2020年8月12日水曜日

夏ヤマメ~庄川・六厩川釣行




庄川への到着は日が傾きかけた15:30、夕まずめ狙いでした。

つい先々週、梅雨は明けたのですが、暦の上ではもう秋。
ご挨拶も「残暑、お見舞い申し上げます」です。

それでも河原に降り立てば、日の当たる場所ではこの時間でも汗が。

西からの厳しい夏の斜陽。
それを木立が防いでくれる日陰のポイントでは、
流石にここは荘川です、川面を抜ける風が心地よく感じます。

遠くのセミ時雨とせせらぎが涼し気に聞こえる夏の夕方。



<土地の人にご挨拶>

いつも庄川では五連水車が目印、お蕎麦屋さんの裏手で主に竿を出す小生。
旧荘川村を流れる庄川、長い区間を有するのですが、いつも主にそこで。

この辺りならダム湖である御母衣湖からのサシモノも、
はたまた、
川幅があり川の対岸は深さ・速さもあり居着きのオオモノも。

和洋折衷じゃないけれど、
良いとこ取り・スケベ根性を駆り立てるポイントなのです。
こんな腕前の小生ですが、それでも、そこで過去に実績があり・・・


でも、今回の釣行は、あえてそこを外しました。

つい最近は7月にも伺っています。
また、機会が少ないであろう今年の漁期、新規開拓の心も疼きます。
それに、あそこはアユ師銀座でもあり・・・


いっそかなりの上流へ、と思って行ってみたのですが、
残念、この時間でもご同輩・アユ師らしき駐車車両が数台。

踵(きびす)を返してそこから下流へ。
毎度の如くは行き当たりばったり、何でもないあぜ道から庄川にアプローチします。
その途中、路肩は軽トラの横で農家さんが農具の手入れを。

・・・きっと、このあぜ道と周囲の畑の持ち主でしょう。
時節柄、かなり距離を置いて、お声がけのご挨拶を・・・

「すみません、魚釣りなんですが、
 そこに車を置かせて頂いて構わないでしょうか?」

「ああ、エエですよ、鑑札を持っとりゃ、エエですよ。」

こんな昨今ですが、ありがとうございます。
即でのご快諾、ご厚意に甘えて川沿いは土手の上、
納屋らしき建物の横、日陰にハスラーを停めさせて頂きます。



<落ち込み後の深場にて>

土手を降りての直ぐにある淵。
毎度、セリ出た木立・枝木がクセ者です。
竿7mに4.5mの水中糸のみを装着、チョウチン気味で開始します。

木立の向こう側から西日がチラチラ差し込みますが、
淵は日陰にとっぷりと隠れ、深い川底は見通しが効きません。


土手の上での着替えは汗だくでした。
でも、川に降りれば涼しい風が吹き抜け目印が揺れます。
お空には抜けるように青空が高く、まま、もくもくと入道雲が。

2~3投目かの後、セリ出た枝木を回避のため、
竿先を下げ、また上げた瞬間、アタリです!
・・・と言うより、既に掛かっています、お魚が。

頭上を過行く雲や頬を伝う爽やかな風に感じ入っていた手前、
少々、油断していましたが、これ、かなりの、引きの具合かと。。。

薄暗い淵底で翻る銀影、その加減からもオオモノです、いきなり!

短めの糸ですが、お相手の重量があるためなのか、
竿の全ズームともう一本を縮めて丁度の取り込み姿勢に。
河原にしゃがみ込んで、たも網を準備、水面を慎重に滑らせます。



納まったのは庄川特有、
スリムで長細く尾ひれの大きい、パーマークの無い銀チャン!

も~う、端正な顔つき、お久しぶりです。
きっと湖からの遡上モノでしょう、尺はあるかな~?

・・・でも、ごめんなさい、針はしっかりと飲まれて、お粗末!


