2020年6月21日日曜日

梅雨の中休みに~石徹白川渓流釣行




金曜日の雨は夕方少し前に上がりました。



日中もさほど気温が上がることも無い雨の一日、
降り方も若干の控え目でした。

その金曜日の晩は車中泊、今週末は郡上白鳥のあゆパークにて。
翌朝の行先は積算降水量30数mmの石徹白川です。


夜中も雨が降ることは無かったのですが、少しだけ冷え込み。

長袖に長ズボン(ズボンって言わないか、最近は。)を着て、寝袋での就寝です。
寒さを感じることは無かったのですが、翌朝のハスラーの窓は露だらけ、
ドアを全開にした状態で朝食を頂きました。



「さあ、がんばって峠を越えるか。」

日本海へ注ぐ九頭竜川の上流は石徹白川、細道曲道の分水嶺は桧峠越え。
ハスラーのギヤをスポーツ・モードに変えます。



<石徹白橋は曇り空>

昨年の石徹白川釣行も朝方は曇り空でした。
その道中も小雨が降っていましたが、本日は深い霧が立ち込めています。

石徹白橋からの眺めは今年も残念、遥か遠方に臨む青い山々はお預けです。


でも目論見通り、石徹白川は増水はしていますが、然したるものでもなく。
途中、峠川のC&R区間では早くもご同輩の駐車を拝見します。
今年も、こりゃ、イケそうです!


石徹白川の西側を走る林道。
舗装のされていないその道を、4WDはゆっくりと北へ進みます。

今年もやってきました、昨年と同じポイント。
藪を漕ぐのは危険です、前回同様、枯れ沢を伝って入渓します。


対岸の少し下流にはキャンプ場が。

深山幽谷な石徹白川、人の気配が少しでも感じられるものがあると、
一人っきりでの渓流釣りです、薄暗い早朝は何となくの安心感がありますね。


<朝一番、一投目はご用心>

対岸は護岸壁、その直下は深さもあり、流速も良い案配です。


エサはミミズさん、目印下を1.5mくらいにして。
ブ~ンと本流竿を振り込み、うねった水面に仕掛けを投入します。

お空は曇っていますが、東の山からはお日様がちらほら。
朝一番は川面を走る風も心地よく涼しいですが、
流石に6月も下旬は夏至の前日、日中は暑くなるかな~。


そんなことを考えていたら、
上流に振り込んだ仕掛けが真横を通過した辺り、目印に変化が。

アワせます。
すぐで返す手応えは、どうだろう、6寸程度かな?

しかし・・・お魚は走り出します。
上流へ下流へ、次いで護岸壁へ、取って返して手前へ。

「違う、こりゃ、6寸程度じゃない。」

ピ~ンと張った0.3号糸。
お魚に馬力はありますが、でも、それはこの糸の範疇です。
手前に走ってきたお魚の上半身が水面上に。

目の前で刹那に伺えた大きな胸ヒレ、そりゃ泳力もあるわ。
目測8寸以上は間違い無し、よっしゃ!

お腰のたも網に手を掛けたその瞬間、
急に無くなる竿からの手応えと、視界から消えるお魚の上半身!

何じゃ?
チモトが切れたか??

いずれにしてもバラシです・・・
くっそ~、良いサイズを。(汚い言葉ですね、ご容赦を。)


でも、水中糸の結び、目印、錘と、
上から順番に確認しても針先まで異常はなくて、
無いのはエサのミミズさんの半分だけ・・・

針ハズレ?
あれだけ、縦横無尽に走られて??

