今年の秋は週末ごとに天気が崩れるイヤなパターンが続いていました。
それでも、今週末は流石に良いお天気、気持ちのいい陽気です。
渓流釣りのシーズン中でも小生、
新しい釣り場の新規開拓をまま行うのですが、
やはりそこはシーズン中です、
出来ることならハズレや貧果を避けたく、
なかなか思うようには探索できないのが実情なのです。
そんな理由からシーズンOFFの今時分、
深まり行く晩秋の風景は色づく紅葉もお目当ての一つに、
今週末は以前から気になる流れを来シーズンの参考にと、
じっくり・のんびり、見に行って参りました。
<お名前は、白川?加子母川?>
一つ目は、飛騨川(益田川)の支流、白川の上流です。
かなり以前の春先になりますが、
この白川の支流は黒川で竿を出したことがあります。
美濃白川 飛騨川支流黒川釣行 ←クリック
雰囲気はとても良さげも、
春先はからっきしダメな小生、
その日はご多分に漏れずのボ~ズでした。
尾張北部の自宅からR41を北上、
一時間半の道のりは比較的に近いこの釣り場、
どちらかと言えば渓流釣りよりアユ釣りで名をはせています。
パッと、見ただけでは・・・
何かが違うのでしょうね、
ここはアユ釣り向きの流れなのか?
はたまた、渓流釣り向きの流れなのか?
ボ~ズだった黒川との合流より上流は、
道の駅「茶の里 東白川」の前を流れる白川。
地図上ではこの辺りは「白川」の名前も、
今少し上流は旧 加子母村に入ると地図上「白川(加子母川)」の表記に。
その辺りからでしょうか?
下手ながらも積み重ねた経験から、
川の様子が何となく、
僅かながらにも違ってきたように感ずる小生です。
何と申しましょうか、
それまでは、
水深が浅めの流れは日光が川底まで届き、
アユのエサは岩表面の川苔の生育に良さげな渓相かと。
ここからは、
川幅がどこかしか狭まり深場も点在、
流れ具合も急峻で、瀬は瀬でも岩の大きさや配置が・・・
いわゆる、アユ釣り向けから、
渓流釣り・アマゴ釣り向けの雰囲気に。
ここまで登ると、いかにも渓流!って流れです。
それでも、
このすぐ横をR257は裏木曽街道、
休日の本日は観光目当ての乗用車がひっきりなしに走っています。
さて、流れは本当にアマゴ釣り向け?
もちろん、確証はないですよ。
何となくです・・・
この立証は来季の宿題かな?
<付知川の上流は渡合温泉を目指し>
2つ目の訪問先は付知川の西股谷です。
塞の神トンネルを抜けての付知峡への到着。
途中で道の駅に立ち寄ったり、
加子母川を撮影しての道中でしたが、
もしそれが無かったら、
ここまで自宅から二時間チョットでの到達です。
・・・中央道は中津川IC経由でも、二時間を切れないのでは?
白川沿いの道は信号機が無く快適なドライブは、
付知に向けての新たなルートの開拓ですね。
その付知峡、
今は紅葉のシーズンです、
宮島までの県道では随伴車が前後に居ましたが、
そこから先の県道(林道)分岐からはハスラーのみに。
・・・雰囲気のある林道?は曲道・細道です。
渓流釣りで通い慣れた斯様な道、ゆっくり・慎重に進みます。
分岐から西股谷の奥は渡合温泉まで、
道沿いの道標には10kmとありました。
その道標が5kmを示した中間地点、
林道は付知川を渡る橋に差し掛かります。
橋の上から臨む付知峡は西股谷。
堰堤を下る緑の流れ、紅葉に囲まれて奇麗です。
この近辺には幾つかの駐車場があり、
今の季節は恐らく夕森山への登山者のものでしょう、
駐車車両も何台かあります。
橋からの眺め、
大きな堰堤が何段もあり、
ここから上流への遡行は難し目も、
深い谷間へ降りられそうな踏み跡を見つけます。
・・・存外に西股谷は、
メジャーな渓流釣り場なのかも。
<勇壮な高樽の滝>
更に上流は渡合温泉に向けて、
細くも寂しい林道の駒を進めます。
次の橋を渡った直ぐ、
駐車が出来そうなスペースに「高樽の滝」の看板が。
結構な高さの橋の上から、その高樽の滝をのぞき込みます。
・・・この滝は撮影のタイミングが難しそうです。
晴れた日の今の時間帯、
撮影の足場となる橋が影で映り込みます。
曇った日では影は目立たなくも、
きっと紅葉の紅(くれない)は映えません。
東から流れ込む高樽の滝、午前中は恐らく山影の中・・・
そんなことを考えていたら、
川面に降りられる木製の階段を見つけました。
急な階段です、
慎重にゆっくり、河原に降りてみると・・・
先ほどは眼下に見る滝でしたが、
このポイントは目線の先に滝があります。
・・・橋の影は相変わらず、ですが。
何より、
比較的に安全に河原へ降りられる階段、
釣り師的には、こちらの発見の方が収穫です。
<ここから渡合温泉までダートです>
高樽の滝が概ね7km地点、
あと3kmくらいで渡合温泉です。
ここからは曲道・細道の林道が未舗装路に。
一層、速度を落としてゆっくり・のんびり、安全に。
途中、営林署の管轄でしょうか、
テラスに売店機能?が付いた、いかにも場違いな山小屋が。
・・・林野庁さん、しくりましたね。
ここに多数の観光客が来られるとも思えず。。。
この直ぐ先が、
風光明媚なランプの宿は渡合温泉です。
温泉宿からはビュ~っと掃除機の音が、
山々に囲まれた西股谷、その谷間に響き渡っています。
・・・何もかも、
雑多なことはさておいて、
日がなのんびり過ごすには、きっと良いお宿です。
帰路に今一度、
釣り人目線で西股谷をゆっくり拝見します。
最初の橋の三段堰堤より上流から入渓すれば、
安全に退渓できる高樽の滝まで、半日あれば釣りあがれそうかな?
ただ、何となくですが・・・
この付知川の西股谷、
シーズン中は渓流釣り師の訪問、それが多いような!?
この確認も来シーズンの宿題ですね。(笑)
♬小さな釣り具屋さん SW工房 コマーシャル♬
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