2017年6月10日土曜日

あじさいの花


今年もまた、箱庭にアジサイの花が咲き始めました。

GW後くらいからつぼみが出始め、6月の便りが届くころ、ちらりほらり。
毎年の変わらぬ出来事。

渓流釣りが始まる春先はウメの花。
釣果たけなわの初夏はこのアジサイ。
  ・・・そのハズなんですが。
暑さに負けず、がんばる盛夏は夏草とセミの声。
そして、シーズンが終わり、強者どもが夢の後、秋のキンモクセイ。

小さな箱庭ですがいつも賑やかです。


季節の移ろい、四季の変化。
渓流のお魚もそれは同じです。

寒くて釣れない春先。
お腹が膨れたお魚は初夏。
チビ・アマゴが絶え間ない夏。
そして、大モノ、重量級の秋口。

釣行から帰り、お道具を洗い。
箱庭の物干し台に吊す、蚊取り線香が香る夕刻。

季節の花が今日一日、河原での出来事を思い返させます。





2017年6月6日火曜日

初夏なのに寒かった 高原川釣行

ご諸兄各位殿


「一人旅ですか?」

温泉上がりの民宿の食堂。


小生が夕食のため着席すると、浴衣姿のおじさんからお声掛けが。

本日のご宿泊は小生を入れて3組のみ。
お一人がこちらのおじさん、もう一組は軽トラで2人連れの若者。

お声を頂いたおじさん、聞けばすでにご定年を迎え、札幌がご自宅とのこと。
そこから自由気まま、自家用車にて下道で全都道府県をご訪問中。
今朝は奈良から、今夕はここ奥飛騨、そして明日は那須塩原へ。

・・・優雅ですね。

かくいう小生、既に指折り数えれば、両手で済む年月で定年なるお年頃。
めでたくもその時を迎えた暁には、今日のような悪天候はそつなく回避、
好きな曜日に好きな天候、夜討ち朝駆け、一層に渓流三昧に勤しむ覚悟!

歓談夕食で、お互いに旅の労をねぎらった後、またまた温泉へドボン。
今日の苦戦を明日の善戦に替えるべく、早めに床に就きます。


<寒い朝、さあ、どこに向かおうか・・・>

翌朝は4:30に起床。
簡単に自前の朝食を済ませ、往生際悪くもう一回の温泉の後、渓流に繰り出します。

ハスラー号の外気温は4℃を表示、6月の初夏に冷え込んだ朝です。
でも、お空は快晴、風もなく。
ただ、若干は水が引いたものの高水は高水の蒲田川。

「ここ栃尾温泉は標高が高いから寒いな~。下るか、高原川を。」

軽巡ハスラー号は神岡方面に進路を取ります。
途中の国道沿い、ぽつぽつとご同輩の車がポイント毎に駐車中。
皆さま、冷え込む朝の高原川で頑張って見えます。

昨日のトヤ峠を降りた際、高原川を渡った高原橋、そこから川を覗きます。



いい按配の渓相は高原川、ここも若干の高水ですが、ヤレなくもない様子。

「よし、ここにするか!」

橋を渡って国道の対岸、畑わきの木陰に駐車して周囲の様子を探ります。
農家さんの庭先から高原川沿い、杉林は山中に入り込む小道を見つけ。

・・・つたない経験からですが、この手の道はまず川へ降りられるかと。


木こりさんが使うであろう山道小道、
木々の中、林道を歩いていきます。

眼下の高原川へは急斜面下を10数mほど。
どこかに降りられる糸口、
それが必ず出てくるハズ・・・

早朝の林道、歩みを進めます。
お腰につけた熊鈴がチリン・チリン。

・・・ありました。
斜面が僅かに緩やかになった場所。
ここなら何とか降りられそうです。

慎重に落ち葉、草木の土斜面、
そこをゆっくりと、確実に下り・・・


河原に降り立ったのですが、振り返れば周囲は似たような木々ばかり。
退渓口を見失わないよう、目印として木にコンビニのビニール袋を括り付けます。


・・・もちろん、退渓時には回収を忘れずに。


<高原川は高原橋上流、独断場!>

案の定、昨日の雨以降、いや、ここ暫くはご同輩が訪れていないポイント!
足跡もなければ人が存在した形跡は全く感じられません。

さあ、始めましょうか!高原川はその本流、二日目釣行!
まずは落ち込み後の淵から!

