2024年12月30日月曜日

この道を行く~尾張広域緑道→八田川・春日井駅



会社もお休みに入り、年末の日々を自宅で過ごしています。

ゴソゴソと体を使っての年越し準備なのですが、
やはりそこは囲われた屋内での作業です、
こもりっきりは気分が晴れなくて。

そんなことから昨年も今時分は伊吹おろしの寒風の中、
近所を走る遊歩道は尾張広域緑道、それをテクテクと北に向かいました。
今年もまたその緑道を、今回は暖かいお日様は南に向かって歩くことに。

・・・つらつらと、今年一年を振り返りながら。


自宅を出発してから15分、南東に向けて緑道は走り大山川を越えます。

渓流釣りがシーズンOFFの昨今、
衰え行く我が体力はその維持のため?冬の季節の休日は近所を歩きます。

この大山川と尾張広域緑道の中間基地的な存在はフレッシュパーク、
その近辺は毎週末での散策コースのひとつです。


ここから先も幾度か、徒歩や自転車で通りましたが、今日は久しぶりです。


刈り取りを終えた田んぼの向こう側、一部が無くなった高架橋が・・・

あの丘の向こう側は桃花台ニュータウン、
そこに続く残った高架橋は以前のピーチライナーのなごり。

かなり前に廃線となった交通システムは高架橋だけが残り、
その残った高架橋も最近では部分的に除去工事が進められています。

その桃花台の近辺では、
町を貫く中央道へ新たにハイウエイオアシスを建設中です。

・・・無くなったピーチライナーに、建設中のハイウエイオアシス。
交通システムを計画し建設した昭和の中頃には、
これほど自家用車が普及するとは予想できなかったのかも・・・


そう言えば・・・
緑道もこの近辺はきれいな工場やビルが立ち並び、
そのいくつかは聞き覚えのある自動車部品関連の会社のものです。

・・・柄にもなく「社会派」なことを述べれば、
つい先日のホンダと日産・三菱自の経営統合協議には驚きました。

これまで隆盛を誇ってきた自動車業界。
内燃機関がモーターに置き換わり、今後はどのように推移していくのか?


・・・そんなこと、路肩の赤いツバキは素知らぬ顔!?


自宅を出立して40分ほど、
歩きながら、撮影しながらの散策も、
小牧市からお隣は春日井市に差し掛かります。

R155に掛かる歩道橋の上。
いつもは込み合う国道ですが、今日は流石に空いています。


ここ最近のお天気なのですが、
午前中は朝方からの冷え込みが続き寒い寒い。
しかしながらその午後も、伊吹おろしが黒雲を運び、まま冷たい小雨が。

・・・何だか、今日も、イヤな雲行きです。。。


大きな工場と大学の農園を越えて、もう間もなくで八田川の地点。

・・・小生の今年の渓流釣り、
やはり粗忽・戯け者も、こつこつと続ければ何とやら、
10数年も積み重ねた経験からでしょうね、
結構に「読み」が当たりました。

この流れ具合なら、この道具立てで、
結果としては、
これくらいのサイズが来るのでは?

・・・その冴え切った今年の「読み」がここでも当たり、
この辺りから小雨が降り始め、雨具が無い中、八田川に至るころは本降りに。。。


緑道を真っすぐ下れば勝川に出ますが、
お天気もお天気、本日はこの八田川で折れて、味美方面に向かいます。

初めて通る八田川沿いの緑道。

整備された緑道は、
こんな突然の冬の雨や年配者の散策に良いですね。

・・・冷えた体や雨宿りに、公衆トイレが助かります。


暫しトイレでの用足し&雨宿りの後、
小雨になった八田川沿いの遊歩道を南西に向かい下ります。

対岸に朝宮公園が見えて来ました。

スマホの地図では、
この八田川を下れば名鉄小牧線 味美駅なのですが、
本降りから小降りになったとは言え、まだ雨が降っています。

この朝宮公園を抜けて西に向かえば、
距離的には味美駅より短く名鉄小牧線 春日井駅に至ります。

・・・本日、散策の時間はあるのですが、お天気には逆らえません。

ここから宗旨替え、春日井駅に向かいます。

まあしかし・・・
人生とは往々にして、斯様なモノなのでしょうね。

目的地を味美駅から春日井駅に変更した途端、
パラパラと未だに雨粒は落ちてきますが、
西から陽が差し込み、お空は青空に。

今から味美駅へ向かうか?
まあ、いいか、春日井駅で。

よく歩いた、家に帰ろう・・・


先のことは正確には読めないけれど、
今ある情報から、出来る限りで読み解き、対応するばかりかな?

