2026年3月29日日曜日

桜咲く美濃 神崎川&円原川渓流釣行

 

山県市谷合で武儀川と別れる神崎川。



<美濃の渓流 神崎川>

川沿いを走る県道は一部区間で細道の曲道、
特に片原、日原、神崎と続く集落を抜ける際は、
軽自動車でも対向車や玄関先は人の気配に注意を払います。

標高は高くなくても山深さを感じさせる美山はこの近辺。

意外なことに、どの集落も神崎川との落差は余りなく、
容易に降りられる石階段やスロープの存在など、
生活と川との密接な関係が読み取れます。

そんな川へのアプローチが簡単な神崎川です。


一時間チョットの旅程で着くことや、
これも意外なことに、
標高は高くなくてもシーズンを通じて釣果が望め、
毎年ではないものの、過去にも何回かお邪魔をしています。


・・・今シーズンも例外なく、
これまでの釣行は既に2回ですが、
いずれも全敗はボ~ズ続きの小生です。

本日は午後から暖かくなるの予報から、
咲き誇る桜の下、
是非にもの初釣果を胸に秘め・・・行って参りました。


<釣れない釣り師の心理>

神崎の集落より下流は7~8m竿でも振れる神崎川ですが、
集落を過ぎると川幅が狭くなり5~6m竿の出番です。

午後は暖かいの予報も、
朝方は冷え込み到着時の気温は5℃・・・


片原や日原の集落は小咲きだった桜も、
僅かな地理の差ですが、神崎集落の奥は未だに蕾です。

咲き始めた桜の元でブ~ンと長竿が心地よく振れる、
そんな渓相に心惹かれるものがありましたが、
今日は釣果優先、そこはガマン!

グーグルの地図上は美山峡の表記、
対岸の民家へ続く小橋の袂から入渓です。


そして、水温は9℃。


・・・人の心と言うものは誠に手前勝手なものです。

「是非今日はシーズン初釣果を!」

と、意気込んで選択入渓した神崎川上流なのですが、
さて、
小生の勝手な”釣れる・釣れない”のしきい値は7℃、
それを超える好条件を目の前にしてしまうと、

「こりゃ、釣らなきゃ・・・」

は、それはそれで、ミョ~なプレッシャーが。

釣れない釣り師の心の奥底、困ったモンですね・・・(笑)


そんな心理を横で感じながら、まずは川虫の採取なのです。


クロカワムシが多めは神崎川、さあ、釣り開始です。


<今週も、順調です・・・>

狭い渓谷を曲がりながら流れ下る神崎川、
今の時刻は小寒い日陰が支配的です。


若干の減水でしょうか、
先週の牧田川と同様で場所さえ選べば渡河は可能。

そんな浅めの流れは通過して、
落ち込み後の深場は落下地点から距離のある、
深場で流れが穏やかな水域を中心に、
仕掛けを流し・・・いや、置いていきます。

大岩の裏や下のエグレ、
枝葉に覆われヤリ憎い場所も丁寧に。


しかし、なかなか、結果には至らず。


春はまだ枝葉の芽吹いていない季節の釣り、
そこで用心しなければいけないのは、
葉の生えていない枝なのです。

特に、
ここ神崎川上流のように、
川幅が狭く両側に木々が迫っている流れでは、
日光を遮る葉の無い明るさから、
油断して大きく振りかぶった竿先は、
まず間違いなく枝に接触して仕掛けを絡ませます。

・・・寂しい枯れ枝に咲く、
真新しい蛍光目印の花は三輪、
黄、緑、オレンジの鮮やかな色彩が、
釣れない渓流釣り師の心に刺さるのです。(笑・涙)



<暖かくなってきました>

朝も10時を過ぎた辺りからでしょうか、
日向で背に差す日光が暖かく感じられ、
ナイロン製の歩きにくいウエーダー、
それで懸命に遡行・釣行する額にも薄っすらと汗が。


ツバキの花は赤と、
陽ざしに照らされた葉の緑が眩いです。

そんな明るい日向の揺れる川面、流れの緩い浅場ですが小魚の群れが。


「来るなら、そろそろ、かな?」

期待しながら、
ゆっくり、また慎重に、
奇麗に澄み切った神崎川をさかのぼります。


神崎の集落から上には大きな集落の無い神崎川、
この美山峡の流れ、水が本当に澄んでいます。


時刻は11:00少し過ぎ。


数年前の記憶の通り、
橋を潜った幾分か先は深場を形成して、
これ以上の遡行は一旦、道に上がる必要があります。


午前の部はここまで、としましょう。


橋まで一旦戻って、その袂の土手を登り退渓です。


<午後は支流の円原川へ>

ここ最近の昼食は車内で頂いています。


これならリュックに昼食を忍ばせる必要もなく。

それ以上の理由は小生が花粉症が故に、
河原でマスクを取ってのお食事は、
塩味がラーメンからなのか、
はたまた鼻水からなのか、
良く解らない昼食になってしまうから。

・・・いずれ、
河原での大きなクシャミは、
お魚の警戒心を一層に掻き立て、
釣行がますますダメな方向に向かってしまうのです。(笑)


昼食の後は車内でひと眠り、
その後、一層の細い流れに期待、
ハスラーにて円原川まで移動します。

ここぞと思った初めての入川口、
その急斜面に備えられたロープに身を託し、
そろりそろりと下降して円原川の河原に降り立ちます。

親切なご同輩の配慮に感謝ですね。



<伏流水の恩恵?>

伏流水で名の知れた円原川、
この川も神崎川に負けず劣らず、
とてもきれいな水の流れをしています。


して、水温は・・・何と14℃!?

春の日差しで午後から暖かくなったから、
の理由にしては少々上昇の渡合が過ぎます。

きっと地下を流れる伏流水の影響なのでは?

その影響は直ぐに結果に表れました。


小さく痩せたアマゴさんですが、
段々瀬はそのテラスからのお出ましを頂けて。
掛かった瞬間は久しぶりの感触、小気味いい引き具合でした。


「・・・どうにか、初釣果。カタチになったかな?」

今朝からのミョ~なプレッシャー、
それが過ぎ去り肩からも断然、変な力が抜けて。

「さて、もう一丁!」

と意気込むのでありますが、
残念、テラスの上流は行く手に大岩が鎮座、
川の両側にもう回路は見当たらず、これを超えることは難し目な様子。


短いですが、これも何かの暗示?
ムチャは控えて午後の部もこれまでとしましょう。



<変わり行く神崎川>

初めての神崎川訪問は約10年前、
シーズンOFFは初冬の渓流風景撮影からでした。

↑クリック

その当時は冬枯れで季節的にも、
本当に寂しい山の中の情景でしたが、
ここ最近はキャンプ場やグランピング、
おしゃれなコーヒー・ショップが見られます。

渓流の奇麗さ加減は「ぴかイチ」な神崎川/円原川、
近くの大都市は岐阜市からも遠くはなく、
それだけでも集客力があります。


・・・穴場とは行きませんが、
出来れば目立たない存在であってほしい、
は、釣れない釣り師の手前勝手な言い分でしょうね。



<データ>

3月28日 神崎川・円原川
エサ    :ミミズ、川虫、オキアミ
竿     :6m 天平                 
仕掛    :針 吉村7号
       水中糸 0.3号 3~4.5m
       天井糸 0.7号 0.2m
       錘 2~1号
釣果    :アマゴ 5寸以下 1匹         
気温    :5~16℃  
天候    :晴れ
表層水温  :神崎川 9℃、円原川 14℃
月齢    :9.1




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