2024年12月22日日曜日

ミミズ堆肥の日光乾燥

 

今週末も、先週末に引き続き、寒いです。

乾燥した晴天は風の強い日々が続く尾張北部です。
そんな天候に乗じて、悪い風邪が流行ってます。
ご諸兄、くれぐれも、ご無理を為さらぬよう・・・


寒い年末は昨年の今ごろ、
メルカリでの今年の販売開始を目指して、
ミミズ堆肥販売のお役所への届出準備、その生産に取組んでいました。

・・・売れるのか・売れないのか、
さ~っぱり不明だったミミズ堆肥の商いです。

ただ、少なくともメルカリでの競合さん、
ミミズコンポストで作成した堆肥は売れているご様子。

釣りエサとして、コンポストとは違う製法となりますが、
飼育しているミミズさんはせっせと休むことなく、
飼育土を良質な堆肥にしてくれます。

如何に良質とは言え、
狭い我が家の箱庭です、そこに撒くことにも限界が。

ある意味で、苦肉の策でのミミズ堆肥の販売開始なのでした。

無事にお役所から許認可が降り、
メルカリshopsにて販売を開始した春3月、
しかし残念ながら、ミミズ堆肥は一向に売れる気配が無くて。

メルカリshopsでは、訪問者の推移が日々で判るのです。
その数はゼロの日がほとんど、多くても2~3名。。。

ようやくの販売一個目は半年後の秋9月、
200gと400gは2種類の袋詰めを用意も、
売れたのは残念、200gの小さなパックの方でした。


ところうが・・・
そこからナゼなのか、怒涛の如くの売れ行きに。

結果、11月下旬には本年度で用意した在庫、それがゼロに。

ハテ?理由は定かでは無いのですが、
ある意味で、これが「商売の面白さ」なのかも知れませんね。


そんな中での年の瀬は寒い日々、
今シーズンでミミズさんが作ってくれた堆肥、
来春の販売再開を目指して、その乾燥工程に取り掛かりました。

上記はお役所へ届け出た生産工程概要の抜粋ですが、
シーズン中に溜めた堆肥を出荷に向け、乾いた空っ風の元で日光乾燥します。

これは昨年の様子です。

32Lの大型タッパに三分の一程度の堆肥でした。

今年は売れたものの、そのスタートは秋9月はシーズン終盤から。
こんなことなら、飼育土をより頻繁に交換、堆肥生産すべきでした。

それでも「終盤の追い込み」が功を奏して・・・

32Lの大型タッパは9分目くらいまで!
良い色具合は、おいしそうな小豆アンコのような?

これを薄いトレー皿に移して乾燥を促します。

昨年は白い丸皿は摺り切りで4個分も、
今年はこんもり4個分に加えて、四角い大型バットにも!

どうでしょう・・・おおよそ昨年の2.5倍くらい?

これを二週間程度を要して、しっかり乾燥させます。

そして、ここがポイント!
再度で水に浸して膨らむ程度、状態を戻すのであります。


ナゼ、斯様な手間暇を掛けるのか??

実は肥料の良し悪しのひとつに、
成分が万遍無く均一である事が挙げられます。

この「水戻し」の工程、
工場で働くおじさんは小生、
ヒントは粉末冶金の製法から。

水で戻した大粒のアンコ、いえ肥料、
それを崩れない程度で撹拌することにて、
成分は「金太郎あめ」の如く、どこを採取しても均一に。

再度で最終の二週間は日光乾燥へ・・・

手前みそかもしれませんが、お役所に届け出た成分分析の結果がこれ。

500gを分析機関に送ったのですが、
その際のサンプリングは、どこを切っても金太郎!?あくまでもランダムに。

その手間暇の効果なのでしょう、
窒素、りん酸、加里が1%を超える値、
競合さんの結果を拝見しても、ここまでの含有量は無いのです。

ひょっとすると・・・
見ているお客さんは数値を見ていて、
ここが急に売れ出した理由、なのかも??



この冬も、いつもと変わらぬ製法で・・・
なんか、老舗の和菓子屋さん、ですね(笑)。


<渓流風景は初夏の石徹白川から>

昨日が冬至でした・・・
最盛期に向け、いよいよ、折り返し地点です。















2024年12月15日日曜日

モノの値段とは?