昼食後に出立した冬枯れの中の散策。
押し迫った年の瀬は日の落ち具合もとても早くて。

今年も弊ブログをご高覧頂きまして、誠にありがとうございました。

来年もご諸兄各位に良い年でありますよう、切に願うと共に、
これにて今年の筆を下ろさせて頂きます。


















2024年12月22日日曜日

ミミズ堆肥の日光乾燥

 

今週末も、先週末に引き続き、寒いです。

乾燥した晴天は風の強い日々が続く尾張北部です。
そんな天候に乗じて、悪い風邪が流行ってます。
ご諸兄、くれぐれも、ご無理を為さらぬよう・・・


寒い年末は昨年の今ごろ、
メルカリでの今年の販売開始を目指して、
ミミズ堆肥販売のお役所への届出準備、その生産に取組んでいました。

・・・売れるのか・売れないのか、
さ~っぱり不明だったミミズ堆肥の商いです。

ただ、少なくともメルカリでの競合さん、
ミミズコンポストで作成した堆肥は売れているご様子。

釣りエサとして、コンポストとは違う製法となりますが、
飼育しているミミズさんはせっせと休むことなく、
飼育土を良質な堆肥にしてくれます。

如何に良質とは言え、
狭い我が家の箱庭です、そこに撒くことにも限界が。

ある意味で、苦肉の策でのミミズ堆肥の販売開始なのでした。

無事にお役所から許認可が降り、
メルカリshopsにて販売を開始した春3月、
しかし残念ながら、ミミズ堆肥は一向に売れる気配が無くて。

メルカリshopsでは、訪問者の推移が日々で判るのです。
その数はゼロの日がほとんど、多くても2~3名。。。

ようやくの販売一個目は半年後の秋9月、
200gと400gは2種類の袋詰めを用意も、
売れたのは残念、200gの小さなパックの方でした。


ところうが・・・
そこからナゼなのか、怒涛の如くの売れ行きに。

結果、11月下旬には本年度で用意した在庫、それがゼロに。

ハテ?理由は定かでは無いのですが、
ある意味で、これが「商売の面白さ」なのかも知れませんね。


そんな中での年の瀬は寒い日々、
今シーズンでミミズさんが作ってくれた堆肥、
来春の販売再開を目指して、その乾燥工程に取り掛かりました。

上記はお役所へ届け出た生産工程概要の抜粋ですが、
シーズン中に溜めた堆肥を出荷に向け、乾いた空っ風の元で日光乾燥します。

これは昨年の様子です。

32Lの大型タッパに三分の一程度の堆肥でした。

今年は売れたものの、そのスタートは秋9月はシーズン終盤から。
こんなことなら、飼育土をより頻繁に交換、堆肥生産すべきでした。

それでも「終盤の追い込み」が功を奏して・・・

32Lの大型タッパは9分目くらいまで!
良い色具合は、おいしそうな小豆アンコのような?

これを薄いトレー皿に移して乾燥を促します。

昨年は白い丸皿は摺り切りで4個分も、
今年はこんもり4個分に加えて、四角い大型バットにも!

どうでしょう・・・おおよそ昨年の2.5倍くらい?

これを二週間程度を要して、しっかり乾燥させます。

そして、ここがポイント!
再度で水に浸して膨らむ程度、状態を戻すのであります。


ナゼ、斯様な手間暇を掛けるのか??