<のんびり、夕まずめの庄川散策>

夏ヤマメ 一里に一匹、と言われます。

早々と今夕の勝敗は既に決しました。
あとは、のんびり、新規開拓の散策釣行です。


ゆっくり、夕景を収めながら、糸を垂れながら、川をさかのぼります。

これ以上の釣果を・・・
などという、イヤらしいスケベ根性は封印して。



その後、川から上がり着替えを済ませます。

帰路、あぜ道の途中では、先ほどの農家さんが草取りを。

「どうでしたか?」

その問いかけに遠間から、改めてのお礼と尺上一本の釣果(この時は未確定でしたが)、それを伝えて後にします。


庄川と一色川の出合い近辺。

日暮れ時の庄川。
東を向けば空の蒼が水面に映り込み、
西を向けば沈みゆく夏の夕日に照らされて。

・・・とても、きれいです。





さあ、翌朝は六厩川です。
今宵は持参したカップ麺を車内で頂きます。

陽がとっぷりと暮れてから、
ハスラーは車中泊サイトを目指して、
R158は軽岡トンネルを抜けるのであります。


<車中泊の翌朝>

今回もトイレだけが併設された駐車帯での一夜です。
標高が1,000m近くあり涼しい夜。
LINEでの家内情報では、尾張北部は熱帯夜とのこと・・・
申し訳ないです、ハイ。


寝るときは小生のハスラーが一台こっきりでしたが、
翌早朝、目覚めると春日部ナンバーのステーション・ワゴンがお隣に。

起き出してきたのは20代は中頃の青年でした。
洗顔で水場に向かう途中で話を伺うと、郷里の福井まで帰省の途上とのこと。
難しい昨今の状況、みなさん、知恵を絞っての行動ですね。


朝食を頂き、お勤めの後は、
小生にとっての秘境、林道深く六厩川へ向け出立です。


ここ4年ほど毎年訪れる車止めから奥への六厩川ですが、
斯様な辺鄙・辺境な山奥にもまず毎回でご同輩が居られます。
皆さま、概ねはこの車止め近辺での釣り。
でも、今年はその車止め、一台も駐車車両がありません。

・・・人の心とは誠に勝手なものでして、
居るとなると「しまった、先を越された」でして、
居ないとなると、これはこれ、さて、とても心細いもので。

いずれにしても、来てしまった以上、ここは、行くしかありません。
装備一式をまとめ、今年もまた単独での山河釣行です。


予報では雨の心配は無いとのこと。
まま雲が広がるそうですが、気温は正午で30℃近くに。

水や食料は十分、でも、無理は絶対に禁物の「一人世界」の冒険釣行、
退渓時刻は暑くなる手前、11:00と心に決め。

いざ!車止めのゲートを越えます。


<早朝の森茂六厩川林道>

例の如く、クマ避けには大音量で携帯スピーカーから行進曲を。
渓谷に「荒野の七人」「大脱走マーチ」「軍艦行進曲」が響き渡ります。
・・・繰り返しますが、小生、決して政治結社のメンバーではなく。。。

林道が大きく山側にカーブ、見通しが悪いです。
そんな所では秘密兵器!フォイッスルを吹き鳴らします。

・・・山間部での細道曲道、車の警笛と同じですね。
ポイントは、如何にクマさんに小生の存在を知らせるか・・・

そんな心配もありますが、そこは誰もいない山奥の朝です。
空気がとてもヒンヤリ、谷間を抜ける風も心地よく、
重装備ですが足取りも軽く快適です。

まま所望する、タバコ(もち、携帯灰皿で)とお茶が美味しいこと!


