2020年4月19日日曜日

ID(アイ・ディー)渓流釣り~その1



今週末も座敷牢で幽閉の身の上は小生。
いったい、いつまで続くのやら、我慢です・・・



今年の2月にプロ野球の名監督であった野村克也さんが亡くなりました。

あまりプロ野球には詳しくない小生ですが、
「ID(アイ・ディー)野球」という言葉は聞いたことがあります。
拙い理解ですが、データを分析して野球の采配に活用する、
こんな意味合いだったと思います。


小生のこのブログ、
山の中のきれいな流れの袂で、粗忽者が繰り広げる珍釣行の顛末ですが、
末尾には毎回で<データ>が記されています。

日付から始まり、釣行した河川名、使用したエサ・竿・仕掛け、
果ては、恥ずかしげもなくお粗末な釣果から気温・水温・天候まで、
言ってしまえば、これもまた、立派なDATAです。

・・・このデータを分析して、何か次の釣行に活用できないか?

やることのない週末、そんなくだらない、ニヒルなことに時間をかけてみました。



<まずはデータの整理から>

釣行後の<データ>ですが、全てが数値データならすぐに分析に係れます。
しかしながら、中には言語データも。

例えば釣果で「小アマゴ 数匹」など、これらには定義付けで数値化が必要です。
ざっくりですが「小アマゴ」さんは「15cmのアマゴ」とします。
「数匹」は「5匹」として、「ツ抜け」は「10匹」と。

・・・もっとも、小生の広げた手のひらは20cm。
それより小さなお魚は、お持ち帰りしない、の自己ルールから、
六寸は18cmくらいのアマゴさんも「小アマゴ」としてしまうこともあり、
かなり「控えめ」な数値化です。
いいんです、自己分析です、ざっくりでも・・・

そのほかに、
「対象期間は2018年3月から2020年4月まで60回の渓流釣行」
ヒマな週末ですが、全164回の渓流釣行を分析すること、大変です。

それに今でこそ「中の下」を自称する腕前の小生、
初心者の頃の古いデータと混ぜてしまうと、一貫性が保てないような。

・・・もっとも、無邪気で姑息な「戦略」など眼中になかった昔の自分。
その時の方がもっとたくさん、お魚が釣れていたような気もします・・・ 



<数値データをエクセルに>

一回の釣行をエクセルのひとつの行に、
列にはデータの項目を並べ数値を入れ込みます。


こんな感じです。
さあ、これから分析です!

と、カッコウの良いことを言っていますが、
扱うエクセルの数式は「合計」「平均」「最大数」と小学生程度、
高くて「標準偏差」までです。


<まずは、ボ~ズ分析>

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
まずは自分の弱点から。

一回当たりの釣行での釣果匹数は、お外道様を含んで5.65匹。
お外道様を除く(アマゴ、ヤマメ、イワナ、ニジマス)と4.38匹。

全60回の釣行でボ~ズ回数は11回です。
「防御率」ならぬ「ボ~ズ率」は18%・・・良い結果、意外です。

普段の実感から3回に1回(33%)はボ~ズかな、と思っていました。


ボ~ズを食らった釣行、その際の水温は平均で8.5℃。
ボーダーラインは7℃の記憶ですが、まあ、それに近い値が出ました。
風の有無も若干で関係しているのかな?


ボ~ズ発生を月別に見てみると・・・


やっぱり、春先の寒い時期はペケですね。
諦めの季節、2月は釣行自体が少なくて。
夏本番の7月以降でのボ~ズは無発生、で、意外なのが5月です。

ただ確かに、気温の変化でGWが無釣果であったり、
その後の「場荒れ」に泣かされたり、概ね記憶・経験に沿っています。


<次に二の丸、アマゴ釣果の分析>

乱暴ですが、アマゴとヤマメは同類として扱いました。
・大物発生
 単純です、釣れた最大寸法のアマゴ(ヤマメ)を基準に上位13釣行
・大釣発生
 釣れたお魚の寸法の合計値を基準に上位13釣行
これを見てみました。

・アマゴ大物発生


尺モノは一匹と寂しい結果ですが、やっぱり夏場ですね。
木曽川(西野川、末川、ムチャですが奈川を含む)、庄川、高原川と、
標高が高い河川、または、分水嶺の向こう側(日本海側)で、
長竿を使う幅広本流域はミミズとブドウ虫にて。

当然と言えば当然、斯様な結果です。




・アマゴ大釣発生
釣れたアマゴさんの寸法を全て足し合わせ、上位13釣行を見ます。


「数釣り」を探りたいのですが、
ここは少し曲者で、小アマゴさんがたくさん釣れる、
そんな面白くない釣りでも数値が上がります。

そこで、平均寸法と標準偏差も見てみます。

5月と9月の馬瀬川は平均寸法が20cmを越え、
かつ、9月のデータは標準偏差が0cm、バラツキが無し??

