2017年4月3日月曜日

東三河 寒狭川支流 巴川&島田川釣行

ご諸兄各位殿


寒狭川と巴川の出合。
川に面した石垣、その上の立派な屋敷がまるでお城のような。
桜の種類は分かりませんが、既に花は満開近くを迎えています。
その向こうから寒狭川に注ぎ込む巴川。


この辺りはさして標高も高くなく、山間部ですが温暖なのでしょう。
ウチの近所はまだチラホラ・・・

金曜日に降った雨は名古屋で積算10mm程度。
いつもの行きつけ、郡上方面は同2~3mm、お湿り程度でした。
それに比べて、ここ東三河方面は20mm超の降雨量。

今週末はこの降雨量と温暖な気候に賭けてみたのですが、果たして・・・


<遅めの到着>

4月始めは年度初め。
咲き誇り、やがて散りゆく桜を背景、お別れの季節でもあります。

昨夜はお世話になった上司、その海外赴任の送迎会。
飲めや唄えやで帰宅は午前様の25:00・・・
下戸(げこ)な小生もお付き合い、今朝は少々頭が痛く。

先週末は腰痛で大事を取りました。
今週末も行くか・行くまいか・・・
でもこの時季、二週間も行かなかったら、かえって病気になりそう!

結果、上の写真、その時刻は10:30と遅めです。


出合袂の雑貨屋さんで寒狭川中部の日券を買って、さあ、いざ、巴川へ。


<巴川、今年の作戦は・・・>

昨年の2月下旬に訪れた寒狭川支流の巴川、あの日は見事にボ~ズでした。
朝方が冷え込み水温も低く。
島田川出合からさかのぼり、淵、堰堤、瀬と大場所の連続、見事な渓相でしたが、
如何せん、肝心のアタリがピクリとも無く惨敗。

今回は4月の上旬。
気温だけ考えても好条件のハズ、加えて一昨日の降雨。

できりゃ、オオモノを!
諸事考えた挙げ句は竿抜け狙い、皆様が余り入らないような所を・・・

軽巡で巡回後、今年は島田川出合の遙かに下流、
一色橋は県道から巴川が離れる川幅の広い中流域に入ってみました。


<策士、策に溺れ・・・>

入渓直後の巴川、水温は8℃。
様子から渇水とも増水とも言えず、おそらくは平水。

砂が溜まった淵ともトロとも言えないような止水域、ここは静かにパスします。

浅いザラ瀬。
偏光グラスで川面を凝視
しますが・・・

残念ながら水の中、
動く物体は感じられず。

それでも川の縁、
流れの緩やかな場所には
メダカのような小魚が。
アマゴさんの稚魚?
はたまたコイ科のお外道さん?


静かに、静かに、慎重に遡行します。


河原の僅かな砂地には足跡が・・・いや、これはご同輩では無く鹿の足跡。
一昨日の雨以降、この辺りに入られた方は皆無のご様子です。

お魚の居そうなポイントは無いか・・・否が応でも期待が高まります。

ようやく、この辺りから川底に変化が。

両岸左右のどちらかに、
深み、沈み石、流れの弛み・よどみが現れ始めました。
そんなポイントを一カ所ずつ、
丁寧に探りながらさかのぼります。

雲が広がりがちなお天気ですが、
そのスキマから差し込む日は暖かく、背中が熱く感じられるときも。


ただ残念なのが・・・
川の両側が木々に覆われ、長竿を抱えたエサ師には陸路が使えず。
結果、川中央の浅瀬を歩きながら左右片側、どちらかに出現するポントを狙う始末。

苦手なんです、この手の水辺が川幅一杯を占める川は。

静かに、静かに・・・と、自分自身に言い聞かせるも、
でも、やっぱり川の中、人がなせる所業、僅かでもバシャバシャ音が立ちます。
それが為なのか、今年も巴川は全くアタリが遠く。

”こりゃ、この区間はアユ釣り向きなポイント?、ご同輩の痕跡が無い訳か・・・”


一旦、川から上がり軽巡で再び巴川沿いを様子を見ながらさかのぼります。

それでも、途中でのご同輩の姿は、ナゼか皆無・・・

確かに決して早い時間では無いですが、全くご同輩が居られないことも不思議。

それとも今日この頃の条件、釣れない、っていうことを、皆様はよ~くご理解されている?


