
ご挨拶かねがねお話から、
”有益な情報”を引き出せた方が。
こちらのフライ・マンさん、
R19の洞門脇から下られたとは、
結構な距離を既に釣り歩かれていますが、
残念ながら”その結果”は得られていないと。
一服されながら、
ここ犀川での”オオモノ・ロマン”を、
彼も年一回の機会とのことで雄弁に語られていました。
・・・入れ替わりの二人組が30cm級を一匹で、
こちらの御仁は長距離を歩かれても無釣果とは、
今日はこの通称「たけやぶ」のポイント、
あまりいい調子では無いような・・・
雄弁な語り口調に同心する一方で、
心の中は裏腹、斯様な分析とは・・・
小生、ほんと、いやらしい性格ですね。(笑)
<「たけやぶ」での悲劇>
下流に向かわれるフライ・マンさん、
彼と別れた後に見事に天罰が下りました。
山に挟まれ静かな流れは犀川の川面、
遠投の為に振りかぶった竿はその頭上から、
甲高くも”パーン!”と大きな音が響き渡ります。
一瞬、クマ撃ちの発砲音かと。
・・・本流竿が勢いよく折れる時の音って、
”ボキっ”じゃなくて”パーン!”なんですね。(笑)
竹藪の護岸は積み上げた岩を補強する「網」、
そこに釣り針を引っ掛けてでの、
目一杯の遠投でした。
見事に4番節が折れて。。。トホホ。
どんぶらこと流れ下る穂先~3番節に慌てましたが、
そこは幸いにも釣り針が網目に掛かっており、
難なく釣り糸を手繰り寄せての回収でした。
以前はSPロングを折りましたが、
その際も確か4番節だったかと・・・
竿にムチャな力が掛かった場合、
4番節が折れるように設計されているのでしょうかね?
メーカー側は補用品として、
4番節と穂先(これも、よく粗相します)、
これだけを多めにストックさえしておけば・・・
イヤ、余計な算段。
いずれ、お高く付きます。。。
<川口橋での秒殺>
気を取り直しての河岸変えは、自身で実績のある川口橋の下へ。
ここ犀川だけでは無いですが、
実績のあるポイントや良いと言われるポイントでも、
直近で起きた大水やその日の水位や諸条件で、
状況は大きく変化します。
この川口橋のポイントも、以前はそうでした。
して、本日の状況は・・・幸いにも良さげです。
反転流後の緩くも”押し”の強い流れは健在、
そこに幾度か仕掛けを振込み、そして引揚げます。
夕刻が迫る晩秋の斜陽の中、
川底の岩か岩盤に錘がコツコツと当たる手応え。
そのアタリにも似た幾つかの手応えのひとつに、
ククっと明らかな生命反応が!
・・・これが犀川でのアタリなのです。
アワセを入れた直後、
大きく竿がグンと思わずもお辞儀、
その刹那、
引きの感覚が皆無になり・・・
・・・切られたのは1.5号糸です。
恐らくですが、
穂先への結び加減が悪く、
ここで糸の強度が落ちていたのでしょう。
悔やまれます。
・・・にしても、
オオモノだから出来る芸当は、
見事なまでの”秒殺劇”なのでした。。。
<川底のコツコツ感が狙い目>
この川底に錘が当たる感覚なのですが、
同じ本流釣りでも長良川や高原川では感じない、
ここ犀川特有は独特の”クセ”があるように思います。
何と申しましょうか・・・
恐らくは岩盤の形状と思われますが、
錘が当たるコツコツとした手応えを感じたら、
若干、穂先を僅かに、ほんの僅かに上げる動作が必要。
これを怠ると、
錘もしくは釣り針が吸い込まれ、
川底の障害物に捕まり”根掛かり”なのです。
回収した仕掛けは錘以下がロスト、
もしくは釣り針が大きく曲がっています。
しかしながら、
この”コツコツ感”は重要で、
釣れた時には必ず、この感覚があるのです。
連続するコツ・コツ・コツ・・・
その”手応え”に、
クっ、の違和感を感じたら、
それが、ここ犀川でのオオモノのアタリなのです。
想像するに、
オオモノは砂底には居なくて、
クセのある岩盤底にのみ居るのでしょうね。
<土曜午前は橋木橋にて>
初日に秒殺のバラシを喰らった後、
二日目は朝から夕方まで犀川を歩き回るも生命反応なし。
唯一の収穫は温泉と夕食だけでした。(笑)
最終日は土曜日、
この日はどのポイントも千客万来で、
橋木橋の上流は、
上られるフライ・マンさんと入れ替わり、
どうにかこうにか竿を出すことが叶いました。
その入れ替わりのフライ・マンさん曰く、
「今日は手前側の緩めな流れがイイですよ。」
彼のアドバイス通り、
入川口の真ん前は沖合に早流れが見られるも、
それは見逃して、手前の緩め・浅めな流れに的を絞ります。
暫くすると同じエサ師さんが参入、
ご挨拶の後に腰まで浸かっての遠投です。
この押しの強い犀川で、腰まで浸かる”ガンコ釣り”。
そのお気持ち、良く解ります。
それでも、
小生はアドバイス通り、
手前、緩め、浅めの流れに固執。
コツ・コツ・コツ・・・
緩いながらも仕掛けは流れ、錘が川底に当たります。
気持ち、コツコツ感が無くならない程度、
穂先を上げてコントロール・・・
で・・・来ました!
クっとした確かな生命反応、アワセます。
大きく撓る本流竿、
秒殺はなく既に30秒は経過、
赤いお魚の側面が水面に見えてきました。
・・・ニジマスか?
寄せの段階に入って・・・まさかのバラシ!?
引き上げた仕掛けを入念にチェックしますが、
どこにも異常は無くて・・・
「詰まるところ、これが、今年の犀川釣行かな?」
夢とロマンは、また来年に持ち越しなのでした。。。
<番外~ほんと、今年は高く付きました。。。>
折れてしまった本流竿もショックでしたが、
往路は木曽路のR19、
木曽駒は栗本辺りでの追越し登坂車線、
川漁師自身が見事に「網」に掛かってしまい。。。
出鼻を挫かれ、
これがボ~ズの主因かも。
ご諸兄各位、
馳せる心も速度は控え目、
安全運転を心がけましょうね(涙)。
<データ>
●10月29~31日 犀川
エサ :ミミズ、オキアミ
竿 :9.5m SG パワースペックZR H+
竿 :9.5m SG パワースペックZR H+
10m SG ファイン・スペック
仕掛 :針 マス針9号
1.5号 9.5m トオシ
錘 5B+ 5B+5B
仕掛 :針 マス針9号
1.5号 9.5m トオシ
錘 5B+ 5B+5B
5B+割ビシ特大
釣果 :ボ~ズ
釣果 :ボ~ズ
気温 :
10月29日 17~14℃
10月30日 5~17℃
10月31日 9~18℃
天候 :
10月29日 晴れ
10月30日 曇りまま雨
10月31日 晴れ
表層水温 :未測定
月齢 :18.5~20.5
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬




