シマノのストッキング・ウエーダー WA-224Jを使い始めて約一ヶ月。
今の時期は快適です。
昨年まではこの季節、同じくシマノのナイロン・ウエーダー WA-054I を
ウエット・パンツが心地よくなる手前、5月一杯まで使用していました。
暑くなっても、また、寒くなっても。
春先からの10回程度の釣行、丸3シーズンを過ごしてきたナイロン・ウエーダー。
下手クソ故、お魚が釣れないと被写体を求めて河原を歩き回る主(あるじ)。
また、珍しく釣れたとしても、ジっとしていられない性分。
あっちの方が、こっちの方が、もっと大きいのが、たくさん釣れるんじゃないか?
・・・いずれ、歩数が増えます。
双方、パッと見は同じようなカタチの履き物ですが、コンセプトと言いましょうか、
やっぱり違うんですね、使ってみると。
そこで良否を含め、以下は小生の勝手気ままな感想です・・・
<ナイロン・ウエーダー>
各社からナイロン・ウエーダーが発売されていますが、このWA-054I
(現在の後継は型式がWA-054Nでしょうか?)は生地が厚手な印象です。
丈夫さをウリにしています。
購入時に釣具屋さんで他と触り比べたのですが、頑丈そうな手触りでした。
長靴と一体となった構造。
その厚手の生地と相まって、さすがに全体的な重量感は隠しきれません。
普通に河原を歩いている分には差し障りは無いのですが、問題は退渓時。
時として、まま無理をしてでも急な斜面を登る必要があります。
一日のハードな釣行を終え、「重たい鎧」を着て登る急な斜面・・・
歳も歳。
正直、足が思ったように上がらないんですよね。
丈夫なウエーダーなんですが、ハードな使い方から今では水漏れが。
でも、枝木に引っ掛けてピンホールを開けた記憶は一回くらい。
主な水漏れカ所は両膝の内側なんです。
・・・「下町の玉三郎」は梅沢富美男さんの踊りのように、男と女、操り釣られ。
河原で内股、女形でナヨナヨと歩いた覚えは無く。
いやむしろ、どちらかと言えば痔が悪く、がに股歩きな小生なんですが・・・
両膝の内側に補強材が貼ってあると嬉しいです、シマノさん!
一人のユーザーの意見として。
何度も補修を重ねてはいますが、まだまだこれからも現役です。
<ストッキング・ウエーダー>
シューズ部は別体であり、また生地も薄手、防水透湿素材は軽快です。
夏のウエット・パンツで使用するスパッツを小生は靴上に巻くのですが、
これと相まってナイロン・ウエーダーでは躊躇する押しの強い流れにも、
水の抵抗が減衰され、果敢に突入が可能です。
これがナイロン・ウエーダーとの大きな違いでしょうか?
ただ、転倒時のウエーダー内への浸水は、ストッキング・タイプも危険です。
歳も歳。
そこはやはり、ムリの無い範囲で。
あえて難点を揚げるとすると・・・
ウエーディング・シューズを履くから、足先はクロロプレンでその中に靴下が一枚。
その外側はシューズに入り込む川の冷たい水。
春先の渓流、冷気がヒシヒシと足先に伝わります。
やはり今の時期、5~6月の水温が最適です。
ここだけは、先の長靴一体のナイロン・ウエーダーに軍配が。
後はこれから判明するでしょう、耐久性くらい??
季節はこれから暑くなりますが、少し先の秋、または来年の春を見越して、
ご購入を考えられているご諸兄へ、そのご参考になればこれ幸い。
・・・明日は早起きして、奥飛騨は高原川、一泊釣行です!
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