オオモノは諦めて、巴川のそのまた支流、島田川の上流へ転戦します。


<小渓流 島田川>

この時期、大きめの川で釣れなくても、その支流に入れば何らかの結果が。
・・・最近、佐見川・稲田川で覚えたこの作戦に沿って島田川に入ります。

しかしまあ当然ですが、小生所有最短の6m、そのズームを縮めても、
まだまだ長過ぎな川幅と頭上の枝木。


何度も穂先を木々枝葉に取られながらも、小気味よい落ち込み、岩陰、深み、
芹出た樹木下へ果敢に振り込み、挑みます。

そんな感じで小渓流 島田川、その上流をドンドンとさかのぼり・・・
が、結果が出ないんですよ~、今日は(も?)。



<この時期、釣れなくても、花見頃>

時刻は14:30、残念ながら少し早いですが、引き上げのお時間です。
釣果はゼロ。
中飛びの勝利で今季は五回戦の二勝三敗・・・不祥不祥で負け先行。

しかしまあ、今週末も春の素敵な景色の中、良く歩きました。

春特有の乾いた風が頬を伝い・・・お花が満開、お鼻がムズ痒く。
本当に良い季節です!


山の間を曲がりくねって流れる寒狭川。
その袂の桜は既に満開・・・東三河に春、ここに至れり。



<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ、イクラ
竿      :6m
仕掛    :針 吉村7号、糸 0.3号
釣果    :ピクリも無いボ~ズ
気温    :14℃
天候    :曇がち、まま晴れ間が   
表層水温 :8℃









2017年3月31日金曜日

ご諸兄各位殿


「あっ、雨が降ってるよ、イヤだな~。」

渓流釣りを始める前、若かりし頃の自分の雨に対する印象は斯様でした。
日照り続きでもなきゃ、雨を待ち焦がれるのは一部の人、農家さんくらいじゃ?
そんな感覚。

・・・人は変われば変わるものです。

今、愛知県北部は冷たい雨がシトシト降っています。

この春、個人的な感じですが、
いや、釣りを嗜む者として、若干の被害妄想を含んでの感想ですが、
雨が少なかったと思います。


「もう少し降ってくれないかな~。」

・・・変われば変わるものです。

「でも、この家の近所で降られても、余り意味が無いんだよな~。
 山でたくさん降ってくれなきゃ。」

・・・人はまた、至極勝手なご都合主義でもあります。


古今東西、お天気は昔からの大きな関心事でした。
ご挨拶でも触れられたり、決断を下す材料であったり。
川中島、桶狭間、厳島・・・

そんなに昔じゃ無くても、それは今でも同じです。

東欧の小国では天気予報がイマイチでいい加減でした。
晴れると言っていたのに、朝から曇気味、そして午後から本降り。
・・・近隣の諸国情勢を意識して?

良い迷惑はこちら側の個人個人、朝、乾しに出した洗濯物がおじゃん。



でも、雨で良いこともありました。

学校の帰り道、良いタイミングで雨が降り出し相合い傘。
・・・これ、以前にも書きましたね。

もう一つ。
「濡れるよ、良いから乗って行きなよ。」
地下鉄の入り口で彼女の自転車をダットラの荷台に載せて家まで送迎。
これは今の家内との昔話。
・・・その結果が、幸か不幸か、それは別として。


明日はお昼頃からお天気は回復する見込みです。
その結果が、吉と出るか凶と出るか・・・

ご判断を下されるご諸兄、そのご参考までに・・・







2017年3月25日土曜日

春はあけぼの、困った季節

ご諸兄各位殿


今回もご高覧頂き誠にありがとうございます。

毎年のことながら、冴えない貧果が続く小生の春の渓流釣り。
それでも何か、ハっと息を飲む渓流風景、クスっと来るようなお笑い。
それを期待して今回も、一途にクリック頂いた各位様には申し訳ありません。