・・・自然界の生き物、その寸法でバラツキ無しはあり得ません。
メジャーを当てない、小生の目測尺寸表記が影響しています・・・

いずれにしても、そこそこサイズの「数釣り」は、
初秋の馬瀬川、飛騨川上流(秋神川、日和田川)、晩春の小坂川となります。



・・・今回はここまでです。
恐らく来週も引き続き、小生は座敷牢で幽閉の身の上でしょう。

次回は本丸として、たまたま釣れてしまうイワナさん、ニジマスさん、
それとアマゴさんを加えての大物・大釣(数釣り)の分析、
加えて、釣り場では座を和ませて頂ける、お外道様の出番です。

しかし、こんな分析、ほんとは真冬にやる作業ですよね。
暖かく、明るいお外が恨めしい、春たけなわの昨今です・・・





<渓流写真は初春の馬瀬川上流から>










2020年4月12日日曜日

郡上天然ミミズに見るマーケティングの妙




・・・昨今、避けなければならないのは”三密”とのこと。
深い山の中の渓流に至ってしまえば、その心配はないでしょう。
道中も気を付けて防備さえすれば。

問題は・・・
お目付け役(=家内)の目を盗み、如何にして”隠密”裏に居城を出奔するか。

そんな大事が上手く運ぶハズもなく、
機材・武具を車載する手前、お目付に見事にそれを悟られて。

「この非常時に、何を考えているの!」

”厳密”に下されたお沙汰は、座敷牢での幽閉です。。。




先々週の吉田川釣行、
その道中は郡上八幡の街中でミミズを買いました。



毎年でのシーズン初め、城南の交差点にほど近い釣具屋さん、
そこで買うミミズは太くて生きがよく、オオモノ狙いには必需、
ミミズ通しにも負けない丈夫なミミズです。

その名も「郡上天然ミミズ」。
この、ネーミングが良いですね。

渓流釣りはその王国の郡上。
そこで、その名前を冠して、エサとして売られているミミズ。
如何にも、これで釣れそうです。

もしこれが、小生のご近所で「尾張天然ミミズ」の名前で売られていたら・・・
フナかコイの釣餌用?それとも園芸用・農耕用?
ピンときませんね。


今年は写真のように缶袋に入った状態でした。

袋の中には小穴の開いたビニール袋、
その中にもみ殻や湿ったおが粉と一緒にミミズさんが。

都合、お値段は一袋400円ナリ。


小生のいつもの行きつけ、ニヒルな午後を過ごす近所の釣具屋さん、
量販店的なそこでも、もちろんミミズは売っています。

どこの釣具屋さんでも目に付く、
「熊」の名を称した綺麗な化粧箱に入って、
お値段は確か600円前後だったかと。

同封されている「土」は本当の自然土ではなく、
恐らく紙か何かをネリ状にして、小粒で湿った固形物にて。

手の込んだ人工「土」と冷蔵庫での保管販売なので値段が若干でお高め、
経験上ですが、半年以上はこの状態で冷蔵保管なら生きています。



ちなみに郡上ミミズは冷蔵庫に入れられることなく、
冷たくて寒そうな(失礼します、釣具屋さん)、
お店の土間で直置きされての販売です。

ただ、生きの良さ、で比べるならば、俄然、軍配は郡上天然に!

針掛け前の餌箱はその上、困るくらいにニョロニョロと這いずり回り、
指でつまんでミミズ通しに掛けるにも一苦労です。


何の拍子でブランド米ならぬ「郡上天然ミミズ」の存在を知ったのか?

