ご諸兄各位殿
翌朝は朝5:00起床。
標高約1,000mの六厩、その時の気温が-1℃!
暦の上ではもうすぐ夏だというのに・・・寒い朝でした。
<朝一番は一色川から>
庄川へ下る道すがら、ハスラー号の外気温は3℃を表示。
師匠に成り代わり、本日は小生が作戦参謀。
”こりゃ、水温も低いだろうな・・・”
悩みどころです、庄川本流にしようか、どこか支流にしようか。
作戦参謀は責任重大です。
東海北陸道を潜る手前、良い頃合いの支流があり。
”え~い、朝一番の様子見はここじゃ!”
思慮の浅い、第六感に全てを委ねた、作戦参謀の決断です。。。
入った川のお名前が一色川。
里川的な雰囲気。
容易に入渓が出来そうで、
場荒れが予想されます。
”いやいや、この際、若干でも水温が高ければ・・・”
その期待した水温が、ど~にも、こ~にも、の5℃・・・
”え~い、もうヤルっきゃ、ないわい!ここで。” (やるしかないな!ここで。)
師匠は左岸から、小生は右岸から、さかのぼることに。
ところが・・・
開始早々、本日もメチャ絶好調、さすがです、師匠が一匹揚げます。
作戦参謀の面目躍如。
そして30分後・・・
作戦参謀、自身はピクリのアタリも無く、ただただ一色川の漂泊者。
<川虫とり>
この時、頭をよぎったのは川虫。
本ブログにいつも暖かいコメントを寄せて頂けるアサシンさん。
”春先の釣れない時期は川虫が一番・・・”
斯様なアドバイスを以前に頂き。
人生初の川虫とりにチャレンジです!
一色川に注ぎ込む小さな小川。
その合流点でたも網を下流に沈め、水中の丸石を持ち上げます。
水中で巻き立つ濁り、小石やら泥やら・・・色々な「物体」がたも網に収まります。
で、たも網に溜まった物体を暖かいコンクリートの上に広げ。
暫く様子を見ていると、
物体の中でゴソゴソと
動き出すモノが。
それを逐一で拾い集め、
ミミズさんと同じ水苔の
エサ容器へ。
エサ容器へ。
ヒラタ、キンパクなら、釣具屋さんで買ったこともあり、見覚えがありますが・・・
何だか良く解りません、色々と得体の知れない、不思議な虫が捕れました。
中にはゲジゲジのような輩も。
後でネットで画像を調べたら・・・こやつです、これが噛むんです、小生の指を。
(下画像は他様HPから)
甲も硬くて針が刺さらず、その間も噛むこと、噛むこと・・・痛いです。
こんな虫、お魚も相手にしないだろう・・・もう、釈放です。
こんな虫、お魚も相手にしないだろう・・・もう、釈放です。
一番元気の良い、この子を一番バッターで針に付け。(下画像は他様HPから)
そして、釣れたのが、これまた良く解らないお魚。
海のお魚、ハゼのような、でも胸びれが異様に大きく体色はまっ茶色・・・
海のお魚、ハゼのような、でも胸びれが異様に大きく体色はまっ茶色・・・
一色川。
川虫の類は”多色”なり。
とりあえずですが、
ボ~ズだけは免れました。
陽も高くなり暖かくなってきました。
ぽつぽつと、ここ一色川にもご同輩のお姿が。
寂しい釣果でしたが、一色川を後にして、庄川へ河岸を変えます。
<庄川本流~寺河戸川>
庄川本流は黒谷。
落ち込みのポイントは
師匠 ノンタンさんに任せ、
作戦参謀は釣り上がります。
どうでしょう、
水量は若干のマイナス?