寒い寒い今週末です。
ご諸兄、くれぐれもお体にはご自愛下さい・・・


忙しい年末ではありますが息抜きと称しまして、
メルカリで仕掛けや渓流写真、果ては肥料を売る手前、
他の出品が気になって、いろいろと様子をチラ見しています。

そこで目に留まったモノ、興味を引いたモノとして、
プラモデルはタミヤ製1/35スケール戦車、
その出品に気になることがありました。


・・・実は先日、
小生も未組み立てのハセガワ製は「ゼロ戦」を出品した経緯が。

その昔、どうでしょう、20年程も前のこと、
作る気が満々で購入したプラモデルだったのですが、
ご多分に漏れず、そのころから徐々にお仕事が忙しくなり、
長らくの間は「タンスの肥やし」となっていた未着手の一品でした。


そんな一件から、
決して新品とは言えない、
未組み立てのプラモ戦車の出品、
それは恐らくなのですが、経緯・事情が判るのです。


ところうが・・・
頭の固い昭和世代の小生では当初、理解不能だったのが、
「組み立て・塗装が完了」したプラモ戦車の出品、
それが結構な数として、またお値段としてあるのです。

組み立てや塗装といった「作ること」、それがプラモデルの醍醐味なのでは?
・・・斯様な古い発想が根底にあるから、不思議に感じたのでしょうね。

出品された組み立て・塗装済のプラモは、
綺麗に、精巧に作られていることはもちろん、
掲載写真をよく見ると、戦場で使われる車両の設定からでしょう、
車体に付いた泥汚れや被弾、破損の状態まで、見事に表現されています。


かく言う自分も車体には余り手を加えませんでしたが、
幼かった頃に鉄道模型(Nゲージ)で山や川はジオラマで作り、
田舎の風景を畳一畳分で再現して、列車を走らせたことがあります。

・・・もちろん、子供の作品です。
商品として扱われるモノとはレベルが違いますが。

完成品として売られるプラモ戦車、
精密に情景がミニチュアで再現された観賞用、
小生の鉄道模型と「想い」としては一緒のノリなんでしょうね。

お値段としては当然「プラモ戦車の価格+α」でして、
この「+α」分は、
どうかな、出来具合は作る人の腕前次第??
売れる・売れない、にて、作品としての評価が判ります。


自分では作らず、腕の良い他者による製作、それを購入する。
そこに買うだけの価値、それが見い出せるから。


モノのお値段って、特にカタチあるモノは、存外そんなものなのかも。

極論を言ってしまうと、
美術品や工芸品など、一般素人では考えられない価格が。

・・・ある人には、その値段の価値があっても、
他の人には全く、その価値が見い出せない・・・


小生の冬の風物詩、それは管釣り場でのニジマス釣り、なのですが、
そろそろ準備にと、
竿とリール(バイオマスター:C2000HGS)を押し入れから取り出します。

ハンドルを回すとスムーズに回転するリール、
小生のお手入れがきっと良いからでしょうね。(笑)

ご満悦な小生の傍らで、その様子を見ていた家内から、
「ほんと、高そうな道具ね・・・」
とお皮肉な??一言が。

何でも家内に言わせると、
渓流・本流で使用する単純そうな延べ竿より、
この細かな部品の塊であるリールの方が遥かに高そうと。

「(汗)そうそう、そうなんだよ・・・」
と誤魔化す小生。

知れたら大変!
本流延べ竿のお値段、それは未だ秘密なンです。

・・・ここにも、モノの値段、その不思議さ加減が。


いろいろとお金の掛かる年末年始。

メルカリを見ながら、管釣りの準備をしながら、
取り止めも無いことを考える昨今です。


<渓流風景は飛騨 秋神川から>











2024年12月1日日曜日

禁煙10日目・・・

 

それは一年くらい前の出来事です。


いつものように朝10:00の休憩を屋外の喫煙所で終え、
事務所に戻って仕事を再開した直後でした。

「ヒロさん(小生です)、悪りいけど・・・救急車を。」

事務所の机は隣の部署のFさんから、
つい今しがた、一緒に屋外での休憩を終え、
工場2階にある我らの事務所に戻ったところでした。

両膝を床に小太りな体を小生の机に持たれ掛け、
苦しそうな表情は胸に手を押し付けて小声での懇願。

(こりゃ、タダ事じゃ、無い!)