エサのミミズさんを針先につけ、10mの本流竿を存分に振りかぶります。
B2号の錘は飛距離十分、戦艦は砲撃戦の展開です!

”打ち方、始め~!!”

朝日に照らされ眩しい川面。
エメラルドの水が目にしみます。


・・・と・こ・ろ・が。

意気込みまでは良かったのですが、振り込み繰り返すこと2回3回・・・
数回も同じ場所を流すのですが、ウンもスンも無く。

「ふっ、まあこんなもんよ。よし、釣りあがるか。ポイントは無尽蔵じゃ!」

陽が差して明るくなった河原をさかのぼります。


川に向かって繰り出す一刀一打。
丁寧に、そして正確に・・・されながら。。。

段々瀬の中段は緩衝地帯・・・アタリなし!
国道下のコンクリ岸壁際・・・アタリなし!
次の落ち込み下の白波際・・・アタリなしのなし!

「く~、なんだか本当に単調な砲撃戦・・・」

しか~し、この落ち込みの流心白波の間隙、仕掛けを振り込み馴染ませ、
十分に錘が底付きしたであろう、そのタイミングで・・・

アタリです!

刹那に、慎重に、
僅かに糸を送り込み・・・

逃さんぜヨ、このチャンス!

アワさせていただきヤス・・・
で、掛かりました!!

先方被弾は巡洋艦?
川底を元気よく上へ下へと走り!


感触からそこそこのサイズさん、お外道はウグイ様ではないご様子!
水中糸は細糸の0.3号、慎重に駆け引きの末、徐々に揚がって参りました!
水面際で引き抜いて、たも網にフィニッシュです。


お出ましになられたのは、後測28cmのきれいなイワナさんでした。

先の石徹白川のニジマスさんに引き続き、残念無念は尺足らず・・・
いやしかし、いい引き加減でした、好敵手!


<今日もまた、お後が宜しくないようで・・・>

2匹目を期待して、この落ち込みの残るスジでがんばるのですが・・・
いけません、本日も後が続かず。

落ち込み上の瀬尻で川虫を捕らえ、試行錯誤を繰り返すのですが。


その落ち込み上、高原川は表情を変え、瀬は広い広い川幅に。



瀬に点在する岩陰、弛み、受け、揉み合わせ・・・虱(しらみ)潰しも甲斐がなく。
ようやく、その広い瀬の上流、緩め深めの流れの川底から、
お出ましになったのは・・・


アタリ前田のクラッカー・・・若い人は知らないっか。。。


<引き際はお間違えの無いよう>

先のイワナさんを揚げたころから、またぞろ、風が吹き始め。
そして今また、お空は雲に覆われて・・・雨が降り出しそうな雰囲気です。


・・・いけません、雨に降られると、あの退渓口は土斜面、登れなくなります。

”艦長、ともすると、退路を断たれます。ここは忍んで撤退すべきです!”
心の中の副艦長が意見を具申。

残念、大事を取って、まだお昼少し過ぎですが、本艦は戦線離脱です。



林道を農家さんの庭先まで戻ると、おばちゃんが畑仕事の真っ最中。
近隣の方にはご挨拶すべきは渓流釣り師。

小生    「こんにちは。」
おばちゃん 「釣れましたか?」
小生    「はい、一匹だけ・・・」
  苦笑いの小生。
おばちゃん 「今朝は冷え込んだからね~、ごくろうさまです。」
  どこまでも、屈託のないおばあちゃんの笑顔。

