2022年10月9日日曜日

尾州半田 赤レンガ倉庫

 

渓流釣りもシーズンが終わり、今年の10月の第二週は三連休です。

世間様の旗日には余り関係の無い弊社休日なのですが、
この週末は小生も珍しく三連休。

・・・そんな週末に限って、
お天気は後半の日曜・月曜と下り坂、
加えて日曜の早朝に団地公園の清掃当番なのです。

ここはもう、致し方なき事、と諦めて、
土曜午前は名古屋まで年一回のお墓参りへと。

その午後はシーズン中は「ほったらかし」の家内への孝行?
少しだけ遠出は愛知県内、海が見たいから、と知多半島まで行ってきました。


中部空港のある常滑市、その東側に位置するは半田市です。
常滑が伊勢湾側なのに対して、半田は三河湾側の港町になります。


明治以降は近代日本の創成期、
新橋~横浜間に初めて鉄道が敷かれました。

その後の鉄路展開は東海道本線を作るにあたり、
海路での資材運搬を目的に武豊線が本線より早く完成、
半田より少し南は武豊港と名古屋を繋ぎました。

そんなJR武豊線と名鉄河和線に挟まれた半田市住吉町、
その昔は海運・鉄道で物流の要衝だった地区、
そこに赤レンガ倉庫が残っています。


お酢のミツカン、お酒の中埜、
半田には醸造を商いとする幾つもの会社が昔から。

この赤レンガもその昔、カブトビールの醸造所だったそうです。


遠目から見ると古い赤レンガの建物、
失礼ですが若干、何となく不気味な感じ、が。

でも、近づいて拝見してみると・・・

とてもオシャレ~なたたずまい。

中はビールが飲める明るいカフェにみやげ物店、
そして展示館がありました。

たまたまですが、
ここでオルゴールの展示会が開催されていて。

・・・近代の古い建物、
それに同じく中世~近代のオルゴールは合いますね。
お仕事柄からも斯様な機械系、嫌いじゃなくって・・・


展示室の外はビールの飲めるカフェ、
その入り口に円盤型のオルゴールがありました。

・・・多分、展示会への客寄せのためでしょう?


オルゴールと言えば、
筒状のシリンダーからピンが顔を出し、
このピンが回転で櫛状の板バネを弾いて音を奏でる・・・

そんな機構が一般的なのものの、
この日の展示会での説明で、後で初めて知ったのですが、
歴史的にはこの円盤・レコード型がシリンダー型より新しいそうなのです。


展示会の本編では、小生のイメージはシリンダー型のオルゴールが。

”行こう 行こう 火の山へ・・・” 
幼稚園では綺麗な「すみれ先生」、彼女の「お歌の時間」を思い出します。

でも、先のレコード型より、
こちらの方が精巧・緻密な感じがするのですがね。

下の扉の中には他の楽曲用に、幾つかの交換シリンダーが収納されて。

・・・時代の進歩、
レコードの交換の方がシリンダーの交換より、きっと簡単なのかな?


展示会の説明紹介ではオルゴールだけに留まらず、
その後の蓄音機やエジソンまで説明がなされ、
圧巻だったのがこの「自動演奏器」です。

もう、レンガ倉庫内に響く、ものすごい音量!

時代は進み、ゼンマイ動力にてピンで板バネを弾く、では無くて。

動力源は電動機、1.5kWでした。
アコーディオンにて笛を吹き、太鼓やシンバルを強烈に打つ。

同じ楽曲を何度も奏でる、そこはオルゴールと一緒・・・


赤レンガでのオルゴール演奏を楽しんだ後、
到着が遅かったこともあり、半田の町は既に夕刻でした。

海が見たい、の家内からのご要望、
陽が沈み行くは運河まで足を延ばして。

お酒の飲めない、ゲコな小生なのですが、
醸造が作り出すあの独特な香り、嫌いじゃないですね。


運河全体が、そんな香りに包まれるような・・・


折角の三連休も、お天気が良いのは本日のみ。
それでも秋の短い一日、のんびり出来ました。




















2022年10月2日日曜日

ガマン出来ず・・・秋神川渓流釣行

 