そう感じた小生、
躊躇うことなく会社の電話から119番。

「ハイ、こちら119番。救急ですか?消防ですか?」

「救急です。」

「要救護者の氏名と年齢を・・・」

(え~と??確か自分より5つくらい若かったような。)

こんな電話での受け答えをしているうちに、
当のFさん、意識はあるものの、床に崩れ込んでしまい。。。

・・・この瞬間は本当に驚きました。


でも、こんな時は「亀の甲より年の劫」ですね。

近くにいたウチの部署の若い衆、彼らも異変に気が付き始め、
小生の珍しくも真剣な表情に驚かれたか、機転よく応えて頂けました。

「Kさん、救急車が来るから、守衛室へ連絡、お願い!」
「Yさん、階段を降りるから担架を。」
「事業部長は会議中だから、後から連絡をお願いね。
 オレっち、Fさんと救急車で病院へ行っちゃうから。」

そうこうしているうちに、救急車が工場一階の通路に横付け、
担架のFさんは弊社の若い衆から救急隊員の手へ。


・・・救急病院の待合室で待つこと2時間。
隣には、つい今しがた来られたFさんの奥様も。

先生に呼ばれて、二人してご説明を伺います。

やはり心筋梗塞とのことで、
心臓横の詰まった太い血管にバルーンを挿入、
膨らませることで血栓を除去、今は様態が落ち着いていると。

写し出された造影剤映像でのご説明、
「今日は処置の出来る自分が当直で、とても幸運でしたよ。」


以前から血圧の薬を飲んでいたFさんです。

お仕事もお客様商売で結構にハード、
小生の渓流釣りはストレス・フリーなのですが、
(いえ、釣れないときは、ストレス・フル!?)
彼の「夜討ち・朝駆け」は業務上で、なおかつ頻繁でした。

・・・お酒は控えられていましたが、小生と一緒、
昼食後と10時に15時の休憩は屋外で一服と・・・

今は普通通りに生活も、
残業を控えられ、この件以降、きっぱり、禁煙された彼なのです。


本日のお題は禁煙10日目。

ハタチから40年近く、
休むことなく?楽しんできた喫煙なのですが、
小生、今回が吸い始めてから初めての禁煙なのです、ハイ。

経験のあるご同輩はご存知でしょうが、
聞き及ぶに、この辺りが最もガマンのしどころ、のようなのです(笑)。

でも、何も一年も前はFさんの件、それで禁煙を始めた訳でもなく、
また、実は昨日、年に一回の人間ドックの受診でしたが、
それが所以で10日前に始めた事でも無くて。


・・・毎度の人間ドックの結果は、
少しLDLが高くも閾値からの逸脱具合は先生曰く誤差の範囲。
血圧に至っては上が90で下が60と低すぎるくらいも、
かと言って、立ち眩みなどの貧血症状も無く・・・

お医者様からは禁煙を勧められるのですが、
諸データを見る限り、近々なる必要性、それは無さそう。


問題はそこなのです。

確たる理由は無いけれど、体には良いであろう禁煙も、
逆に個人的なデータでは止める必要も特に無いのです。

何の気なしに始めた禁煙ですが、
果たして、Fさんのように、きっぱり、止められるのか??

・・・ただ、今現在で言えることですが、
10日目をカウントして、無性に吸いたい、とは感じない昨今。

Fさんの再出社日、
彼の机の上に残っていたタバコ、
その処分を事業部長から託された小生なのですが、
とてもとても、その銘柄はキツくて吸えそうにありませんでした。

思えば若い頃に比べると、
徐々に徐々に含まれる成分のユルい銘柄へ変化してきて。

何の気なしに始めた禁煙、と申しましたが、
ひょっとすると体(歳?)から来る嗜好の変化、
それが原因の禁煙は「ごちそうさま」なのかも知れませんね。


アサシンさん、業務連絡です。

先般は高原川でのニジマス調査釣行、
面白い企画をご紹介頂き、ありがとうございました。

折角にもエントリーして、行く気が満々だったのですが、
昨日はライブカメラで見る限り、奥飛騨方面は深い降雪の様子、
スタッドレス・タイヤの無い小生は残念ながら参加釣行を諦めました。

本当は今週の弊ブログ、そこでの釣果を記す予定だったのですが。

・・・結局は、ネタが無いのであります(笑)。



<渓流風景は夏の木曽 小川・末川から>

青と緑の世界は御嶽山の夏景色。
それを見ながらの一服、これが格別なのです!
う~ん、来シーズンの禁煙継続、出来るかな~??