実は肥料の良し悪しのひとつに、
成分が万遍無く均一である事が挙げられます。

この「水戻し」の工程、
工場で働くおじさんは小生、
ヒントは粉末冶金の製法から。

水で戻した大粒のアンコ、いえ肥料、
それを崩れない程度で撹拌することにて、
成分は「金太郎あめ」の如く、どこを採取しても均一に。

再度で最終の二週間は日光乾燥へ・・・

手前みそかもしれませんが、お役所に届け出た成分分析の結果がこれ。

500gを分析機関に送ったのですが、
その際のサンプリングは、どこを切っても金太郎!?あくまでもランダムに。

その手間暇の効果なのでしょう、
窒素、りん酸、加里が1%を超える値、
競合さんの結果を拝見しても、ここまでの含有量は無いのです。

ひょっとすると・・・
見ているお客さんは数値を見ていて、
ここが急に売れ出した理由、なのかも??



この冬も、いつもと変わらぬ製法で・・・
なんか、老舗の和菓子屋さん、ですね(笑)。


<渓流風景は初夏の石徹白川から>

昨日が冬至でした・・・
最盛期に向け、いよいよ、折り返し地点です。















2024年12月15日日曜日

モノの値段とは?



寒い寒い今週末です。
ご諸兄、くれぐれもお体にはご自愛下さい・・・


忙しい年末ではありますが息抜きと称しまして、
メルカリで仕掛けや渓流写真、果ては肥料を売る手前、
他の出品が気になって、いろいろと様子をチラ見しています。

そこで目に留まったモノ、興味を引いたモノとして、
プラモデルはタミヤ製1/35スケール戦車、
その出品に気になることがありました。


・・・実は先日、
小生も未組み立てのハセガワ製は「ゼロ戦」を出品した経緯が。

その昔、どうでしょう、20年程も前のこと、
作る気が満々で購入したプラモデルだったのですが、
ご多分に漏れず、そのころから徐々にお仕事が忙しくなり、
長らくの間は「タンスの肥やし」となっていた未着手の一品でした。


そんな一件から、
決して新品とは言えない、
未組み立てのプラモ戦車の出品、
それは恐らくなのですが、経緯・事情が判るのです。


ところうが・・・
頭の固い昭和世代の小生では当初、理解不能だったのが、
「組み立て・塗装が完了」したプラモ戦車の出品、
それが結構な数として、またお値段としてあるのです。

組み立てや塗装といった「作ること」、それがプラモデルの醍醐味なのでは?
・・・斯様な古い発想が根底にあるから、不思議に感じたのでしょうね。

出品された組み立て・塗装済のプラモは、
綺麗に、精巧に作られていることはもちろん、
掲載写真をよく見ると、戦場で使われる車両の設定からでしょう、
車体に付いた泥汚れや被弾、破損の状態まで、見事に表現されています。


かく言う自分も車体には余り手を加えませんでしたが、
幼かった頃に鉄道模型(Nゲージ)で山や川はジオラマで作り、
田舎の風景を畳一畳分で再現して、列車を走らせたことがあります。

・・・もちろん、子供の作品です。
商品として扱われるモノとはレベルが違いますが。

完成品として売られるプラモ戦車、
精密に情景がミニチュアで再現された観賞用、
小生の鉄道模型と「想い」としては一緒のノリなんでしょうね。

お値段としては当然「プラモ戦車の価格+α」でして、
この「+α」分は、
どうかな、出来具合は作る人の腕前次第??
売れる・売れない、にて、作品としての評価が判ります。


自分では作らず、腕の良い他者による製作、それを購入する。
そこに買うだけの価値、それが見い出せるから。


モノのお値段って、特にカタチあるモノは、存外そんなものなのかも。

極論を言ってしまうと、
美術品や工芸品など、一般素人では考えられない価格が。

・・・ある人には、その値段の価値があっても、
他の人には全く、その価値が見い出せない・・・


小生の冬の風物詩、それは管釣り場でのニジマス釣り、なのですが、
そろそろ準備にと、
竿とリール(バイオマスター:C2000HGS)を押し入れから取り出します。

ハンドルを回すとスムーズに回転するリール、
小生のお手入れがきっと良いからでしょうね。(笑)