昨年の入渓ポイントまでは徒歩30分ほどで到着です。
今回はそれより奥、2年前にノンタンさんと一緒に訪れた、
更にここより15分ほどのポイントを目指します。


ぐんぐんと分け入る林道。
道と川面との落差が無くなる入渓ポイントに到着です。



<夏のオオモノを求めて>

昨日と同じく7m竿を選択、でも昨日とは違い1.5mの天井糸を装着。
川幅のある六厩川のこの辺り、思いっきり竿が振れます。


こんな岩場では本日、アブが執拗に追いかけてきます。
防虫スプレーを振り掛け、シャツの襟を立てて。

その岩場の上流・・・見えてきました!
2年前に20cm台後半のヤマメ、イワナを釣った淵が。


しかしながら・・・


何のこっちゃ!?
今朝はあり得ませんが、比較的に新しい、昨日あたりのご同輩の足跡が。。。

・・・車止めからエイこら、都合45分の歩行は努力でした。
もちろん、アマゾンは未開のジャングル奥地ではなく、
現実として小生もこの無人の地に至っています。

しかし、
あろうことか、ここまで歩かれたご同輩が、つい最近で居ようとは(落)。
う~ん、夏の秘境でのオオモノ釣り、暗雲が立ち込めます。


気を取り直して、淵に仕掛けを振り込みます。


ああ、やっぱり、掛かるは小ヤマメさんならぬ、小アマゴさん。。。


それに続くは小ヤマメさんばかりナリ。

「あか~ん、この淵、完全に手が入れられちょるわ。(名古屋弁)」


<六厩川 渓谷の旅>

さあ、ど~するか・・・
限られた時間です、これ以上に川を下れば帰路が遠くなります。
一抹の不安(後で見事に的中します)はありますが、
ここは定石通り、川をさかのぼります。


ザラ瀬はやり過ごし、落ち込み・小淵にのみ的を絞って。
エイコラ、エイコラ・・・歩きにくいを歩き。


それでも、知る限りの入渓点は退渓点でもあります。
途中、林道に登れそうなポイント、あったような・なかったような。
戻ることを考えると、躊躇と邁進、心が揺れます。




的を絞っての振り込み。
でも残念、挙がるのは小ヤマメさんのみ・・・


お!
良さげなポイントです。


日陰・岩陰に流れ込む落ち込み。
対岸の岩壁直下は深め・暗めで、いかにも、って感じです。

しかしながら・・・


いえ、先ほどから気付いてはいたのですが、一抹の不安はこれです。
ここにも、ご同輩の足跡が・・・

どうも小生、昨日あたりに先行されたご同輩、
その方と全くに同じ行動パターン、彼に従って川を登っているような??

結果、これまでも渋めな釣果???
きっと、お上手な方なのでしょう。。。

しかも、昨年の入渓ポイントが視界に入ってきちゃいました。。。
ほんと、よ~歩いたワ。

しかし、これで退路の心配は無用、邁進のみ!
再度、気を取り直して「落穂ひろい」に専念と参りましょう。


<落穂ならぬ銀シャリ>

納めていた竿を伸ばして、
糸をピ~ンとシバいて、
落ち込み横の反転流に振り込みます。

目印が流れに乗って、護岸の直下、最深部に至ったあたり、
目印に僅かな反応が・・・アワせます。

返す手応え、それは意外にもイイ感じ!
すわ、お相手は下流に向けて走り出します!
これが結構な速力&引力、オオモノだ、こりゃ!

糸が切れない程度に竿を制御、走らせ・疲れさせ。
しかし、このお魚、誠に元気です。

上へ下へ、浅瀬に深場に・・・
都合、30秒程度のやり取り、対峙も終盤、挙がってきました。
ムリせず、水面を頭だけ出して、つつつ~と、滑らせます。

当方も、しゃがみ込んで、たも網を水面に漬けて、受け入れ準備。
7m竿に6m糸、大きなお相手に竿を目いっぱい持ち上げて、ネット・イン!


8寸は余裕に超え、9寸弱程度、庄川系のスリムな夏ヤマメ。
胸ヒレの大きさが、引き具合を納得させます。
・・・「落穂」なんて言ったら、叱られちゃいそうです。

吉村渓流の7号針はお魚の口の縁にしっかりと。
良い掛かり具合でした、お魚へのダメージは皆無です。


時刻は10:45。
そろそろタイム・アウトのお時間です。
昨年の入渓点から退渓して、
30分の林道行進を「クワイ河マーチ」の調べに乗せて。


林道の遥か眼下を流れる六厩川。
まだ午前ですが、夏の日差しは容赦なく、まま現れる雲が助かります。

・・・木陰・木陰で休憩・水分を取りながら。
過ぎ行く夏、その景色を楽しみながら・・・


今年の六厩川での小さな冒険、これにて無事終了です。

ひとりこっきりの渓谷での釣行。
それでも、なんや・かんやと出来事が。

この楽しみ、また来年の夏に・・・



<データ>
8月9日  庄川 荘川地区
8月10日 六厩川
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  渓峰尖 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1~1B号
              天井糸 0.6号 1.5m(庄川は無し) 
                  水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :庄川
      ヤマメ 31cm 1匹
      小ヤマメ     数匹
     :六厩川
      ヤマメ 8寸超  1匹
          5寸   2匹
      イワナ 5寸   1匹
      小ヤマメ     数匹
      ・寸表記はリリ~スです。
気温   :庄川
      26~28℃
     :六厩川
      18~28℃ 
天候   :晴れ、まま曇り
表層水温 :17℃ 