そこそこ渡河が可能で。
・・・初めての本流河川、色々と情報も集めたく。
広く、広域にわたって竿を出してみたのですが、残念ながらここも結果が出ず。
装備を降ろして、お茶かねがね一服を所望。
すると、背後からお声掛けが。
「おはようございます、釣れますか?」
お声の主は漁協の巡回さん。
日券をご覧に入れた後・・・作戦参謀は諜報部員も兼務です。
小生 「いや~、全然釣れないんですよ。他の皆さんは如何でしたか?」
巡回さん 「荘川のインター近辺ではポツポツのようですわ。
一色川はサッパリのようですのう。
今年は水温が例年より2度ほど低くうて。」
・・・さもありなん。
巡回さん 「直ぐそこ、堰堤が見えるでしょう。その上が寺河戸川ですわ。
小さな川ですが養魚場の関係でイワナの数が出ますに。」
・・・頂きました!美味しい情報!諜報部員冥利!
早速、下流でがんばる師匠の元へはせ参じて状況説明、寺河戸川へ向かいます。
<乗りませんでした>
寺河戸川。
確かに小渓流ですが陽当たりが良く。
・・・川の水温上昇も早いのでは?経験上ですが。
時刻もお昼近くになり、本当に暖かいです。
そしてここでも・・・さすがは師匠!
またまた開始早々に一匹仕留め。
毎度の如く、ここでも小生は釣り上がりの漂泊者。。。
しかし!
ようやく出ました、会心の一撃!
先ほど一色川で捉えた良く解らない、元気の良い川虫で。
落ち込み後の白波が落ち着く頃合い、緩めの流れから。
7寸ほどのイワナさんです。
・・・釣れないときの川虫、その効果、勉強になりました。
もっとこの寺河戸川をさかのぼりたいのですが、残念ながら今日はお昼まで。
堤防上の駐車スペースへ戻ると、既に師匠は着替えを済ませ。
小生より調子が良かったといえど、やっぱり師匠も今回の釣行、不完全燃焼。
・・・ハスラー号の隣に駐車されている、岡崎ナンバーのブルーのアクア。
持ち主が戻ってこられました。
ご拝顔を賜ると、何と、女性のフライ師さん!
小生、すかさず、お声掛け!
小生 「どうです?釣れましたか?」
フライ師さん 「いえ、残念だけれど、乗りませんでした。」
フライさんは、何とも風流ですね。
エサ師は”釣れなかった”、フライ師は”乗らなかった”。
次回は真夏に訪れてみたい庄川。
そんときゃ、是非とも”乗せてみたい”です。
師匠 ノンタンさん、またその時はお付き合いを。
朝、日の出の時刻、六厩の気温は-1℃。
そして帰宅した我が家は、なんと25℃!
この寒暖差・・・体に堪えます。
4月30日
●一色川 7~10時
エサ :良く解らない川虫
竿 :6m
仕掛 :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
天井糸 1.5m
錘 3号
釣果 :良く解らないお魚 1匹
気温 :3℃~
天候 :晴
表層水温 :5℃
●庄川 黒谷近辺 10~11時
エサ :良く解らない川虫
竿 :6m
仕掛 :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
天井糸 1.5m
錘 3~2号
釣果 :ボ~ズ
気温 :不明~急に暖かくなってきた
天候 :晴
表層水温 :8℃
●寺河戸川 11~12時30分
エサ :良く解らない川虫
竿 :6m
仕掛 :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
天井糸 1.5m
錘 3号
釣果 :イワナ 目測7寸 1匹
気温 :不明~暑かった
天候 :晴
表層水温 :10℃
2 件のコメント:
こんにちは!
川虫を使われたのですね(^-^)
訳のわからない川虫はヘビトンボの幼虫みたいです。
魚の方は、カジカかアユカケではないでしょうか…カジカは高級魚、アユカケは絶滅危惧種だったような…。
庄川も御手洗、一色などメジャーな所はスレているので川虫が有効だったと考えます。
水量があるときは、もっと下流の平瀬地区が釣れますよ!本流竿になりますが…(^_^;)
アサシンさん、こんばんは!
過日は川虫の有効性をお説き頂き、ありがとうございました。
お陰を持ちまして、高級魚?もしくは絶滅危惧種?に出会えました。
・・・グロテスクな容姿でしたが。
また庄川情報もありがとうございます。
暖かくなったら、もう少し下流を長竿で攻めてみます!
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