2016年7月24日日曜日

夏の渓流釣り~飛騨川支流 青屋川釣行

ご諸兄各位殿


初めての川での釣行には不安と期待が交錯します。



行き慣れたいつもの川なら、ここで入渓が出来て、良く釣れるポイントはそこ。
あの地点まで遡行したら、この橋の袂から退渓・・・勝手が分かります。
特に川面が道路より何mも低く、入るも出るも大変な川では重要な情報です。

当然ですが、初めての川は勝手が分かりかねます。
等高線の入った地図、グーグル他での写真、ご諸兄方々のブログなどで、
事前に情報を収集して現地に赴くのですが、やはりそれは紙面情報。
現場、現物、現実が予想と違うと面食らいます。

・・・そんな条件の中で、素敵な風情との出合、ヤブの向こうの未知への探索。
そして四苦八苦の末、何とか釣果をひねり出す、叶えばオオモノを・・・

週末の冒険者、で、Mな小生の密かな期待と喜びです。




今週末向かったのは青屋川、初めての川です。
いつも初級者の小生に温かいご指導を頂けるMorikyuさんからのご紹介。
・・・夏場の厳しい渓流釣り。
石徹白川での惨敗を受けてのアドバイス、ありがとうございます。

大河木曽川に注ぐ一級河川飛騨川(益田川)。
岐阜県のほぼ真ん中を南北に流れますが、高山市街のちょっと手前、
久々野あたりから東に向きを変え、御岳・乗鞍からの支流を集めます。
青屋川はその支流の一つで、標高は700m程度、盛夏でも涼しそうです。

朝6:30、乗鞍橋の脇にある水門調整用の階段から入渓します。



ここへ来る手前のR41、犬山、美濃加茂近辺は曇空でしたが、
金山、下呂近辺から雨が本降りに。小坂、久々野を過ぎた辺りから小止みに。
ここでは今にも降り出しそうな天気です。

水門調整の階段からわだちを降りますが、これが結構な急斜面。
表層は土と草で滑りやすく、最近は誰も使っていないのか、メチャ蜘蛛の巣が。


橋の直下、小さな堰堤が作り出す淵で早速始めます。

このポイントだけなら、7m、いや8.5m竿でも通用しそうですが、上流に目をやると頭上を覆う木の枝、川幅も予想したより狭そう・・・
6mを選択です。

オモリは1号、エサはブドウ虫。


小さなアタリはあるのですが、エサのみ持って行かれ・・・小魚の様子。
左、中央、右と川の中に立ち込み、振り込みポイントを移動しますが、
思ったような釣果は得られず。

ここから川をさかのぼります。

・・・ご同輩の痕跡も無く、ここしばらくは川を往来した人が居ないのでしょう。
川の両側から太い蜘蛛の巣が、0.3号の水中糸と見間違うような丈夫な糸。
振り込んだ仕掛けが川の中央、空中でぶら下がります・・・

回収した糸にも蜘蛛の巣が絡み、ライントラブルの繰り返し・・・始末が悪く。
暫く粘ったのですが、落ち込み・瀬でも掛かるお魚も小アマゴさんばかり。
おまけに小雨が降り出し・・・時刻は9:00、残念ですがここは退渓です。


先週の姫川支流の楠川、奥三河の段戸川のように狭い川幅。
小生個人のお好みとしては、もう少し川幅が欲しいところ。
決断!毎度のごとく、軽巡で川を下ります・・・飛騨川との出合まで。


R361につながる御前橋の上流側、バス停・休憩小屋の脇に軽巡を駐め。
害獣柵に囲われた田んぼの向こう側に入渓用のゲートが見られます。

そこから川に降りて・・・
でも、この入渓路も下りがきつく、久々の人の通行の様子、草深く覆われています。

ヤブをかき分け、降りた地点がこんな様子、頭上が開け期待が持てそうな感じです。
竿は相変わらず6mかな?