2020年8月8日土曜日

ミミズのスカウト



今年のミミズの飼育は良い案配です。

エサに米糠を使用したところ、どのミミズも丸々(太々?)と肥え、
お疲れが見えだす暑い季節でも活きが良いです。


これからの暑い時期はパン箱に水を2~3cm張り、
その中に飼育箱でもあるプラ製工具箱を設置、
自転車のカバーの下はいつも日陰、
熱伝達の良い水で冷却を。


ただ・・・
毎年の晩春・初夏に行うミミズの「間引き」ですが、
今年は少々、間引きをやり過ぎたのか、
はたまた、意外にも好調な?釣果でミミズの減り具合も早く、
シーズンをあと2か月ほど残しているのに枯渇気味です。

「間引き」と申しましても殺生をする訳ではなく、
小さなミミズの幼生はある程度の数を残して箱ごと水洗い、
その水と一緒に箱庭に放つ、というものです。


郡上八幡の釣具屋で春先に仕入れる郡上天然ミミズですが、
夏の暑い時期はそこでもソ~ルド・アウト・・・取れないそうです。

近所の釣具屋で「熊」の名の付く冷蔵物を購入しても良いのですが、
そこは奇人変人、自身も天然でミョ~に拘りのある釣師の小生、
出来る事なら以降も「天然モノ」でイキたいンです。

さて、どうしたものか・・・

「間引きで放した幼生ミミズも、
 時期が来れば箱庭で大きく育っているのでは?
 となれば・・・花壇の土を掘り返してみるか・・・」

思い立ったが吉日、即、実行です。


間引きミミズはいつも2か所に放っています。
まず第一はここ。

冬の燻製づくりで燃え残った木炭・マメ炭も、ここに廃棄しています。
数年前にはトウモロコシ、枝豆もここで栽培していました。
・・・若干の日陰で全くの不作でしたが。。。

早速、大きなスコップで雑草もろとも掘り返してみます。


意外にこれが重労働。
湿った土は重たくて、足でスコップを土に食い込ませ、
よいしょ!と掘り返すのですが・・・


居ました。
雑草の根に絡まった状態で一匹だけ。

飼育箱のミミズも活きは良いのですが、掘り返して直ぐのミミズはそれ以上!
メチャ活きがよく、ぴょんぴょん・くねくねと跳ね回ります。

この作業を繰り返して・・・


ここでは都合3匹の収穫です。
う~ん・・・


次の場所はここ。


毎度でおなじみのアジサイの根元です。
ここは先ほどより日当りがよく、トウモロコシや枝豆もそこそこ育ちました。

芭蕉の句じゃないけれど、兵(つわもの)どもが夢の後、
今は夏草が生い茂るばかりなり・・・

がんばって、掘り返してみます。


ここでの収穫も僅かに数匹・・・


こちらも活きは良いのですが、いかんせん、数が上がらず。

自然界の食物連鎖では最底辺に位置しているであろうミミズさん。
幼生の段階で放たれるミミズは糸状で、数はものすごいのですが・・・
人工的、それでもきっと厳しいであろう箱庭の自然環境。

自然界に存在するミミズさんの密度って、存外にも数が少ないンでしょうね。
それを考えると、プラ製の飼育箱の中はある意味で「異常な世界」かも。
ハイ・カロリーな米糠のエサが効いている所以でしょう。

