2025年4月6日日曜日

郡上 吉田川・小駄良川 渓流釣行

 

帰路に撮影した長良川鉄道は、
深戸駅前のR156沿い、長良川の桜です。


花の具合は五分咲きでしょうか?

ここより北の郡上八幡では今少し華やか、七分咲きの様子でした。
やはり街中と川沿いでは気象条件が違うのでしょうね。

・・・花の開きも差のある今の時期、
釣果にも「場所ムラ」が出ちゃいます・・・




<朝一番は郡上明宝 吉田川>

先週のアマゴ起こしの雨に期待しつつ、
郡上八幡から先は長良川に別れを告げて、
吉田川を横目に今週も、せせらぎ街道を登ります。

途中は目ぼしいポイント、
きっとご同輩の駐車でしょう、
皆さま、思いは一緒なのですね。

三原の堰堤はその手前、せせらぎ街道を折れて細道へ。


先週の雨は本当に良く降りました。

週の中頃にも雨が有ったのでしょう、
大きな堰堤から落下する水は結構な量です。

その堰堤の上段は開きにも、大量の水が溜まっています。

本日の予定はここから釣り上がり、
奥長尾川との合流点で退渓・・・
なのですが、

川幅一杯に広がった流れ、一抹の不安が。

・・・これ、渡河、出来るかな?


加えて、
2つ目の不安が発見されます。

道中にもたくさんのご同輩を拝見、
この三原堰堤の上も入りやすいポイントです。

時刻は8:00と決して早くない時刻から、
河原の砂地に残る足跡、恐らくそれは先行者のもの。

果たして、
彼はここを渡河して、上流へ向かわれたのか?


そして、
3つ目の不安が・・・

冷え込んだ今朝は気温4℃なのですが、
これは上着を着込めばガマンできる範疇も、
どうにもならないのが川の表層水温でして、それは何と5℃。

小生の釣技・経験では、
水温が7℃を下回ると釣れた試しが無くて。(笑)

標高1,200mの山中峠はここから北へ10数kmほど。
そこを端とする吉田川は、
途中には大きなスキー場もあり、
思うに今の季節、雪代が混じり水温は低めなのでしょう。

川虫を捕まえて・・・
先々週の揖斐 粕川と比べ、
そこは郡上 吉田川です、わんさかと捕れます。

しかしながら・・・
堰堤上の開きは対岸の岩壁下のユルい流れ、
軽めの錘と細糸で誘いを掛けてみるも、手応えは全くナシ。


しからば、
ここから釣り上がろうと、
上流の浅瀬に駒を進めたのですが。

いえ、夏のウエット・パンツなら、どうにか可能な渡河も、
水勢をモロに受ける本日着用しているナイロン・ウエーダーでは・・・

無念です、危険と判断。


残念ながら、河岸を変えることに。


<春のうららは里川 小駄良川>

さて、どこに向かうか、どうするか、
まずは、スマホの地図とにらめっこ。

先週の寒水川や気良川も、
水源は1,000mを越える山々からです。
恐らくは、多くの雪代が混ざり、同様に水温が低いのでは?

つつつ~と、
スマホの地図を帰路方向へスライドさせて。

・・・と、
八幡の外れに規模は小さめ、今の季節向けな流れが。

「小駄良川か・・・
 初めてだけど、時間もないし、ここにするか。」


せせらぎ街道を八幡に向けて下ります。

行きに見かけた目ぼしいポイントでの駐車、
帰りの今、それが無かったり、あっても車種が変わっていたり。

・・・本日の吉田川、
ご同輩各位も苦戦のご様子です。



八幡の街中は郡上警察署の前、
いつもは左折でトンネルを抜けR156へ。
今回はそこを右折、県道を小駄良川沿いに登ります。

川の様子を見ながら、
勘と経験で、さくっと!?ポイントを決めます。
(早いお話が、テキト~なのです。)