・・・確か、郡上の釣具屋さんで「なんじゃ、これは?」と、
おもしろ・おかしく、それで初めて購入したような気が・・・

それからは毎年、二箱を購入後に飼育・繁殖をしています。

ただ、初めて購入した天然ミミズは斯様で立派な化粧箱入りでした。


キチンとした印刷箱に納められ、
地産地消はブランドの維持に努められていました。

その2年ほど後には、化粧箱の様子が略儀に変わり・・・


印刷がハンコへ簡易化されちゃって。
でも、中身は変わらず生きがよく、お値段は不変。

その翌年はハンコ自体が無くなって、のっぺらぼうの箱入りに。

・・・やはり、確かなブランドの維持に名称は必須、
そして今年はハンコは復活、されど缶袋入りで・・・

釣具屋さんのお話では、生産者が変わられたとのことで。
それでも、中身は変わらず生きがよく、お値段も不変でした。


きっと生産者さんは家内作業での生産・採取でしょう。

・・・どのように・どこから、生産・採取されているのか、
釣具屋さんに詳細は怖くてとても聞け出せないです・・・


簡易化・効率化で品質は落とさず値段を維持。
小生も職場で同じように日々改善、原価低減に励んでいます。
同じような経済活動が、ここ、ミミズの販売にも。

仮にお値段が500円になったとしても、
「熊」ミミズとの競合では、未だに優位を保っています。

加えてそのブランド力(?)と高い品質力、
わしゃ、絶対に、買いますよ。





・・・お沙汰に従って座敷牢で過ごす身の上。
”三密”の代わりに”壇蜜”さんのDVDで、今週末のお父さんはゴロンタです。









2020年4月5日日曜日

花曇りの長良川上流釣行




「いや~、流し方が上手くなくって、2匹の釣果のみですよ。」


<春の奥美濃はまだ寒く>

郡上奥美濃は白鳥を越え、もう少しで道の駅はあゆパーク、
その手前に長良川が大きく屈曲するポイントがあります。

R156を八幡方面から向かうと気づかないかもしれませんが、
反対車線は長良川上流・石徹白川釣行の帰路、
いつも気になっていました。

今週末はその初めてのポイントと心に決めて、
白山長滝駅前の橋を渡った石碑の横にハスラーを停めて。


時刻は10:00。
橋の上からの眺めは、ポツン・ポツンとご同輩のお姿が。

低く立ち込めた雲間から、まま日差しが届きますが、奥美濃はまだ寒く。
また予報では午後より小雨が降るとのこと。

防寒の意味も込め、カッパを着込んでの出陣です。


本日の長良川は先週の雨のせいでしょう、若干で高水は良い状態です。

横を流れる分流で川虫取り。
水中に沈んだ岩をひっくり返して採取するのですが、
高水の本日、その岩が昨日今日での水没では、良い虫は付いていません。
周囲のミズゴケの有無を見ながら、これは、と思われる岩のみを対象に。


<本日、最初の戦法は>

その最中、下流からお一人、ご同輩が釣り上がって来られました。

お歳の頃は小生より少しご年配でしょうか、
小寒い本日ですが袖をまくってのエサ釣りです。
う~ん、お元気ですね。

川虫を採られるタイミング、そこで近づいてお声がけを。
本日はこれまでの釣果をお尋ねしたところ、ご返答が上述でした。


・・・品行方正、真実一路、決して「手クセ」は悪くない小生ですが、
お仕事柄でしょう、「目クセ」は悪くて(刑事じゃないですよ)・・・

チラリと装備を拝見すると竿は7mくらい。
ウエーダーは小生と同じくシマノのナイロン製胴長。
お腰に付けたキビ団子ではないですが、
水とお魚で膨らんだダイワ製の友バックが羨ましい限りです。


「差し支えなければ、下流に入ってもいいでしょうか?」

・・・当方、竿は長尺の10m。
沖への立ち込みが難しいウエーダーは条件が一緒です。
上流とは言え川幅のある長良川、川中央にも良さげなポイントが。
されば、旧海軍のお家芸、アウト・レンジ戦法で後塵を浚いましょう。