2024年11月24日日曜日

メルカリ「SW工房」~2年間の決算報告

 

2022年の11月から始めた日本一小さな釣具屋さん、
その屋号は「SW工房」です。

↓クリックで、覗いてみて、下さいな。


最近は釣具屋さんに留まらず、
新古・中古の釣具・部品から、果ては堆肥肥料へと、
エエころ加減な亭主の意向の元、節操の無い拡販路線を歩んでいます。

日々、皆さまから暖かくも多くのご贔屓を頂き、
改めまして、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

それと同時に、
出店から丁度2年が経った昨今、
上場企業のように四半期毎で実施する縛りは無いものの、
エエころ加減な亭主、彼の足の向くまま・気の向くままは、
今週末はささやかなる?決算と今後の展望、そのご報告となります。

・・・結局は、ブログのネタが無いのであります(笑)。



<セグメント別の結果>

2023年までSW工房は以下の3つのセグメントで構成され、
①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
以上を主にメルカリで運営して参りました。

その後、2024年の3月よりメルカリshopsにて、
④ミミズ堆肥事業
を追加しました。

これは②太ミミズ事業で発生するミミズの糞を堆肥化させたもので、
非常にエコロジーで持続可能、SDG'sに即した事業となっています。

続いて、2024年の4月よりメルカリ及びヤフフリにて、
⑤中古品事業
も展開して参りました。

こちらは主に道楽亭主の趣味のひとつでありますDIYにて、
以前に購入したにも関わらず、結局は使用しなかった工作部品、
その販売となります。(結構、数と種類があるのです、これが。。。)

斯様な経緯から「原価割れ」は必至でありますが、
こちらもSDG'sに即した、環境に優しい?事業となっています。

・・・正直なところ、
他①~④のセグメントは、モノに付加価値を付けての販売と、
SW工房の経営理念に沿った運営活動なのですが、
この⑤のセグメントは残念ながらそれが無く、
数が絶えれば縮小化を考えています。

本当はこれが、メルカリ本来の活用方法、なのですがね・・・




では、それぞれの結果について、
今回は生々しい金額をご提示しながら、
QC7つ道具のひとつはグラフを用いて、解り易くご説明を申し上げます。


<2023年の結果>


2023年はトータルで約5万円の売上高でした。

①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
以上3つのセグメントは渓流釣りに関連した製品の販売のため、
売り上げのピークは渓流釣りシーズンと重なり、
主に3~7月となっています。

※残念ながら、③風景写真事業 は「売上ゼロ」です(涙)。


①釣仕掛け事業について、
細糸仕掛(商品名:奥美濃)はシーズン全般を通して売れましたが、
やはりピークは春から初夏となりました。

初心者仕掛(商品名:奥三河)もシーズン前半を中心に売れましたが、
渓流釣り堀での「ニジマス管釣り」に適した商品特性から、
シーズンが終わった秋に売れるのでは?の期待も、
残念ながらその様子は伺えませんでした。

・・・察するに、
お客様のメインは、生粋の「渓流エサ釣り師」だったのかと。



②太ミミズ事業につきましては、
異常気象から5月中旬に発生した真夏日、
その日に出荷した商品が全滅となってしまい、
以降、秋まで販売を控えたことから、斯様な寂しい結果となりました。

オオモノ釣り、本流釣りには欠かせない商品から、
その季節である初夏~盛夏での全滅しない出荷形態、
その改善策の立案が今後の課題となります。


<2024年の結果>




先の①~③のセグメントに加え、
本年は④ミミズ堆肥事業 と⑤中古品事業 も加えて展開し、
結果として、2024年はトータルで約7万円の売上高となりました。

・・・う~ん、成長率40%、優良企業!?