これでは打つ手なし、かえって諦めが付きますし、
良い手応え、楽しませて頂けました。


<その後は快調!>

川に沿った長~い護岸壁です。
2~3回仕掛けを流したら10mほど上流へ移動して、その繰り返し。



その間、6~7寸のヤマメ、アマゴさんが間を置くことなく。
楽しいです、ありがとうございます、石徹白川。




<上流は林道側にも、似た流れが>

ひとしきり探りを入り終えた後、キャンプ場脇の護岸壁から移動、
その上流のガレ場にて本筋を渡河します。

木曽の末川、飛騨の秋神川でも感じるのですが、
一抱え程度のコケ蒸した岩が多く、滑りやすい上に大岩と違い軽くて、
粗忽者には非常に難儀、慎重な遡行が要求されます。


そんな湿った小岩の集団は生き物の楽園です。


さあ、ようやく渡河も終わり、上流にまた護岸壁が見えてきました。



<快調!その第二幕>

時刻は9:00を過ぎて、まま雲間に日は隠れるのですが、
高く上ったお日様に照らされて、川面がとても眩しいです。
もちろん、そんな時は背中もジリジリと・・・


先ほどのキャンプ場脇の流れと同様、
ここも護岸壁の際、良い流速と深さを併せ持つポイントが。


同じく、数回の振り込みと10m間隔の平行移動、
その繰り返しの間にポカリとタバコを所望する、
小生の自称「カニ歩き戦法」を展開します。


昨年の漁協の巡回さんからのお話では、
ここ数年はアマゴの放流は行っていないとのことでした。

でも本日は挙がるお魚の概ね半分は、良いサイズ・2~3年物のアマゴです。
放流されたアマゴさんが居ついて、きっと繁殖しているんですね。

それにしても、昨年も今年も、いわゆる小アマゴさん、
10cmに満たないような新子には御目文字が叶いません。

・・・釣り人にしては「弱い者いじめ」のように後味が悪くなく、
釣りエサの消費も抑えられ、とても良い傾向なんですがね・・・


引き続き、粗忽・不器用・加えて色気なしのオジサンにも、
良いサイズのヤマメ・アマゴさんが飽きることなく掛かります。




<さあ、今週も新天地へ!>

時刻は11:00です、まだ多少のお時間が。
この上流は未だに未開拓なのですが、確かまた遡行が難儀なガレ場があったような。

まあ、無理のない範囲で、行ってみますか新規開拓へ!


楽しませて頂きました、護岸壁よ、ありがとう、そして、さようなら~。


ガレ場の流れは複雑です。
よ~く観察をして、深場・急流は回避して、上流へ上流へ・・・


遥かに望む白雲と青い山々。
緑の木々と眩しい水面(みなも)。

これぞ石徹白川!
遠くまでやってきた甲斐があります。

・・・よく見ると、川岸にはご同輩がお一人、フライさんです。
こりゃ時間的にも、粘ってもあそこまでかな?丁度いいや。
それに恐らく、退渓口もあるハズです。


よし、この落ち込みを本日の最後としましょう。
その前に、腹ごしらえを・・・


< 内緒の話は あのねのね>

・・・その昔、幼稚園でこんな童謡を習いました。

♬ないしょ ないしょ 内緒の話は あのねのね・・・♬

教えて頂いたのは、きれいなきれいな「すみれ先生」でした。
(しかし我ながら、そんな古いことを覚えているね~。)


「コロナが怖いから、手をよく消毒してから、お昼は食べてよ!」

そんなこんなで、
家内から手渡された消毒用アルコールは「手ピカ・ジェル」です。
ランチ・パックをパクつく前に。

しかしながら・・・
ミミズの針掛けで、手の爪の中は真っ黒です。
果たして、アルコール消毒をしても、意味があるものなのか?

加えて・・・
そんな汚い指先で、絞めたお魚の解体処理です。
真っ黒な人差し指で、お魚の背骨に沿って血合い抜き。

夕食で、おいしい美味しいと、お土産のお魚を食べる家内。
彼女もミミズ、イモ虫が釣りエサなことは承知ですが、
ここまでに至る「工程の詳細」までは知りません。


・・・いやそれに、
毎週毎週で旦那が、川の深みにハマって危機一髪だったり、
落ちたら死んじゃうような岩崖をよじ登っていることなぞ、
彼女は知る由も無く。

家族へも話せない「秘密の出来事」が繰り返される渓流釣り。

♬ないしょ ないしょ 内緒の話は あのねのね・・・♬
ほんと「罪づくり」なことです、渓流釣り。


昼食の後、先ほどの落ち込みで頑張ったのですが、
既に先行するフライさんがお上手だったのか、
無釣果で根掛かりが2回でした。


・・・きっと何でも知っている、山の神さまからの思し召しです。

「もう今日は十分に楽しんだじゃろうに。
 早よう帰って、あげたらどうじゃえ??」(ナゼか名古屋弁)


年に一回の石徹白川釣行ですが、今年も楽しめました。




<データ>
6月20日 石徹白川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
       今年もミミズに軍配でした。
竿     :8.5m 渓峰本流
仕掛    :・針 吉村7号 
       ・錘 B1~B2号
                  ・糸 天井糸 0.6号 3m 水中糸 0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ 7寸 2匹
           6寸 3匹
       ヤマメ 7寸 1匹
           6寸 5匹
       *全リリース
気温    :13~23℃ 
天候    :曇り後晴れ 風
表層水温  :13℃