目論見は決まりました・・・しかし、我ながら、イヤらしいな~。



<春一番の本流釣り>

屈曲ポイントは大きな淵を形成しています。
深場です、目印下を3mほどに調整。
久しぶりの本流竿、それをブ~ンと振り回し。

落ち込みの流れに沿って、最初は表層と同じ速度の目印でしたが、
徐々にその速度は低下、いい具合に川底の流れに乗りました。

お魚が居れば、これも乗るハズ。

しかし・・・
繰り返せど、繰り返せど、アタリなく。

水温はいい案配。
川に立ち込みナイロンから足に伝わる冷たさ、それはさほどでもなく。
遠くの川沿いには咲き始めた桜でしょう、良い景色です。


雲間から差し込む日差し、釣果なく困惑した小生の背中を温めます。

その後は大淵を諦め釣り上がり、川中央は瀬の弛みに的を絞ります。
しかしながら、それに続くは無い魚信。

・・・「2匹の釣果のみですよ」って?
またまた、いやだな~、ご謙遜を・・・


お昼時は昼食時。
都合2時間ほど粘ったのですが戦果なく、加えて風が強くなってきました。
目印が浮き上がり、川面で停止する有様。
そして竿がメチャ重く感じられ。

搭乗員・砲術担当の技能不足(=小生の腕前)、
それに自然条件の変化による機材の不利、
採用した戦法が上手く機能しません。



<次なる戦法は?>

技能不足は残念、直ぐには治りません。
まず急務は自然条件の風対策です。

これを防ぐには・・・もう、逃げるが勝ち!
場所を変えましょう。
本流を諦めて、風の届かぬ山の中、小渓流に。

さすればこの近辺、
候補は前谷川、鷲見川、そして切立川。

心はいつもチャレンジャーの小生。
私的にこの中で、今まで釣果が無かったのは・・・
切立川、決まりです!


5.3mは短竿の小継、それに持ち替えて。
例えると、これまた旧海軍のお家芸、接近戦は魚雷戦かな?

ただ正直、粗忽者の小生は木釣り・枝釣り、不得意なンです。
しかしまあ、何事も経験!先々に生きる訓練・練習と思って。


前回は切立の集落は直ぐ近く、上流で竿をだしましたが、
今回は趣向を変えてもっと下流から。

横を通る県道から、遥か下方の谷底を流れる切立川、
それでも長良川との合流点からは入渓し易く、
川沿いの堤防、畑を横目に上流へ。


本日、水量は多いのでしょうが、そこそこ渡河が可能な切立川です。
風は届きませんが、山肌の合間から覗くお空は雲の流れが速く。

入渓直ぐのポイントは見切りを早めに。
どんどん、奥へ奥へと進みます。

それでも、何本かの仕掛けが既に枝木の餌食と・・・




どうでしょう、
入渓ポイントから徒歩約30分、
よく登りました、これくらいから本腰を入れ。

至りに至った、この落ち込みポイント。


振り込んだ直後、来た!
僅かなアタリです!

直ぐにアワせたい気持ちを抑え、しばしのガマン。
も~、喰わせちゃいます。

十二分に頃合いを見測って、で、イカせて頂きヤス!


が、竿を上げるも、ナゼか、おノリにならずのスカ!

エサの川虫を確認しますが、少しだけチギれた状態。
気を取り直して、エサを付け替え、また振り込みを。

また、僅かな魚信!
アワせると・・・またスカ!

な・ん・で??
7号針は大きすぎる、よほどの小魚???


怪しい空模様でしたが、そうこうしているとポツポツ、小雨が降り出してきました。

途中、滑りやすそうな岩盤地帯、崩れた土斜面もありました。
本降りになられると厄介、それに、お時間もお時間です。

無念ですが、ここらで撤退か、と思った矢先!
アワせはスカの糸が、また頭上は樹木の枝に。

こりゃきっと、神さま・仏さまのお導きでしょう。

その証拠に・・・
着替えを済ませ、高鷲ICへ向かう道中、ザ~っと激しい通り雨が。


相も変わらずで、悪運だけは強し!?
されど、小生的にはまだ厳しい、奥美濃は郡上の釣行でした。



<データ>
4月4日 長良川、切立川 
エサ    :川虫、ミミズ
・長良川
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村7号
       錘 2B号
       天井糸 0.6号 4.5m
       水中糸 0.3号 4.5m
・切立川
竿     :5.3m  天平 
仕掛    :針 吉村7号 
       錘 B1号
       水中糸 0.3号 4.5m
釣果    :ボ~ズ 
気温    :8~14℃
天候    :晴れ、午後から風
表層水温  :10℃














2020年3月28日土曜日

軽巡ハスラー号(旧型)車中泊艤装




昨夜からのまとまった雨も上がり、尾張北部では陽が差し込んでいます。
暖かい週末ですが、今週末は故あって出陣は見送りです。


お彼岸も過ぎて、本当に暖かくなってきた昨今。
先々週に冬用タイヤから夏用タイヤに履き替えたハスラー号です。

まだ車中泊には早いですが、気ばかりがはやる小生。
でも、本流釣りはもうそろそろと、
今朝は竿棚をハスラー号に設置しました。


以前は本ブログでその製作過程・レシピを紹介しましたが、
ハスラー号に竿棚を製作
全くの自画自賛で恐縮、その出来具合・使い勝手がよろしくて、再度での掲載です!