故(ゆえ)有って、今週末の釣行はお休みです。

でも可能な限り、素敵な山河風景、呆れ笑いな日々の出来事。
それらをお伝えしたく、今週末もお時間の許す限り、お付き合い下さい。

佐見川下佐見 川面に映る碧

先週の土曜日は馬瀬川・吉田川への渓流釣り。
本ブログにも掲載したのですが、さして早くも無い出立でした。
その少し前、朝食を終えて洗面所、歯磨きをしようと中腰に・・・

その時でした。
腰にピリっと電気が走り、その反動、全身がビクンと・・・
これが第一撃目でした。

”春はあけぼの ようよう冷え込む ウチの水場
              少しかがむれば 紫立ちたる 苦痛の表情・・・”

枕草子の一節、その調べに乗せて。
晩秋から早春に掛けて、実は小生、朝の洗顔は要注意なんです、ぎっくり腰。
困りものです。
それでも幸い、初弾はさしたることも無く「まあ、毎度のことよ」と、釣行へ。


第二弾は冷え込む雪景色、馬瀬川のV字渓谷に降り立った直後でした。

馬瀬川上流楢谷 ここで第二弾が・・・

夏の「キジ撃ち」はウエット・パンツを少し下げ、お粗末クンをペロ~ン。
それで済んじゃうのですが、冬のウエーダーはそうも行かず。
リュックを降ろし、上着を脱いで、それから釣りベルトを外し・・・
大変です。

用足しを終えて服装を整え、さあ、リュックを取ろうと腰を曲げた直後、
ビクン!!

周囲の温度とピリっと背中を走る”電流値”は正比例するモノなのか?
第一弾より激しく、やむをえず、暫し冷たい岩に腰掛けてボ~ゼン・・・

”行くか、引くか・・・え~い、折角の週末、ここで帰れるか!行ってまえ!”
まさに名古屋弁で言うところ「たわけ」のなせる判断と所業。

いや、所詮は軽度の腰痛、運動不足が主要因。
”心頭滅却すれば火もまた涼し”ではありませんが、物事に集中すれば。
少しムチャだったかも知れませんが、その日は無事に釣行を楽しめました。

昨年3月上旬 明宝畑佐の吉田川
週明けの月曜日は痛みも概ね引き、ミョ~に腰さえ曲げなければ。

で、翌火曜日。
小生の春のもう一つの困りごと、それは「花粉症」。
昨今はデスクワーク中心の小生、イスであぐらをかいてパソコンを打っていたら、
・・・もう、このオチはお気づきかと。

ヘックション! 
即、腰に大電流が・・・第三弾です。

昨年2月下旬の東三河 巴川
水曜日。
痛い腰をカバーして、肩、首、足が、これまたミョ~な姿勢を取るのでしょう、
体中が凝っちゃって、凝っちゃって・・・筋肉痛です。

そんな日々が昨日まで続きました。

今朝はさほどでも無かったのですが、今週末は大事を取って家で大人しく。

昨年4月の東三河 寒狭川・・・この頃になれば

いつの頃からでしょう?
腰痛に花粉症・・・喜ぶべき春の訪れ、その一方での憂鬱。
そんなものを感じ始めたのは。
齢を重ねて?はたまた、環境が変わり?

もう少し暖かくなれば、春も半ばをすぎれば、こんな困りごととも、さようなら。

昨年の犬山城と桜 こんな光景ももうすぐ!