終わり良ければ総て良し。
どこかで聞いたようなセリフで締めくくった、先週の馬瀬川釣行でした。

いえ・・・
あの時は、そのつもり、だったのですが。

いけませんね、今シーズンの渓流釣行、
諸事とは言え後半は車中泊なしの午前のみ釣行でした。

こう、なんと申しましょうか、言ってしまえば不完全燃焼なのです。

いつもの回りくどい言い訳、それはこれくらいで。
本当のシーズン最終日は9月30日、前夜から行って参りました。


<冷え込んだ前夜翌朝>

今回のプラン、
前夜は29日から車中泊(もち、業務後)、
翌日の30日は朝から夕方まで、久しぶりの「どっぷり」釣行。

でもって、その晩は民宿でゆるりとご一泊、
翌日1日の釣行は既にご法度が故、
のんびりと南飛騨の秋を満喫しながらの「豪勢なプラン?」なのであります。


しかしながら・・・
神さま・仏さまは良くご存知で、
皆さまがお仕事に励む平日での釣行です、もう、即、天罰が。

秋神温泉はその横の「ポツンとおトイレ」はその駐車場での車中泊、
キラキラ光る満天のお星さまの下は見事な放射冷却現象、
翌朝の気温は9℃・・・冷え込みました。

寝袋に厚手の毛布を掛けての車中泊は用意万端、
眠る事自体は寒くは無かったのですが、
冷え込んだ翌朝は朝からの快晴、これは釣果にきっと影響が。


そんな中、
朝食にカップラーメンを車外で頂いていると、
恐らくは秋神温泉の関係者、
農作業に向かわれる途中でしょう、朝早くからお声がけを頂きました。


・・・斯様な寒い山の中のトイレ前、
酔狂にも湯気を立ててズルズルと麺を啜る変質者、
きっと釣り人だろうが、こりゃ、声を掛けた方が良いのでは、のご判断から?


この方のお話によると・・・

アマゴは既に産卵期を終えて釣るのは難しい、
イワナはこれからが産卵期で、上流や支流に向かうはず。
トイレ裏の淵は狙い目も、短竿・短糸にてアプローチは慎重に。
イワナも盛期より食が細くなっているから難しい、
それでもミミズよりブドウ虫がベター。