ヤブ蚊に刺されながら、汗だくになりながら、
都合で10匹程度のミミズの収穫でした。

・・・労多くて、功少なし。
それは、まるで、小生の釣果のような(笑)。


しょうがないですね。
ご近所の釣具屋さんで、冷蔵「熊」印のミミズさんを、
レジ係のきれいなお嬢様を拝顔するついでに買ってきますか。。。















2020年8月2日日曜日

梅雨明け~馬瀬川上流釣行



道の駅 パスカル清見での車中泊、迎えた翌早朝。


その前を通るは、せせらぎ街道です。


ここでの「せせらぎ」の音源、
坂本トンネルを抜けたこの辺りは、馬瀬川の流れからです。

昨夜、休憩で立ち寄った道の駅 明宝は郡上、
そこで聞けたせせらぎは吉田川の流れから。

月夜の谷底から、せせらぎにしては少し大き目な音、
梅雨の終わりの川の流れ、明日の釣果に期待を持たせます。


吉田川は長良川の支流ですが、
馬瀬川は飛騨川(益田川)の支流、行きつく先は木曽川です。

そう考えると、ここは木曽川水系の西の果て。
先週の西野川・末川は東の果てでしょうか。
非常に広大です、木曽川水系は。

あと少しだけ、せせらぎに沿って西ウレ峠を越えれば、
そのお役目、今度は川上川から。
それは宮川の支流、行きつく先は日本海です。

一本の道がつなげる素性が違う3つの流れ。
いろいろな意味で境界上は、ここ飛騨清見なのです。


<お久しぶりです!>

朝4:30、道の駅での周囲が騒がしく目が覚めました。
それでも目覚ましは4:45にセットなので大差はありませんね。

雨の季節もそろそろ終焉。
今日はお天気が良さそうで、皆様、同じお考えなのでしょう。
日の出前なのに、エラくご同輩の数が多いような・・・
少し場所取りが心配です。

そんな中、洗顔を終えて車に戻ると、
「サイドワインダーさんですね、お久しぶりです、車の色で判りました。」
お声がけを頂けたのは、ここ馬瀬川上流の常連&エキスパート、ゆうさんでした。


一番最初は何年か前の春先、長良川と前谷川の出会いで彼女と釣りデート、
その際に、ブログを読んでいます、とご挨拶を頂きました。

その後、もう2年も前になるでしょうか、
最後にお会いしたのは同じくここ、パスカル清見でした。
その際には、先の彼女とはご結婚されたと・・・
良いですね、若い方はこれから夢があって!

彼によると、今年の馬瀬川上流のアマゴ釣りは当たり年のようです。
本日はご友人のお車での釣行、お話から行先は老谷あたりのご様子でした。

今でもこの拙いブログをお読み頂いているようで、
スマホからのコメントが上手くできない、と感想を頂きました。

・・・Google Blogger さん、技術的な問題です、ご対処願いますよ!


ゆうさん、昨日の釣果は如何でしたでしょうか?
弊ブログをお読み頂きありがとうございます。

・・・もう、コメントは良いっから、良いっから!
山の奥での寂しくも激しい川の流れ。
その傍らで繰り広げられる出来事と、しょ~もない釣果&顛末です。
やっている本人はしごく真面目に取り組んでいるのですがね・・・

しがないオジサンのため息です、読んでくれるだけで幸せです。


<馬瀬川 大原~楢谷の渓谷>

ゆうさんとお別れした後、朝ご飯&お勤めの後、
ゆうさんが向かったであろう川下とは反対方向、
楢谷方面に向け川をさかのぼるハスラー号です。

猿飛橋を越えた辺りは大き目な路肩の駐車帯、
釣り道具一式に熊鈴、ナタ、携帯スピーカーを携え、
ガードレールの向こう側、ゆっくり・ゆっくり熊笹をかき分け河原へ。


本日の馬瀬川、雨期の終盤はお天気はよけれど、水量は豊富です。
蜘蛛の巣もイヤになるくらい=最近はだれも来ていない。

・・・ゆうさんの言われる通り、本日、期待できそうです。

早速、橋直下の淵から。


直径27cmは小生のチンケなたも網、その枠を超える9寸モノが。

ここから、本日は行けるところまで、お時間の限り、さかのぼります。

深い渓谷、この谷間にも少しずつ、陽が差し込んできました。
青い流れ、その脇をエイコら、岩を登り降り、腰まで水につかり。
それでも、暑さは全くなく、気分はサイコー!
きっと、イオン効果かな??

