太平洋は三陸沖を台風が通過した翌日。
予報では朝方までは雨でしたが、夜中に降った形跡も無く。
開け始めた飛騨荘川の空は快晴に薄雲、秋の装いでした。
眺める風景のそこそこにも、赤色、茶色、黄色の色彩が出始め。
乾いた冷たい風が心地良く。
つい先ほど顔を出した朝日。
未だ川岸の堤防が庄川に影を落としています。
・・・もう、この、日影が川面を覆っているウチに。
「木化け・岩化け」がモットーの渓流釣り。
「木化け・岩化け」がモットーの渓流釣り。
早いところ取りかかりましょう!!
<秋の朝の渓流釣り>
<秋の朝の渓流釣り>
8.5m竿がヒュっと、冷たく乾いた川面の風を切ります。
老眼の身の上には厳しい、日影・斜陽の中での目印確認・・・
その僅かな変化とブルブルの手応え、その最初の”ブルっ”で、即、アワせ。
朝日に照らされ銀色の輝くヤマメさんの小さな魚体。
もう間もなく訪れる”厳しい季節”に備えて、食欲は旺盛です。
・・・食欲の秋。
お魚も人間も、ここは同じのご様子。
もう間もなく訪れる”厳しい季節”に備えて、食欲は旺盛です。
・・・食欲の秋。
お魚も人間も、ここは同じのご様子。
<夏の荘川 VS 秋の荘川>
7月の下旬にも訪れた、ここ庄川。
日も変われば様子も変わる渓流釣り。
一ヶ月も時が流れれば、その差はますます大きく。
・・・数は出るのですが、先回のポイント、サイズが出ません。
難しいかな、渓流釣り。
「・・・今日は水量が少ないな。
流れが太くなる下流側に行けば、何か変化があるのかも?」
作戦参謀の小生意見にご賛同頂き、ノンタンさんと移動。
ところが・・・
河岸を御母衣側に変えたのですが、ますますにもって不調。
小ヤマメさんどころか、お外道様さえ掛からない始末。
確かに変化はあったのですが・・・ウラ目に出ました。
師匠、申し訳ない!
師匠、申し訳ない!
<物の道理・・・秋、お魚は川を登る?>
再び、今度は河岸を庄川の上流は寺河戸川へ。
お相手はマス科のお魚。
その昔、小学校は理科で習った海からのサケの遡上。
涼しくなれば産卵を考えて、お魚は上流に向かうのでは?
長め・大がかりな本流竿を、小継・小回りのきく短竿に持ち替えて。
狙うは落ち込み、岩裏、沈み岩の前後・・・
小渓流は寺河戸川ですが、その規模に反して今日は釣れます!
小振りでもイワナさんのお出ましを期待したのですが、
意外にもヤマメさんばかりが・・・
それでも、御母衣湖から庄川上流部まで、僅か十数km。
この短い区間ですが、そこにも「自然の摂理」が働いているような。
季節の歩みが下界より一歩早いこの地域。
名古屋近辺では秋祭りと言えば10月中旬の行事。
でもここは今がその時期・・・これも自然の織りなす摂理でしょう。
村人の皆さん、行く夏、来る秋、授かり物は豊作・豊漁を喜ばれています。
残念ながら・・・
神様、仏様は、よ~く見てらっしゃいます。
素行の悪いバチ当たり者には、本日は不漁の憂き目が。
<夕まずめは六厩川>
今回の釣行パターンは先回、先々回と入れ替えて、
午前は庄川、午後は六厩川。
・・・六厩川は厳しいであろう、の経緯・考えの元から。
もう、ここまで来ると、この「自然の摂理」に逆らった作戦展開、
申し述べるまでも無く、完全に失敗でした。
深山幽谷、深い山の中を曲がり流れる六厩川。
ここ最近、今年の2回の訪問では比較にならないほど、今日は釣れます。
はノンタンさんのお言葉。
いや、まったく、その通り・・・覆水、盆に返らず。
作戦参謀の「読み」は大きく外れました。
夕まずめの短いお時間。
秋の夕暮れはつるべ落とし。
陽は刻一刻と暮れていきます。
その短い時間でしたが、本日最大、7寸モノのヤマメさんを含め、
都合はヤマメさんばかりで8匹。
時間当たりの釣果も本日最多・・・悔やまれます、六厩川。
集落はおろか、人家も何も無い六厩川は車止め近辺。
ここでの日没超過の滞在は何としても避けたく・・・
ノンタンさん共々、18:00は無念の撤退です。
夏の時期が短い飛騨は庄川。
今年の渓流釣りは他より早い9月9日で終了です。
でも・・・
庄川漁協さんのHPで気が付いたのですが、
ここの雑魚年券、発行日より翌年発行日前日まで有効とのこと。
・・・何とも気の利いた、融通の利くシステム!
来年は年券を購入して、通ってみようかな?
<データ>
9月02日
●庄川 中畑、牧戸 近辺 6~10時
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :8.5m
仕掛 :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
天井糸 0.6号 3m
錘 1~B1号
釣果 :小ヤマメ ウグイ 10匹程 全リリース
気温 :15~20℃
天候 :晴まま鱗雲
●寺河戸川 11~12時
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :5.3m (ズームで4.5m)
仕掛 :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 3.5m
錘 2~1号
釣果 :小ヤマメ 4匹 リリース
●六厩川 16~18時
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :5.3m
仕掛 :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 3.5m
天井糸 0.6号 1.5m
錘 2~1号
釣果 :ヤマメ 7寸 1匹
小ヤマメ 7匹 全リリース
気温 :22~18℃
天候 :晴
表層水温 :15℃
2 件のコメント:
こんばんは!
型には恵まれなかったみたいですが、秋の気配のなか釣糸を垂れられる幸せは、何事にもかえられないのでは?と思ってます(^-^)
私は、いよいよグランドフィナーレを迎えます。
天気が心配ですが…(^_^;)
アサシンさん、こんばんは!
いつもコメントをありがとうございます。
いよいよファイナル、がんばって下さい!
お天気は請け合いますよ、きっと好条件!
木・金曜日の小雨で高原川、宮川は良い案配に笹濁り。
当方は根尾川の予定です・・・金曜日の残業が心配です。。。
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