しかし、この近辺の小駄良川、
川面への落差があり入退渓点が絞られます。

幸いにも「しもはらはし」の脇に鉄製のハシゴを発見、
ここを入渓点、いや、退渓点として、
川下から入渓することに。

県道をトボトボと徒歩で下っていると、
先週と同じく、ステッカーを付けた軽トラが。

・・・ラッキーです。
漁協の巡回さん、登場です。


年券をご確認頂いた後、
入渓ポイントを尋ねたら、ご親切にも軽トラで先行、
直ぐ先の橋の上から「ここ、ここ」と場所の指図を頂けました。

ありがとうございます。


さて、
ここから「しもはらはし」の鉄製ハシゴまで、
小駄良川を釣り上がることに。


郡上 小駄良川、
開けた渓相は里川の雰囲気、
今の桜の季節がぴったり似合います。

朝方の吉田川とは打って変わり、
時間も時間だからでしょう、暖かい小駄良川です。

水温も9℃、思った通り。


集落前の釣り易そうな瀬、そこではやはり手応えなし。
これから次の集落は、「しもはらはし」の袂まで、参りましょうか。

この小駄良川も川虫は豊富です。

逆に、豊富で困ってしまうのが、芽吹いたばかりはネコヤナギ。

粗忽者は相変わらず、
何本か仕掛けをこれに引っ掛けます・・・テンポが狂いますね。(笑)

手応えが無いまま、小駄良川の遡上を続けると・・・

来ました、大場所!
いい案配な堰堤です!

水量もそこそこな小駄良川、
堰堤を流れ下る水の量も良い具合、
その直下の深場も、程よく深さがあり・・・

ここで出なけりゃ、今日は(も?)ダメだな。

慎重に堰堤の周囲を確認、「攻め手」を考えます。

流れの中心は向かって左側がメイン。
直上は中央の3m以外、両側から枝木がセリ出ています。
向かって右側の滝つぼは流れも少なく、
水面に枯れ葉やゴミが浮かび、振り込めばトラブルは必至・・・

振り込みの方法は「送り込み」で流れのメインに。
お魚が掛かったら素直に、中央3mから引き上げるか。

手は決まりました。


先ほどから風が出てきていました。

送り込みは風に煽られ・戻され、飛距離が伸びません。

かくなる上は、
弾道の低く抑えた秘技!サイド・スローで・・・

思い描いた通りの「攻め手」で、上手く事を運ぶのですが、
う~ん・・・残念、思い描いた通りで無いのは釣果のみ。(涙)


暫く粘った大場所は堰堤なのですが、
そこを諦め、横のコンクリ護岸から越えて、先に駒を進めます。

進むにつれ遭遇する小場所、
都度で探りを入れるのですが、
何が原因なのでしょう、続くは無反応のみ。。。

退渓点の「しもはらはし」は、もう間もなくのハズですが、
残念、水量の多い本日だから?
里川 小駄良川ですが、ここは深くて進めません。

さて、どうするか。

少なくとも、釣りは一旦、ここまでかな。
竿を畳んで、入渓点まで戻るか?ここで退渓点を見つけるか?

周囲を見渡す小生。

左手側には数mくらいの高所、そこにガードレールが見られます。
ただ、枯草に覆われた急斜面です、登るのはキツい&アブない? 

で、右手に視線を移すと・・・
左手より一層の急斜面ですが、高さは3~4m程度の土手。
青竹が密生して生えています。

行きの徒歩での記憶では、登った上は水の抜けた田んぼ、だったかと。

「こっちかな、退渓するなら。」

竹は根が張って丈夫です。
黄色や黒い竹は避け、青い竹のみに手を掛けて、
急斜面をよいしょ!一歩一歩を慎重に登り切ります。

・・・我れながら、
還暦手前のおじさんが、よ~ヤリます。

でも、困ったことに当の本人は、
こんなアドベンチャーが楽しいのです。(笑)