初夏なれど、また今年も厳しい天候に左右された、高原川釣行でした。


<データ>
6月3日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 天井糸 0.6号 4.5m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 B1~B2号
釣果    :イワナ   28cm 1匹
         ウグイ   1匹 もちリリース
気温    :4~15℃  
天候    :曇ったり日が差したりの強風
        雨が保って幸い
表層水温 :10℃



帰路は大坂峠経由で飛騨国府へ・・・トヤ峠はこりごりです。



2017年6月3日土曜日

高水・強風の高原川支流 双六川釣行

ご諸兄各位殿


<バ・カーナビ嬢>

”左折して下さい。”
妄想心をくすぐるおねえさんの声色で、カーナビが指示します。

もう既に数回は訪れている高原川。
カーナビのご案内は不要なんですが、運転中に手持ちぶさた、
釣行時にはまま、カーナビで行き先を設定します。

R41をひたすら北上。
高山の手前、久々野から平湯に向けて軽巡ハスラー号は舵を切ります。
ご案内の様子から美女街道からR158でしょうか?

・・・実は小生、自分の粗忽さ加減、アホ加減を棚に上げ、
彼女のことを密かに、「バ・カーナビ」と呼んでいます。

誰も選ばないような遠回りを指示したり、無意味に高速を使わせたり。
”目的地周辺です。音声案内を終わります。”
って自分勝手な!
ここからが核心、場所の詳細が解らないのに!

・・・ほんと、声色はそそるんですがね~。


だいたいにもって、今回の高原川への旅路、自宅から栃尾温泉まで、
到着時間が出発から5時間も??
何のこっちゃ?

”この先に踏切があります。”
「んな事、解っとるわい!」
”この先はカーブが続きます。”
「大きなお世話じゃ!」

・・・器の小さい小生、車の中で一人、ぶつぶつとカーナビに文句です。
見ようによっては、器の大小より心が病んでいる、と申しましょうか・・・

ところが、丹生川に入ってから、彼女が ”直進して下さい。”と。

「お?R158で平湯経由じゃないの?
  新規開拓の道か?
  おもしろい、おねえちゃん、よし、その策に乗った!」

・・・これがいけませんでした。。。

トヤ峠という、とんでもない細道曲道山道を、しこたま走らされ。
文句タラタラの仕返しを、彼女からしっかりと受けました・・・

お昼少し前、計ったかの如く都合4時間半の長旅で蒲田川に到着です。。。


<残念な蒲田川>



トヤ峠を下って高原川沿い。
ガソリン・スタンドで釣り券を買った際、
そこのおじさんが、
「昨夜は予想していた以上に、
雨が降ってね・・・
高原の本流は難しいよ。」

そのコメントのごとく、
蒲田川は笹濁り以上、
濁流未満の川の流れ。


・・・カーナビに続き、お天気でもヤラれました。

「上の方に行けば流れが小さくなるのでは?」
ロープウェイ乗り場まで登ったのですが、流れは轟音修羅場。。。
とても竿が出せそうにありません。


再度で蒲田川、高原川を下り。
上宝の道の駅でコンビニのおにぎりを食べ、暫し本日の作戦を考えます。
風が強く、雲の流れも速く、雨が降ったり止んだり、薄日が差したり・・・

さ~て、どうしたものか??