・・・年上の同性にはご親切にされ、
ご妙齢の異性からは見事に冷たくあしらわれる、
今回も小生の「生まれ付いた星の元」、それに感謝です・・・


<トイレ裏は空振り>

早速にも装備を整えて、一枚上着を着込んでの出陣です。

ヒンヤリとした渓流、
そこに静かに朝日が差し込み始めます。

アドバイス通り、淵へは慎重にアプローチ、
しかしブドウ虫のエサで岩裏・淀みをピンポイントもアタリなく。

・・・先週の馬瀬川上流、
これでそこそこ釣果が重なりました。
しかしながら、昨日の好調が今日は続かない渓流釣りです。

一週間の時間差、
ましてや今朝の冷え込み、
そして見事なまでの秋晴れの快晴。

同じ南飛騨でも、やはり秋神川の上流、若干それより標高も高く、既に時遅し!?
小一時間粘りましたが、ここが引き際と思え、今回もここより下流へ。


<毎度、秋神川は胡桃島近辺>


今回は「くるみランドEVオートキャンプ場」、
管理人さんらしき方にお声がけをして、この裏から入渓させて頂きます。

先ほどのトイレから2~3km下っただけですが、
頭上が開けて青空が眩しい渓相です。

水量の多い本日の秋神川、
瀬の終端は落込み前、浅場を幾度も渡河して上流へ釣り上がります。

・・・掛かるお魚はご健在!
しかし、小アマゴさんばかりナリ。
それでも、それが重なれば、いつかは・・・


昨年に泣き尺アマゴを釣り上げた、胡桃島林道の橋が見えて来ました。

意外と川沿いに枯れ沢、増水時の分流があり、
素直に川のさかのぼりが可能なこの近辺、
昨年は雨の中で気づけませんでした。

・・・通えばいろいろと見えて来ますね、同じポイントも新鮮に思えて。


ただ今年は、「泣き尺」どころか「塩焼き」さえ、御目文字が叶わず。


秋晴れは青空の下、
川面を流れる風も、冷たさが抜け、いつしか心地よく。

掛かるお魚はおチビさんばかり、
撮れる写真は素敵な川の風景ばかり。

秋の一日、あくせくしても詮無きこと?
いつの間にか、それでも良いような気がし出して。

・・・とにかく、本日は、どっぷり、浸りたく。


徘徊の歩みを止めて、河原での昼食も久しぶり。

ランチパックに菓子パン。
青空の下、これがナゼか美味いんです。


本日は幾度目でしょう?
上流にまた落ち込みが見えて来ました。

しばらく、この落ち込み&淵で粘るも、
ここも、やはり、釣果は小アマゴさんばかり・・・



<陽も傾いて参りました。>

本日はここまで、本当によく歩きました。
それでも、夕まずめに向けて、もうワンチャンス。
大きく秋神川を車で下ることに。

かつての秋神川のランドマーク、
桑之島の堰堤は2年前の水害で流されてしまいました。

川の流れ、その力は強大です。

今年のその様子は・・・

未だ懸命に工事中・・・
まだまだ復旧には時間が掛かりそうです。
それでも、この直ぐ下流では地元の方でしょう、釣り師さんが。

小生も堰堤のあった場所から、今しばらく下流のポイントへ。

山に陽が隠れるまで、どうでしょう、小一時間くらい。
本当にホント、今シーズンは最後の竿出しを。


と言いましょうか・・・
釣果より沈み行く秋の夕日に思いを馳せて、
もう、写真撮影が優先だったりして。

だって、底抜けに綺麗なんです・・・


最後の釣果は如何にも小生らしく、
お外道様は生きの良い大ウグイさんでした。。。


<翌日はゆるり、林道ドライブ&トドメの温泉!>

日暮れ間近まで釣り糸を垂れた後、
二年ぶりの西洞川沿いは民宿に入ります。


女将さんもワンちゃんも、お変わりなく元気そうでした。

ここの常連で以前に宿泊が何度か一緒であったヨシダさん、
一昨年に体調を崩されたと聞き及んでいましたが、
女将さんのお話ではヨシダさんのご友人、
昨日で宿泊され、そのご様子はご快癒に向かわれているとのこと。

流石にまだ、ここ秋神川までの釣行は叶わないようですが、
お元気にされていると伺い、何よりでした。

・・・よく歩いた?本日の釣行です。
夕食後はバタン・キュ~で熟睡・・・


翌朝は10月1日、既に禁漁期間。
ゆっくり目に宿を立ち、帰路は濁河温泉方面へ林道を登ります。

今シーズンも夢を求め幾度か、このような林道を走りました。

林道を登りきると標高は1,500m、
久しぶりに訪れるは「御岳パノラマライン」です。

この細道を鈴蘭峠、飛騨小坂に向けて。
途中、展望台から望む御岳山。

・・・正直なところ、この大平展望台からの眺め、それはイマイチ。
展望台直下の木々、その背丈が延びてきて。

今少し、御岳パノラマラインを鈴蘭峠に向けて走り、
名も無いカーブの駐車帯、そこからの眺めの方がベターです。



時間は午前中なので御岳山は青く山影が見えるだけ。

もう少し季節が進み、
ひと雪降った後の小春日和は晴天、しかも西日は夕暮れ時がオススメです。

・・・この御岳山は裏側・東側の西野川に末川。
今シーズンは残念、一回のみの釣行でした・・・


鈴蘭峠を下って、飛騨小坂は「ひめしゃがの湯」へ。

今回の釣行、愛知県民の小生も県民割で民宿代は半額、
また「岐阜旅コイン」も頂けて、ここでの温泉代は浮いちゃいました。

・・・ただ、スマホでの登録、それが慣れずでモタついて。
ほんと、歳ですね、受付のお嬢様、お手間を掛けました・・・


小生の今年の渓流釣行、はたまた、渓流撮影紀行!?
本当に、これにて、お開きです。


<データ>
9月30日  秋神川
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m 渓峰尖 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1B~2B号
      トイレ裏:天井糸 0.7号 1.5m
           水中糸 0.6号 2.0m
      秋神本筋:水中糸0.7号 6mトオシ
      ※仕掛けだけは、気合が入って・・・
釣果   :小アマゴ     ツ抜け 
      お外道様     数匹                  
気温   :9~22℃  
天候   :晴れ
表層水温 :未計測
月齢         :4.2






2022年9月25日日曜日

今期最終 馬瀬川上流渓流釣行

 

今年は曜日の並びが悪く、
つい先日が秋分なのに、今週末が今期最終釣行です。

その週末も土曜日は台風一過で恐らくは増水の強風。
それを嫌っての日曜釣行は、翌日の業務を考えると短時間の早上がり。

今シーズンを思わせるような、せわしない最終日でした・・・


<雨台風の後は増水の馬瀬川>

行きつけのポイントは大原から楢谷、
いつものように軽アイゼンを装着して、
湿った土斜面を河原へ慎重に降下します。

川幅一杯、浅瀬にも広がる流れ。
多分、昨日より水は引いているのでしょうが、それでもかなり高水です。

時間の無い最終日。

せわしかった今シーズンも最後は良い思い出をと、
勝手の分かるいつものV字渓谷での釣行としたのですが、
秋深い今の時期での、このポイントでの高水、初めての経験です。