2017年3月19日日曜日

春分直前の馬瀬川&吉田川釣行

ご諸兄各位殿


吉田川と馬瀬川。
岐阜県のほぼ中央、峠を挟んで仲良く並んで流れる二つの川。
いずれ伊勢湾に注ぐ長良川と木曽川の支流です。
源流は極めて近接しているのですが、途中からおまえは左、おれは右。
その経路は紆余曲折しています。

そのためなのか、この二つの川、キャラもどことなく違うような。
独断と偏見で、
優しく女性的な吉田川。
深山幽谷、天空の馬瀬川。

今年の渓流初釣りは先月の下旬、晴天白銀の馬瀬川でした。
早すぎる訪問、全くのボ~ズ。
恐らくそれは今日も同じ、釣果はダメでしょう・・・

じゃあ、何で行くの??

・・・小生も皆様とご同様、日々どっぷりと浮き世のしがらみに絡まれています。
何となくですが、今日ばかり、深山幽谷、静かな天空に我が身を置きたくて?
それに、厳しい馬瀬川がボ~ズでも、優しい吉田川が楽しませてくれるのでは?



<馬瀬川 大原~樽谷>

パスカル清見での馬瀬川は相も変わらず雪景色。


しかし季節の移り変わりは確実で、河原の雪は溶けて無くなっています。
道の駅で休憩の後、今日はせせらぎ街道を直進。
気温は3℃、先回のような氷点下ではありません。

楢谷手前の入渓口で準備をしていると「おはようございます。」
軽トラックのおじさんがお声がけ・・・漁協さんの検札です。

小生  「ごくろうさまです。はいこれ、年券です。今日は釣れますか?」
おじさん「う~ん、厳しいかもね。2週間前にここへ地元の人が入ったんけど、
     歩きに歩いて2匹だけだったそうですわ。」
・・・何となくですが、渓流撮影紀行に終始しそうな感じがします。

ともあれ、急な雪斜面に気をつけて降下、河原に降りてみると・・・



岩の上には雪が積もっていますが、河原は大丈夫そう・・・釣行可能!
始めます。

先週のアマゴ釣り大会で展開した”技法”、弛み・止水域への重点攻略、
これを中心に的を絞って。


馬瀬川も最上流域のこの辺り、
雪解けも相まって水が澄んでいます。
聞こえる音はせせらぎのみ。

陽の当たる場所の大岩、沈み岩。
その前後周囲の弛み、
見つけ次第に振り込んで。

反応が無ければ直ぐ次へ。



釣りのテンポが早いです・・・残念ながら。


撮影のコマも増えます・・・残念ながら。


この画面手前の沈み石群、
そこでは少し粘ったのですが、
全く手応えナシ。

このところの晴天続きで、
渇水気味を心配したのですが、
その気配は感じられません。

やはり、釣れない原因は・・・
低水温と技能不足、でしょう。




<桃源郷の怪>

この回廊を右に折れれば、昨夏は8月の中旬、
こんな小生でも「尺上アマゴ」にお目もじ叶った”桃源郷の淵”があるはずです。


ところが・・・

淵の手前、増水期には”通らず”になるであろう、大岩の狭間がすごい水深。
着用しているナイロン・ウエーダーではとても前進できません。
いや、多少の無茶が効く、夏用のウエット・パンツでもこの深さ・勢いでは・・・

今日の水量、決して渇水では無いですが、かと言って多いとも思えず。
これまでのポイントを見る限り、昨夏の記憶と余り変わりは無い様子でした。

左側の大岩によじ登り、回廊の奥、右大岩の向こう側をのぞき込みます。
しかし、その10数mほど先の様子が岩陰で伺い知れず。

辛うじて、大岩の脇から流れてくる流れを見る限り、その奥は荒瀬か段々瀬。
そんなような音も岩向こうから聞こえます。

「桃源郷の淵が消えちゃった?あれは幻だった?
 それもだけれど、何なんだ、この”通らず”の存在は?
 川の地形が変わっただけ?
 深山幽谷の馬瀬川、その最上流、こんなことは日常茶飯事?」