小場所からも、間を置くことなく、飽きのない程度にお魚が。



こんな激しい流れは、対岸の岩陰、緩め・静かな狭所を狙い撃ちです。


<土曜日 午前のお楽しみ>

まま、渓流釣りの楽しさは?の質問を家庭で、職場で受けます。
ご同輩各位も「楽しみ」があるから、渓流釣りを為されているのかと。

でもこれ、考えてみると人それぞれなのかも?

言わずと知れず、渓流釣りは釣りです。
・お魚をたくさん釣りたい
・数は良いからオオモノを釣りたい
・もち双方、オオモノが多ければ吉
などなど・・・


釣りなので、お魚が釣れる・釣れない、は大きな要素かもしれませんが、
渓流釣りを為される方は、意外に斯様な方も、多いのではないでしょうか?

・癒されたい

エエ歳こいたオジサンが突然に何を言い出すのか、
フっと、笑いを吹き出す方も居るかもしれません。

癒されたかったら、今のご時世ではとても危険ですが、
名古屋なら栄の錦辺りに繰り出せば・・・
そんなご意見もあるでしょう。


それも「癒し」のひとつなのでしょうが、
こう、なんと申しましょうか、ちょっと違うンです・・・

お天気の良い初夏から初秋の午前、
何も考えずに釣り糸を垂らす、
誰もいない山奥の河原で。

聞こえるのは・・・川のせせらぎのみ。
(実際は意識の指向が違うため、聞こえているのか・いないのか)

ふと、我に返ると、せせらぎに心を委ね、
青と緑と白が基調の世界に身を置いて、
お茶をちびちび、煙を登らす自分がいる・・・


前夜から泊まり込んで、童心に帰って心はワクワク。
チョットだけ危ない世界、でもとても素敵な川と渓谷。

そこで、自分で組んだ仕掛けで、叶うことなら大きなお魚に挑み、
結果は糸を切られて、川の流れで尻餅ついて、ははっは・・・

大袈裟かもしれませんが、生きている、とうい実感が湧くンです。
そこに「癒し」を感じるのです、小生は。

各位は如何でしょうか?



<蜘蛛の巣に、してやられ・・・>

しかし本日は至る所に蜘蛛の巣が。
釣り糸に、釣竿に、はたまた顔面に、しつこいくらいにまとわります。

チョウチン釣りは頻繁に竿を伸び縮みさせ、
枝木に糸も取られ張り直しも茶飯事です。
加えて、本日は蜘蛛糸の除去作業も・・・

あれ?
竿の一番節、穂先が収納できません。
クっ、と力を入れて穂先を押したら、ポキっ!

ありゃ!しまった、ヤってまったワ(名古屋弁)。



次週のお盆休みは釣行作戦が目白押し。
それを前にして、主力戦艦は「渓峰尖 7m」が戦線離脱・・・

悲しきは粗忽者の性(さが)、
修理出費もさることながら、こりゃ、ほんと、痛いな。。。

お時間もお昼少し前、残念ながら今週のお楽しみも、ここまでです。



釣りを終えて装備をまとめ、いざ、チョットだけ危ない渓谷からの脱出です。
滑りやすい土斜面、引っ掛かりの無いウエーディング・シューズ。
一歩一歩、熊笹をぐわしっ、と掴んで慎重に登ります。

ガードレールに手が掛かり、あと一息。
OK、ようやくの退渓です。

斜面を登り切った、せせらぎ街道。
その路肩が暑いこと、暑いこと・・・
数m下は馬瀬川の河原とのエラい違い!