この落ち込みで掛かるのは小アマゴさん。




しかし、その少し上流の早瀬はその緩み、もしくは流心際で掛かるのは20cm台の中頃。
季節は「瀬」なんですね。
このサイズ、小気味よく竿が絞られます。








ヤブをかき分け岩を登り、時には下半身まで川に浸かって上流へ前進。
苦労して展望が開けると、そこには良さげなポイントが。
こんな時って、嬉しいですよね。
新規開拓での楽しみです。


エサは断然にミミズさん。
ブドウ虫さんは突かれるだけ、もしくは釣れてもこのお方ばかり。
この理由は季節なのか?土地柄なのか?面白いくらいの明暗。


川面が低く、急で長くて深いヤブに覆われた入渓路。
それに退渓ポイントが限られ(知らないだけかも・・・)、お天気も不安定。
無理は禁物。
結果、入渓ポイントからの遠征は限られます。
















でも、いつの間にか友舟の中は賑やかになり。
居るポイントには居る、そこそこサイズさんが。
釣果に安定感が感じられます。


川をさかのぼることを止め、一旦、ここから今来た経路を後戻り。
飛騨川と青屋川の合流点へ。

お空は晴れたり曇ったり・・・しかし、歩いても暑いとは感じられず。


今日、最後のポイントは川の出合で。左が青屋川、そして右が飛騨川。
飛騨川もここまで上ると流石に渓流の雰囲気です。


飛騨川か?青屋川なのか?
ビミョ~な水域からもそこそこサイズさんが。

時刻は15:00。
今日も十二分に楽しめました。
青屋川、夏の渓流、良い川です!

改めてお礼を申し上げます、
Morikyuさん。




帰りにあさひの道の駅へ。
その近辺での飛騨川ではアユ師さん達がちらほら。


皆様、思い思いに夏の渓流を楽しまれていました。

<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
釣果    :24cm~23cmアマゴ3匹と小アマゴ多数、 ウグイも
気温    :20~25℃
天候    :曇もしくは小雨、時々晴れ 
表層水温 :16℃  

<参考>
橋の名前が載っていない昨今の地図。
岐阜県内なら橋の名前は上記マップで分かります。
入退渓にはご留意を召されますよう・・・













2016年7月19日火曜日

信州 白馬・小谷 姫川支流楠川イワナ釣り

ご諸兄各位殿


「人間は考える葦である」
その昔、中学校で軍隊経験のある、おっかない先生から教わりました。
失敗を失敗として流されること無く、そこから学んで次に繋げる・・・
斯様な意味合いだったような。


失敗から学び、次に繋げる・・・
そのまんま、昨日にテレビで見た「しくじり先生」の世界です。

先々回の「堀川物語」ではありませんが、
あれ以来の小生、女性からの「お誘い」を断ることは、まずもってありません。
良しにつけ、悪しにつけ。
・・・ちゃんと、学習しています。

毎回の渓流一泊お泊まり釣行、振り返ってみると、初日はいずれもズタボロ。。。
で、その内容を反省・分析・戦略に替え、二日目は少なくとも及第点で逃げ切り。
いつもこのパターンです。
・・・学習していますね~。

そして、Mな小生、こんな所に密かな喜びを感じているのです、ハイ!


二日目の朝は4:30。
「素泊まりプラン」の早朝出立なのに、お宿のご主人・女将さんは起きて下さり、
プランには無いパンとコーヒーをご用意いただけ。
改めてお礼申し上げます、「白いテラス」様。

して、本日の作戦は・・・

まず予定通り小谷の姫川本流、宮本橋まで北上。
そこで川の様子を見て判断。
行けそうなら、そこでガンバる、ダメそうなら・・・
支流は「沢」ではなく「川」の出合にて、もしくはその少し上流で。

姫川への出合近辺なら、そこそこ川幅が開け6m竿が使えるのでは?
先の奥三河は段戸川での経験から!
・・・ほんと、学習しています。
・・・ほんと、お仕事でもこの手際ならね~。

5:30の小谷宮本橋での姫川の様子は・・・河原も水没の出水!ペケです。
作戦通り、昨日は上流でガンバった、楠川の出合に向け軽巡は舵を切ります。


・・・思った通り、大水でポイントは限られますが、6m竿が使えそうです。
水は良い頃合いに笹濁り、水温と気温の差から川面にうっすらと靄が。
ただ、お空は今にも降り出しそうな案配です。


天井糸は使用せず、水中糸を0.3号で4.5m、若干のチョウチン気味。
針は吉村7.5号、オモリは1号、エサはブドウ虫でまず様子見です。


暫く対岸に近い流れのスジ、
そこを流すと・・・アタリです!
アワセると良い手応え!