残念ですが、”桃源郷の淵”を拝観すること無く、疑問・謎ばかりを残して、
深く切り立った馬瀬川、
暫し呆然の後、今来た渓谷を入渓口を目指して引き返します。

初夏、身軽なウエット・パンツを着ているときに、捲土重来としましょう・・・


<午後は優しい吉田川>

綺麗でもあり厳しくもあった午前中の馬瀬川。
そこに今日は別れを告げて、お昼過ぎから吉田川まで戻ります。


いつもの明宝は高橋近辺、朝来る途中にご同輩の人だかりでした。
ここで本日はアマゴの成魚放流。

・・・先週じゃ無いけれど、放流魚で万が一でボ~ズでは、またメチャへこみそう。
それに、今日は”お一人様”になりたい気分。

高橋は外してもう少し上流、畑佐の集落の北外れで吉田川に入ります。


水温は6℃、良い感じです!
午前中の馬瀬川同様、弛み・止水域を重点攻略。

標高が馬瀬川より低い分でしょうか?
他の生き物の活動も吉田川の方が活発そうに伺えます。


それらしいポイントを抑えに抑え・・・

エサのブドウ虫ではアタリが遠く、試しにミミズに替えた直後、
斯様な落ち込み横、対岸の岩の縁、さして深くないユルい流れからアタリです。


落ち着いて、一呼吸の間を置いて・・・アワせます!



お出ましになったのは20cmを少し越えるくらいのイワナさんでした。

写真ではさほどに目立ちませんが、まだ少しサビた感じが。
活性も低そうで友舟に入れて持ち運んだのですが、中で跳ねることも無く大人しく。

とは言え、今シーズンのこれが二匹目!
しかもそこそこサイズ!
春分前でこの成績は上出来です・・・小生的に。

その後も吉田川をどんどんとさかのぼりましたが、
後にも先にも、初級者にはこれ一匹のみでした。

いやそれでも、楽しい週末の午後!癒されます!



優しく受け入れてくれる吉田川。
厳しくも一人静かになれる馬瀬川。

そしてもう一本のお気に入り、荒々しくダイナミックな小坂川。

今年も何回、夢を見させてくれるのでしょうか??



<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ、イクラ
竿      :6m
仕掛    :針 吉村7号、糸 0.3号
釣果    :イワナ 1匹 目測7寸(20cm超) リリース
気温    :馬瀬川 3~6℃ 吉田川 12℃
天候    :晴れのち曇   
表層水温 :馬瀬川 3℃ 吉田川 6℃



2017年3月13日月曜日

付知川 ふくおかアマゴ釣り大会

ご諸兄各位殿


木曽川。
総延長は229kmにて最上川と肩を並べて国内7位。
流域面積は理科年表より9,100km^2で国内5位。

Wikiによると、長野県木曽郡木祖村の鉢盛山の南方を水源として南西に向け、
飛騨・木曽山脈に挟まれて長野県を下り、次いで岐阜県、愛知県、三重県を経由、
はるばる伊勢湾に長良川、揖斐川と並んで注ぎます。

どうでしょう、大きな支流を見てみると、
西は広大な岐阜県のほぼ中央部、飛騨川(益田川)やいつもの馬瀬川などが。
東は長野県は木曽の山々にあまたの流れを抱えた大河です。

その幾つかの分岐・支流の丁度真ん中辺り。
岐阜県東端の裏木曽から流れを集め南北に流れる清流は付知川。

この週末、ここでの春の風物詩、「ふくおかアマゴ釣り大会」に参加してきました。


過去に付知川での渓流釣りは、もっと遙かに上流で一回だけ。
昔は夏に幾度か訪れた宮島キャンプ場のそのまた上流、まさに「渓流」でした。

「ふくおかアマゴ釣り大会」が開催される新田瀬橋~島田橋近辺は中流域。
開けた感じの本流的な雰囲気、初めて竿を出す場所です。


<晩秋のニジマス VS 初春のアマゴ>

釣り大会で思い出すのは昨秋に初めて参加した「萩原大物ます釣り大会」。
あの時はお相手はニジマスさんで、小生でもポコポコと釣れました。
時期的にも、まだ水のぬるい秋と言うこともあり。

今日の対峙は名前の通りアマゴさん、しかも低水温。

ニジマスさんとアマゴさん。
釣るにはどちらが難しいかと言えば、やはりアマゴさんでしょう。

渓流釣りを始めたばかりの頃、師匠ノンタンさんと板取川上流の渓流釣り堀へ。
そこの釣り堀、お願いすればアマゴさんの放流もして頂けるんです。

”ニジマスじゃ釣れすぎて詰まらん!アマゴを!”

