2月になりました。
もう間もなくで立春です。
2月は「光の春」とも言われ、
まだまだ寒い日が続くのですが陽は少し長くなり、
その日差しにも僅かながらに温もりが感じ始められます。
昨年の晩秋は信州 犀川への釣行、
それを最後に昨年度のミミズ飼育は終了し、
またぞろ、ミミズさんには越冬に入って頂きました。
昨年のプラ・タルによる地中越冬は土の選択が悪かったのでしょう、
一昨年に比べて数並びに長さが今一つの出来具合に。
今年は二の轍を踏まぬよう土を吟味して使用、
暖かかった12月は小まめに水やりも行いました。
暖かかった先週末、
タルの中身をバケツに返し、
今現在の育成状況を確認したのですが・・・
決して昨年ほど悪くは無いものの、
さて、何が原因なのか、
一昨年の出来具合には届かないような。
かくなる上は追い上げです、
飼育土を良~く混ぜ合わせ酸素補給、
「鬼は外!」の掛け声はエサの米糠も追加散布、
ミミズさんには再び、今暫くの「冬の眠り」にお着きを頂きました。
来月はお彼岸の前後、
そのころは本格的にご起床を頂き、
小生の初釣り、それにお供を願う所存です。
しかし、まあ・・・
単純に飼育するだけなら難しくないミミズ。
でも、それを釣り餌を目的に、
長く・太く・たくさんに、を狙うと、
意外にもハードルがぐんと高くなるのです。
昨年のシーズン中の飼育は、
エサとしてはお手製の糠味噌を与え、
観賞魚用のチラーで心地よい環境の整備は、
衣食住で言うところの、食と住のカイゼンですね、
それでも、
思ったほど長く・太く・たくさんに、とは至りませんでした。
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偶然の産物とは言え、
数年前にはこ~~んなに、
極限まで肥大化・長大化したミミズ。
その当時の飼育条件、
それを今一度でじっくり思い起こして、
一体何が違っているのか、はたまた、足りないのか・・・
この冬、至極、真面目に、考えて(笑)。
・・・残るは、衣食住で言うところの衣。
すっぽんぽんのミミズさんですが、
果たして、人間様の「衣」に相当するモノ、
何かそこでのお手当てが、十分では無いのではないか?
至った一つの結論が、「光の春」ならぬ、「光」なのです、ハイ。
土の中は暗がりで活発に活動するミミズです。
飼育の為に透明なタッパに納められているのですが、
ひょっとしたら、その飼育環境が、彼らには明かる過ぎるのでは?
仮説として、
明るいが為に活動や食欲が抑え込まれているとするならば、
如何にエサに趣向を凝らしたり、住環境の整備を行っても、それは徒労。
・・・合点が行きます。
もちろん、飼育箱タッパは遮光・保温を目的とした、
銀色のキャンプ・シートと薄い黄色はポリプロピレン(PP)箱、
それらにきっちり、覆われている様に見えるのですが、
狭い隙間から光が入っているのでは?
それを確認するために、
飼育箱の位置にデジカメをセットして、
シャッターのタイマー機能で撮影を試みたところ・・・
う~ん、お解り頂けますでしょうか?
カバーとPPの継ぎ目、並びに、PPの薄い肉厚部から、
僅かではありますが、うっすらと光が漏れ込んできています。
果たして、この程度の「光の漏れ」、
それがミミズさんの食欲に影響するものなのか??
兎も角、潰せる根源・心配事は潰すことに。
・・・と言うことで、年明けからこの方、
製作途中なのは新型の飼育装置、それがこれです。
従来はひとつの飼育装置にひとつの飼育箱でしたが、
新型では二つの飼育箱を同時に収納します。
これにて、昨年よりもミミズ及びその堆肥の生産効率は倍に(嬉)。
光の漏れ込みに対しては、木板に開いた穴が3つ、
小さな穴はΦ10がフロート・スイッチ取付用、
大きな穴、と言っても、
配管ホースと同径はΦ16にて、チラー冷却水の供給と排出を。
脇の長穴は排水ポンプの配線用コード、それをソツ無くPP箱内に導きます。
木板は防水処理を兼ねてこれより塗装、
木の骨組みは今少し補強の後、キャンプ・シートを張ります。
さて、鬼門であります、
冷却水を張る器形状のPP箱も、
肉厚の薄い個所から光が透けて入り込んでいました。
それには銀色のラッカー塗料、それを幾重にも重ね塗りをして。
ただし、
PPは塗料の乗りが悪く、
下地処理は大変ですがアルコール拭き、
その後に下塗りとして「ミッチャクロン」なるモノを・・・
我ながら、もう、呆れるくらい(笑)。
「鉄壁の守り」は光の侵入防止策!?
完成後には内部の確認撮影を試み、
まだ光が漏れ込むようなら、更なる対策を考えています。
しかし、まあ・・・
やいのやいのと調べて、考えて、行動して。
この結果がどうであれ、
長い冬はシーズンOFFです、
その間にしか出来ない、お楽しみですね。
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2 件のコメント:
こんにちは!
ミミズ養殖改善お疲れ様です
ミミズの良品条件の模索は
大変そうですね
今回の改善に効果が出る事を
お祈り申し上げます
先週はウェーダーのお手入れに
つきましてご回答ありがとうございました
今年のソールの手入れは貴殿の手順を
参考にしてみようと思います
白いワゴンの男
白いワゴンの男さん、こんにちは。昨日から郡上は解禁になりましたね。ネット記事を見ていると、今年は上の方は雪が深そうで・・・
そんな冬の季節は自宅にこもり、ゴソゴソと悪だくみしています。(笑)
先週のウエーダーの件、安くても、高くても、長持ちして欲しいのが人情です、お手入れ方法が参考になれば幸いです。
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