が!
・・・本日またしても、
「切腹」小イワナさん、
針がお腹に・・・

お粗末です!


雨が降り出してきました。
カッパを着用して引き続きのトライ、今度はエサをミミズさんに替えます。


で、その一発目!
イワナさんと予測!!
一呼吸置いてアタリにアワセると、コレがまた良い引き加減!
川底をグイグイ泳ぎます。

揚げてみると・・・
後測定で24cmのイワナさん!

ここのイワナさん、心なしか胸びれが大きいような。


この後、小イワナさんを追加した辺りで雨の降りが激しくなり。
川の水もビミョ~に濁りが濃くなったような・・・大事を取って川から上がります。


軽巡「ハスラー号」のハッチバックを屋根に、雨音を聞きながら雨宿り。
頭上のR148を行き交う車、降り続く雨を見ながらタバコを所望。
何も考えずにただポ~っと。
時間だけが、雨のしずくが、雨音の中、流れていきます。
まま、足下では友舟の中のイワナさんが踊り。

ここのポイントでは、ほぼ竿を出し切った感もあり車で移動。
次のポイントはここから数百mほど登った辺り。
一旦、R148に出てから田んぼのあぜ道に入り込み、そこから林道を徒歩で。


この林道がハイキング、サイクリングのコースになっているのか、
ひっきりなしに橋の上をハイカー達が行き交います・・・


少なくとも熊の心配は無さそうですが、たまにギャラリーにお声がけを頂き。

・・・そんなときに限って、根掛かり・枝釣り。

相も変わらず、格好の付かないおじさんです。





雨は小降りですがまだ降り続いています。
恐らくですが、この状況で、この手の渓流で怖いのは急な増水。




釣りの最中はまま、川面に触れる木の枝を目印に、水の増減を注意深く見守ります。











急流では水しぶきのような、水けむりのような・・・ん~、山水画の世界!


橋の下の僅かに流速が低下したポイント。
そこを何度もしつこく、エサはミミズさんで仕掛けを流します。

と!アタリです!
加減から小物と思い抜いたのですが、たも網に入る直前、ん?ミョ~なお魚?


ヤマメさんの様子ですが、顔つきと体高は年期の入った貫禄を持ちながら、
ナゼか尻ひれより先がやたらと細く・・・
結果、全長の短い体型に。

初めて見ますが「新型モビル・アーマー」??







その後に同じ流れのスジから、そこそこサイズのイワナさん、
小イワナさんを追加します。
こんな時に限って、橋上のギャラリーさんはゼロ・・・人生、そんなモンです。


普段は余りお目もじの叶わない、遅メシ食いで自分の化身のようなイワナさん。
今日のこの渓流では主流、居着きのポイントが解ってきました。


その後にまた、小イワナさんを追加したところで丁度の正午に。
おまけに用意した仕掛けも、根掛かり・枝釣りで弾が底を着き。
こりゃあ、山の神様の思し召し、引き際の良い頃合いかと。。。


初めての信州 白馬・小谷の姫川。
残念ながらその本流では良い釣果が叶いませんでした。
またいつか、条件の良いタイミングで再チャレンジをしてみたいです。

<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫~ミミズに軍配
釣果    :24cm、23cmイワナ各1匹と小イワナ数匹、 短ヤマメ?1匹 
         24cmと23cmのみお持ち帰り
気温    :18~25℃   涼しいです白馬は
天候    :ほぼ雨まま曇 
表層水温 :14℃        水も冷たく、心地よく









2016年7月17日日曜日

信州 白馬・小谷 姫川本流釣り、のハズが

ご諸兄各位殿


小生にしては珍しくも3連休。
この機を逃すことは致しませぬ。
今年のお泊まり渓流釣行、第二弾は長野県は白馬・小谷の姫川です。


夏の渓流釣りは高いところに限ります。
しかも一泊二日のお泊まり釣行。
どうせなら、日帰りでは行けないような川を、と考え地図とにらめっこ。

先月、同じく一泊二日で訪れた高原川。
これくらい北に向かえば標高といい、雰囲気といい、申し分ないのでは?