と、カッコウを付けたまでは良かったのですが、これが全くの裏目に・・・
放流直後は釣れるんですが、スレるのがメチャ早く。

どうでしょう、ニジマスさんの時間軸に対する「スレ早さ」が正比例なら、
アマゴさんのそれは二次曲線、放物線的?もう、二ユートンも真っ青。

あの時はバケツ一杯のアマゴさんで釣れたのは3匹のみでした。。。


そんな本日の「釣り大会」、放流量300kgではありますが・・・果たして??


<放浪の付知川>

7:30に到着、田瀬の公民館に駐車させて頂きました。


装備をまとめて河原に降りると、皆様、既に準備万端の戦闘体制。
そのお時間は8:00ちょっきり。
まんま、「萩原大物ます釣り大会」と同じ展開、出遅れてます。
ほんと、進歩が無い小生です。

一番釣れそうなポイントは・・・公民館横の最上流部、残念ながら家族エリア。
毎度、致し方なく、空いてる場所を求めて川をさかくだります。

新田瀬橋と島田橋の丁度中間辺り、お隣さんにご挨拶をして、ようやく開始です。

ウエーダーから伝わる水の冷たさ・・・
さあ、流れが緩めの浅瀬に絞るか?はたまた、深場で粘るか??

・・・試行錯誤を繰り返しますが、アタリはトンと遠く、時間ばかりが流れます。
でも、周りの皆様も同じような案配加減。


と、そこへお兄さんからご挨拶、小生の横で竿を出し始めました。

小生   「どうです?釣れますか?」
お兄さん 「ええ、一匹は尺越えですね。」

・・・な、な、何というご回答!?
お返事の文脈から、2匹以上も釣れていて、尚かつ、その一匹は尺超え??

お上手な方は、それなりに、戦果が挙がっているご様子です。
タバコかねがね、お上手なお兄さんの作法を暫し拝見します。

他の皆様と違いこの方、場所は一カ所に固執されないようです。
ミズスマシの如く。
スキマ、スキマの「釣れ歩き」、しかも「線の釣り」ではなく「点の釣り」。

小生のように、緩めの流れにエサを馴染ませ乗せて線を引く、ではなく、
川の流れに僅かに存在する、弛み・止水域へピン・ポイントの攻撃。
岩の間、流れの受け・・・まるで、フナを釣るような感じ?

・・・う~ん、これが、この時期での「正しいお作法」なのでしょうか?


何はともあれ、これは!と思ったら、直ぐ実行!

付知川の河原、ご同輩の居られない空いている場所から次の場所へ。
ここぞ、と思われるポイント毎を丁寧に。

が、見てくれ・にわか仕込みのお作法、悲しいかな結果が伴わず・・・
で、流れ流れて、とうとう、最下流の島田橋に。


<相変わらずの粗忽者>

もう本当に最下流、ここから先は本日は御法度な領域です。


でも幸い、この辺りはご同輩も居られず、一人天下?
いや、もう既にご同輩各位が探りを入れ終え、誰も見向きもしないエリア?
しかし、もう、ここでガンバるしかありません。
正に背水の陣!

ぐるりと周りを見渡して、それらしきポイントを攻略します。
・・・よく見ると、慣れてくると、あるんですね、それらしきポイントが随所に。

斯様な所へ仕掛けを入れ。
岩に囲まれた流れのメチャ・ユルなポイント。




手応えが無く、竿を上げてみると・・・あれ?掛かっています!
目印下が長過ぎた?

ともあれ、引き寄せ水面に上げます。
パッと見た目、全長は20cm台の中頃、いやいや後半?良いサイズ!
デップりとした白いお腹が魅力的、重たいアマゴさんです!