・・・自助努力では手立ての無いことを考えていたら、
うとうとと眠くなってしまい、車内で寝てしまいました。。。


<頼みの綱は・・・>

目が覚めたのが14:30。
雨は上がった様子ですが、未だ風はあり気温12℃、外は寒いです。

困ったときの「支流」頼み。
また今回も双六様に向かうか・・・ああ毎年、進歩がない。


その双六川、いつもの淵のポイントは渓谷に降り立って。

水量は今まで見たことがないくらい多いですが、色は笹濁り・・・
高原川、蒲田川に比べれば良い感じです。

ただし川幅が広がり、いつもの8.5mではポイントの届きそうに無く。
立ち位置が限られますが10m竿を選択。


夕刻まで時間も余り無く。

淵の中央はゆっくりと流れる流芯で。

アタリはあるのですが針掛かりはせず、
ミミズのみ囓られています。

もう少し目印下を長めに、
錘も1号からB1号に交換して。
エサのミミズも「全通し」で。


再度のアタリにアワせると・・・乗りました!でも、なんだかミョ~な手応え。


ヤマメさんの背びれにむなしく掛かった針を見て。
・・・双六川での粗忽、ズッコケ具合は今年も相も変わらず、デス。

落ち込み後の白波、その向こう側の反転流に振り込んで。


ビンゴ!来ました!
今度はまとも、そこそこの手応え!


細身ではありますが、8寸超えのヤマメさん、ここ双六川での平均サイズ。


確かに水は多いのですが、雰囲気からして、もっと釣れても良いハズですが。
先週の石徹白川と同様、今週末も上手い具合にはお後が続かずです。


そうこうしていると、頭上を黒い雲が流れてきて、またまた雨が降り出して。
・・・雷様が心配です。

時刻は16:45。
体も冷えてきたので少し早いですが、今日はこれで切り上げます。


栃尾温泉の民宿で温泉につかり、明日の作戦を考えます。

恐らくですが、風は少しは止んで、水も若干は落ち着くことでしょう。
運が良ければ天候も持ち直すのでは?

して、その出陣先は・・・
再度の双六川?目の前の蒲田川?それとも、高原川本流?
はたまた跡津川まで下ろうか?

さ~て、どうしたものか??

明日にゃ、明日の風が吹く・・・でキメましょうかね。


<データ>
6月2日 
エサ    :ミミズ
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 天井糸 0.6号 4.5m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 1~B1号
釣果    :ヤマメ   24cm 1匹
         ヤマメ   目測7寸1匹 リリ-ス
気温    :13~15℃  
天候    :曇ったり降ったり日が差したりの強風
表層水温 :8℃





2017年6月1日木曜日

ナイロン・ウエーダー VS ストッキング・ウエーダー

ご諸兄各位殿


シマノのストッキング・ウエーダー WA-224Jを使い始めて約一ヶ月。
今の時期は快適です。


昨年まではこの季節、同じくシマノのナイロン・ウエーダー  WA-054I を
ウエット・パンツが心地よくなる手前、5月一杯まで使用していました。
暑くなっても、また、寒くなっても。


春先からの10回程度の釣行、丸3シーズンを過ごしてきたナイロン・ウエーダー。

下手クソ故、お魚が釣れないと被写体を求めて河原を歩き回る主(あるじ)。
また、珍しく釣れたとしても、ジっとしていられない性分。
あっちの方が、こっちの方が、もっと大きいのが、たくさん釣れるんじゃないか?

・・・いずれ、歩数が増えます。


双方、パッと見は同じようなカタチの履き物ですが、コンセプトと言いましょうか、
やっぱり違うんですね、使ってみると。

そこで良否を含め、以下は小生の勝手気ままな感想です・・・


<ナイロン・ウエーダー>

各社からナイロン・ウエーダーが発売されていますが、このWA-054I
(現在の後継は型式がWA-054Nでしょうか?)は生地が厚手な印象です。
丈夫さをウリにしています。