・・・いえ、単に自宅で過ごす週末、
ブログのネタが無い!
ただ、それだけなンです、ハイ。
お時間の許す限り、お付き合い頂ければ・・・




骨組みとなる1m程度の木製丸棒が2本、
あとは竿を保持するラバーネットのみの、
単純バカ、至ってシンプルな構造の竿棚。

まずは丸棒を車内に引っ掛けます。


次に反対側も、


2本並んで、こんな感じです。


あとは・・・ここにラバーネットを張るだけ。


















作業時間は約2分。
5分と掛からずドンギツネは吉岡里帆さんもご納得でしょう。

約1.5mの仕舞い寸法、本流竿は丸棒とネットで挟み込み、
約0.5mの小継竿は丸棒を枕に、ネットに絡めます。


元々は狭い軽自動車での車中泊、保管場所に困った本流竿への対処が目的でした。
ついでに小継竿も収納出来て、よかった、よかった・・・

加えて、川でのお魚釣りです、濡れモノに斯様な所帯じみた用途も。


車中泊では助手席と助手席の後部座席を倒しますが、
毎回で面倒っちいのが後部座席のヘッドレスト、その脱着です。

取り外した後は荷物にもなり・・・


シーズン中は常時で取り外しちゃいます。

助手席のヘッドレストは、夫婦仲の良い我が家(?)、
まま家内が助手席にご乗車され、こちらだけは毎回で取り外しを。



その家内には内緒・・・

先々週はスズキのディーラーまで、こっそり、お忍びで、
新型のハスラーをじっくりと拝見しました。

外観は似ていますが、車内はやはり進化の痕跡が。
メーター、ナビ、収納BOXと並ぶ、
運転席は大き目の3連枠がデザイン的におしゃれでした。


ただ・・・
小生の旧型ハスラーはアイボルトを設置する天井ボルト穴、
それが扉付近の両脇なんですが、
新型は天井の中央付近に2か所、50cmくらいの間隔で。

自画自賛、出来の良かった今回の竿棚、
このままでは設置が出来そうにありません。。。


もっとも、定年まであと5.5年の小生、
家内からは、次の車はその後よ、との厳しいお沙汰が。

・・・こりゃ、いらぬ、心配ですな。。。




<渓流写真は奥飛騨 高原川 高原橋近辺より・・・今年もまた、ぜひ!>








2020年3月22日日曜日

彼岸の郡上 吉田川・奥長尾川釣行




「え?意外と冷たいな」



春分の日の翌日、昨日は郡上 吉田川まで渓流釣りに。



<ジンクスのボーダーライン>

ここ数日での下界の暖かさ。
きっと山も水が温み・・・と思いきや、
川虫を採るがために手を入れたときの印象です。

水温を測ってみると7℃。

この7℃の水温、
小生的には境界線なんです、お魚が釣れる・釣れない、の。
まだ山は春に入ったばかりなんですね・・・


吉田川沿いはせせらぎ街道、
明宝 三原橋の手前を折れ、堰堤上の河原で川虫を採り。


朝の寒さを嫌っての開始時刻は10:00。
まずの行先は奥長尾川の合流点、そこから先はお時間との兼ね合いとします。

ここに来る途中の車窓から見た吉田川は、
明宝の道の駅はその手前の橋の上から、
それからいつもの高橋と、
既にたくさんのご同輩のお姿が。

皆さまも、下界での春の陽気に誘われて、でしょうが、
果たして、明宝 吉田川の本筋は水温を見る限り、
ちょっと、厳しいンじゃないでしょうか?



