2026年1月11日日曜日

川の流れは絶えずして、財布の流れも絶えずして

 

人生を川の流れに比喩することがあります。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」


昨年の秋に定年となった小生、
早くもそれから、一年の三分の一が過ぎ去りました。

・・・人生の例えに使われる川ですが、
若き頃の上流と齢を重ねた下流では、
その流れ具合の感覚は全くの逆でありまして、
今、下流に位置する我が人生、昨今の流れの早いこと。

残り少ない川の流れは我が旅路です、
もっと、ゆるやかに、行ってほしいですね。(笑)


のほほ~んとした旅を過ごす小生ですが、
定年後の身の振り方を決めるに際して、
昨年あたりから渓流釣りはその休憩中なんかは、
ぼ~っと、川の流れを眺めながらも思案を重ねて来ました。

決めるには、
幾つかの考えなければならない項目が。

健康、家族、寿命、生き方・・・

もちろん、
中には考えても結論が出ないものも。

そんな中でも、
考えなければならない中枢として、
ご多分に漏れずに大きなウエイトを占めるものは、
やはりヒトは社会的な動物と言うことで、
それは「お金」だったかな?

・・・計算で結論が出やすい、もありますが。

結論として、
定年後は引き続きの再雇用として、
職場は変わりましたが、お仕事を頂くこととしました。


そこに至るには以下の計算をしましたが、
流石にその作業、
河原でするほど記憶・能力が高くもないオツム、
家に帰宅して机に向かい、鉛筆なめなめでのそれでした。(笑)


まず定年で頂いた退職金(収入)に、
これまでの銀行貯金(預金)を足し算します。

・・・個人的に「投資」は一切やってこなかった小生。

次いでここ数年間の銀行通帳から引出し額の月平均を算出、
これから再雇用給与(=将来の年金もほぼ同額)を差し引いて、
出てきた金額(支出)で先ほどの「収入+預金」を割り算しました。

算出結果の月数を今の自分の歳に足し算で、
90代中頃に「収入+預金」は枯渇となりまして候。

まあ、いい案配なのでは??

・・・ネットを拝見していると、
ファイナンシャル・プランナーさんにこの手の相談をすると、
決まって斯様な計算を為されるご様子ですね。


しかしながら、
川の流れが不安定のように、
何が起こるか解らないのが人生です。

若い頃の様な川の上流では、大滝ありの堰堤ありの・・・
齢を重ねた今時分の下流でも、
昨今は「河口堰」なる意地悪なものもあります。

言ってしまえば、
ほどほどに余裕があれば、
イイに越したことがないのがお金のような?


そんなことから、
会社で行ってきた確定拠出年金についてのみ、
一時金として受け取ることを控え、引き続きでの運用としました。

運用するにあたっては、
個人的には投資経験の無い小生も、
ここで少しばかりではありますが勉強を!

年率5%を目標にリスク分散として、
・成長エンジンとして国内株式インデックスを40%
・補完エンジンとして外国株式インデックスを20%
・リターン強化は国内債券インデックスを20%
・リスク調整で外国債券インデックスを20%
以上の4つに年金を分けてスイッチング。


良く聞く言葉として、
「年金での投資は慎むべき」と言われます。

それと同時に、
「物事を始めるのに、遅すぎるは無い」とも言われます。

・・・さてさて、ポイントは、
リスクを取り過ぎず、上りはほどほどに、かな?

それは、まるで、小生の渓流釣りスタイル。(笑)


さて、今日は午後から、
スマホのキャリアを格安に乗り換え作業です。


<渓流風景は初夏の庄川支流 一色川から>



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2026年1月2日金曜日

新春初釣り~遠州 気田川ニジマス釣り

 

