早いもので、あと一ヶ月もすれば一部の渓流は解禁です。
・・・とは言え、寒さはこれからが本番。
空気も乾き、悪い風邪も流行っています・・・
各位様、ご自愛下さい。
渓流でお魚を釣って、良いサイズなら少しだけお持ち帰り、
帰宅後は夕食のおかずとして、家族と頂く小生です。
釣ったお魚は鮮度が命、帰り際に河原でサバきます。
山の幸は折角の命。
農耕民族は日本人の感覚でしょうか?
美味しく頂かないと、お魚も浮かばれないような。
・・・お魚にも色々あるようで、鮭鱒の類に水気は御法度とのこと。
そんな理由でサバいた後は一匹ずつ、
水気を切ってからキッチンペーパーで包み、
丁寧にビニール袋に入れてからクラーボックスへ。
自己満足か?せめてもの償い??
そんな河原での作業にはナイフを使います。
以前は鞘(さや)に収める果物ナイフを使っていたのですが、
2~3年前からはこのナイフを。
ステンレス製。
釣具屋さんで購入、飛び出しナイフなのですが、
収納時も刃先がサヤで完全に覆われることもなく清潔と思い。
刃の飛び出しを防ぐため、Oリングでエッジを止めるところなぞ、
安価、ナイスな考え方です。
でも、Mかつ放置プレーがお得意な小生。
購入してからこの方、ただただ使うだけ。
さすがに最近は切れ味が・・・
研いでみますか。
ただ正直、刃物を研ぐという作業、やったことが無い小生。
幼子の「初めてのお使い」ではないですが、
おじさんの「初めての刃物研ぎ」・・・
もう、チャレンジです。
相も変わらず、カッコウから入ります。
https://yourmystar.jp/relivers/kitchen-knife-sharpen/
↑ 参考にさせて頂きました。
まず、刃物の寝かし角度ですが、約15度とのこと。
刃先から柄の部分まで、刃物の形状が一定では無く、
この状況で15度を確保する・・・は難しいですが、
エッジ部分での砥石との距離(高さ)は計算上で概ね4mm。
砥石へ十分に水を含ませて・・・
刃先から研いでみます。
研ぎ汁が黒く染まり、削れている、の感じがします。
一往復、一往復・・・
角度に注意を払いながら、丁寧に、丁寧に。
両刃のナイフ、裏側も同じように・・・
最後に軽く、カエリを除去して、出来上がり。
試しに紙を切ってみたのですが・・・
紙に刃先を貫通、のこぎりの要領でスリ、スリ・・・
う~ん、切れ味が若干、良くなったような、
いや、そうでもないような・・・複雑です。
まあ、初めての刃物研ぎ、最初は斯様なモノかと。
何事も「経験+訓練」です。
・・・襖(ふすま)の向こう側、
山の宿のおばあさんが刃物研ぎ。
シャリ、シャリ、シャリ・・・
はて?こんな夜更けに?
襖を少しだけ開けて覗いたら、
おばあさんが山姥(やまんば)だった!
・・・なんて、山のお魚は震え上がっている??
いえいえ、
河川環境への影響が最小限の釣り師は小生!?
釣れないンです、これが。
ご心配なさらずとも、お魚さん。
<渓流写真は一昨年の解禁直後 馬瀬川上流から>
2 件のコメント:
こんばんは!
私もナイフや包丁を自宅で研ぎますが、研いだ後の切れ味は最高ですね!
釣りのナイフは、DAIWAの30年ほど前の物ですが、研いで使用しているので長く使えます。
写真のナイフ、カッコイイですね!
高そうに見えます(^^)
アサシンさん、こんにちは!
これはこれは・・・刃物研ぎの年季が違いますね。
当方、初めての研ぎ、今ひとつの出来具合でした。。。
またぞろ、ビョ~キで手が震え始めています。
解禁はもう少しですが、我慢が出来そうにありません!?
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