<日差しいっぱいの明るい渓流>

この時期の渓流は、
落葉した木々の間から差し込む日差しのため、
とても明るく岩から・水面からの照り返しが眩しいです。

お魚が釣れる・釣れない、は別として、
他の季節では味わえない明るさ、眩しさが魅力です。


その明るい山底の谷間を、流れに逆らってさかのぼり、
ここぞは、と思われるポイントに竿を出します。


トロ場での波静かな水域。
今日も晴天、青空が川面に映えます。

そんなトロ場も端の端、浅場は流れがない岩の間、
小さなメダカ程度の大きさは小魚が。
見上げると気づく羽虫の大群も。

そこは下界と同じく、山の中も季節は少しずつ進んでいます。



<釣れないときは撮影紀行!>

この区間、瀬あり、淵あり、トロ場あり。
必ず川の左右はどちらかに河原があって、誠に遡行しやすいポイントです。

昨夜は少しお湿り程度、雨が降った様子です。
その少しだけ湿った河原は砂地、シカのそれに紛れてご同輩の足跡も。
朝一番に進まれたのでしょう・・・如何ばかりの釣果であったのか?

小生はすこぶる順調!?
ここまで、お魚の写真が無いことがその証拠、
ピクリもない釣果です(忍)。



ははは・・・
明るい河原、シャッター速度に躊躇する必要も無く、
素敵な渓流風景のコマ数だけ、順調に順調に伸びています。





<奥長尾川の出会いにて>

途中で昼食をとりながらの、ゆっくりな遡行、
それでも12:00を少し超えたころ、奥長尾川の合流点に。

判り難いですが、光量基準でハッキリ、
左から入る薄暗く細い流れが奥長尾川で、
右のハレーションしまくりが吉田川の本筋。


さて、どうしたものか・・・

お時間はまだあります。
このまま吉田本筋を攻めるか?
はたまた、宗旨替えして奥長尾を登るか?

決めかねていると・・・
本日の退渓路と考えていた奥長尾の斜面から、お一人のご同輩が降りてこられ。

先方も当方に気づかれた様子、その距離、およそ30m。

最初はゼスチャーでのやり取りでしたが、思うように通用せず。
ええい、きっと同じ日本人、
新コロナなぞ、なんのその、直接に言葉を交わすとしましょう。



「こんにちは、どちらへ行かれますか?」
小生より一回りほどご年配でしょうか、お話を伺うと・・・

本日は午前中、白鳥方面でご釣行。
3匹の釣果を得てその後、はるばる寒水の細道を越え、
この吉田川まで転戦されてきたとのこと。


装備を拝見すると中継の長竿、
ご希望は吉田川の本流をやりたいとのことです。

やっぱり会って会話すべきですね、決まりました。

「どうぞ、自分は奥長尾を登りますよ。」


ご同輩の後ろ姿をカメラに収めた後は、
糸を短くしてチョウチン戦仕様に、
いざ、奥長尾川へ進路を。


<寒い寒い、日陰の小渓流>

南北に流れる吉田川に対して、奥長尾川は東西に流れています。
正午を少し回った時間ですが、川はとっぷり日陰の中・・・

吉田川の明るい雰囲気とは一変、薄暗い細い谷間の底、
大岩・小岩を乗り越えて川を上ります。

露出の少ない・日の当たらない風景、
シャッター速度の低下、ピンボケが心配、
撮影は息を殺して慎重に・・・


せり出す木々に小枝が曲者。
粗忽者は上に下に注意を払いますが、
それでも穂先、釣り糸がままそれらに接触。

誠に難儀な行軍です・・・


ご諸兄方々のブログのお写真、
そこでのお魚が釣れるポイントを思い出し、
斯様な落ち込みを一つずつ、一つずつ・・・


しかし、にわか仕込みのお作法では、なかなか結果に結びつきませんね。
粘ること一時間ほど・・・段々と体が冷えてきました。


釣果は残念ですが、今回はこれまで。
負け惜しみは今週末も、
変化のある渓想、それをのんびり楽しめた、と言うことで(忍)。


谷から上がると、やっぱり青空。
抜けるような空、茶緑が主体の山々を背景に、
田畑の脇はよそ様の庭先で、綺麗な木花が咲き誇っています。

やっぱり・・・季節は春ですね。





<データ>
3月21日 吉田川、奥長尾川 
エサ    :川虫
竿     :竿 5.3m  天平 
仕掛    :針 吉村5号 
       錘 1号
       水中糸 0.3号 4.5mのみ
       奥長尾川では2mに
釣果    :ボ~ズ 
気温    :8~14℃
天候    :晴れ、午後から風
表層水温  :7℃