何年振りだろう、
元日の朝に初日の出を見るのは。


久しぶりに見る初日の出は、新東名の長篠設楽原PAにて。

見ようと思ってもなかなか、
条件が重ならないと見られない初日の出です。

全くの幸運はその時刻に、
きれいに空が晴れ渡り、見晴らしのいい場所に居たから。

その吉兆、
としたいですね、
本日の、そして、今年の。


<日本一・きれいな川>

ここ何年かのお正月は浜松 春野の気田川での釣行です。

漁協により年末の30日に大きなニジマスが放流され、
日を開けた新年元旦、1月1日の早朝から釣りが可能なのです。

その気田川のランド・マークは、
今の時刻は山影となり読みづらいですが、
「日本一・きれいな川」と刈り込まれた河原の垣根。


昨年の訪問では「日本一・きれい」まで、
陽が当たりはっきりと読むことが叶いましたが、
今年は到着した時間が早いため、未だ全体が影の中です。

そんなに早くから意気込んで訪れた気田川なのですが、
ここに来る途中、
二俣城の麓は二俣川、
峠道に沿うは支流の横川と、
水が全く流れていない枯れ川の様相でした。

水の少ない、きれいな川。

実はこの条件、
お魚の警戒心が異様に高まり、
とても難しいのです、釣りをするには・・・

垣根の撮影は川沿いで国道脇の歩道から。

その歩道の安全柵の向こう側、
直下の気田川の河原には早くも釣り人の姿が。


今は日陰でメチャ寒そうなこのポイント。

暫く様子を拝見していましたが、
各位の竿が大きく曲がる様子は伺えず・・・


<春野 文化センター裏にて>

垣根の向こう側は国道沿いにある鮎のオトリ屋さん、
毎年のことながら、そこで釣り券を購入します。


今年は12月30日と1月4日は2回の放流です。

重さが700~1,000gのお魚は、
どうでしょう、全長では40~50cmくらい、
養殖魚とは言え、掛かれば結構な引き具合は「やり取り」に。

先ほどの垣根のポイントは ①前島橋上流 です。
次にここから近い ②文化センター裏 のポイントへ向かいます。

この巨大な天狗のお面が目印、春野の文化センターです。


この駐車場から気田川の河原に続く小道を下ります。

その気田川の河原にて・・・

寒いからでしょうか?
自分だったら一刻も早く釣りを始めたい場面ですが、
こちらのお二人は、何と、火を起こして優雅に一服されています。

「どうです?釣れましたか?」
の小生問いかけに、

「朝も早ようて、寒くて釣れン。」
のご回答が。

もう少しお話を伺うと、
30日の放流はこの場所から、
日を置いたことから、お魚はここより下流側に移動、
お二人のお仲間は、ここより下流の深場でがんばっている、とのこと。

・・・そのお仲間のために、
暖を取る場所を設けているようです。


お話の通り・・・

そこから2~300m下流は陽の当たる河原、
既に数名の釣り人が竿を出しています。

・・・無念、出遅れ感がバッチリ。

当然ではありますが、
お正月の気田川ニジマス釣行、
断然に地元&仲間連れが有利ですね。


<晴天は味方か敵か?冬の気田川の現実>

過去に釣れたのは雨天のお正月のみ、
増水で広く散らばったニジマスに対して、
「竿抜け」なポイントに絞っての釣果でした。


天気が良く水も少ないと、
お魚のスレ具合も然りながら、
釣り人も僅かなポイントに集中して、
一層に「難しい釣り」となってしまうのです。

それでも、その代わりに・・・


広がる冬の青空の下、
この爽快感は格別、他では味わえないのでは?

他の釣り人との違い・差を狙って、
先の蒲田川と同じようにエサはオキアミで。


可能な努力を重ねてみますが、やはり肝心なアタリは程遠く。


<突然のドラマ、ご老体の一投目>


釣り人の密集具合に、
場所移動の必要性を感じながらも、
一方でどの放流場所でも一緒の状況なのでは?の予感も。

「すみません、この上流、入っても良いですか?」
河原に座り込んで仕掛けを調整中のご老体に。

「ええ、どうぞ、どうぞ」

参加他各位も状況を良くご存知で、
遅れてきた新参者にイヤな顔は全くなく、
ご親切にもポイントへの分け入りにご了解を頂けます。

調整を終えられ、
仕掛けを振り込むは直ぐ下流側のご老体、
聞こえてくる音から、恐らくその一投目だったかと・・・


何と、
いきなり、
掛けられました!

水面を割ってジャンプするニジマス、
40cmくらいでしょうか?
白波が立ちます。

掛けた立ち位置が上流だったため、
ピ~ンと糸にテンションを張りながら、
竿を両手で抱え小走りで浅瀬の中を下流側へ。

その途中、
ニジマスの2度目のジャンプ!