ご満悦な小生の傍らで、その様子を見ていた家内から、
「ほんと、高そうな道具ね・・・」
とお皮肉な??一言が。

何でも家内に言わせると、
渓流・本流で使用する単純そうな延べ竿より、
この細かな部品の塊であるリールの方が遥かに高そうと。

「(汗)そうそう、そうなんだよ・・・」
と誤魔化す小生。

知れたら大変!
本流延べ竿のお値段、それは未だ秘密なンです。

・・・ここにも、モノの値段、その不思議さ加減が。


いろいろとお金の掛かる年末年始。

メルカリを見ながら、管釣りの準備をしながら、
取り止めも無いことを考える昨今です。


<渓流風景は飛騨 秋神川から>











2024年12月1日日曜日

禁煙10日目・・・

 

それは一年くらい前の出来事です。


いつものように朝10:00の休憩を屋外の喫煙所で終え、
事務所に戻って仕事を再開した直後でした。

「ヒロさん(小生です)、悪りいけど・・・救急車を。」

事務所の机は隣の部署のFさんから、
つい今しがた、一緒に屋外での休憩を終え、
工場2階にある我らの事務所に戻ったところでした。

両膝を床に小太りな体を小生の机に持たれ掛け、
苦しそうな表情は胸に手を押し付けて小声での懇願。

(こりゃ、タダ事じゃ、無い!)

そう感じた小生、
躊躇うことなく会社の電話から119番。

「ハイ、こちら119番。救急ですか?消防ですか?」

「救急です。」

「要救護者の氏名と年齢を・・・」

(え~と??確か自分より5つくらい若かったような。)

こんな電話での受け答えをしているうちに、
当のFさん、意識はあるものの、床に崩れ込んでしまい。。。

・・・この瞬間は本当に驚きました。


でも、こんな時は「亀の甲より年の劫」ですね。

近くにいたウチの部署の若い衆、彼らも異変に気が付き始め、
小生の珍しくも真剣な表情に驚かれたか、機転よく応えて頂けました。

「Kさん、救急車が来るから、守衛室へ連絡、お願い!」
「Yさん、階段を降りるから担架を。」
「事業部長は会議中だから、後から連絡をお願いね。
 オレっち、Fさんと救急車で病院へ行っちゃうから。」

そうこうしているうちに、救急車が工場一階の通路に横付け、
担架のFさんは弊社の若い衆から救急隊員の手へ。


・・・救急病院の待合室で待つこと2時間。
隣には、つい今しがた来られたFさんの奥様も。

先生に呼ばれて、二人してご説明を伺います。

やはり心筋梗塞とのことで、
心臓横の詰まった太い血管にバルーンを挿入、
膨らませることで血栓を除去、今は様態が落ち着いていると。

写し出された造影剤映像でのご説明、
「今日は処置の出来る自分が当直で、とても幸運でしたよ。」


以前から血圧の薬を飲んでいたFさんです。

お仕事もお客様商売で結構にハード、
小生の渓流釣りはストレス・フリーなのですが、
(いえ、釣れないときは、ストレス・フル!?)
彼の「夜討ち・朝駆け」は業務上で、なおかつ頻繁でした。

・・・お酒は控えられていましたが、小生と一緒、
昼食後と10時に15時の休憩は屋外で一服と・・・

今は普通通りに生活も、
残業を控えられ、この件以降、きっぱり、禁煙された彼なのです。


本日のお題は禁煙10日目。

ハタチから40年近く、
休むことなく?楽しんできた喫煙なのですが、
小生、今回が吸い始めてから初めての禁煙なのです、ハイ。

経験のあるご同輩はご存知でしょうが、
聞き及ぶに、この辺りが最もガマンのしどころ、のようなのです(笑)。

でも、何も一年も前はFさんの件、それで禁煙を始めた訳でもなく、
また、実は昨日、年に一回の人間ドックの受診でしたが、
それが所以で10日前に始めた事でも無くて。


・・・毎度の人間ドックの結果は、
少しLDLが高くも閾値からの逸脱具合は先生曰く誤差の範囲。
血圧に至っては上が90で下が60と低すぎるくらいも、
かと言って、立ち眩みなどの貧血症状も無く・・・

お医者様からは禁煙を勧められるのですが、
諸データを見る限り、近々なる必要性、それは無さそう。


問題はそこなのです。

確たる理由は無いけれど、体には良いであろう禁煙も、
逆に個人的なデータでは止める必要も特に無いのです。

何の気なしに始めた禁煙ですが、
果たして、Fさんのように、きっぱり、止められるのか??