地図の目線を高原川から右にずらすと上高地から松本方面へ。
当初は犀川を予定しましたが、調べていくとここ、秋のニジマスが本番のご様子。
確かに、管釣りの経験からも、夏場のニジマスさんは掛けることが難しく。
それに、もう少し標高も高ければ・・・
Morikyu様、「予告先発投手」の変更、上記の理由故、申し訳ございませぬ。

で、目線を上にずらしたら・・・避暑地の白馬・小谷。
その昔、友人達とスキーで良く行きました八方尾根に栂池高原。
あのときゃ日帰りで早朝からスキーを滑ってトンボ帰り、ホント、若かった!
今じゃとても真似できません。。。


長野道から安曇野の高瀬川沿いを快調に飛ばし、11:00ころ白馬に到着。
コンビニで日釣券を購入します。

小生    「姫川上流の日釣券を今日と明日で。」
おねえさん 「2,000円ですが、昨晩は大雨だったのですけど、
       2日分で本当に良いですか?」
小生    「と言うと、お魚が釣れない、ってことですか?」
おねえさん 「いえ、危ないって事です。」
小生    「いやいや、雨後の方が釣れるんですよ!
       それに、おじさん、経験豊富だから問題なし!」

と、初級者のクセして、若いおねえさんの前では格好を付ける毎度の小生。

確かに、大町近辺は道路が乾いていましたが、木崎湖辺りから路面が濡れて。
まあ、大したことはないだろう、とタカを括っていたら・・・
何と!今日の姫川、まっ茶っチャの濁流・・・笹濁り、なんてものじゃなく!

天気予報では曇時々雨とはありましたが、その「時々」の降り方までは。
後で調べたら、15日までの南小谷の積算雨量が75mm・・・ヤラれました。


先月の高原川は渇水だったし・・・何なんでしょう?今年のお泊まり釣行は!

白馬の駅の東側、姫川に掛かる吊り橋とかやぶき屋根の休憩所が名所の駐車場。


支度を終えて吊り橋から姫川の様子を見ます。

今日は観光客も多く、
ご近所さんでしょうか?
駐車場ボランティアのおじさんが。








おじさん 「今日はどちらから?」
小生   「愛知県です。」
おじさん 「それは遠くから・・・アユ釣りですか?」
小生   「いえ、イワナかヤマメ何ですが。」
おじさん 「今日は濁っちゃってるからね、本流は難しいですよ。
      山奥の支流、それか町中を流れている小川の方が良いよ。」

地元のご年配の方のご意見は貴重です。
しかし、ここまで来て町裏の小さな川で釣るのも・・・
それに、支流の沢も・・・先の段戸川じゃないけど、小生の装備が合わず。

小生   「ありがとうございます、折角だからチョットだけでも・・・」
おじさん 「流れが速いから気を付けてね。」

おじさんのアドバイスを後に、濁流の姫川に降り立ちます。


峰方沢と姫川の出合。
沢から流れ込む水の方が澄んでいて、色の違いがハッキリです。
竿は7m、水中糸は0.3号、オモリはB1、エサはもち、ミミズさん。



その色の境界線辺りから・・・
小イワナさんです。

やっぱり、おじさんの言われるとおり、今日は支流の沢に分が在りそうです。









とは言え、
この峰方沢をさかのぼってみたのですが・・・


ポイントと覚しき落ち込み近辺は、本日は足場が悪く入渓は危険。

どうにか入られそうなポイントは斯様なザラ瀬。

今ひとつ、「釣れる」というイメージが・・・







その後は軽巡で白馬村、その清流巡りに相成りまして候。

まずは姫川、その支流の代表格は松川。
状況は一番最初の写真のごとく・・・バックの八方尾根スキー場が綺麗です。
そしてお水も綺麗です・・・でも、流れはメチャすごい勢い!
轟音に身の危険を感じます・・・

清流巡りの二番手は楠川の上流で浅間山の西側、ここはホントの沢でした。
入渓ポイントで先行者からお話しが聞け・・・小イワナさんばかりとのこと。
おまけに、6m竿ではもてあまし気味。

三番手はおじさんのアドバイスに沿って、白馬の町中を流れる大楢川。
・・・雰囲気はホント、町中の小川。
でも、何だか行けそうな気が・・・

ところが、下校中の女子高生3人組に指さされ・・・
「こんなところで釣りしてるよ・・・」と大きな?ヒソヒソ声で。
真っ昼間のポイントでは無さそうです・・・撤退です。


何だかんだで時刻は17:00、今日はコレまで。
宿に入って温泉に浸かり、明日の作戦を練り直します。


当初の予定では・・・
初日は白馬の姫川本流、もしくは松川でイワナの数釣!
二日目、小谷の姫川本流で尺ヤマメをゲット!

