・・・毎日をのほほ~んと生きる小生です。
恥ずかしながら、
釣り針の「針」って、この字じゃないンですね。
先週の信州 犀川での釣行、今年は無念にもボ~ズで幕を閉じました。
掛けたお魚が大き過ぎ、
曲がってしまった釣り針は吉村渓流の8.5号。
リリ~スが多い釣行から、
これまで小生はカエシの無いスレ針、吉村渓流を使用してきました。
・・・その理由は何も、
お魚を思ってだけのお点前ではなくて。
粗忽者の釣り師は小生、
彼はお魚も確かに釣るのですが、
自分自身を釣ってしまうこと、しばしばでして・・・
カエシの存在は危ないのです。
竿を畳まずに河原を移動する際、
釣り針をエサ箱の首掛けに刺すと都合が良く、
そんなことからもスレ針にミョ~な拘りを持っていました。
しかしながら、思い返せば・・・
本流釣りでのオオモノとの駆け引きはその最後、
糸は切れずも、お魚をバラしてしまった、がままありました。
先週はたまたま、針が曲がった事に気が付きましたが、
ひょっとすると、
のほほ~んと生きる小生、
彼は気付かないだけで、同様の不手際を幾度もしていたのかも(汗)。
そんなことから今週末、
「新たな強靭な釣り針」を入手してきました。
・・・いつも暖かいご支援・ご助言を弊ブログに頂けるアサシンさん、
オススメに従って手に入れたのは、上記の写真「OWNER マス針」、
アドバイスをありがとうございました・・・
早速にも、吉村渓流とマス針を並べてみます。
一番左が普段の渓流釣りで常用する吉村7号、
中央が本流釣りで使用する同じく吉村の8.5号です。
7号でも十分に尺モノに対応は可能なのですが、
それよりゴツい8.5号、これが先週はイカれました。
一番右が真打ち、マス針の9号、
う~ん、何かを連想させる鈍い黒光!?
若干のヒネリも加わって、その差、ゴツさ加減の違い、一目瞭然です。
スペック的には吉村7号の軸径は0.435mm、
吉村8.5号のそれは0.485mmとなり、
マス針に至っては0.57mmです。
単純な強度計算は軸径の3乗の比から、
吉村8.5号を「1」とすればマス針は「1.6」に、
吉村7号との比較なら倍以上の「2.26」と言う値にも。
先週のお魚の1.6倍って・・・
恐らくですが、そんなお魚を掛けた日にゃ、
先に糸が切れるか、竿が折れちゃうでしょう、きっと。
残る問題は針のカエシなのですが・・・
これはネットの情報から、電工ペンチ、それで潰せば簡単とありました。
早速にも小生、試しに「カエシ潰し」をヤってみました。
ミミズ飼育の冷却装置工作でも使用した、配線の圧着端子を潰すペンチです。
この先端に針先のカエシ部分を挟み軽く握ったら、
いとも簡単にカエシは元の鞘に収まって・・・
支点がひとつのラジオ・ペンチでは斯様に行かないでしょうね。
複数の支点で構成されるトグル機構が為せる技かと。
・・・さて、今回、新たに加わった「強靭スレ針」、
その直近の出番は、お正月の気田川釣行になるかな?
小生勝手な願望は、寒さはほどほどの新年です・・・
<渓流風景は今年の正月 遠州 気田川から>