久しぶりの渓流釣りは小坂川まで。
気付けば、もう、9月も中旬です・・・
今シーズンは自己都合や天候不順もあり、晩夏はいつもより少ない釣行でした。
そんな中での久々の釣行、予報では午前中は晴れ。
それでも午後からは急に雨マークのご様子。
天候の急変、風の強い一日なのかな?
早朝の暗闇は出立時、
たなびく雲間から中秋の名月が西にゆっくりと沈んで・・・
<青空が眩しい小坂川>
個人の都合には関係なく、季節は移ろい、そして進んでいきます。
季節は秋。
オオモノが狙える季節です。
雨の多かった今シーズン、
5月にも訪れたここ小坂川でしたが、
一昨年の豪雨で渓相は大きく変化していました。
お魚が釣れるには釣れるも、サイズ的には今一つの感が。
いつもは林道を抜け、川岸の南側から竿を出す小生。
そんなことから今回は趣向を変えて川の北側、
いつもの対岸からトライしてみます。
赤沼田橋の北側、
農家さんの畑はあぜ道を抜け、獣柵の出入口から小坂川の分流に。
ここから大岩区間を抜けて、いつものポイントの対岸に至ります。
・・・このポイントを熟知されるアサシンさんに依ると、
駐車場から急な斜面を下って、この釣り場へ行けるそうなのですが、
小生が知る限りでは残念ながら、
赤沼田の橋から延々と河原を歩き、本流竿を担いで巨岩を登り降り、
苦労して至るしか知らなくて・・・
<マダラ模様の秋アマゴ>
季節は秋。
最後のオオモノの季節。
・・・人間は欲張りな生き物です。
小アマゴしか釣れなかったオジサン、
彼が20cmを越える塩焼きサイズを釣り上げると、
次は尺上は30cmを越えるお魚、それが釣りたくなります。
運よく尺モノが釣れれば、しめしめ、
次は40cmを越えるお魚、それを何とかして・・・
毎年は初夏に繰り返すサツキマス釣行、
それもこの延長戦、同じような感覚はノリです。
いい意味では、人間の成長、その証?
でも、もう、これは、欲望の連鎖、なのでもあります。
フィッシュレプリカ 様から フィッシュレプリカ (goo.ne.jp) |
そんなドス黒い?欲望が渦巻く、山の中での小生の一人釣行。
秋のオオモノとして、
上記写真のようなパーマークが薄ピンク、
マダラ模様のアマゴさんに御目文字が叶いたいのです。
そのためには巨岩・大岩も何のその!
刺すような厳しい太陽と岩からの暑い照り返し。
その中を、夢を求めて、人里離れて幾千里・・・
もちろん、ここはヒマラヤの源流、と言う訳でもなく。
でも、何となく・・・
ご同輩の新しい足跡、見てしまうとヘコむのであります。
<秋アマゴ、いえ、小アマゴ>
橋からここまで、どうでしょう、都合30分ほどの遠征。
いつものポイントは向こう岸、あちらも同じような時間を要します。
汗だくになりながら「マダラ模様」を夢見て、
熱中症の防止も兼ね、川に漬かって本流竿を振り込みます。
水量は申し分なく、いつもの押しの強い流れは小坂川。
僅かですが見渡す風景、
その中にも秋特有は暖色系の色合いが混じっています。
それでも、
思ったほど水は冷たくも無く、
長時間で漬かるにはイイお湯の加減??
その為でしょうか、釣果はまるで夏のそれ。
結構な激流に重錘で攻めるのですが、揚がるのは小アマゴさんばかり。
しかも、入れ食い・・・
ひったくる様なアタリは目印がスっ飛ぶくらい。
まだ川の中は夏と秋が交錯した世界なのでしょう。
もう暫くで本格的な秋が到来、その先は厳しい冬の季節。
食べれるうちに、食べておこう・・・
そんな小アマゴ達の思いが、アタリ加減に現れています。
しかし、揚げても揚げても、釣れるは小アマゴさんばかり・・・
<赤沼田の橋の袂へ>
苦労して訪れたポイントですが、釣果は小物ばかりでさっぱり。
ここは変化が必要、とばかりに、ポイントを変えることに。
早朝も大変な遠路、岩登りでしたが、いずれは帰る道、
覚悟を決めて炎天下の中、赤沼田の集落に向けて移動です。
・・・しかし、メチャ暑い。
冒頭の写真は朝7:00での撮影でした。
今見る橋の上からの写真は10:30ころ、少し雲が出てきました。
それと同時に若干ですが風も。
遥か向こうに大岩と落込み・深場は淵が見られます。
いつも気にはなっていたのですが、初めて竿を出すポイントです。
本筋中央の落ち込みは白波。
その向こう側の緩めの流れ、遠投で仕掛けます。
本日の目標は「マダラ模様」の秋アマゴ。
これまで、鼻の曲がった秋アマゴを釣った経験はありますが、
その居着きのポイントは、浅め・緩めの流れ、でした。
恐らく、マダラ模様も似たような案配なのでは?
ただ本日、未だ夏と秋が入り混じった様子です。
決して浅くはないポイントも、今日の季節感を盛り込んでの選択。
果たして、吉と出るか、凶と出るか??