2023年と比較して①釣仕掛け事業 とりわけ細糸仕掛は、
シーズンの前半と後半で二極化してしまいました。
ここは来年、何らかの手立て・策が必要です。

また、ピークの立った9月は中古品(機器&釣り具)の販売が際立ちました。

・・・7月は売り上げが立たない状況でして、
これが続くと出品者としての高評価が取り下げとなる、
メルカリ独自のルールがあり、苦肉の策での出品でありました。
(実際、今は使わない、でも、保存の状態が良い物の出品でした。)


肥料は3月から販売開始なのですが、
半年間は全くの「鳴かず飛ばず」でして、
我ながら、よくも諦めずに続けられた、と感心する次第です。

こちらは「リピーター様」の存在が大きく、
現在は在庫切れで販売不可の状態でありますが、
在庫の積み増しを終える来年の春以降、大いに期待できる商品です。

※残念ながら本年も、③風景写真事業 は「売上ゼロ」です(涙)。


<リピーター様の存在>

上の円グラフは「リピーターさん」と「一見さん」、
その割合の2023年と2024年の比較を示しています。

商いを始めた当初の2023年は、
一見さんの割合が多い事(67%)はもちろんなのですが、
それでも存在するリピーターさん、その主な購入品は細糸仕掛でした。

2年目の2024年には早くも割合が逆転し、
リピーターさんが3分の2を占めるに至ります。

その主な購入品、それは前年と変わらずの細糸仕掛、並びに新規商品は肥料。

・・・これは全くの「手前みそ」な解釈となりますが、
「使って初めて判る、良いモノは良い」の結果なのでは?


細糸仕掛は奥美濃、
そのリピーターさんから、こんなコメントを頂いています。

「細糸ながら馬瀬川で尺上を釣り上げました」
「心配したスレ針ですが問題ありませんでした」

斯様な感想を頂いちゃうと、励みにもなりますね・・・


昨年からの売り上げ増加分、
それをリピーターさんから得られている状況から、
来年以降も如何にしてリピーターさんに継続購入を頂くか、
また、如何にして「一見さん」から「リピーターさん」に成って頂くか。

ここが、ひとつのポイントかと・・・


<ブルー・オーシャンとレッド・オーシャン>

展開している以下の5つのセグメント、
①釣仕掛け事業
②太ミミズ事業
③風景写真事業
④ミミズ堆肥事業
⑤中古品事業
これらはいずれも、競合が存在する「レッド・オーシャン」での商いです。

若干、④ミミズ堆肥事業 に関しては、
生産と販売の許認可を行政に申請する必要があり、
その途上で必要経費が掛かることから、競合先の少ない環境ではあります。

2年間を通して得た感想として、
定期的にご購入頂けるリピーターさんの育成と同時に、
SW工房にしか生産が出来ない・販売が出来ない、
ブルー・オーシャン的な商品の開発が必要かな?と感じています。

はてさて、それが一体、何なのか??
・・・少しだけ、ヒントを掴みかけています(笑)。



<渓流風景は四季の小坂川から>
これも、売り物の風景写真は「小坂川七景」からなンです。
こんなことしてちゃ、ほんと、売れないですよね・・・














2024年11月17日日曜日

今年もハスラーのお掃除

 

・・・先週から「片付けネタ」が続きます。


今シーズンも渓流釣行へ向かう足として、
また車中泊のお宿として活躍したウチのハスラー、
毎年はこの季節、きれいにお手入れ・掃除を行います。

来春には4回目の車検を数え、早くも9年のお付き合いです。

購入時での家内からのご指示は、
「今度のオレンジの車、定年まで乗ってよね。」
でした。

その定年の時が、これも早くも来年の秋。

購入した直後に社内異動から長距離通勤となってしまい、
加えてシーズン中は毎週末での「渓流詣で」、
当時の計算では定年時、
商用トラック宜しく20万kmを越える走行距離の予想でした。