購入時に釣具屋さんで他と触り比べたのですが、頑丈そうな手触りでした。

長靴と一体となった構造。
その厚手の生地と相まって、さすがに全体的な重量感は隠しきれません。

普通に河原を歩いている分には差し障りは無いのですが、問題は退渓時。
時として、まま無理をしてでも急な斜面を登る必要があります。

一日のハードな釣行を終え、「重たい鎧」を着て登る急な斜面・・・
歳も歳。
正直、足が思ったように上がらないんですよね。


丈夫なウエーダーなんですが、ハードな使い方から今では水漏れが。
でも、枝木に引っ掛けてピンホールを開けた記憶は一回くらい。
主な水漏れカ所は両膝の内側なんです。

・・・「下町の玉三郎」は梅沢富美男さんの踊りのように、男と女、操り釣られ。
河原で内股、女形でナヨナヨと歩いた覚えは無く。
いやむしろ、どちらかと言えば痔が悪く、がに股歩きな小生なんですが・・・

両膝の内側に補強材が貼ってあると嬉しいです、シマノさん!
一人のユーザーの意見として。

何度も補修を重ねてはいますが、まだまだこれからも現役です。


<ストッキング・ウエーダー>

シューズ部は別体であり、また生地も薄手、防水透湿素材は軽快です。

夏のウエット・パンツで使用するスパッツを小生は靴上に巻くのですが、
これと相まってナイロン・ウエーダーでは躊躇する押しの強い流れにも、
水の抵抗が減衰され、果敢に突入が可能です。

これがナイロン・ウエーダーとの大きな違いでしょうか?

ただ、転倒時のウエーダー内への浸水は、ストッキング・タイプも危険です。
歳も歳。
そこはやはり、ムリの無い範囲で。


あえて難点を揚げるとすると・・・

ウエーディング・シューズを履くから、足先はクロロプレンでその中に靴下が一枚。
その外側はシューズに入り込む川の冷たい水。
春先の渓流、冷気がヒシヒシと足先に伝わります。

やはり今の時期、5~6月の水温が最適です。
ここだけは、先の長靴一体のナイロン・ウエーダーに軍配が。

後はこれから判明するでしょう、耐久性くらい??



季節はこれから暑くなりますが、少し先の秋、または来年の春を見越して、
ご購入を考えられているご諸兄へ、そのご参考になればこれ幸い。


・・・明日は早起きして、奥飛騨は高原川、一泊釣行です!




2017年5月28日日曜日

季節はずれ?寒かった石徹白川釣行

ご諸兄各位殿


どんよりとした空。
深い山に挟まれた渓谷から覗く狭い空、そこを灰色の雲が流れていきます。


「今朝は冷え込んだね・・・」
桧峠を石徹白に降りてから、日釣り券を購入した養殖場のおじさんの言葉。
最初の写真は石徹白橋、その上から見た石徹白川。

昨日は雨。
今日は雨の直後、期待して訪れたのですが・・・
寒い上に風があり、難儀しそうです。


<石徹白川 新規開拓>


林道の入り口脇には「立入禁止」の看板。
仕方なく、徒歩で石徹白川添いに。
この石徹白橋から下流では過去に何回か竿を出したのですが、上流は今回が初めて。

どんな風景、渓相、お魚、
そして冒険が待っているのか?
新規開拓のお楽しみです。



途中、川に降りて川虫を捕まえます。


流れの早い小さな落ち込み。
そこの川底の丸石をひっくり返すと・・・
主に元気なオニチョロが取れます。

ただ、中にはこんな小さなお魚も。
先月の末、GW前半戦と称して、
庄川の支流、一色川でお目に掛かったお魚と似たような風貌。

「絶滅危惧種」だと後味が悪く、
川にお帰り頂きます。
でもこのお魚、
岩をひっくり返す都度2匹、3匹と・・・
こりゃ違うな。
もう一方のお魚「アユカケ」かな?

暫く河原伝いに駒を進めます。




<生命力の強さ>

これは小生が「どんくさい」からなのかも知れませんが、
石徹白川の浅瀬・水辺は歩きづらいです。

川の中、大小の丸石が重なり合っているのですが、何となく座りが悪いような?
こんな沈み石の河原は他でも良く見かけるのですが、ナゼでしょう?