結果として、
残念、ここも小アマゴさん達の楽園、
次から次への針掛かりは「エサやり」のお時間でした。。。
何だか、カヌーが気持ち良さそう・・・
そうだよね~、だって、今日はメチャ暑いもん。
・・・午前だけの釣り。
それでも、ポカリ900mlと麦茶600ml、飲み干してしまいました。
<データ>
●9月10日 小坂川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :10m SG ロング
仕掛 :針 吉村8号
糸 0.7号トオシ9m
錘 3B号
釣果 :小アマゴ 多分、Wツ抜け
●9月10日 小坂川
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :10m SG ロング
仕掛 :針 吉村8号
糸 0.7号トオシ9m
錘 3B号
釣果 :小アマゴ 多分、Wツ抜け
気温 :20~28℃
天候 :晴れ
表層水温 :20℃
月齢 :13.8
8 件のコメント:
こんにちは!
益田川漁協が金曜日に大アマゴの放流をしたのでそれを狙っての釣行かと思いました。
大洞川に入れたとホームページにはありましたが、まだ、落ちて来てないみたいですね。
私も禁漁間近の大物狙い!昔は頑張りましたが、釣れたことなく撃沈ばかりでした。
それでも、良型ならうっすらと婚姻色を纏ってキレイですね。
頑張って下さい!応援してます!
アサシンさん、こんにちは!
え!え??大アマゴの放流、上流は大洞川で・・・
残念、知りませんでした、また、知っていたら、もち、そちらに向かいました。。。
今年は雨が多くて水量は十分、今日あたり、いつものポイントまで落ちてきているかも?
そうなんですよね、秋はオオモノ狙い、とは言われるものの、小生もお目にかかったことはなく、それは、どちらかと言えば、初夏・盛夏の出来事です。
今シーズンもあと2回くらいの釣行ですが、叶うことならマダラ模様にチャレンジしてみます。
こんばんは。
お疲れ様でした。小坂川ですかー。
私も去年の今頃、同様な釣果で痛い
思いをしました。川相だいぶ変わり
ましたね。
ひとつ質問ですが(以前アサシンさんも指摘されてた気もしますが)
竿丈ー1mの仕掛の取り廻しってどう
なんですか?特に長竿の場合ー
仕掛を自然に流すのに不都合だと思いますがー。
、私の場合+50〜80cm最短でも同寸
です。何かこだわりがおありですか?
morikyu
Morikyuさん、こんばんは。
小アマゴさんの群れに来年は期待が持てそう、と思いましたが、昨年も同じような案配でしたか・・・残念です。
短手尻の仕様ですが、理由はもう、粗忽者が故です(笑)。
過去に何回か長手尻(50cm~1m)を試したのですが、
まずは振り込み時、
周囲の草木に針を引っ掛けて・・・
いえ、針が引っ掛かれば異常もわかるのですが、始末が悪いのは河原の石に少しだけエサが当たって落下した時です。
エサが付いていないにも関わらず、アタリが無い、アタリが無い・・・
次いで振り込みは成功、運良くもお魚を掛けた時です。
いくら竿を立てても、お魚にたも網が届かなくて、特にオオモノは。
お魚があっちへ・こっとえ、もうほんと、河原で一人漫才でした。
そうこうしているうちに、お魚をバラシてしまい・・・
逆に皆さまは、どのように長手尻をご対処されているのでしょうか(笑)?
こんばんは。
昔、吉田川で深場狙いの時、
うまく流せなくて試しに手尻を
1m(6m竿)にしてやってみたところ、見事に攻略できました。
特に短竿、細糸、小オモリ仕掛
には有効です。引き抜きでの取り込みなら、短仕掛より楽なくらいです。長竿の場合、ズーム
機能ありますよね。長寸と同じ
長さの仕掛で短寸竿に使用します。かかったらズームして取り込みます。これが基本だと思いますが。どうでしょうか?
釣技向上の為には通るべき道だと思います。
要は慣れです。長仕掛、使えるようになると目からウロコですよ。やってみる値打ちは、あると思います。
偉そうなことばかり言ってしまいました。すいません。
morikyu
Morikyuさん、ご教示をありがとうございます!
やっと理解ができました。
つまるところ、小生の糸全長11mは長すぎる訳ですね(笑)。
いえ、どう考えても、どうやってあの長い糸を操るのか、不思議でした。
ズームを縮めると9.5mのSPロングです、来シーズンは9.5~10mでチャレンジしてみます。
・・・正直、竿にズームが付いている理由も、今、理解出来ました。
困ったモンです(笑)。
おはようございます
小坂川釣行お疲れ様でした
この時期は、難しいですよね
新子が、うじゃうじゃいますから💧
でも見覚えのある景色に、ホッとしました😊
もうすぐ渓流は、禁漁時期に
もう1回くらいは、行きますか?
もっさん
もっさんさん、こんばんは。
小坂川は少し遠い釣り場ですが、あと僅かな漁期、行って参りました。この季節、小坂川まで来るとサイズアップが見込める年もあるのですが、今年は残念でした。もう一回、いや、2回、出来れば3回ほど、もっと奥の秋神川か木曽まで足を延ばして「マダラ模様」を追いかけてみます!
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