幸いなことに長距離通勤は4年目で終了。

しかしながら、味を覚えた車中泊、
それでの「長距離渓流詣で」が始まっちゃって・・・

流石に来秋で20万kmは無いでしょうが、それ近い値に行っちゃうような。


故障の少ない、品質管理はピカイチの国産車なのですが、
やはり9年の歳月と15万km以上も乗れば、
そこそこに小さな不具合が出てきます。


上の写真は速度計、その下に燃料ゲージがあります。
10コマ刻みの電子デジタル表示、今は4目盛りを示しています。

これがまま、満タンに給油しても9目盛り表示であったり、
今の表示の4目盛りから3目盛りへの減り具合が急だったり。

燃料タンクに仕込まれたレベル・ゲージの接点不良でしょうね。


次いでオートマ・シフト横のレンジ表示なのですが、

本当はライトを点灯すれば、
P・R・N・・・の文字盤も光るハズが、残念ながら消灯状態。

いえ、
全く光らないかと言えばそうでも無く、
何なのか、ご機嫌麗しい夜、そんな時はまま光っているのです。

・・・恐らくは振動によるオン・オフ、配線の接触不具合かな?

一度はディーラーへ修理をお願いしたのですが、
このインパネ周囲は構造上、ASSY交換となるそうで・・・

致し方なく、
夜間の運転では全くシフトの状態がここでは確認不可、
これまた速度計の下は燃料ゲージ横、そこの表示での状態確認です。


お次は荷室にオプションで設置した防水マット。

これは経年劣化かな?
宣伝の売り込み文句は「サっとひと拭きでキレイに」。
確かに初期はその通りだったのですが・・・

釣り具を納めた重いバケットやクーラーBOX、
その足跡は深くシートにメリ込んで、
劣化した生地に入り込んだ染み汚れ、これが、なかなかに手強くて。

まあしかし、
目立たない荷台での出来事です、些細なことは気にしなくても。


幾つかの不具合がある中でも、
これは装備して良かった、のオプションはこちら。

それがドア・ノブのエスカッションでした。

ワンポイントでおシャレ、また、機能的にも効果あり!

・・・家内ご用達のヴィッツ、
それにはこれが無くて、こんな有様に(見えるかな?引っ掻きキズが)

ご諸兄のお車、
もし「爪の長い方」が使用されるようなら、一度、ご確認された方が宜しいかと。


自前で後付けした装備の中、
今でも現役バリバリで一番に重宝したのが、やっぱり「竿受け」ですね。

オプションで同じ機能の品物を揃えると結構なお値段になるところ、
丸木とフック、ゴム・ネットを使用して安価に仕上げました。

・・・「見てくれ」はイマイチな素人工作品ですがね。
それに本流竿や渓流小継竿などガイドの無い「延べ竿」にはグ~も、
リール竿には不向きかな?

毎年はこの掃除の際に取り外すのですが、
今年は今月末にはもう一戦、
お天気・気候が良ければ臨時釣行が控えています。


今しばらくの継続設置として。

でも、どうこうしていたら直ぐお正月、また気田川遠征で必要に。
もう、このまま来春まで付けておこうか・・・


窓拭きにインパネ周り拭き、床の掃除機掛けに各装備の点検と、
暖かい今週末は内装作業が進みます。


曇り空の本日です、
外装の洗車はまた今度にしようかな・・・

来週は中頃から寒くなるとの予報です。



<渓流風景は今年の5月 根尾西谷川から>






















2024年11月10日日曜日

晩秋は寝袋のお洗濯

 

