2026年7月5日日曜日

高水の木曽川支流 黒川渓流釣行

 

今シーズン初めての木曽谷への釣りです。


いつもの木曽の渓への釣り。

それは御嶽山の麓に向けて、
R361を業務後のお疲れに鞭打って、
闇夜の開田高原までエイコラと登るのですが・・・

今回はその手前は、ここ黒川が釣行の舞台です。


・・・とは言うもの、

「今回の釣りのポイントは木曽の黒川!」
と、最初から決めて掛かった訳ではなくて。


お天気の安定しない6月下旬の「渓流釣りあるある」は、
早朝の木曽谷を行ったり来たりのドタバタの末!?
ここ黒川での竿出しとなったのです。


<相席はトイレ横での車中泊>

当初の目標は木曽川本流での釣り、
日義~宮ノ越で竿を出す予定でした。

ここの利用は今回が2度目、いや、3度目かな?
木曽駒高原カントリークラブ前の公衆トイレでの車中泊、
22:00到着の折りには、その横には既に駐車車両が。

山梨ナンバーのワンボックス車。
明かりも無く、一見するとただの路上駐車にも見えます。

でも翌早朝、
当方が出立準備をしていると、
中から小生より少し年上でしょうか?
男性がひとり降りてこられ、ご挨拶の後に直ぐでのご出立。


同宿?の方がお見えになるくらい、
初夏の木曽駒高原は良く眠れる車中泊サイトなのでした。


<飛沫立つ激流の木曽川本流>

昨夜のここへの道のりでは、
木曽川の様子は伺い知れませんでしたが、
予想では三日前の雨で渇水転じて高水のハズです。

昨夜も夜中にひと雨降った様子、
こりゃまた、ウハウハで、イイ案配なのでは?(嬉)

出立後は木曽駒高原を降りて、
まずは予定していた初めてのポイント、
正沢川と木曽川の合流点に向かいました。

ところが・・・


・・・目に映るは、
川から水煙が激しく湧き立ち、
鬼のような形相に轟音は激流の木曽川本流。。。

こりゃ雨の降り過ぎ、
高水なんて、カワイイものではありませぬ。

近づくことも叶わない状況は、
とても、釣りなんか・・・(涙・笑)


朝の貴重な釣行タイムなのですが、
その後は半時ほど付近を彷徨うハメに。

「本流がダメなら支流じゃ!」

向かったのは車中泊サイト近辺の正沢川、
ほんと、「我が人生、後戻り」なのです。

しかし落差のある山岳渓流での高水。

流れが速いことは当然、
川幅いっぱいに広がった激しい流れに、
これが全くの言葉通り「取り付く島が無い」は、
竿を持って立つ場所は河原が激流に覆われて無いのです。

「ええい!次なる手は・・・」

この近辺では一度だけ、
木曽川へ東から流れ込む正沢川とは逆方向、
西側から流れ込む黒川で数年前に竿を出したことが。

その時も飛び込みでの竿出しは、
はてさて、
場所が黒川のどこだったのか??


それでも、
きっと高水であろう本日の黒川、
先人の知恵をお借りしての場所決めは、
地図を見て等高線に間のある集落の近くとしました。

恐らくそこは高低差の少なく、
高水でも流れが緩やかなポイントでしょう。


<地蔵峠へ続く分岐の集落>

・・・で、
ようやく落ち着いたのがここ、
黒川は渡合の集落近辺なのでした。


人家が近くて、ほっとします。

そのすぐ下流は・・・

堰堤の下を覗き込むと判る川の様子、
落差があり頭上を木々で覆われ、エサ釣り向きでは無いです。


と言うことで、
ここから上流へ向け釣りあがることに。

紆余曲折は遅くなりました、7:00に釣り開始です。


<開始早々のヤマ場>

最初の大場所は集落下流の橋下の淵。


曇り空の本日は一層に薄暗く、
橋直下の深場は様子が判りかねます。

この手前の瀬では、
既に小アマゴとお外道様のご挨拶を頂いています。

・・・高水の本日、お魚の活性はいい様子です。

お外道様にスリ潰されたブドウ虫、
それを橋上流は落ち込みから投入すれば、
目の前の橋の下では適度な目印の移動速度に。


薄暗い橋下から届くは僅かな魚信、
アワセに返す手応えは・・・

ド~ンとした重いもの!
デカいです、これは!

刹那、お相手は走り出します。

竿を立てますが、
ピ~ンと張った水中糸、
それが橋桁にスレそうに!