2020年6月13日土曜日

梅雨入り~ミミズの土入替え





金曜日の残業は宵の口まででした。


軽巡ハスラー号には装備一色、積み込んではありますが、
さて、明日はどうしたものか・・・

家内には、まず夕食だけは済ますと連絡して、会社の近所は豚カツ屋へ。


昨年までは金曜日の会社帰りは車中泊へ直行、
その前にこれまた会社の近所は銭湯で、お風呂と夕食を頂いていましたが、
昨今はご用心、他で夕食だけ食べて、お風呂には入らずです。


・・・若いころの山歩き・登山での一泊は山の中、
当然ですがお風呂は無く、そのこと自体はあまり気にならなかったのですが、
今は一日のお仕事、ミョ~なストレスで掻いた汗は登山のそれと違い、
正直なところ、気分的にサッパリしたいのが本音です。


かつ丼を食べ終えて、スマホで明朝の天気をチェック、
明日は朝から雨模様のようです。

「梅雨入り + 雨降り + 笹濁り= 爆釣り」
今の季節、こんな素敵な「り」で終わる方程式が成り立つのですが、
その一方で・・・

「濡れた衣服 + 疲労と過労(釣りの)・心労(お仕事の)= 風邪ひき・医者通い」
今の時節、この方程式はとても頂けません。

豚カツ屋ののれんを潜り出ると、外は風を伴う激し目な雨です。
残念ですが、家内まで「かえるコール」としました。


早く昨年までのような、ふつ~の日常に戻らないものか・・・



翌朝は軽巡ハスラー号の武装解除、
釣り道具や車中泊の装備を運び出します。

エサ箱に納めたミミズさんは飼育箱のプラ工具箱へ。


エサ箱の中、覆いかぶさったミズゴケをどかして。

少しグロな絵で恐縮ですが、
今年のミミズさんは昨年まで以上に太くて活きが良いです。

釣りに行く回数が少ないことも、
大き目・太めな個体が残っている理由ですが、
この晩春に生まれたであろう、幼生の成育もこれまで以上です。

・・・きっと、今年から始めた米糠のエサが効いているのでしょう。


しかし、その代わり・・・
飼育箱のプラ工具箱、蓋を開けると小バエなのか?何なのか?
ここ最近は小さな羽虫が舞い上がります。


雨で釣りに行けない今週末、
少し時期が例年より早いですが、土の入れ替えとミミズさんを間引くことに。

・・・「間引く」と言ってしまうと、何か残酷に聞こえてしまいますが、
決して殺生する訳ではなく、小さな個体はより分けて箱庭への釈放です。

小さな個体まで、これまた小さく狭い工具箱での飼育はエサの取り合い、
栄養を回して大きな個体をより大きく育成するが為の選別作業なのです。


入れ替える土を米糠と水を加え、混ぜ合わせて作成して、
ここに飼育箱から一匹ずつ、目ぼしいサイズを選別して放します。


・・・先週の吉田川での釣行は、プロの川虫採り師に遭遇、
失礼なことにも小生、そのご老体を勘違いで「ねずみ男」呼ばわりです。

いや、しかし、小バエが飛び交い、ミミズが這いつくばる工具箱、
古い土は何度も何度もミミズに食べられたのでしょう、
粘度があって、まるでミソ・〇ソな感じです。

そこに素手を突っ込んで、一匹ずつミミズを寄る小生。
これも、見ようによっては立派な妖怪「ねずみ男」ですね・・・


小バエ防止に蚊取り線香の燃えカスを最後に入れて、
以上で土の入れ替え作業は終了です。

次回は夏本番、8月上旬くらいかな?



本日は尾張北部でも結構な雨でした。
郡上・飛騨方面もネットで降雨量を確認すると、かなり降った様子です。

・・・どうも、昨夜の決断は正解でした。


明日もまた雨の予報です。
その後は真夏のように晴れて暑くなる様子。

梅雨入りは夏の始まり。
憂鬱な日々が暫く続きますが、その後の「入道雲の季節」が楽しみです。



<渓流風景は庄川支流 一色川より>












2020年6月7日日曜日

郡上 吉田川渓流釣行




今年初めての車中泊は、道の駅 美並 にて。

長良川沿い、自宅から一時間ほどの距離です。
わざわざ車中泊をするほどの距離ではないのですが、
早朝のすがすがしい川の景色に触れるには、
そして、曲がりなりにもサツキマスを狙うには。