田んぼを横切り、県道を「しもはらはし」へ。
しかしながら・・・鉄製ハシゴの脇にはご同輩のお姿が。

残念、今週末も、ここまでか。。。


<データ>

4月5日 吉田川・小駄良川
エサ    :ミミズ、川虫
竿     :6m 天平                 
仕掛    :針 吉村7号
       水中糸 0.4号 4.0m
       ハリス 0.3号 0.4m
       錘 2~1号
釣果    :ボ~ズ         
気温    :4~18℃  
早朝の吉田川は寒くて、昼前の小駄良川は暑くて・・・
天候    :晴れ 昼近くから風
表層水温  :吉田川:5℃ 小駄良川:9℃
月齢    :6.7


帰路は郡上八幡の駅前で、遅めの昼食を。



♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬
 ~2025年4月5日~

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2025年3月29日土曜日

ちょっと降り過ぎでした・・・郡上 寒水川渓流釣行

 




<毎度、「読み」が外れて>

お休みを頂いた金曜日の早朝、
目が覚めたころは本降りだった雨、
尾張北部の自宅出立時には小止みでした。

 

郡上への道中も降ったり・止んだり。

道の駅 美並 での休憩の際、横を流れる長良川の形相は・・・

流れ下るは白く濁った流れ、
轟音と共に迫力がありますね!?(笑)


予報よりも回復が遅れ気味 & 意外と良く降った雨。。。

この心配は見事に的中しました。

当初の目的地、
お天気が「斜め」の場合の「安パイ」、
郡上 気良川の特設渓流釣場、そこの流れも怒涛の如く・・・


加えて、土手下の足場・遊歩道も水に漬かり、
こりゃ「安パイ」どころか、
下手すりゃ流され「高め跳満」を刺されます。

せめてもの救いは・・・雲間から差込む陽の暖かさ。

でも、
これも捉えようで、
急速な天候の回復、それは望まない風を呼ぶのです。


<寒水川、ここでもツキが無く・・・>

手に負えそうにない気良川を後にして、
次に向かうは、一旦、せせらぎ街道を後戻り、
川の規模は小さく・大人しくなります、お隣は寒水川へと。

途中、お宮の前にはご同輩の駐車にお姿が。
・・・少しは期待が持てそうか?

いつものポイントはアマゴ養魚場近く。

ところうが・・・

今朝はどこまでも運悪く、
古い家屋は倉庫でしょうか?
川縁に立つその建物の解体工事を実施中です。

雨上がりでの焚火から、
各地で問題の山火事は大丈夫も、
登り立つ煙が吹き始めた風に押し下げられ、
今日の勢いある川の濁流に連れられ、
これが結構、目に染みるのであります・・・



しかしながら、
川に近づくも一苦労、
下り行くは白い雪代の流れの際、
一体全体、どこを刺したら良いのやら?


大岩の裏は流れの渦、
対岸の岸辺は流れの淀み、
限られた立ち位置から竿が届く範囲にて、
強面(こわもて)が一層に強面で川を凝視観察、
ここぞのポイントに絞って、正確無比、仕掛けを打ち込むのですが・・・

結果は残念、全く伴わず。


<漁協の巡回さん、登場!>

増水で河原が沈み立ち位置は僅か、
まずは安全が優先、釣りをする時間より、
川の観察から移動する時間の方が長い本日です。

そんな車道での移動の最中、
後ろからゆっくりと軽ワゴン車が近づきます。

・・・ステッカーから漁協の巡回車です。

「おつかれさまです、券だけ見せて下さいね。」
窓越しの運転席は巡回さんより、お声掛けを頂きます。


・・・毎回なのですが。

気良川と寒水川の漁協の巡回さん、
いつもは午後遅くに巡回され鑑札を確認、
その日、全く釣果の無い小生、彼の一言で「引導を渡される」のです。

「あれ?釣れなかったですか?
 おっかしいな~、そこの下流の方、3匹は釣られていましたよ?」

と、いった具合に。(涙・笑)

見た目は強面(こわもて)も、内心はナイ~ブな小生。
この一言が、とても、刺さるのでした。(笑)