咄嗟に竿を横に寝かせて回避します。
先調子の小継竿は先端が大きくお辞儀、
お魚の挙動に同期して左右に小刻みに動きます。

ぎりぎりの限界は、
切れそうで切れない0.3号糸。

「この重さ加減、
 抜けないな、こりゃ。
 なら、水面を引き摺るか・・・」

川底から引きずり出したお魚に、
その顔だけ水から出して空気を吸わせます。

これで大人しくなりました。

当方もたも網を水面に漬けスタンバイ、
最終工程は大きくも重たいお魚を網に納めます。


お相手はイワナでした。

尺は余裕に越えています・・・12寸くらい?
丸々と全体に肥えています。


「そりゃ、重いわなあ。(オモ・イワナ・あ)」

・・・嗚呼、くだらない。(笑)


<遡行が大変な高水の黒川>


落差の少ないポイントを選んでの入川でしたが、
川幅いっぱいの流れは、どうにか遡行は可能と言った状況です。

そんな水位の高い流れの真ん中に。


平水ならこの草の周囲は河原なのでしょう。

一時は水に沈んだのか、
下流に向けて葉や花には押された形跡、
激しい流れに流されずにがんばって耐えています。


川幅いっぱいの流れの中は、
左右の岸近くに存在する浅瀬、
それを渡り歩いての遡行となります。

左岸から右岸へ・・・

流れの早い中央部の渡河は慎重に、
流石にここは草花と同様、小生も耐える時間帯。


それでもようやく、
ほんの僅かは短いですが、
河原が存在する区間に入りました。


釣りの手を休め、暫しの小休止です。


<冷たい水に漬かり過ぎました・・・>

高水の為に本日の釣行、
河原を歩く移動は本当に僅か、
そのほとんどが水に浸かっての移動です。

その水温は14℃、かなり冷たいです。

それでも高水でお魚の反応は良く、
ウハウハとまでは行かなくも、
飛び込みで入った初めてのポイントとしては好調です。


お魚のサイズも、
朝方のイワナは別格でしたが、
それでもアマゴは20cm台を中心に良型揃い!


人家集落にも近くて、
ひょっとすると釣り切られて貧果かも?
と思ったのですが、意外に釣果は伸びました。


既に時刻はお昼近くです。

対岸の岩壁直下は早い流れ、
このポイント、本日最後の大場所かと。

ブドウ虫を針に掛け、
ピ~ンと仕掛けを一旦伸ばし、
竿を振りかぶって、いざ、振り込みは回し込み!

・・・が、
仕掛けは目標を外れ、対岸の草を引っ掛けます。

「え~い、何をしとルんだ、オレっちは!?」

止む無く、
竿を畳んで糸を引いて、天井糸を回収します。

予備の仕掛けを張り直し、いざ、再挑戦は回し込み!

・・・が、
これも対岸の草を引っ掛けます。

「〇ッソ~、しっかりせい!」

と、
自分一人の川の中、我が我に叱咤激励!

ところが・・・
次の仕掛けは根掛かりでロスト。

これは致し方なくも、
4つ目の張り直した仕掛けは、
またもや目標を外し、対岸の岩と岩の隙間へ。

「これ、チョット、おかしいぞ、オレっち・・・」


本日に予定していた仕掛けは全弾打つ尽くし、
リュックの中にまだ予備があるのですが、
この一連のミスは何かの暗示かも?

いや、ひょっとすると・・・

水が直接に肌へ触れる沢登りスタイルで、
高水から冷たい川の水に長時間で浸かり過ぎました。

軽い低体温症なのかも?

時間も時間なことから、ここで川から上がることに。


やはり本日、
釣れたもんだから無我夢中は、
結構な距離を川の中で移動しました。

・・・ハスラーへの帰路で改めて感じます。


着替えを済ませ、釣り具を車内に収納して。


R19は木曽路を名古屋方面に。

・・・やはり本日、冷え過ぎました。

道の駅ではトイレに籠り、ゲ〇ピ~でなのした。。。(笑)


<データ>
7月4日 黒川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿    :6.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7.5号 
      錘 1~B号
                    天井糸 0.7号 0.7m 
                    水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ    8寸    1匹
              7寸    1匹
                                        6寸    2匹
                                        5寸以下    3匹
                                イワナ    尺上    1匹
                                アブラハヤ            2匹
       ※リリースから毎度、尺寸表記です。
気温    :16~22℃  
天候    :曇り
表層水温  :14℃
月齢    :19



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