・・・ただ、今現在で言えることですが、
10日目をカウントして、無性に吸いたい、とは感じない昨今。

Fさんの再出社日、
彼の机の上に残っていたタバコ、
その処分を事業部長から託された小生なのですが、
とてもとても、その銘柄はキツくて吸えそうにありませんでした。

思えば若い頃に比べると、
徐々に徐々に含まれる成分のユルい銘柄へ変化してきて。

何の気なしに始めた禁煙、と申しましたが、
ひょっとすると体(歳?)から来る嗜好の変化、
それが原因の禁煙は「ごちそうさまでした」なのかも知れませんね。


アサシンさん、業務連絡です。

先般は高原川でのニジマス調査釣行、
面白い企画をご紹介頂き、ありがとうございました。

折角にもエントリーして、行く気が満々だったのですが、
昨日はライブカメラで見る限り、奥飛騨方面は深い降雪の様子、
スタッドレス・タイヤの無い小生は残念ながら参加釣行を諦めました。

本当は今週の弊ブログ、そこでの釣果を記す予定だったのですが。

・・・結局は、ネタが無いのであります(笑)。



<渓流風景は夏の木曽 小川・末川から>

青と緑の世界は御嶽山の夏景色。
それを見ながらの一服、これが格別なのです!
う~ん、来シーズンの禁煙継続、出来るかな~??














2024年11月24日日曜日

メルカリ「SW工房」~2年間の決算報告

 

2022年の11月から始めた日本一小さな釣具屋さん、
その屋号は「SW工房」です。

↓クリックで、覗いてみて、下さいな。


最近は釣具屋さんに留まらず、
新古・中古の釣具・部品から、果ては堆肥肥料へと、
エエころ加減な亭主の意向の元、節操の無い拡販路線を歩んでいます。

日々、皆さまから暖かくも多くのご贔屓を頂き、
改めまして、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

それと同時に、
出店から丁度2年が経った昨今、
上場企業のように四半期毎で実施する縛りは無いものの、
エエころ加減な亭主、彼の足の向くまま・気の向くままは、
今週末はささやかなる?決算と今後の展望、そのご報告となります。

・・・結局は、ブログのネタが無いのであります(笑)。



<セグメント別の結果>

2023年までSW工房は以下の3つのセグメントで構成され、
①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
以上を主にメルカリで運営して参りました。

その後、2024年の3月よりメルカリshopsにて、
④ミミズ堆肥事業
を追加しました。

これは②太ミミズ事業で発生するミミズの糞を堆肥化させたもので、
非常にエコロジーで持続可能、SDG'sに即した事業となっています。

続いて、2024年の4月よりメルカリ及びヤフフリにて、
⑤中古品事業
も展開して参りました。

こちらは主に道楽亭主の趣味のひとつでありますDIYにて、
以前に購入したにも関わらず、結局は使用しなかった工作部品、
その販売となります。(結構、数と種類があるのです、これが。。。)

斯様な経緯から「原価割れ」は必至でありますが、
こちらもSDG'sに即した、環境に優しい?事業となっています。

・・・正直なところ、
他①~④のセグメントは、モノに付加価値を付けての販売と、
SW工房の経営理念に沿った運営活動なのですが、
この⑤のセグメントは残念ながらそれが無く、
数が絶えれば縮小化を考えています。

本当はこれが、メルカリ本来の活用方法、なのですがね・・・




では、それぞれの結果について、
今回は生々しい金額をご提示しながら、
QC7つ道具のひとつはグラフを用いて、解り易くご説明を申し上げます。


<2023年の結果>


2023年はトータルで約5万円の売上高でした。

①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
以上3つのセグメントは渓流釣りに関連した製品の販売のため、
売り上げのピークは渓流釣りシーズンと重なり、
主に3~7月となっています。