帰路、東海地方の梅雨明けをラジオで知る小生でした。



<データ>
8月1日 馬瀬川 
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  渓峰尖 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1B~2B号
              天井糸 0.6号 1.5m 
                  水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :アマゴ 28cm   1匹
          27cm   1匹
      ・以上はお持ち帰り
          8寸     1匹
        6~7寸     2匹
      イワナ 6寸     2匹
      小アマゴ・小イワナ  数匹
      ・毎度、寸表記はリリ~ス
気温   :16~25℃ 
天候   :晴れ
表層水温 :15℃ 









2020年7月25日土曜日

明けない梅雨~木曽 末川・西野川釣行



先日の「海の日」はお仕事だった小生。
残業を終えての木曽路の北上は、所によっては小雨がパラパラと。
それでも新地蔵トンネルを越えてからは霧が主体に。
気温は17℃、とても涼しいです。

・・・トイレだけが併設された、路肩のパーキングでの一夜。
エンジン音が気になって距離を置いてですが、
お休みされる長距離トラックは遠方の他府県ナンバーです。

小生もそうでしたが、お仕事、おつかれさまです。
そして、お休みなさいませ・・・


木曽御岳山の麓は開田高原。
池ノ沢パーキングでの車中泊の翌早朝、西の空は黒い雲で覆われていました。

なかなかに明けてくれない梅雨。
今回の釣行は車中二泊を予定ですが、
まあそこは、場に応じて「臨機応変」に・・・ムリは禁物です。


<早朝の末川はご同輩で盛況>

昨夏と同じ行動パターンは、まずは末川から。
渡合の集落はその外れ、把之沢川と末川の出会い近くに掛かる橋の上、
眺める末川はやっぱり増水です。

それでも、土手下の石河原は僅かに存在。
やってやれない雰囲気ではないですが、
さて、対岸の石河原へ、どのように辿り着こうか・・・

昨夏は浅瀬を渡河しましたが、本日はとてもとても出来そうになく。


おまけに、水面から顔を出す小さな河原、
仮にそこへ降りられたとしても、ワン・ポイントのみです。

「もう少し、他の様子を見てみるか・・・」

末川沿いに走る村道をその上流に向けて、ハスラーはゆっくり走り出します。

その途中、それらしいポイントの近くには、既にご同輩のお車が。
長距離トラックとご同様、みなさま、遠くの他府県からお越しの様子です。

「こりゃ、分け入る隙もないな。」

それに加えて・・・
徒歩で通りかかったルアーさんから、
車でゆっくり移動されるご同輩はわざわざ窓を開けられて、
みなさまのお話からすると、総じて本日の末川、
水が多すぎで釣果は今一つとのこと。

本日の小生のモットーは臨機応変です。
「ここは一旦、パターンを変えようか・・・よし、先に西野川へ。」


<林道深くは西野川>

そこから車で10分ほど、西野川は柳又の集落外れへ。


末川に比べて川幅のある西野川です。
釣りが出来そうなポイントは、まだこちらの方が多いような。

・・・熊避けに、防水携帯スピーカーで大音量にて行進曲を掛けながら、
エセ政治結社の釣師は、寂しい朝の林道を一人テクテクと歩きます。
しかしこれ、見ようによっては熊より怖い異様な光景です・・・


藪を漕いで降り立った西野川、それでもこの激しい流れです。
めったやたらに仕掛けを流しても、釣果に結びつくとは思えず。

臨機応変、川をよ~く観察して・・・

「本筋はさすがのお魚も、泳ぎ疲れるような勢いか・・・
 ひょっとすると、こんなところでお休みされているのでは?」


本筋が岩盤に直撃、その岩盤の裏側は流れが緩やか。
深さもあり、まま反転流も。
その下流は遠間から、7m竿6m糸をフルに活用して打ち込みます。

岩盤裏の直下に投入された仕掛け、一旦はゆっくりと下流へ。
ある所から反転して、岸沿いをこれまたゆっくりと上流へ。
どうもここで、洗濯機のように渦を巻いている様子です。

一周終わって、またゆっくり下流へ、
本筋の白波との境界近辺・・・予想は的中、アタリです!

くくくっと、良い引き具合は20cm台後半でしょうか?
しばしの慎重なやり取りの後に。


その後も、同じ場所、同じ手口で。


手応えは控えめですが、引き具合はより重めで。
今度はサイズUPのイワナさんでした。

川が湾曲、その内側は対岸、表層の静かな水域からもポツポツと。


時刻は10:00、雨の降り方が少し激しくなってきました。

当初からカッパを着込んでの歩行・釣行ですが暑さは感じられず、
まだ疲労感もありませんが、集落から離れたこのポイント、
大事を取って、一旦、ここは引くことに・・・


<再びの末川、短期決戦>

車中での暫くの雨宿り。
予報では本日、午前早くは曇り、
昼少し前くらいから本降りのハズです。

降り方が小止みになりました。こりゃ、急がねば・・・

朝一番は込み合った末川ですが、ご同輩各位も何名かは、
そろそろ一仕事を終えられたのでは?