でも一番の理由は・・・
もう今となっては、小生にとって車中泊も渓流釣りの一部分、
狭い軽自動車での一泊は、Mな性分には?たまらないのです。

一泊が限界ですが・・・



<早朝の長良川>

サツキマス、と期待を持たせて書いてしまいました。
今朝の長良川、残念、ご機嫌が宜しくなかったようでして、
3時間での釣果はこちら様が一匹だけ。


周囲にはルアーのご同輩が一名、
小生よりも早くにポイントへ入られ、がんばって居られましたが、
タバコかねがね、遠間から伺った限りでは、あまり芳しくはなさそうでした。


梅雨入り前の早朝の河畔、爽やかな乾いた風が感じられれば、
しかし、それだけでも、朝早くにやってきた甲斐があります。


<吉田川 立光橋>

その後、美並の長良川を後にして。
予報では日中、風が出てくるとのこと。
長竿・本流は諦めて吉田川の谷底に向かいます。


せせらぎ街道は立光橋の手前、そこに大き目な駐車帯があります。
ハスラーを留めてから、せせらぎ街道の下を抜ける隧道をくぐり、
吉田川へと続く入渓路を下ります。

渓流釣りを始めた数年前の夏、このポイントに一か月ほど通いました。
今回もその当時の相棒、6m秀渓をお供に。


そのころは吉田川に続く小道も木立の囲まれ、鬱蒼としていましたが、
今ではその木立も切り倒されて、エコロジー・センターなるものを建設中。
むき出しの土斜面、川へ降りる経路もとても明るいです。

・・・薄暗かった数年前の入渓路。
渓流釣りを始めた当初、藪から蛇が出るのでは?
サルやクマが怖くって、と、釣りは橋直下のポイントばかりでした。

しかし、人は経験を積むと、未開の地・知らない事について、
探求心が湧いてきて冒険がしたくなります。

・・・それはそれで自然な心理なのでしょうが、
まま、困った結果を招くこともあります・・・


このポイントも橋の向こう側、
上流へ100mほど登った落ち込みも、今ではテリトリーです。

川に降りた直ぐのこのポイント。
ここ最近で人が居た気配もあり、アタリはあっても小物のそれです。

決断、上流に向かって・・・
崖の岩に這いつくばりながら、慎重に慎重に進むことに。


以前に行ったことのある落ち込みが、進む先に見えてきました。


<吉田川、谷底での怪>

その途中でした。
河原の砂地のある所から人の足跡が。
どうも、先行者が居られるようです、残念。


落ち込みに至り竿の準備をしていると・・・
直ぐ上流の岩場の激しい流れの中、一人のご老体が何やらしゃがみ込んで。



先ほどの足跡は、きっと彼のものでしょう。

しかし・・・
寂しい谷底、小生は躊躇うくらいの厳しい流れの岩場でご老体が一人。
その中央でヘラか何かで岩を撫で、何かを採取されています。
一見すると川虫採り?しかし、周囲には釣りのお道具は見当たらず。

これまでも渓流釣りの最中に、他の河川で地元の方が小魚採り、
罠を仕掛ける作業を拝見してきましたが、今回は少し様子が違います。


よ~く仕草を観察していると・・・


ええ、え~??
採取した川虫なのか、はたまた何なのか、それを口にされています!?

・・・距離があり、また近づけないくらい、激しい流れの中央です。
遠間での小生にはそのように、食べているように、見えました。。。

「いや、これ、ひょっとして・・・
 水木しげるの漫画の世界、ねずみ男系の妖怪じゃないの??」

気にはなりますが、いや、しかし、そんなことは。

いずれこちら側、下流に戻られてくるでしょう、その際にお声がけを。
それに新コロナもあります、あえてリスクを負わなくても。


落ち込みで良いサイズ、お魚が掛かりますが、あまり、その気になれなくて。
もう、即、リリ~スです。



ひとしきり、その落ち込みで探りを入れたのち、
それでもご老体は戻られてきません。


・・・ここから上流は小生は初めての場所となります。
少しおっかないですが、新規開拓、行ってみましょう・・・



<消えたご老体と深みにはまり・・・>

ある時は崖岩に足を掛けながら、ある時は押しの強い流れに贖いながら、
上流へ、上流へと進むのですが、不思議なことに、ご老体のお姿は無く。

・・・それらしい退渓路も、不思議、これまで見当たりませんでした。




奇々怪々な心境、それでも歩みを進めます。


暫く静かなトロ場を過ぎた辺りから、上流にまた良さげな落ち込みが。
釣り座は対岸、吉田川を渡河します。

流れのほぼ無いトロ場ですが、深さはありそうです。
でもまあ、イケるでしょう!イっちゃへ!