で、残念、
ご老体はお魚をバラされてしまいました。。。

川の中でボ~ゼンと小生の方を向かれながら、
「溜まりじゃなく、流れに居るな・・・
 感触が楽しめた、これでヨシじゃ!」

・・・まま、管釣りでも経験しますが、
何かの拍子でお魚のスイッチが入るのです。

その「きっかけ」は何なのかの探求、
釣り人の「永遠の課題」なのであります・・・



<杉川出会いに河岸を変えれど・・・>

その後、お昼が近くなってから、
②文化センター裏 を後にして、④気田 旧気田川橋下 は、
気田川と杉川との出会いまで足を運びます。


ご同輩のお姿は若干の2名のみ。
それでも合流点の深場前、その砂河原には無数の足跡が。


背中に南からの陽の温かみを感じながら、
幾度か深場に仕掛けを流しますが、
残念無念の手応えなし・・・

午後に入ってからの西風に、
ここらが今年の潮時と思われて。


釣り道具を収め川から上がり、
ホタル公園の東屋で用意した昼食を頂きます。


壁は無く屋根だけの公園の東屋。

家の近所にも斯様な東屋がありますが、
今の季節、そこでお昼を頂こうとは、
寒くて寒くて、つゆにも考え付きません。

やっぱり、ここは茶所・みかん所の遠州 浜松、
西風が立つ午後ですが暖かい限りです。


<ピ~カン・減水の難しい釣り>

昼食後の帰路の途中は、
今一度で垣根の見える国道歩道へ。


朝と違って、刈り込まれた文字が良く読めます。

「日本一・きれいな川」

歩道の下にはこの時間、
陽の当たる河原には朝以上に釣り人が。


ここから、
眼下・直下のテトラ横を覗き込むと、

写真でもハッキリと見えます、
何匹もの大きなニジマス、その優雅な泳ぎはお姿が。

その目の前は鼻先に、
エサを振り込んでみるモノの・・・


「ほんと、釣れンな~、スレたニジマスは。」
そんなお声が河原の釣り人から聞こえます。

これを攻略するには・・・

やっぱり、
雨降り・雪降りは気象条件を味方にした、
「ドサクサまみれ」は桶狭間の戦法でしょうかね?

抜ける青空と初日の出は諦めて。



<データ>
1月1日 気田川 
エサ    :オキアミ
竿     :9.5m SG パワースペックZR H+
仕掛    :針 マス鈎9号
       糸 1.5号 9.5m トオシ 
                      錘 2B~3B号
釣果    :ボ~ズ
気温    :4~12℃
天候    :晴れ 風あり 
表層水温  :未計測
月齢    :12.1




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2025年12月30日火曜日

上手くいかない小商い



今年もまた、
愛知県庁は環境・植防・肥料農薬取締グループより、
令和7年の肥料生産量調査として、
販売した肥料総量の問い合わせがメールで来ました。


釣り餌ミミズの飼育土を特殊肥料として、
一昨年から小生、メルカリshopsで販売しています。

昨年末にも同じ問い合わせがありましたが、
その時は好景気?
生産した全ての肥料は約3kg、
泣かず飛ばずの春から夏を尻目に、
その全てが秋から年末までに売れしまいました。

結果、約5,000円の売上高に。(喜)

売れ先は沖縄県のある方は1名が9割方、
その他は2名ほど単発でのお買い上げでありました。


いずれにしても「売れ切れ」は「売り切れ」と、
鼻息も荒く意気揚々、
今年は生産を倍増して3月初日からの販売再開なのでしたが・・・



上記は先日の愛知県庁への問い合わせの回答(住所と氏名は改変)ですが、
0.0004トンは何とたったの400g!?しか売れず、
とても寂しい2025年の売上高なのでした。(涙)

・・・いけませんね。
何か不都合があったのか、
頼みにしていたお得意様は沖縄県の御仁、
残念ながら5月に一回こっきりのお買い上げのみ。

肥料としてモノは良い、
その自負や根拠はあるものの、
他様からも今年は全く引き合いが無くて。


それでも・・・
こちらでは200gも400gも「売り切れ」となっています。


上の写真のように、
在庫はまだ、たくさんあるのですが。


実はこれ・・・
5月からサッパリと売り上げが立たず、
早々と今年の商売を断念して撤退した次第なのです。

その思い、かっこ良く言えば、戦略的(?)に、

メルカリshopsでの商品として、
200gと400gの2本立てでは寂しい限り、
さりとて、今の在庫量では如何ともし難いのが現状です。

そこで在庫を積み増しして、
既存の売れ残り(腐るモノでもなく)と合算、
800gや1,200gなどをラインUPすれば、
商品数が増えshops全体として集客効果が見込めるのでは?

で、今年は「店じまい」した限りなのです。


そんなことから、
昨夜は小雨だった暖かい本日は箱庭で、
今年の飼育土の天日干し作業に当たりました。

今年もミミズさんは満遍なく飼育土を耕した様子、
秋から土を溜めておいた大型タッパの中、
細かな粒子の土が表層に浮き出てきています。

この飼育土をバットに薄く敷き詰め、
「伊吹おろし」は真冬の寒風で自然乾燥させます。


日中は陽と風の当たるガレージの屋根上に置いて。


二週間ほどでの風乾燥の後、
再度で水に戻してもう一度の風乾燥を。

その後は粉体焼結の製法を模して、
成分の均一化を目的にミルで細粒化します。

材料の原価は知れていますが、
結構にも製造工数は掛かるのです。

・・・もう少し、お値段に反映させても、イイのかも!?