でも、本日の時刻まだ朝方です、
それに、いつもの巡回さんと違い、お若い方です。

「下流は鳥居の前でもお一人見えましたが、
 今朝は水がとても高いから、気を付けて下さいね。」

・・・同じ一言でも、やさしい一言。(涙・涙)


<でも、やっぱり、難しい本日>

巡回さんに元気づけられ、
養魚場の方に一言のご挨拶の後、
その奥にあるポイントへ入渓します。



こちら側に存在する僅かな浅瀬。



そこを立ち位置に、
対岸は流れ込みの落ち着いた近辺を、
岸からせり出す枝木を避けながら狙います・・・


浅瀬に降り立てば斯様な現場の見取り。

・・・既に空は概ね雲は無く、案の定、風が出てきました。


風の止み間は振り込みのタイミング。

感覚だけは戻ってきています、
せり出す枝木の餌食には成らず、
上手くポイントへ着水するのですが・・・

残念、
こんな絶対的なポイントも、
幾度か流しても、手応えはナシ。。。



<車で移動、再チャレンジ>

さて、どうしたものか・・・
ここから下流はお宮の前、ご同輩が居られます。

とは言え、当方も場所替えをしたく、
彼が釣り上がって来られることを考慮して、
お邪魔にならない程度、車で下流へ移動することに。


先ほどまでは明るい空模様でしたが再び雲が支配的に。
予報では午前中、雨が残るとも言っていました。

暖かい朝ですがカッパを着こんでの釣行は、
いつ雨が降り出しても大丈夫なものの、
釣りの条件としては、これ以上の雨は避けたいです。

お天気が持つことを祈りながら、
暫く道を下流に向けて運転すると、
段々瀬からなるポイントが見えて来ました。


増水で竿の出しにくい・川に近づきにくい本日、
それでも、このポイントはイケそうです。

ここでも焚火を為される土地の方、
彼にご挨拶の後に河原へ続く庭先・畑へ入らせて頂きます。

都合がいいことに、川に掛かる赤い橋もあり。

両岸からアプローチが叶い、これは手数が増えます!

「ここで出なきゃ、もう、今日は”詰み”かな?」


珍しくも弱音が漏れる粗忽者、
対岸は大岩の下流側は流れ静かな領域、
そこに完全に戻った「振り込みの感」で仕掛けを刺します。

「線の釣り」ではなく「点の釣り」、
流れが弱い区間は目印の移動も僅かです。

でも、何となく・・・違和感を感じて。

アワセたところ、それは軽い根がかり??

上げた仕掛けが勢いよく根から外れ、
あとはもう、困ったことに、
ご諸兄各位の想像の通りの展開です。。。



「今週は、これくらいで、止めておいてやるぜ・・・」

吉本新喜劇じゃないけれどね。(笑)


<データ>

3月28日 寒水川
エサ    :ミミズ
竿     :6m 天平                 
仕掛    :針 吉村7号
       水中糸 0.4号 4.0m
       ハリス 0.3号 0.4m
       錘 2~1号
釣果    :ボ~ズ         
気温    :12~14℃  
天候    :小雨→晴れ→曇り 風あり
表層水温  :6℃
       ※まだ、厳しいな
月齢    :28.1



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2025年3月23日日曜日

昔の名前で出ています

 

先週末は曇り空の下、西濃は揖斐 粕川まで、
今シーズンの渓流初釣行でした。

・・・風はあるものの天気も良く、絶好な渓流釣り日よりの今週末、
なのですが、
普段の行いが甚だ宜しくない小生、
神さま・仏さまからのお沙汰は残念、
今週末は諸事都合で自宅待機なのです。


今日に至っては午後、本当に暖かく春本番。

もう、大雪とか寒気とかはご免です、
このままずっと、少しずつで結構、暖かくなって欲しいです!