ゆっくりゆっくり前へ、徐々に徐々に深くなり。

あと2mくらいで対岸の岩場です。
すでに熊鈴は水没、深度はおへその辺り。

今、乗っかっている川底の岩、そこから先の川底は砂です。
偏光グラス超し、砂地と岩の落差は5cmくらい、かな?

えい!と砂地に足を進めますが、
意外にこれが落差があり、一気に水面は胸元まで!

いかん!
ハイチェスト・ウエーダーの脇から水が中に!

つま先立ちで歩みを進め、どうにかこうにか、対岸の岩場まで。
ウエーダーでの事故、聞くところによると転倒・水没が一番の危険とか。


しかし、この期に及んで粗忽者でアホな小生、
いの一番に心配、頭に浮かんだこと、それは・・・

「胸ポケットのタバコとライターは大丈夫か??」
もう、ほんとにビョ~キ、ニコチン中毒の末期です。。。

その後、このポイントで。





<撤退路は崖のぼり>

時刻は12:00、お帰りの時間です。
さりとて、先ほどのトロ場・深場は避けなければ。

背後の藪は入れそうにありません。
それに経験上、ここらのせせらぎ街道は高所を走っています。

となると、
ここの浅瀬で渡河して、あの岩崖を登るか・・・


写真中央は左側、斜めになった崖を岩登り、
しかし、これも、またムチャな・・・


・・・経験を積むと何が可能で・何が不可能か、
自分の限界点が少しづつですが分かってきます。

しかし本日の釣行はその点、頂けませんでした。
そもそも「危険」には近づくべきではなく・・・

趣味の渓流釣りです、事故はマズいです。
吉田川で覚えた渓流釣り、初心に帰って反省です。


でも、危険を顧みず、突き進めるのは・・・
それは、きっと「ねずみ男」だけですね。



<データ>
6月6日 吉田川 
エサ    :ミミズ
竿     :6.0m  秀渓 
仕掛    :・針 吉村7号 
       ・錘 1号
                   ・天井糸 0.6号 0.5m
       ・水中糸    0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ 7寸 1匹
           6寸 3匹
           5寸以下数匹
       ウグイ 7寸 1匹(長良川)
                  ・全リリ~ス
気温    :17~30℃
       暑かったですが、吉田川の谷底ではそれほどでも
天候    :晴れ
表層水温  :17℃














2020年5月31日日曜日

今週末も 矢作川上流渓流釣行





先回は先週の22日、金曜日に訪れた県内は矢作川の上流、
三密を避けてわざわざの平日、有休を頂いての釣行でした。


行く前は正直なところ、
お外道様もしくは小アマゴさんが遊んでくれれば良し、
とにもかくにも静かな山奥の綺麗な流れ、
そこで癒しが得られれば吉の吉。

そんな気持ちで出かけたのですが、
意外にも良いサイズのアマゴさんのお相手が頂けました。


・・・最後に竿を収めた、激しい落ち込み後の淵。
相も変わらず、ドタバタなお作法は小生の渓流道。
小さな小さなお外道様で締めくくりました・・・

絶対にまだ、あの淵にはオオモノがいるハズ!!
そんな思いと「またぎ」はご法度な今のご時世、
捲土重来は奥三河、今週末も行って参りました。



<残念、淵には先客が>

旧R153の洞門を抜けた駐車帯、
土曜日の本日は既に豊田ナンバーの黒いワンボックスが。

「あっちゃ~、ヤラレたな、こりゃ」

落差のある旧国道から矢作川を覗き込むと、
巨岩地帯にはフライさんが既にお取込み中です。

先週、この川底が巨岩でできたポイントはペケでした。
その少し上流で川は中州を形成しています。

素直に旧国道沿いに流れるルートと、
対岸は中州の向こう側、樹木を分け入った厄介なルートの二手に。
小生が望む淵は樹木を分け入った向こう側です。

・・・問題はこのフライさん、果たして「素直」か?「天邪鬼」か?
旧国道から高見の見物、
タバコを吹かしながら、フライさんの進む道、成り行きを見守ります。

「頼む!素直なお方で、あってくれ・・・」
祈る気持ちでタバコをスパスパ、早くも二本目に火をつけて。

と!
残念、気が付きませんでしたが、フライさんはどうも二人組のようで、
先行の一名が投げる太いラインが樹木の向こう側から見え隠れ・・・

ちっちのち!
今日は他のポイントを探すとしましょう。



<行き当たりばったりの大淵>

R153を根羽方面に進みます。

もう少しで県境の駐車帯、
そこにはお一人、ご老体のご同輩がお着換え中です。
流石に週末の土曜日です、本日は千客万来の感がします。
お邪魔にならないよう、稲武方面に少し戻って。