・・・今思えば、何のこっちゃ??

さあ、二日目は如何に??
提督に決断の時が迫ります!








2016年7月14日木曜日

名古屋 堀川

ご諸兄各位殿


今日はお仕事で名古屋は熱田区、白鳥まで行ってきました。

奥美濃の緑いっぱいな白鳥ではなく、石原裕次郎が白い街として唄った
名古屋の中心部にある白鳥です。

その名古屋の町中を南北に流れるのは堀川。
江戸時代の初め、名古屋の町を作るために開かれた人口の川、運河です。


名古屋の中区で生まれ育った小生、この堀川が言うなれば「ふるさとの川」。

今でこそ、納屋橋の近辺は夏に屋形舟が繰り出し、賑わいを見せる堀川ですが、
小生が幼い頃は材木商の丸太が浮かび、それはひどい匂いの川でした。

小学生の小生、友人達とその丸太の上、危険この上ない「筏乗り」。
・・・後日、PTAのタレコミで学校の先生に呼び出され大目玉です。

高校生の頃はこの写真の対岸を通る、通称「堀川端」を自転車で通学でした。

時期は今頃、梅雨の終わりの7月半ば、もうすぐで夏休み。
期末試験の終わった土曜日の昼でした。
朝方は晴れていましたが、下校時は今にも降り出しそうな雲行きに。
自転車は諦め学校に残し、置き傘を持って船方から浄心町行きの市バスで帰ります。


と、船方のバス停に同級生のA子さんが。
同じ中学出身で市バス通学の彼女。
まま雨の日は一緒のバスになることがありました。
・・・かわいいけれど、気が強かった彼女、正直、少し気になっていました。

小生 「テスト、どうだった?」
彼女 「う~ん、ちょっと難しかったかな?」
発車したバスの車内、たわいも無い会話が交わされます。

すると・・・いつの間にか車外は土砂降りの雨に。
彼女、傘は持っていなさそうです。
ともすると、バスは江川線を北上して山王橋のバス停に到着します。

二人してバスを降り、降りしきる雨の中、傘の無い彼女を小生の傘に入れ。

狭い傘の中、若い二人の肩と肩が触れあいます・・・
その後は何をおしゃべりしたのやら、とんと記憶が。。。
多分、二人とも黙りこくっていたのでは??



堀川に掛かる山王橋、そこを相合い傘で渡り切ると、堀川端の交差点。
彼女の家は左折、小生の家は右折。

彼女 「ねえ、家まで入れてってよ。」

今だったら、絶対にノ~とは言わないであろう小生!
ついでに家に上がり込んでお茶でも・・・

しかし、当時は恥ずかしいやら照れるやら・・・若かったのでしょう。

小生 「いや~、チョット・・・」(アッチャ~)
彼女 「あ、そ!ありがと、それじゃ!」と、雨の中を駆け出す彼女。
小生 「ああ・・・さよなら。」

・・・深層心理的に変なところで「躊躇癖」が出るMな小生。
あのときミョ~な「ためらい」をしていなければ「素敵な夏休み」だったやも。
・・・このクセが今でも「アマゴさんの針飲まれ」を引き起こしているような。

30年以上も前の古いお話しです。

もちろん、このA子さん、今の家内ではありませぬ。
でも、家内は家内で、これまたミョ~に堀川が関係して・・・
このお話はつまらないので、またいつか。


堀川の向こうには県営熱田球場。
夏の甲子園に向けて、県大会の高校生達、その大きな声援が川面に響きます。









2016年7月10日日曜日

夏の渓流釣り~石徹白川釣行

ご諸兄各位殿


土曜日は雨が良く降りました。
その次の日、日曜日の朝4:45。
岐阜県奥美濃は白鳥、R156沿いは長良川を渡って直ぐの釣具屋さん。

小生 「おはようございます、奥越の日釣券を下さい。」
店主 「雑魚ですか?お住まいとお名前を、名字だけで良いですよ。」

まだ梅雨は明けていませんが、気温は既に夏本番。
気温が上がると川の水温も上がります。
余りにも水温が上がり過ぎると、アマゴさん、イワナさんの類は元気がなくなり、
人間様同様に夏バテで食欲が低下、釣ることが難しくなってきます。

そんなこの時期から、小生の「舞台」は渓流でも標高の高い所に移ります。
奥飛騨の高原川は好条件なのですが、遠くておじさんには日帰りは無理目。
結果、いつもの行きつけは太平洋側、馬瀬川上流に落ち着きます。

・・・そしてまま、新規開拓も!

