・・・さて、困りました。
先週末の本ブログ、毎週日曜発行の週間「実は・・・」は休刊でした。
実は・・・先週末は釣りに行かなかった訳では無くて、
同じ職場は昨年から渓流釣りを始められたAさん、
彼とご一緒に庄川釣行なのでした。
結果としては、
Aさんは見事に25cmのニジマスを釣られ、
「出来る案内役」の小生、その釣果は小ヤマメが数匹と・・・
いえ、これはこれで、イイのです。
ホスピタリティーに富んだ小生の案内です、
この場合は何事もAさんの釣果が最優先なのです!
・・・どなたかのブログも先週末は「接待アユ釣り」でした。
拝読していてその心情、手に取るように判ります。
重なる小生の状況、読んでいて思わず、クスっと笑ってしまい・・・
ただ、かの方と大きく違うのは、
アユ釣りと渓流釣りの違いはあれど、
あそこまでのテクニック&技量が伴わない小生!
これは案内役として致命的です。
そしてもう一つ、実は・・・
ヘトヘトになって帰宅した先週末の庄川案内釣行、
その土曜日の夕方に架電があり、急遽、翌日曜の休日出勤となってしまい。
これが、先週末が休刊となってしまった、本当に理由なのです、ハイ。
<初秋の石徹白川に立つ!>
二週続けての案内役は「場所選び」に迷いました。
先週の厳しい庄川釣行も同じでしたが、
夏から秋に移ろう季節、お魚の居着きの場所も変化します。
そんな中で、
・障害物が少なく6m竿が存分に振れる
・深浅速遅な流れでポイントの変化が多く、
よもや、の場合も臨機応変に対応できる
・Aさんのご都合から車中泊&遠距離はご法度
この条件から今回、「越美の美渓」は石徹白川とした訳なのです。
6:00に「あゆパーク」での落ち合いに、
今週末もAさんはヤル気満々で5:40のご到着、
ゆっくり「洗顔&お勤め」している場合じゃないですね。
小生の車中泊キットでタダでも狭いハスラーに分乗し、
涼しい朝の風の中、分水嶺は桧峠を越えて石徹白川へ。
川の西岸は林道を分け入り、いつものポイント。
朝もやの中で早速も始めるのですが、
いつもは何がしかの「手応え」がある瀬&落込み、
マズいです、本日は読みが的中、居着きの変化か?
残念、お魚からは音信不通で!?
「今日のルートはポイントがたくさんあるから大丈夫ですよ。
さあ、次のポイントへ登りましょう・・・」
このフレーズ、事実は事実、ウソではないのですが、一抹の不安を。
<秋のお魚の居着き場所>
これは小生の勝手な解釈なのかもしれませんが、
秋の渓流魚は「居着きの場所」が限られるような気がします。
結果として、初夏~盛夏では「線の釣り」、
仕掛けを川の流れに乗せ、長い線のどこかで、お魚は釣れる、そんな印象です。
もちろん、その長い線の上でも、
概ねこの辺りからお出ましになるのでは?
そんな予測で仕掛けを振り込み、流れに乗せて待ち構えるのですが。
これが秋になると「点の釣り」に変化するような。
・・・春先もここは似ています。
お魚が居るポイントは限られ、
そこにピン・ポイントで振り込む必要があるような。
ここが、難しいンですね、他の方(Aさん)に伝えるのが。
「対岸の護岸の直下に深い掘り込みがあります。
丁度そこ、ほら、岩が水面から顔を出して、流れが淀んでいるでしょ。
そこの川底をネラいましょう・・・」
これくらいなら言葉でも伝えられます。
でも問題は、ここから先、なのです。
限定された狭いポイントの川底に、如何にしてエサを届けるのか?
この流れに対して錘は何号が良いのか?
流れに沿って・背いて振り込みのか?
着水したら、即で竿を立てるべきか?暫く立てずに流すのか?
これはもうケース・バイ・ケース、
そのポイントを見ての組み立てでもあり、
言葉で伝えても、全くその通りに出来るのか??