そんな思いで、ネタが無い中、今週末も筆を執る小生。

思えば・・・
本ブログを書き始めてから早10年、
50歳手前だった少年(心だけは)も、もう間もなくで定年退職、
概ね週一回のペースで書き連ねたブログも、その件数は600有余を数えます。

今では大変にありがたいことで、
毎回の投稿に暖かいアドバイス・お言葉がご諸兄より頂けて、
正直なところ、ナゼ、
飽きっぽい粗忽者がここまで続けて来られたのか?

・・・ひとえに、ご諸兄に感謝する限りなのです。

さて、
この飽きっぽい粗忽者が毎週末でタレる品行お下劣な話の数々。

お読みを頂くご諸兄各位の皆さまは、
エサか、ルアーか、フライかの釣技は別として、
ほぼ漏れなく、腕に覚えのある「渓流釣り師」です。

もし、
このお話が釣れを為されない、一般の方々が読まれると、
どのような反響になるのか?


もちろんですが、
今現在でも本ブログは閲覧に全く制限は無く、
日本全国は廿浦浦、果ては翻訳機能も添付していて、
海外からもメチャ多くのコンタクトがここ最近はありますが・・・
(きちんと、読まれている・読まれていない、は別として)

そんな疑問と好奇心から、
今月の上旬より note.com (←クリック)にも、
本ブログの過去記事を若干で修正したものの掲載を始めました。

なんと申しましょうか、ある意味で社会実験的な・・・

ここで掲載した過去記事、並びに修正(改編)の内容ですが、
全く釣りを・渓流釣りを為されたことの無い方を想定して、
それでも楽しめる・ご理解を頂ける、を心がけています。

既に7話を公開したのですが・・・



この二週間でPV値は700程度、
「スキ」(この名前がピンと来ない・・・)とは、
いわゆる「イイね」なのですが、合計で28個は平均で4個。

コメントに至っては未だに頂けていない状況も、
生の声です、ここが一番で気になりますね。

・・・して、感触としては、
結構、イケてる・読まれている、のでは?

しかしながら、
「釣行記」より「出来事」の方が受けが良い!?
・・・う~ん、複雑です。


作者名も「サイドワインダー」として、
また記事のタイトルも原題を大きく崩す事無く、
基本的には2~3年前以降の記事から選択しています。

これ以降も note.com (←クリック)へ投稿を続ける所存ですが、
社会実験の一環として何か特筆すべき事案が判りましたら、
追ってご報告を申し上げます。



・・・貧相なネタの今週末ですが、
それでもお読みを、お付き合いを頂き、
誠にありがとうございました・・・



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 ~2025年3月23日~

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2025年3月16日日曜日

シーズン開幕~揖斐 粕川釣行

 

雨の予報であった土曜日のお天気です。

それが時間の経過とともに、
週半ばの予報は日中は持つような、
ところが前日には後退して、午前中ならどうにか。

え~い、はっきりせい!

・・・と、
変わりやすい春先のお天気です、それに怒って見ても詮無き事ですね。

まだ肌寒い昨今です、午前中だけ、行って参りました。


<悩んだ末の行先は、初めてのポイント>

ご諸兄各位からの情報では、ここ最近の郡上は難し目。

例年になく雪が深いこともありますが、
先日に降った雨も川をさらうには十分ではなかった様子です。

・・・タダでさえ、
春先の寒い季節はダメなお点前の小生、
それならそれでダメ元は郡上に向かえば良いものですが。

しかし、そこは天邪鬼な性格が故、
ダメにダメを重ねれば、ボ~ズであっても、カッコウが付く!と、
何だか良く判らない理屈から、初めての釣り場へ向かうのでありました。

・・・ご拝読を頂くご諸兄も、
同じボ~ズのお話も(お寺の話題じゃないですよ)、
新しいシーズンは、新しいポイントで、
何か新しい情報が見聞出来た方が良いですよね。