今シーズンの車中泊、
数えてみると結構な回数です、21回となりました。


今年は特に、都合が付けば必ず渓流釣りへ出陣、
結果として例年より多い車中泊回数に。

週末金曜日の夕方は業務後、
会社近くの銭湯でひとっ風呂浴びて、
道中の牛丼屋で夕食を頂いて、その足で川へ向かうのです。

連休などは日中の釣行の後、
これまた川近くの日帰り温泉で入浴&夕食してから。

いずれ日がとっぷり暮れた山の夜です、
満天の星空の元で川のせせらぎを聞きながらの車中泊は、
翌早朝の釣行に夢が膨らみます。


・・・これだけ聞くと、

ロマンいっぱいは楽しい車中泊、
なのですが、いえ、確かに、
楽しいは楽しいのですが、そこには「諦めの楽しさ」が。

狭い狭い軽自動車での一夜です。

釣り具や着替えに食料品、
時には濡れたウエーダーや魚臭いたも網を座席下に、
何もかもが満載・混載での一夜は、まんま、男所帯に・・・なのです。


・・・人間の心理と言うのは面白いもので。

ある一線を越える前までは、この状況を何とかしよう!
と思えガンバれるものなのですが、
その一線を越えてしまうと、「ま~、エエか」になるのです。


そんな21夜に渡る楽しい楽しい車中泊、
疲れた体を休める寝床はハスラーの助手席側、
男所帯に敷かれるは、我が”香り立つ”寝袋なのでした。



今シーズンも本当にガンバって頂きました。


・・・と言うことで、
ここに来てようやくにも秋らしく、
晴天が続く予報の今週、この寝袋の自宅での洗濯に挑んでみることに。


やり方が悪いと、
中身のワタがヨレてしまうのでは?
乾燥が不十分でカビが生えてしまうのでは?
なかなかに不安要素の多い寝袋のお洗濯なのですが。

「挑んでみる」と言ってしまうと、
何だか初めての挑戦はトライに聞こえますが、
実は昨年のこの季節は晩秋にもお洗濯は経験済み、
結論として、自宅での洗濯機を使用しての作業は問題なしです。


しかしながら・・・

はて?昨年はどのように洗濯したのか?
忘備録はこのブログに記しておくべきでした。

何はともあれ、
歳と共に薄れ行く記憶力、それに全てを委ね紐解いて、
まずは寝袋のチャック類を全開に、大きな洗濯ネットに納めます。


ウチの洗濯機は51Lまで水を注げますが、
この寝袋をドラムに納めるとキッチリな感じです。

洗濯用洗剤も55Lの少し下までキャップで計ります。

この段になって、
旦那がごそごそと洗面所で何やら悪だくみ?
気になったのでしょう、テレビを見ていた家内がこちらへ。

これからの作業を概ね伝えると、
何でも家内曰く、柔軟剤を入れるとふんわり仕上がるそうです。

ここまでは問題は無いのですが、
さて、記憶が定かでないのもの、それは洗濯機の運転モードなのです。

「ドライ・モードよ、絶対に。間違いないから!」
これも家内からのご意見です。

家事全般においては絶対的な存在はウチの家内、
とてもとても小生如き若輩が意見具申なぞ、
挟める余地はございませぬ。


でも・・・23分って、あんた。

そんなに洗濯時間が短かったかな?
拙い記憶からだけど、1~2時間はじっくり、時間を要した気が。

余りも勢いよく洗濯機が回ると、
繊細な寝袋の事です、良からぬ結果を招きかねず。


・・・家内がテレビに戻った後、
一人でこっそり、洗濯機のモードをイジってみます(シ~)。

残る選択は「つけおき」か「毛布」と思うのですが。

少なくても、これくらいだよな~、
お洗濯モードは、きっと・・・



小一時間の後、洗濯機がピ~ピ~と終わりの合図を発します。

脱水の程度は若干で緩め、水は滴ってきませんが・・・

大きなバケツにネットに入った寝袋を入れ、
自宅二階は小生の書斎(=趣味部屋 兼 SW工房)横のベランダへ。

ネットから寝袋を取り出し、手すりに掛けてみると、
幸いなことに今回も中のワタの「より・よじれ」、
その存在は確認されませんでした。


残る鬼門は「完全なる乾燥」のみです。

「物干し」の開始時刻、それは日曜日の夕方でした。
一晩は冷え込む夜間も干しっぱなしで。

月曜朝は出勤前、裏返して、晴天の元にて引き続き干します。

月曜夕方は帰宅後に、湿り気の状態を確認。
・・・夜間は露が降ります。

この乾き具合なら一旦、取り込んだ方がベターと判断しました。


翌、火曜日の出勤前に再度で屋外に干しまして、
夜間は屋内へ取り込みを、繰り返すこと木曜日まで。


寒い今週でしたが晴天続き、都合4日間で「干し上がり」。

これにて来シーズンも、爽やかな車中泊、それがお約束です!


・・・さて、
今日は午後から本丸攻め、
ハスラー車内のお掃除かな・・・


<渓流風景は今年の夏 奈良井川上流から>