産卵を控えて大食いも、神経質でもある大型魚、
極真空手の「一撃必殺」では無いですが、
お魚のスレや警戒を防ぐ点からも「一投必釣」が要求されます。
・・・でも、どうにか・こうにか、上記算段で8寸モノをヒネリ出して。
たかが渓流釣り、されど渓流釣り。
次の落込み上のポイントでは、見事にお魚に落込みの流れに乗られて糸切れ。
そも、自分自身も最近でそう感じる次第で、
まだ自信が持てない段階なのです。
<Aさん、ごめんなさい、また次回に・・・>
「最後のポイントは薄暗い日陰の止水域なんですが、
不思議と毎回、そこからイワナが揚がるンですよ。」
このフレーズも、事実は事実、偽りは無いのですが。
曇天の本日、
いつもは日陰のこのポイントも、
雲から日光が乱反射で回り込み、とても明るい渓に・・・
その日の気象条件も、当然ですが釣果に影響しますね。
「いや~、今日は釣れなかったけれど、
こうやって早朝から大自然に溶け込んで、
時間が過ぎるのも忘れちゃうくらい打ち込むと、
こう、何と言うか、雑多な日常も忘れちゃって生き返るね。」
おみやげの8寸アマゴを捌きながら、Aさんのこの言葉が救いです。
今回の不手際を如何にして挽回するのか?
「出来る案内役」!??
彼は無い引き出しをまさぐりながら。
・・・さて、困りましたね、次回は(笑)。
<データ>
9月2日 石徹白川
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :7.0m 渓峰尖
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~B2号
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :7.0m 渓峰尖
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~B2号
天井糸 0.7号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :アマゴ 8寸 1匹
釣果 :アマゴ 8寸 1匹
小ヤマメ 1匹
気温 :18~24℃
天候 :曇り
表層水温 :18℃
天候 :曇り
表層水温 :18℃
月齢 :16.7
6 件のコメント:
こんばんは!
石徹白に案内するなんてセンスが良いですね。
息子に水量とラインの太さとオモリの関係について教える事がありますが、一番大切なのは、魚がエサを認識して口を使う流れの点でエサが狙った水深に入ってないと釣れないぞ、と教えてます。
つまり、軽いオモリで深い水深に入れるには随分と上流から流し始めないと狙った水深には入らないと教えてます。太いラインならなおのこと!
これは、経験値をあげるしかないと思ってます。
釣りは奥が深いです。
アサシンさん、こんばんは。厳しい釣果の秋の石徹白川でした。ご子息へのご指導、仰るとおりですね、流れと糸とオモリの関係、とても重要です。多少なりとも経験のある小生は理解できますが、さて、これが実戦の場となると‥‥ここは経験値、場数を踏むしか無さそうです。その過程を楽しく感じるか、そうで無いかが趣味としての渓流釣り、続くか、続かないか、かも知れませんね。Aさんはご様子から前者かな?次回、また川選びに迷いそうです(笑)。
こんばんは
サイドワインダーさんも、接待釣行でしたか😁
人に教えて釣るのって、難しいですよね💦
何となく経験と慣れで、やってますから…
奥は、もう禁漁になりますね
行きたかったけど、鮎も釣りたいので
サイドワインダーさんは、9月いっぱいで納竿ですかぁ〜⁇
もっさん
こんばんは!
石徹白川と庄川
そして休日出勤お疲れ様でした。
流れと糸とオモリの関係は難しいですね、
小生もアマゴ釣りを始めたころは
当然経験値も少なく
釣り具メーカーから出ている
DVDを見てどの位の流れに対して
どの位のオモリを付けているかを見て、
自分が釣る時の参考にしてました。
個人的には
DVD【釣れる!新渓流釣り3】
のPart1は渓流でのオモリワークの
参考にお勧めと思います。
白いワゴンの男
もっさんさん、こんばんは。そうですね、普段は何気なく行っている動作を伝えるって、難しいですね。幾通りのやり方があるのですが、この場合はこの方法で。もう、これは経験しか無いですね。
悲しいのは、その方法が未だベストではなくて、修行中の身の上は発展途上、ますます伝えることが難しくなります。
今シーズンも残り少なくなってきました。目一杯、楽しむ、頑張る所存です!
白いワゴンの男さん、こんばんは。なるほど、DVDという手がありましたね。渓流つりの本は手渡したのですが、やっぱりそれは読み物で、捉まるイメージは千差万別の個人趣向です。視覚に訴える手はVRではないですが、没入の度合いが違うと思います。ありがとうございます、紹介してみますね。
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