えいや!の飛び込みは、適当な駐車帯にハスラー号を留めて、
ガードレールの隙間から矢作川に入川です。

樹木を分け入り、現れた矢作川・・・


入渓ポイントの目の前に広がるは、朝日で輝く見事な大淵。


・・・幼かったころのヒロくん(小生です)は、
先ほどのフライさんと違い、とてもとても素直でした。

そのヒロくんも人並みに、人生や年月を重ねるうちに、
少しずつ少しずつ、知恵や経験を重ねて立派な?中年オヤジに。

人は知恵や経験が身につくと、真正面からではなく、
物事を斜め横から、斜に構えて見てしまうものです・・・

「いきなりの飛び込みで入った場所が、これ見よがしの大淵って?
 ンなモン、釣れるわきゃね~だろ!
 世の中、そんなうまい話があるモンか、トロくせ~!」

・・・人生・年月を重ねると、言葉も悪くなりますね。
幼稚園に通い出した甥っ子を見ていると、まさに・・・


神に見放された今週末の粗忽者は、それでもこの淵の際で糸を結わえます。


「これは、まぐれじゃて、まぐれ!」


「いやいや、世の中、そんなハズは・・・」


「いや、しかし・・・」


「・・・ひょっとして、神さまって、ほんとに居るのかも」

人生を斜に構えるオヤジ、
その病んだ心を悔い改めさせる清流 矢作川です。



<生きているルアーに反応>

何なんでしょう、この大淵は??もうポコポコの釣果。

ミミズのエサに淵底でアタリが。
暗い淵底でキラリ、掛かったお魚の銀影が翻ります。
そのお魚を引き込むと、その後を追いかけて、新たな銀影が3つ4つも。

それはまるで、掛かったお魚がルアーでもあるかのように・・・

ここは管釣り場かいな??
神さまの思し召し、大当たりの大淵です。


しかし、そんなに多くのお魚がいる大淵でも、
振り込めば必ずヒット、という訳でもなく。

「エサがミミズだけでは・・・よし、川虫を採ろう。」

淵から流れ下る分流で川虫を採ります。


まま、斯様な小さなお魚も川虫と一緒に。


さあ、がんばってちょ~だいな、川虫ちゃん。


う~ん、思った通り!



<ポイントが大事な矢作川?>

ひとしきり、この大淵で粘ったのち、
と言っても、気が付いたら既に11:00前でした。

いえ、実は・・・
お魚をリリースする際、ジャケットのポケットを閉め忘れ、
しゃがんだ拍子にプライヤーを淵にドボン、それを取るのに一苦労。

淵の対岸に行くため矢作川を渡河、一旦、竿を仕舞う際に糸絡みを。
その渡河も押しのある矢作川の流れです、慎重に、慎重に・・・

今週末も粗忽者は、本業以外に大きく時間を取られました。


大淵から下流にさかくだり、
R153の橋の下でもがんばったのですが、そこで挙がるはお外道様ばかり。


先週と今週の様子より、良いポイントを抑えると、結果、よろしいようで。
・・・矢作川に限らず、そりゃ、どこでも一緒かな?


でも、それからすると小生、先週・今週と、とてもラッキーでした。



まだまだ自粛すべきは新コロナです。
宣言・移動が解除されても、これまでのようには行きませんね。
注意・配慮を重ねながら、それでも、それなりに楽しめられれば、かな?

仕切り直しは再出発、細々と旅は続きます。





<データ>
5月30日 矢作川 
エサ    :川虫、ミミズ
竿     :7.0m  渓峰尖 
仕掛    :・針 吉村7号 
       ・錘 1号
                   ・天井糸 0.6号 1.5m 水中糸 0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ 26cm 1匹(お持ち帰り)
           7寸   3匹
           6寸   6匹
       アブラハヤ5寸   2匹
気温    :14~20℃ いい気候です
天候    :晴れ後曇り
表層水温  :16℃