思うに、石と石の間に入り込んでいる土砂が少ないような・・・
地質的に?それとも、頻繁に川が氾濫して??


そのためなのか、川の真ん中に倒木が。
その川の中の倒木、近づいてみると・・・


木の根の部分は川の水の中、
下半分ほど沈んでいます。

水から上の部分は、
根と根の間に岩を巻き込んで。

そして、驚いたことに・・・
枝から新芽が吹いています。
なんとも、まあ、青々と・・・




自然の神秘、木の生命力、その強さを感じます。


<お久しぶりです、オオモノさん>

今暫くさかのぼり、こんなポイントから・・・


川の左右、どちらかに存在する深場、そこを浅場から攻めます。
小さな川の中の段差・落ち込み、その前の受けから。


ここ石徹白川は日本海側。
赤い朱点の見られない、小さなヤマメさんです。


大岩の裏側。
少し流れの緩んだ深めのポイント・・・臭います、必ず何か居る!

ミミズをエサに振り込み、流すこと2回目。
まま風がありアタリが上手く読めません・・・
先ほどから目印が流れない・動いていないような。

何気に竿を上げてみると・・・ありゃ?掛かっています!

いけません、これが結構な引き具合、竿が撓ります!
尺??いや、20cm台後半??

暫しのやりとりの後、徐々に引き寄せます。
目視の段階でも良いサイズ!
こりゃ、久々~!ヒャッホ~!!


・・・いえ、いいんです、ウグイさんと比べれば。。。全然。
折角の山の幸、それに良い引き具合でした。
しっかりと、針を飲まれて・・・


<結構、歩きました・・・>

再び林道に上がり、上流に向け歩き出します。

木陰の向こう側、川の対岸のキャンプ場にはたくさんの家族連れが。
その賑やかな場所をやり過ごし、斯様な広い流れに至りました。

対岸の石垣直下には深め、緩め、静かな流れが。



そこを川虫はオニチョロを使って。

アタリです。
アワせると・・・手応えから、サイズはそこそこでしょうか?
でも、メチャ走ります!川の中、上へ下へ元気良く。


上がってきたのは・・・20cm超のお腹の膨れたイワナさんでした。

延々と続く石垣際の流れ。
上流に向け同じようなイワナさんを期待して、釣り上がるのですが・・・
残念、後が続きません。


こんなテトラポットの残骸が何個か転がる川の中。
よもや、の時は、こんな巨大な構築物も流される・・・石徹白川、侮れません。


<健康維持も目的半分>

時刻は15:30。
帰路の旅路を考えて、ここで退渓、林道へ戻り川添いに下ります。

徒歩でハスラー号へ戻る林道の途中、
青い軽トラの石徹白漁協の巡回さんとすれ違い。

巡回さん 「どうです?釣れましたか?」
小生   「大きなニジマスが釣れたんですが、イマイチ、数が・・・」
巡回さん 「そうですか・・・」
小生   「ところで、軽トラですが、この林道、車の乗り入れはOKですか?」
巡廻さん 「ええ、問題ないですよ。」
小生   「・・・・・」

・・・しかしまあ、のんびり、釣り場で待っている楽しい出来事、
それを考えながら自然の中、ゆるりと林道を歩くことも、またオツなものかと。

・・・今日のような、貧果の退路には堪えますが。





(小生的に)釣果イマイチの石徹白川、でも、綺麗な川です。
だから、来ちゃうんですね。





<データ>
5月27日 
エサ    :ミミズ、川虫
竿      :8.5m  
仕掛    :針 吉村7号、 天井糸 0.6号 3m
        水中糸 0.3号 4.5m 
         錘 1~B1号
釣果    :ニジマス 28cm 1匹
         イワナ   21cm 1匹
         ヤマメ   目測5寸1匹 リリ-ス
気温    :8~15℃  
天候    :曇まま小雨と日差し、風ばっか
表層水温 :10℃


支流の前川ではフライ釣り。