<揖斐川の支流は粕川>

冬の間、濃尾平野に冷気を下ろす伊吹山、
その麓から粕川は端を発して東に流れ出し、
濃尾平野に出たところで揖斐川と合流します。


その合流点近くは川幅も広がり、本日、水量は十分な感じがします。
初めての訪問なのですが、とても雄大な流れは粕川。

でも、ここから直ぐ、
その突然の変化が不思議なくらい、
打って変わって粕川は、深い谷間、山中を流れます。

・・・本流の揖斐川を含めてこの近辺、
川が人の生活に大きく関わってきた様子が伺えます。

とても狭い谷合の川なのですが、
その川に沿っては支流のかなり奥まで、
山肌に取り付くように集落が続くことからも。


春日小宮神から春日美束へ至る途中、
川幅の頃合いも狭くなり良さげな渓相、
更に決め手は谷底の深い川面、そこに至る小道を見つけました。

今シーズン最初の釣行は、ここでがんばる事に。


結構なサイズの大岩がゴロゴロ、
まるで山岳渓流のような様相ですが、
その標高は300mと意外に低いのです。



<苦戦、川虫が少ない?>

もうひとつ、意外であったのが、川虫採りでした。

周囲の様子から落葉樹はそこそこあり、
問題なく取れるであろうと思っていましたが、
水中の岩を返しても、足裏で川底を引っかき回しても、
これは何の影響なのでしょう、いいサイズが採れないのです。


特に、ヒラタはメチャ小さく、クロカワに至っては存在が皆無。

・・・実は本日、
当方自慢の自家製太ミミズ、
それはまだ冬眠中で持参せずで、
現地調達の川虫が全て、なのであります!

冷え込む早朝は久々の川虫取り、俄然、腰に来ます!

でも、どうにか、こうにか、
確保したオニチョロで始めることに。


<透き通る流れ、粕川>

お彼岸前の山の中の流れ、
水温は低く微生物の活動も控えめか、
谷川の流れはどこまでも透明でクリヤです。

曇天の影響でしょう、川底が良く覗けます。
と言うことは、川底からもこちらが丸見え。

・・・木化け・石化けは、
6m竿で可能な限り、岩陰からの竿出しを。

お魚に悟られないよう、気を付けながらの釣行なのですが、
毎年のシーズン最初の渓流釣りは例外はないですね。

アタリや音沙汰はとても遠いです・・・



こんな木陰は淵とも淀みとも言えない止水域、
目印下を長めに、ここも岩陰からこっそり竿出しを。

でも残念、幾度も、流せど粘れど、手応えはナシ。

初めての川での釣れない釣行、
加えて今朝の苦戦した川虫取り、
こうなると、いつもの心理は「あるある」です。

・・・これ、ひょっとして、
お魚が、居ないンじゃ、ないの?


・・・ところうが。

この堰堤上の深い水たまり、
木化け・石化けはどこえやら、
諦め半分で不用意に近づいたら、サっと水中を走る黒い影が。。。

居るには、居るンですね、お魚は。
こうなると、居ないのは、当方の釣技のみ(汗)。

いや、至って順調な、毎年のシーズン初めの釣行です、ハイ!(笑)


<池田山は中腹からの眺め>

帰路は粕川から濃尾平野へ出たのち、
山裾を走る「池田ふれあい街道」を池田温泉に向けて。

途中、霞間ヶ渓で昼食はコンビニのおにぎりを頂きます。


見晴らしの良い東斜面の中腹、
そこは日当たりが良さげ、近辺は揖斐茶の産地です。

遥か遠くに岐阜市街の金華山、その上に小さく岐阜城が。

・・・今日は曇り空ですが、
晴れた日はきっと日差しが暖かいでしょう。

もう間もなくでお花見の季節、
さあ、今年の旅も、はじまり、はじまり!



<データ>

3月15日 粕川
エサ    :川虫
竿     :6m 天平                 
仕掛    :針 吉村7号
       水中糸 0.4号 4.0m
       ハリス 0.3号 0.4m
       錘 2号
釣果    :ボ~ズ         
気温    :4~6℃  
天候    :曇り
表層水温  :4℃
       ※こりゃ、厳しい・・・
月齢    :15.1




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