少々強引ですが、引き抜いて・・・白い魚体が勢いよく飛んできます。

が!久々故の粗相を!

一回目のたも網入れを失敗し、お魚は小生の後方へ、ブ~ン!
返す勢いでまた前方へ!

クソッ、二回目・・・重なる失敗、もう処置ナシ。。。

結果、お魚が目の前をぶらんぶらん。

目一杯で8.5m竿を片手で高く掲げるのですが・・・
重くて竿がしなり過ぎ、タモにお魚が上手く入りません。
もう、ハタから見てると恐らくは一人漫才。

そうこうしているウチに、針が外れてお魚は川にチャポん・・・
て~~、なんじゃ!!

・・・約半年ぶりのオオモノは、斯くして清流 付知川に戻られまして候。



<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
仕掛    :針 吉村6号、糸 0.3号
釣果    :極めて痛恨のボ~ズ
気温    :-1℃~14℃ 日中はウエーダーが暑く・・・  
天候    :晴れ   
表層水温 :不明、水温計を忘れて・・・






2017年3月9日木曜日

お行儀の悪い郡上天然ミミズ

ご諸兄各位殿


<ご注意>
お食事中のご諸兄は本日のブログ、ご高覧をお控え下さい。



今年もまた、郡上天然ミミズの養殖を始めました。

ワンちゃん、ネコちゃん、金魚なら「飼っています」で格好が付きますが、
あまり大手を振って「ミミズを飼育しています」とは言い難く。

・・・しかし、どんな生き物でも、飼い出すと意外とカワイイものです。
いやこれ、釣りエサなんだから、何となく後々の受難が忍びなくも・・・

そのミミズさん、寒いこの時期、お行儀が悪いんです。


工具箱で飼育している小生。
毎朝、空気の入れ換えにと、箱の蓋を開けるのですが・・・
毎回、ご覧の通り、もう、一種の修羅場・・・カオス状態です。

放っておいたら干からびて、死んでしまうのでは?
と、一匹ずつ丁寧につまんで土の上に戻すのですが、困ったものです。

・・・家内に相談、寒そうな日だけでも玄関の中に、と。
予想はしていましたが、家内からは20mmバルカンの連射。
その対空砲火をくぐり抜け、どうにかこうにか拝み倒して・・・


このミミズさん達、何となくですが自分の生き様に通じるモノを感じルンです。
いや、このお行儀の悪い輩(やから)達では無く、その他大勢のミミズさんに。

週に一度のエサやりついで、箱を返して腐葉土の上下を入れ替えるのですが、
皆様はどうも箱の四隅がお好きなご様子。

皆で固まって、こぢんまりと、ひっそりと、箱の縁でお暮らしです。


謙遜控えめの如く、狭い角地で世間様にご遠慮して。


この習性を見て、ハタと気が付いた小生。
エサとして与えているのは、ハーブ・ティーやルイボス・ティーのお茶っ葉。
毎日、家内がせっせとお飲みになる。


これを箱の四つ縁に配置してみては?
もぐもぐエサを食べ、ぽこぽこ卵を産んでくれれば、じゃんじゃん増えるのでは?
養殖の効率を考えて。

まず、白バケツに土とミミズを移して。

補充する茶っ葉と同量の土をすくい、
これは箱庭のアジサイの根元に。
良い肥料になるんです。
初夏には色鮮やかなアジサイが。

次に綺麗に工具箱を水洗い、
素行の悪い連中が付け残した土を洗い流し、
暫く日向に置いて日光消毒。

で、肝心なエサやりです。
ティーパックの袋を破り、
中身の出がらし茶っぱを四隅に固めて。

お茶っ葉に含まれる残り茶が、
適度な水分補給になります。


毎週日曜日の朝がその日課です。





昨年は夏の暑い時期を如何様に乗り切るか、心配しましたが、そこは何とか。
今年もその、郡上天然ミミズが入手出来なくなる夏の時期、重宝しそうです。