※残念ながら、③風景写真事業 は「売上ゼロ」です(涙)。


①釣仕掛け事業について、
細糸仕掛(商品名:奥美濃)はシーズン全般を通して売れましたが、
やはりピークは春から初夏となりました。

初心者仕掛(商品名:奥三河)もシーズン前半を中心に売れましたが、
渓流釣り堀での「ニジマス管釣り」に適した商品特性から、
シーズンが終わった秋に売れるのでは?の期待も、
残念ながらその様子は伺えませんでした。

・・・察するに、
お客様のメインは、生粋の「渓流エサ釣り師」だったのかと。



②太ミミズ事業につきましては、
異常気象から5月中旬に発生した真夏日、
その日に出荷した商品が全滅となってしまい、
以降、秋まで販売を控えたことから、斯様な寂しい結果となりました。

オオモノ釣り、本流釣りには欠かせない商品から、
その季節である初夏~盛夏での全滅しない出荷形態、
その改善策の立案が今後の課題となります。


<2024年の結果>




先の①~③のセグメントに加え、
本年は④ミミズ堆肥事業 と⑤中古品事業 も加えて展開し、
結果として、2024年はトータルで約7万円の売上高となりました。

・・・う~ん、成長率40%、優良企業!?

2023年と比較して①釣仕掛け事業 とりわけ細糸仕掛は、
シーズンの前半と後半で二極化してしまいました。
ここは来年、何らかの手立て・策が必要です。

また、ピークの立った9月は中古品(機器&釣り具)の販売が際立ちました。

・・・7月は売り上げが立たない状況でして、
これが続くと出品者としての高評価が取り下げとなる、
メルカリ独自のルールがあり、苦肉の策での出品でありました。
(実際、今は使わない、でも、保存の状態が良い物の出品でした。)


肥料は3月から販売開始なのですが、
半年間は全くの「鳴かず飛ばず」でして、
我ながら、よくも諦めずに続けられた、と感心する次第です。

こちらは「リピーター様」の存在が大きく、
現在は在庫切れで販売不可の状態でありますが、
在庫の積み増しを終える来年の春以降、大いに期待できる商品です。

※残念ながら本年も、③風景写真事業 は「売上ゼロ」です(涙)。


<リピーター様の存在>

上の円グラフは「リピーターさん」と「一見さん」、
その割合の2023年と2024年の比較を示しています。

商いを始めた当初の2023年は、
一見さんの割合が多い事(67%)はもちろんなのですが、
それでも存在するリピーターさん、その主な購入品は細糸仕掛でした。

2年目の2024年には早くも割合が逆転し、
リピーターさんが3分の2を占めるに至ります。

その主な購入品、それは前年と変わらずの細糸仕掛、並びに新規商品は肥料。

・・・これは全くの「手前みそ」な解釈となりますが、
「使って初めて判る、良いモノは良い」の結果なのでは?


細糸仕掛は奥美濃、
そのリピーターさんから、こんなコメントを頂いています。

「細糸ながら馬瀬川で尺上を釣り上げました」
「心配したスレ針ですが問題ありませんでした」

斯様な感想を頂いちゃうと、励みにもなりますね・・・


昨年からの売り上げ増加分、
それをリピーターさんから得られている状況から、
来年以降も如何にしてリピーターさんに継続購入を頂くか、
また、如何にして「一見さん」から「リピーターさん」に成って頂くか。

ここが、ひとつのポイントかと・・・


<ブルー・オーシャンとレッド・オーシャン>

展開している以下の5つのセグメント、
①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
④ミミズ堆肥事業
⑤中古品事業
これらはいずれも、競合が存在する「レッド・オーシャン」での商いです。

若干、④ミミズ堆肥事業 に関しては、
生産と販売の許認可を行政に申請する必要があり、
その途上で必要経費が掛かることから、競合先の少ない環境ではあります。

2年間を通して得た感想として、
定期的にご購入頂けるリピーターさんの育成と同時に、
SW工房にしか生産が出来ない・販売が出来ない、
ブルー・オーシャン的な商品の開発が必要かな?と感じています。

はてさて、それが一体、何なのか??
・・・少しだけ、ヒントを掴みかけています(笑)。



<渓流風景は四季の小坂川から>
これも、売り物の風景写真は「小坂川七景」からなンです。
こんなことしてちゃ、ほんと、売れないですよね・・・