売れる・売れない、は別として、
楽しみながら、工夫しながらの「お店屋さん、ごっこ」。

それでも、
お客様が現金を支払うからには、
そこは商売です、ちゃんとしたモノを売らなきゃ。

これも、
会社では経験できなかった、
社会勉強の一環なのであります。(笑)




<渓流風景はシーズン最終の秋神川から>



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2025年12月21日日曜日

渓流釣りエサの考察

 

先月末は見事な冬晴れ・冬景色の中、
奥飛騨は蒲田川でのニジマス調査釣行に参加しました。

(その際の様子は、↑ クリック)


通常、この季節は禁漁の時期。

よってそのタイミングでの自然河川での釣行経験は無く、
仕掛け、並びにエサの選択にはとても迷いました。

事前の予想では・・・

きっと凍えるように冷たい水温、
早春は解禁時のように細糸での繊細な釣りになるのでは?

・・・なのでしたが、
そこは奥飛騨温泉郷を流れる河川、
思いの他に蒲田川の水温が高く驚きました。

結果として、
小生が掛けたお魚は20cm以下がメイン、
細糸でもバラシ等の粗相もなく数を重ねることが叶った次第。


もう一つの「悩みどころ」は釣りエサでした。

こちらは・・・
もう開き直り、ミミズだけの持参にて。

春先のようにイクラの選択肢もありましたが、
どうも小生、振り込みが遠投狙いは乱暴な力任せなのか、
柔らかいイクラとの相性が悪く、釣れた、の記憶が余りないのです。

そんな中で、当日は「オキアミ」のプレゼントが。

・・・改めまして、
オオサワさん、ありがとうございました。


でも、正直なところ・・・
頂いた直ぐの段階では、期待薄な印象でありました。

理由としては、
管釣り場のお魚なら百歩譲るも、
果たして「居付き」は野生の川魚に、
海のお魚のエサが通用するものなのか?

結果として、
この心配は全くの無用で、
釣果の全てがこのオキアミからでした。


しかし、不思議です。

普段は口にしない・出来ないエサで、
神経質と言われる渓流魚の釣り、
それが成り立つとは?



お魚にも我らヒトと同じく、
五感を感じ取る器官が備わっています。

厳しい野生の中で生き抜く「居付き」は、
この五感をフルに活用してエサを求めているかと。

普段は川の流れの底、
じ~っと一か所に定位して、
流れ下るエサを虎視眈々と待ち伏せて。


渓流釣りのエサ、
その代表格でもある川虫は、
岩をひっくり返せば容易に採取ができ、
日常的に川魚はそれを食していると思われます。


黄土色系の色彩が支配的な川底では、
若干、我ら人間には発見が難しい川虫ですが、
紫外線側にシフトしたお魚の視覚には、
存外に見やすい色合いなのかも。



この色合いの違いについては、
管理釣り場でのルアーの使い分け、
釣れる時合いのポイントでもあります。


もっともルアーについては、
色柄や形状の見た目もなのですが
モーションから繰り出される振動や波動、
お魚が側線で受け取る感覚も影響が大きいかと。


そんな五感から得られる情報にて、
お魚はエサと認識して、
流れ下る、はたまた、
目の前を横切るそれに食らい付く・・・


そう考えると、
今回のオキアミが、
色合いもハデで動作もなく、
絶対に食べたことの無いエサが、
エサとして認識されてしまった理由とは?


手前勝手に思うのですが・・・
これは「匂い」と「季節条件」かな?


初冬の今時分、
川虫は居るには居るものの、
クロカワムシとヒラタくらいで、
その種類と分量は大きく減るそうです。

各種類の幼魚は小魚も、
その孵化から季節が経過して居ません。


もちろん、
カエルやオタマジャクシ、陸生昆虫なんかも。

恐らくは今の季節、
渓流魚にとっては空腹なシーズンなのでは?


そこに運よく流れ下ってきたのは、
色鮮やかで見たこともないオキアミなのですが、
これが結構、
エサ箱の中からでも、
エビのような香りが立つ代物なのでした。

恐らくは、
これも普段は余り口に出来ないであろうミミズ。
(川を流れ下るミミズを見たことあります?)

それと同じように味覚や臭覚を刺激する、
魚の「食欲スイッチ」を入れるような、
そんな成分が含まれているのでは?


調べてみると冷凍での長期保存、
それが可能は使い勝手の良さそうなオキアミです。

そう考えると、
エサの少ない盛夏の予備エサとして、
オキアミは「あり」なのかも知れませんね。



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