毎度、これ以上はさかくだれない、この狭間まで河原を下り、
いつもの大淵から始めるも・・・

う~ん、
来る都度に感じるのですが、
かつての大淵は徐々に砂礫で埋まり、
本日に至っては単なる大きな落ち込み状態です。


それでも、いつもは何らかの釣果が得られるポイント、
本日は全くの音沙汰なし・・・

思うに、
高水で流れが早過ぎ、
加えて、今の季節の居着きの場所、それでは無いような気が。

・・・ここ最近なのですが、
どうも、秋のお魚の居着き場所、
それが判ってきた気がする小生なのです。


<秋のお魚、どこに居る>

試しに大岩に挟まれた、こんなユルい深場に打ち込んでみると・・・

来た、ビンゴ!
7寸イワナさん!!

そっか~、この「居着き」のパターンさえ判れば!

とは言うものの、
掛かるは良型ばかり、とも限らず・・・

人生、こんなもんです、ハイ。


<お彼岸です・・・不思議な出来事>

岩陰に隠れての狭い居着き場所への振り込み。

それに神経を集中していると、
チリ~ン、チリ~ンは熊鈴の音が背後から。

振り返るとフライさんがお二人、
下流から上流へ河原を歩かれています。

小生に軽く会釈されるフライさんご一行。
川の流れの轟音で声までは聞こえないのですが、
先行しても良いですか?と尋ねられているようです。

・・・困ったな~。
ご同輩とのバッティングを避けて降り立ったV字渓谷です。
まだ釣りは始めたばかり、よもや、ここで、先行者が生じようとは。

とは言え、本日はきっと、皆さまも最終日、
ポイントの「独り占め」はお気の毒と、
親指を立ててのOKサインを。

再度で会釈はフライさん、礼節のあるご同輩です。

・・・まま、なっていないご同輩は会釈もなく、
直ぐ上流から竿を出すのですが、
このご一行は熊鈴の音と共に、ず~っと上流へ・・・

彼らが見えなくなってから、ハタと気が付いたのですが、
あの人たち、一体全体、どこから入渓されたのか!?

ここは深い谷底です。

前述の写真の如く、その直ぐ先の下流の狭間、
おサルさんならいざ知らず、高巻きはムリの危険です。

ましてや、高水の本日、入水しての遡行なんて。

・・・だから小生も、狭間から折り返している次第。


不思議なことは小生の入渓ポイント、
そこから上流は、渇水時なら渡河で遡行が可能も、本日は絶対に無理。

いえ、
小生の判り辛い入渓ポイントから、軽アイゼン装着での退渓なら、
どうにか理解・合点は行くのですがね・・・


<上アゴの太い秋アマゴ>

台風一過は秋本番で冷え込む谷底、
そこでの不思議体験で、ますます寒くなってきました。

それでもようやく、秋分過ぎの遅めの太陽、
深い渓谷にも陽が差し始め、少しばかりは暖も取れて。

「居着き」と思われる場所のみ、重点的に探り釣果が重なります。


時刻は10:00少し過ぎ。
もう一匹出たら、今シーズンはこれにてお開き、と心に決めて。

本日は斯様な岩の間は、弛めで狭い場所ばかりを。

先ほどから仕掛けを「ちょうちん仕様」は、
「天井糸0.7号1.5m+0.6号2.0m」にて。

・・・狭い場所には重宝です。

と!
ここでズッシリ、重めの手応えが!

幸いにも掛かりは十分です、
7m竿の節を縮めての取り込みですが、
お魚の重さで3~4節も納めれば良い程度、
久しぶりの重量級、でも、尺はチョイ無いかな~??

大きな胸ビレ、腹ヒレ・尻ヒレの先端が白く、
何より上アゴが太くて丸く・・・

鼻曲がりを見たことあるけど、これもオスなのかな?

残念、拘りの「マダラ模様」では、まだ無いですね・・・

でも、シーズン最後で斯様なお魚に出て頂ければ。

・・・終わり良ければ全てよし、ですか。



<データ>
9月25日 馬瀬川 
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1B~2B号
              天井糸 0.7号 1.5m 
                  水中糸   0.3号 4.5m
         0.6号 2.0m
釣果   :アマゴ 28cm 
         ※採寸後即リリ~ス
          7寸    
      イワナ 7寸    2匹
                   小アマゴ            数匹
気温   :13~22℃ 
天候   :晴れ、雲多し
表層水温 :15℃
月齢   :28.8