今から向かう石徹白川は正真正銘の「新規」では無いですが、
昨年のこの時期に一回こっきり行っただけ・・・良い釣果ではありませんでした。

店主 「ここ最近はみんな遅駆けだから、この時間ならチャンスだね。
    雨の後だしね。」

なんとも、商売が上手そうなご亭主なこと!
期待を持たせるような、嬉しいことを言ってくれます。



長良川鉄道は北濃駅前、
長良川には朝霧がうっすらと。

さあ、ここから石徹白に向け、
前谷川沿いをエイこらしょ、
標高1,000mの分水嶺、
桧峠越えです。

軽巡ハスラー号のシフトを
スポーツ・モードにして・・・



眼下は郡上の山々、絶景かな絶景かな・・・


スキー場を横目に石徹白の集落へ下ります。
今日はその集落を遙かに超えて福井県側まで・・・


でも、目論見が外れます。
釣具屋さんのご亭主の予想は外れて・・・
時刻は5:30なのに、もう既にめぼしいポイントの近辺にはご同輩のお車が。
・・・コレって、昨年の二の舞じゃありませんか!?


小谷堂近辺は道路が川より遙かに高いところを通り、入渓が難儀そうです。
運良く川へ降りられそうな小道を見つけ、木々に覆われた坂道を軽巡で突入!


で、出られた石徹白の河原がこんな感じ。
深さのある早瀬です。

恐らく水は若干の増水。
結果、この場所はワンポイント。

早速開始で小アマゴさんが。

下流側への遡行は難しく、
上流に向け歩みを始めます。


石徹白川は川幅があり、本流竿がお似合いです。
長い本流竿を肩に載せ、勢いのある浅瀬を慎重に中州へ渡り・・・
この中州、少なくとも足跡など、ここ最近でのご同輩の気配は伺えません。

チャンス到来!
「こりゃあ、如何にも」って感じの落ち込みと大淵でがんばります。


目印下を2mに設定、ガン玉はB!
底波が生きている様子、流れになじんで表層よりゆっくりと目印は移動。
良い感じです!カモ~ン、「尺」由美子さん!

ところが・・・これがウンともスンともアタリが無く・・・なんで??
やっと来たかと思ったら、またまたの小アマゴさん。


・・・朝の渓流。
日が昇ってくると、まるで水墨画の世界。


うっすらと川霧が表面を覆い、ゆっくりと流れていきます。

渓流釣り・・・

これを嗜む者だけが見ることの出来る、早朝の一瞬だけの川の表情。

釣れませんが、夏の朝の渓流。
このすがすがしさ・・・
大好きです!




・・・しかしまあ、お魚が釣れないからって、写真撮影に没頭。。。
何かこのパターン、コレも昨年と同じような・・・
ホント、進歩の無い小生。



中州を諦め、軽巡で県境近辺まで戻り。
朝一番ではご同輩ががんばられていた瀬、今は誰の姿も居なく。


期待薄ではありますが・・・

落ち込み、せり出した木の下、淵・・・

何でしょう、やっぱりここも、
馬瀬川、吉田川では「絶対」というポイントには音沙汰が無く。

石徹白川。
ボ~ズじゃないけれど、
今回も消化不良です・・・


「何とかと煙は高いところへ登る」と言いますが、Mで高所恐怖症な小生。
今年もまた、高いところを目指す暑い時期と相成りまして候!
週末の冒険、旅は続きます。



<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫~双方、食いました。
釣果    :20cm以下の小アマゴ、小ヤマメ 数匹
        意外とイワナさん、ウグイさんにはお目もじが叶わず。
気温    :18~28℃ 
天候    :朝のうち曇、のち晴れ 
表層水温 :16℃