そんな予想から、また末川へ。


川霧でかすむ末川。
予想通りです、ご同輩のお姿は皆無、
朝一番のポイントから少し上流、その場所は流れがのっぺりです。


それでも浅瀬が中心、まま中州も顔を出し、対岸には増水・激し目な流れが。

・・・さあ、腕が鳴る鳴る!
各位の「落穂ひろい」と参りましょう!

先の西野川での戦法、
本日は激し目な流れの間に佇む、緩め・静かな水域に的を絞って。


対岸の樹木下、イヤらしい場所ですが、それらしき水域を。
狙いを定めて、7m竿のサイド・スローで枝木をかわし、仕掛けを送り出します。

やっぱり、こんなところに潜んでいます、お魚ちゃん達!


心理的も面白いですね、ご同輩各位の「落穂ひろい」!
ほんと、イヤらしい性格です、小生は。。。


<読みは当たれど・・・>

激流に混じっての静かな流れ。
手前側は堤防直下は明るくて浅目、ご同輩の手も入っているでしょう。

狙いは対岸の樹木下なのですが、
竿の届く範囲にそうそう存在するモノでもなく。

堤防の降りられる場所を降りて、釣って、また登って、移動して・・・
この繰り返しは疲れますね。


そんな中・・・


きっと普段はトロ場なのでしょう、増水の本日は良い流速と深度の区間が。
ここ、堤防を降りてから暫く川通しが必要でした。
各位の竿抜けであることを祈願して。

対岸のセリ出た枝葉が本当に厄介ですが、
ここもまたサイド・スローで慎重に・・・

それでも、粗忽者の繰り出す戦法・お作法です、
数回に一回は枝木の餌食に、
気を取り直しての張り直し、
直後は気が前面に行き過ぎ、
結果、背後の葦に・・・イヤんなっちゃいます。


しかし、何投目かの後、アタリです。
アワせの直後は川底で翻る銀影、それは小さく見えて6~7寸・・・

ところが、意外にもこれが重たい手応え、
みるみる内に川底へ、そしてピタリと定位します。

「そんなバカな、あっても7寸程度だろ?」

そのハズなんですが、竿を立てても微動だにしないお相手。

根掛かりでは?とも一瞬、思ったのですが、
竿先から伝わる、紛れもない生体反応。

しばしの対峙。
しかし残念、細糸0.3号が限界を迎えます。


回収した仕掛け、それはチモトからプツリ。

一匹掛かれば似たサイズが周囲に居るもの。
バラしたお相手は諦めて、そのお隣さんを期待して続けるのですが・・・

本日の増水・冷水の末川です。
足から伝わる冷気で、勢いのある流れの中、徐々に踏ん張りが利かなくなり。

オマケにお空にも黒雲が広がり始め、無念、ここが潮時。


お土産には好都合なサイズのお魚達ですが、
サバくお時間もなさそうで、臨機応変、もうリリ~スです。。。

川から上がり、ハスラーのハッチバックを開けた直後、
誠に小生、悪運が強し!・・・ざ~っと、本降りに。


車内で着替えを済まして、スマホで確認するは明日のお天気。
ここも残念、明日は激しい雨の予報、二泊は諦めて撤退としました。


長引く梅雨ですが、ようやく次週には明ける予報です。
梅雨が明けると暑さも本番、標高の高い釣り場に限りますね。

次回はじっくりと二泊して、また来てみたい木曽の渓でした。


<データ>
7月24日 西野川・末川 
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  渓峰尖 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 2B号
              天井糸 0.6号 1.5m 
                  水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :アマゴ 8寸     1匹
          7寸     1匹
          6寸     3匹
      イワナ 9寸     1匹
      小アマゴ・子イワナ  数匹
気温   :18~21℃ 
天候   :曇り・小雨
表層水温 :14℃ 冷たい!