サツキマス釣りに挑戦しよう!
とは言ったものの、本流釣りと称していつも竿を出す長良川は白鳥か高鷲。
釣行の途上、はたまた郡上への出張で、美並の道の駅へは行くのですが、
実際にこの辺りで竿を出したことがあるのは3年前の夏。
道の駅横の長良川で鮎師の皆様に紛れて、それもそこで一回こっきり。
・・・そのときはウグイさんオンリーの夕刻でした。
正直、サツキさん狙いの本場、長良川中流域の詳細は解りかねます。
”こりゃあ、いっぺん、様子を見ておくか・・・”
GW後半に体調を崩し、先週末の日曜日はまだ病み上がりの状態。
家内からも「釣り禁止令」が発令中。
なんとか頼み込んで、釣り竿不携帯なら行ってもイイのお許しを頂き、
短時間ですが長良川中央エリアの事前調査としました。
いつも通い慣れたR156、今日も良い天気です!
そこから望む清流 長良川は緑の水を湛え、いつ見ても風光明媚な絶景。
でも、これって裏を返すと川の俯瞰、景色の見晴らしが効くって事。
ってことは、R156や川沿いの道路は川面よりかなり高い位置を走っている。
実際、車を駐めて川をのぞき込むと・・・降り口を探すことが大変!
またR156を走っていると、いつも横に長良川が並行しているように感じます。
実際にそうなんですが、でも地図を開いてみると・・・
曲がりくねった長良川、随所でR156から離れて流れています。
特に立花や須原のトンネル近辺などは。
”国道156号沿いのめぼしいポイントは、場所取りが大変そうだな・・・
初級者が「ハイそうですか!」って、しゃしゃり出る幕は無いだろう・・・”
だいたいそんな場所って、川の流れの屈曲部や湾曲部・・・
淵あり、トロあり、落ち込みありの変化の連続!
普段の吉田川・馬瀬川・小坂川で展開する「得意の戦法」に持ち込めそうな。
逆に曽代あたりの瀬では、小生、全く第六感が働きそうにありません。
上河和の近辺、対岸から確認しためぼしいポイント。
橋を渡ってその近くに軽巡を駐め、徒歩で情報収集を開始します。
・・・車に乗ってばかりじゃ、肌身で感じる貴重な情報は得られなく思い。
前から鈴を腰からぶら下げた、お年寄りのご夫婦が来られます。
恐らく地元のご年配、きっと午後のお散歩でしょう。
・・・こりゃ、チャンス到来!
小生 「すんません、この辺でお魚を釣る場所って知りませんか?」
おじいさん 「何を釣りゃ~すね?アユかね?」
小生 「いえ、サツキマスです。」
おじいさん 「ほうかえ。昔はのう、よ~さん川で跳ねとったが、最近はのう。」
「ほんでも、今でも釣っとる所はたまに見るでのう、この先だて。」
さすがはおじいさん、それらしい情報をお持ちのご様子です。
おばあさん 「この間、漁協さんが放っとった魚の事かね?」
おじいさん 「いや~、ありゃ、アユだわ。ま~じきに、季節だで。」
やっぱり、おばあさんは余りご興味が無いご様子。。。
おばあさん 「まあ、ホンでも、小牧から。遠いところを。」
小生 「いえいえ、良く来るんで、この辺りは。釣りでもお仕事でも。」
3人で川沿いの遊歩道を歩きながら、お話しが弾みます。
腰にぶら下げた鈴は、熊除けならぬ「猿除け」とのこと。
暖かくなってからこの辺り、おサルさんが集団で出るそうです。
・・・最近の小生、残念ながらお年頃の女の子とは斯様にお話が弾まず。
おじいさんにガードレールのスキマを教えて頂き、
おじいさん 「若い衆はみんな、ここから岩場に降りていきよるに。」
ご丁寧にポイントまでご同伴を、ありがとうございます。
お礼かねがね、ご夫婦にお別れを告げ。
めぼしいポイントと、その降り口を数カ所ほど抑え。
これくらい抑えておけば、ご同輩とバッティングしても妙案次策が思い浮かび、
不自由することは無いでしょう。
おじいさん、おばあさんと長良川沿い、マッタリとしたお国言葉で歩いていたら、
年老いた自分の両親を思い出しました。
”そういえば、今日は「母の日」か・・・ここんところ、行ってないな。”
ということで、帰路は少しばかりの遠回り。
・・・実家に向かって軽巡洋艦は進路を取り始めていました。
2 件のコメント:
いてもたってもいられないんでしょう。体の調子と相談してくださいよ。体調のいい時なら、体は無理がききますからね。
西巻様、こんばんはです。
日曜日は余りにも良い天気で・・・
ご推察の通り、居ても立っても居られませんでした。。。
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